No.59 タミヤ1/10 RCカー ドライバーフィギュア

2023年11月製作開始予定

今回のご依頼は1/10電動ラジコンカーのフィギュア製作です。

依頼者様がガンガン走行する目的での製作ですので。変に凝った塗装やディティールアップは無しで走行中に見栄えがするように基本的な塗装と組み立てのみを行います。

タミヤの電動ラジコンカーは昔、タイレルP34を持っていました。この頃のタミヤはRCカーにもスケールキット並みのリアリティを追求していたのか、プラスチックボディを採用していて、あちこちにぶつけてあっという間にボディがボロボロになってしまいました。(T ^ T)

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は全6点。ラジコン用フィギュアなので、胴体部は上げ底、ハンドルは上部のみ接着と極めてシンプルな構成になっています。

組み立て・下地処理

塗装

No.56 大怪獣総進撃 サンダ対ガイラ

2023年10月製作開始予定

メーカー:WAVE 原型製作:

次の依頼品はWAVEの「大怪獣総進撃」シリーズ「サンダ対ガイラ」です。

「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年)」はゴジラに続く怪獣スターを生み出そうと試行錯誤をしていた時期の作品で、東宝怪獣としては珍しく「人を食う」ことがわりとはっきり描写されています。

モスラやラドンはその後もゴジラシリーズのゲストとしてたびたび登場しますが、版権上の問題かフランケンシュタインの怪獣はいまだに再登場しません。人間の体格に近い着ぐるみは格闘演技がやりやすく、後の「ウルトラマン」を生み出したという説があります。

WAVEの「大怪獣総進撃」シリーズは全高約50mmとごく小さいサイズで、ディティールアップや塗装に凝り出すと大変なことになりますが、お手軽コースでのご依頼なので、無改造でベタ塗り塗装で製作します。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

組み立て

塗装

No.35 ハセガワ 1/35 メカトロウィーゴ ウォーム&クール 東雲研究所ver.

2023年10月製作開始予定

次の依頼品はハセガワの「メカトロウィーゴ」。模型屋に行くとよく見かけるので以前から存在は知っていましたが、個人的にはビームやミサイルがついていないロボットには興味がなかったのですが、一部では根強い人気があるようです。

今回の依頼品はアニメ「日常」とコラボした東雲研究所ver.で、かわいいイラスト入りのパッケージに「はかせ」「なの」「阪本さん」のフィギュアが付属しています。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

メカトロウィーゴ

フィギュア

No.53 アオシマ1/24 Y31 セドリック グランツーリスモSV 後期型

2023年9月製作開始

次の依頼品はかつて日産の高級車に君臨していたセドリックの7代目Y31です。Y31がデビューした80〜90年代にはR32スカイラインやZ32フェアレディZ、シルビアといった名車が発売された日産の黄金時代でした。その後、経営不振に陥りフランスのルノー傘下に入ることになるのですが・・・(−_−;)

アオシマのこのキットは80年代に設計されたモーターライズキットをベースにしているので、エンジンレスで足回りなどは精密感より遊びやすさを優先しています。その後、ディスプレイモデルとして改修し、パーツ追加をして走り屋仕様や暴走族仕様として繰り返し再販されてきたもののようです。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

一見パーツ数が多く見えますが、不要パーツが大量に入っていて、実際に使用するのは半分くらいです。なぜか不要パーツがランナーまるごと付属しているという不思議なパッケージングです。

ホイールの取り付け

昔懐かしの金属ピンをハンマーで打ち込む方式。これは子供の頃によく失敗してパーツを割ってしまったので、ホイールの穴を拡大して接着式に変更します。

仮組み①

シャーシは一枚板でエンジン下面やドライブシャフトなどはモールドで表現されていてます。リアの車軸にモーターライズキットとして販売されていた時の名残が残っています。

仮組み②

コクピットはフロアー、シート×2、ドア内張×2、ダッシュボードの6点からなる一般的な構成。パーツ数は少ないですが、思ったよりデカールや塗り分けが多くて手間がかかりそうです。

仮組み③

仮組み完了。古いキットですが、バリやヒケは思ったほどひどくありませんでした。ボディラインが少し角張っているような気がしますが、今回は無改造で製作します。

ボディ

フェンダーの裏打ち

フロントフェンダーの左右には補助灯がつくのですが、なぜか巣抜けになっています(左)。こんなところに窓があるのはおかしいので、プラ板で裏打ちをしました(右)。

シャーシ・内装

最終組み立て

No.50 1/43 TOYOTA LAND-CRUISER

メーカー:MINI-RACING

2023年9月製作開始

パリ・ダカシリーズ6作目。以前作ったものと同じMINI-RACINGのランドクルーザー40系の別バージョンですが、今回はジャンクキットの不足パーツを補って仕上げるという依頼です。

