HGUC 020 1/144 ジム

2024年11月製作開始

依頼品のソフビガンダムの頭部改造に触発され、HGUC1/144ジムを製作することに。ジムの見せ場というとジャブローでシャアのズゴックに腹を貫かれるシーン、ソロモン線でビグザムに焼かれるシーン、ザクに蹴られたボールと衝突、破壊されるシーンなどが印象的で、哀愁と諦観に満ちたやられメカの鑑のような仕上がりを目指します。

かえる工房はかつて旧キットのジムⅡを改造してジムⅢを作ったり、MSVのパーツを流用してジムキャノンを作ったりしましたが、実はノーマルジムをきちんと作るのは初めてだったりします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は70点程度。HGUC初期のキットでパーツ数は少なめですが、やたらと複雑でパズルのようになった最近のキットよりこのくらいの構造の方が模型らしくてかえる工房の好みです。

仮組み

パチパチと組み立てて30分ほどで完成。オモチャ的には楽しくて一見カッチョいいですが、よく見るとバンダイのいつもの悪いクセで、上腕と太ももが短く足がデカいことが気になります。

太もも・股関節

問題点

発売前に試作をして問題点をきちんとチェックしていないのか、つま先をハの字に開いてヒザを伸ばすと、モモ関節が後部装甲に干渉してこのようにお辞儀をしてしまいます。

股関節軸移動

キットの関節軸をカットして、位置を下に2mm、前に2mm変更して股関節を新造。モモを延長する手もあったのですが、股関節ロールの干渉も解決できて一石二鳥です。

改造後

左が改造前で右が改造後。つま先を開いてヒザを目一杯伸ばしてもお辞儀をせずにキレイなS字立ちができるようになりました。

腰関節

問題点

腹にポリキャップが入っていて、腰を左右にスイングできます・・・が、それで喜ぶ人が何人いるのでしょうか?どうせなら前後スイングできるようにすればいいのに・・・( ´△`)

ポリキャップ回転

プラ板で軸受けを新造してポリパーツを90°回転。この改造で腹の内部パーツも使えなくなるので0.5mmプラ板で形状を変更します。

足首

足首

HGUCパワードジムほどではありませんが、やはり足がデカい。さらに劇中の作画や設定画を無視して、ガンキャノンのようにつま先が反り上がっていて、スリッパ部分に段差があります。アンクルガードも厚ぼったく足首が太く見えます。

初期HGUC共通の弱点ですが、手首の造形がショボい。(´・_・`)シールドも手に握らせる ほうが好きなのですが、接着しないときちんと保持するのは難しそうだし、ううむ、どうしたものか・・・。

頭部

カメラアイ

カメラアイの裏側からハセガワのミラーフィニッシュを接着。

ランドセル

ランドセル

上面にだけC面を入れ忘れているため、変に角ばってオモチャっぽく見えます。余計なアレンジは熱心にするのに、こういう基本的な部分には平気で手抜きをしています。

シールド

ディスプレイベース

塗装

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