製作記録

キットレビュー

タイヤ、不明パーツ

明らかに別のキットのパーツで、タイヤとホイールはなんとか流用できそうですが、大問題はエキゾーストパイプとウィンドウが欠品していることです。

小物パーツ

やはり、他のキットのパーツがたくさん混じっていますが、ランクル用のパーツは一応そろっていました。

離型剤の脱脂

アセトンに漬け込む方法もありますが漬けすぎるとパーツが割れることがあるので、いつもの通り、中性洗剤入りのお湯で煮沸。ついでに変形したパーツの修正も行います。

組み立て

シャーシの組み立て

シャーシはかなり成形不良が目立つので、バリ取り、気泡埋めをしてからトランスミッションと車軸を接着。

ホイールの加工

ホワイトメタル製のホイールは厚みが足りないので、裏側にプラパイプを接着して車軸がしっかり固定できるように加工しました。

足回りのチェック

ボディに組み込んでタイヤがきちんと接地するかを確認。タイヤ径が小さくてタイヤハウスがスカスカですが、レース中のトラブルで間に合わせのタイヤに交換したという設定ならなんとか・・・(−_−;)

主要パーツの仮組み

バンパーガード、ロールバーなどをつけた状態。ラジエータガードはやけに背が高くて面白い形状をしています。

ウィンドウの自作

今回1番の問題点、ウィンドウはハセガワのミラーフィニッシュの外箱を切り抜いて作製。リアウィンドウはコーナーにカーブがあるので、ドライヤーで熱してクセをつけました。

表面処理

表面のバリや気泡をきれいに落としてプライマーサーフェイサーで下地塗装。

塗装

カーモデルのクリアーコート

レーシングカーなど大きいデカールをはったモデルのクリアーコートにずっと悩んでいました。時間をかけてデカールをしっかり乾燥させたり、砂吹き塗装を試したり、いろいろやってみましたが、デカールが浮いてきたり、ブツブツができたりすることを完全に防ぐことはできませんでした。結局デカールの傷んだ部分をタッチアップしたり、ヒドイ時は完全に塗装をやり直ししなければなりませんでした。

Mr.カラー GX100スーパークリアーⅢ

クレオスの通常のクリアーよりツヤがキレイで長年愛用してきましたが、デカールが溶けやすいので、今では主にデカールを使わないフィギュアなどで使用しています。

フィニッシャーズ オートクリアー

「デカールに優しい」ということで、カーモデル専門メーカー、フィニッシャーズのオートクリアーを試してみました。写真はオートクリアーと専用のピュアシンナーがセットになったものです。

説明書

通常はクリアー1:シンナー2.7で、厚塗りの場合はクリアー1:シンナー0.5〜1で希釈し、重ね塗装は3〜5回程度。簡単なコピー説明書ですが、ずいぶん親切に説明してくれます。

ウィリアムズFW16

FW16にオートクリアーを使用。今まで散々苦労したのがウソのように一発でキレイな光沢がでました。気のせいかもしれませんが、ホコリもつきにくくなったようです。

まとめ

結論としては「カーモデルのクリアーコートにはオートクリアーしかない!」です。デカールに優しいだけでなくツヤもきれいだし、気のせいかもしれませんがホコリもつきにくいようです。欠点としては①少し値段が高い②乾燥に時間がかかる③匂いがきついこと。おそらく専用のピュアシンナーに大量のリターダーが入っているのでしょう。

かえる工房の尊敬するモデラーさんの言葉に「腕は3割程度で、道具が7割」というのがあります。昔は「道具なんかに金をかけるよりも腕を磨くことじゃね?」と思い込んでいました。しかし、道具や塗料を変えることで何度やってもうまくいかなかった作業があっさりできるようになってからは、キットを購入する費用を塗料や道具に回すようになりました。

No.49 フジミ 1/20 ウィリアムズ FW16(1994年ブラジルGP)

2023年9月完成

F1シリーズ第7弾は依頼品のウィリアムズ FW16です。実は90年代以降のF1マシンを製作するのは初体験だったりします。(^_^;)

当時のF1はアクティブサスペンション、ABS、トラクションコントロールといったハイテク全盛時代でしたが、突然のレギュレーション変更でハイテク装備を失ったFW16は苦戦し、サンマリノGPでアイルトン・セナが事故死するという悲劇に遭いながらもコンストラクターズタイトルを獲得したマシンです。

今回の依頼を受けて真っ先に心配したのがフジミ製であること。以前、BT46Bを製作した時に痛感しましたが、フジミのキットは意味不明の問題点が多くてなかなかの難物です。「技術力が低い」というより時間がなくて仕事が雑という印象です。ガレージキットだと思えばこんなものかと納得するのですが、フジミは一応伝統のある模型メーカーなんですよね・・・?

このキットの問題点は①リヤウィングが前傾してしまう②コクピットパーツがはさみこみ方式で塗装が面倒③接着面がせまくて強度的に不安なパーツが目立つ④パーツのすり合わせがキツキツで調整が必要⑤意味なくパーツがアンダーゲート化されている。⑥説明書が分かりにくくミスも多い。などです。

BT46Bに比べて評価できる点は①無意味なメッキパーツがない(ただし、初版キットではやはりメッキされていたようです)②パーツの色分けが常識的、など、余計な工夫をやめたことです。

考証面では①リアのブーメラン形ロワウィングの枚数が違う。②ブラジルGPのヒル車のゼッケンは角ばったヒシ型の「0」だが、そのデカールがない。③サイドミラーがブルーなのはサンマリノGPだけなのに全てブルーの指定になっている。この他にボーテックスジェネレーターの表裏が逆に指定されていましたが、これも再販時に修正されたようです。

ほとんどが技術的に難しいというものではなく、ユーザーのことを考えてキチンとチェックすれば改善できると思うのですが・・・。こういうツメの甘さにメーカーの体質が現れるのでしょうか・・・(´・ω・`)

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

ブラジルGP、パシフィックGP、サンマリノGPが選べるコンパチキットで、3種類のリアウィングパーツが付属しています。パーツは少なめで精密感についてはイマイチかな?

デカール①

通常デカール、タイヤデカールと塗り分け用のマスキングシートが付属。見たところ印刷はキレイでなかなか良さそうです。ブラバムBT46Bではカチカチで曲面にまったく馴染まないデカールに泣かされましたが、さて今回はどうでしょうか・・・?

デカール②

例によって「ロスマンズ」のタバコデカールはキットに付属しないので、サードパーティーのものを使用します。依頼者様からはMSN製とミュージアムコレクション製のものが送られてきました。

仮組み

主要パーツを仮組み。細長いノーズ、複雑な形状のウィング、フラットボトムと90年代F1らしいスタイルです。

ボディ・カウルの製作

シートの後ハメ加工①

メーターパネルやシートはボディに挟み込む方式になっていますが、どう考えても後ハメのほうが作業がラクなので写真上の取り付けダボをリューターで削り落として写真下のように加工。

シートの後ハメ加工②

このようにボデイの下からメーターパネルとシートが後ハメ可能になります。こんな単純なことがなぜメーカーにできないのでしょうか?

給油口の選択

ブラジルGPでは給油口は左ですが、パシフィックGP以降から右になっているため左右のパーツを入れ替えて使用します。実車では給油口のない側はツライチになっているようなので、パテ埋めをして接着線を消しました。

オンボードカメラ①

ブラジルGPでは右側で、それ以降は左側。普通はパーツ裏側に凹モールドを入れて、それをユーザーが自分で穴あけをするものですが、このキットではモールドも接着ダボも無し。実に手抜き仕様です。

オンボードカメラ②

ただ接着しただけでは強度不足なので、塗装図を参考に取り付け位置を決めて0.5mm真鍮線で軸打ち。

フロント周りの組み立て

ノーズは下面だけをボディに接着するようになっていますが、接着面がせまくて強度的に不安なので、サスアームを仮組みして位置決めをしてから瞬間接着剤でガッチリ固定しました。

リアロワウイング①

リアのロワウイングはサンマリノGPではIA2部品を、ブラジルGPではIB2部品を使うよう指示されています。しかしいくら探してもIB2部品が見つからないので、欠品かと思ってメーカーに問い合わせたら、なんのことはないただの表記ミスでした( ´△`)

リアロワウイング②

ブーメラン型ロワウイングは2枚重ねになっていますが、手持ちの資料では1枚が正解のようです。しかし、依頼者様のご希望で2枚重ねにしました。こっちの方がカッチョいいし強度も出るので考証にこだわらないならそういう選択もアリでしょう。

リアウイング

キットの指示通りに組み立てるとこのように前傾してしまうので、取り付けステー部を削って垂直になるよう調整しました。これまたえらくお粗末な設計です。( ´△`)

カウル後部パーツ

カウル後部のパーツは接着式。今時のプラモデルなら一体成形が当たり前だと思うのですが・・・。結局、組み立て中に2回、塗装中に1回折ってしまってその度に作業のやり直しです。「お前がヘタクソなだけだ!」と言われればその通りですが・・・(´・_・`)

ボディ塗装①

ボディ全体をフィニッシャーズのファンデーションホワイトで塗装してから、マスキング。

ボディ塗装②

青部分の塗装完了。ネットで検索するとフィニッシャーズの「ブライトブルー」を使っている人もいますが、実車写真と比べると暗すぎるように思えたので、「ピュアブルー」を使用しました。

デカールはり①

基本的なデカールはキット付属のものを使用。タバコデカールはミュージアムコレクションのものにほうが色合いはよかったのですが、サイズが大きすぎるので、結局、MSMのものを使用しました。

デカールはり②

インダクションポッドのラインのデカールは長さが足りないので、レッドとゴールドの部分を塗装でタッチアップします。

デカールはり③

デカールはり完了!だいぶ完成状態に近づいてきてテンションが上がります。黒部分は本来カーボン地なのですが、今回はセミグロスブラックで塗装しました。

シャーシ・足回りの製作

ディスプレイベース

シャーシにナットを接着して、3mmビスでディスプレイベースに固定できるように加工。

エンジン組み立て

FW16の特徴、ドライブシャフトを内蔵したアッパーアームの形状がよくわかります。今回はプロポーションモデルとして製作するので、セミグロスブラックで全体を塗装して見える部分だけ細部塗装をします。

ホイール・タイヤ①

ホイールのイエローラインはデカールで再現するようになっていますが、どうしてもシワが入ってきれいに貼るのはほぼ不可能なので、塗装で対応することにしました。

ホイール・タイヤ

ライン部をイエローで塗装してマスキング。全体をセミグロスブラックで塗装しました。はみ出しをタッチアップして完成。デカールをはるよりずっと簡単にできました。

ホイール・タイヤ

デカールをはって完成。タイヤデカールは光沢が強くて浮いて見えるので、セミグロスクリアーを吹いてツヤを抑えました。

最終組み立て

エンジン・足回りの組み立て

カウルを1500〜3000番のヤスリで研ぎ出し、コンパウンドで磨いて光沢出し。コクピットカウルにフロントサスを組み込んでシャーシと合体。

カウル・ウィングの組み立て

前後ホイールとウィング、カウルを取り付け。今回はプロポーションモデルとしての製作なので、カウルも接着しました。タイヤの接地性は良好で特に調整の必要はありませんでした。

完成!

ミラーやアンテナなどを接着して完成!今回はタミヤの「ディスプレイケースC」に固定しましたが、ビス止めですので、自由に脱着できます。

1/43 TOYOTA BJ75 Maison du Café Paris Dakar 1988

メーカー:GAFFE

2023年7月完成(No.45)

ランクルシリーズ第5弾はBJ75です。「BJ75」というのはの70系モデルにB型ディーゼルエンジンを積んだロングホイールベースヴァージョンということで、「Maison du Café」というのはフランスのコーヒー屋さんでこの車のメインスポンサーのようです。

前回作ったLJ73 YAMATOと比較。同じ70系ですが、メーカーが違うせいかかなり印象が異なります。GAFFEのキットはDan’s modelやMINI-RACINGに比べるとモールドが細かくて精密感がありますが、カチカチで割れやすいレジンがどうにも馴染めません。(−_−;)

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

デカールは比較的状態がいいですが、組み立て説明書は完成写真のみで、組み立てかたは自分で考えなければなりません。

小パーツ一覧

主要パーツは揃っているようですが、組み立て説明がないので、どこに使うかよく分からないパーツもあります。

欠品パーツ

完成写真と照らし合わせると灯火類など細かいパーツが欠品していることが判明。中古のジャンクキットなのか?もともとこういう仕様なのか?

組み立て

フロントサスの破損

気をつけていたはずなのに早速破損が・・・(−_−;)。ボディとシャーシのすり合わせをしている時に力を入れすぎたのか、フロントサスがポッキリイってしまいました!(◎_◎;)。

シャーシの組み立て

折れてしまったサスを瞬着で補修してからシャーシの組み立て。エンジン、ドライブシャフトなどを接着します。タイプは違いますが以前作ったFJ60とほぼよく似たパーツ構成です。

コクピットの組み立て

ダッシュボードやシートはおそらくFJ60と共用パーツ。コクピットウ後部にメタル製のロールバーがつきます。

仮組み完了

主要パーツの仮組み完了。パーツの精度が低いので、四輪がきちんと接地するように何度も調整しました。

フロントウィンカーの自作

フロントウィンカーのパーツが欠品していたので、プラ板で作製しました。

ルーフのランプ自作

ルーフ右前につくランプも欠品していたので、ジャンクパーツから似た形のもを加工して接着。

リアバンパー

リアバンパーはなぜか2種類付属していましたが、依頼者様のご希望で下のロールバー風のものを使用。ボディとのスキマが広すぎるのでステーの部分を少しカットします。

塗装

表面処理

ボディ表面の荒れを磨いてプライマーサーフェイサーで下地塗装。

本塗装

完成写真ではダークブルーのようにも見えますが、依頼者様のご希望でブラックで塗装しました。

デカールはり

ボディ後部にはコーヒーを飲むお姉さんのイラストがデカデカと描かれます。デカールの質は比較的しっかりしていてスムーズにいきました。

シャーシ完成

内装はセミグロスブラックで、シートベルトはレッドで塗装。コクピットのロールバーは、完成するとほぼ見えなくなります・・・(⌒-⌒; )

フロントグリル

フロントグリルはセミグロスブラックで塗装。「TOYOTA」マークが入っていないと思ったのですが、デカールが付属していました。

フロントバンパー

例によってナンバープレート?のパーツが付属しないので、0.5mmプラ板を切り出して作製。ロールバー、フォグライトを接着してから塗装、デカールはり。

大怪獣総進撃 ゴジラと息子

2023年8月完成(No.46)

メーカー:WAVE 原型製作:酒井智文

仮面ライダーの怪人に続いて、今度は手のひらサイズ(全高約50mm)のホワイトメタル製の怪獣フィギュアです。「大怪獣総進撃 ゴジラと息子」はゴジラシリーズ第8作「怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年)」をモチーフとしたゴジラとミニラのキットです。

ドライブラシやウォッシングでグラデーションをつけた方が立体感が出るのですが、今回はお手軽コースでのご依頼でしたので、ベタ塗りで完成としました。

ゴジラ

ミニラ

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は7点+デェスプレイベース。ごく小さいキットですが全てホワイトメタル製なのでずっしりと重いです。

組み立て

軸打ち

中性洗剤で煮沸してから、真鍮ブラシで表面を磨いて離型剤落とし。尻尾は1.0mm、両手は0.5mmの真鍮線で軸打ち。

仮組み完了

説明書の完成写真はミニラがゴジラの尻尾にのって遊んでいる様子が再現されていますが、依頼者様のご希望で別々に立たせることにしました。

塗装

下地処理

バリ取りや接着線の処理をしてプライマーサーフェイサーで下地塗装をしました。

基本塗装

ゴジラはジャーマングレイ、ミニラは軍艦色(1)で基本塗装。光の関係で明るく写っていますが、実際にはもっと暗い色です。

ベースの塗装

ベースはサンディブラウン+ブラウンで塗装。

細部塗装

目、背びれ、ツメなど細部を筆塗りで塗装。

No.44 タミヤ 1/12 スズキ GSX1300R 隼

2023年9月完成

久々のオートバイモデルの依頼製作は20世紀末に登場したアルティメットスポーツ、「GSX1300R 隼」です。当時、二輪の最高速競争は300 km/h時代に入っており、ライバルのホンダの「CBR1100XX」やカワサキの「ZZR1100」などを抑えて世界最高速を達成したマシンです。最近のバイクについては詳しくないのですが、この後、最高速競争に歯止めをかけようという機運が高まったこともありおそらくこのマシンが今でも世界最高速なのではないかと思います。

水冷DOHC4バルブ直列4気筒  最高出力 175馬力

乾燥重量 215 kg  1999年発売

隼はかえる工房のかつての愛車「GSX1100S」に比べるとはるかにパワフルで軽量です。残念ながら隼に乗る機会には恵まれませんでしたが、「GSX-R750」に試乗した時は、タンクの幅の広さや無理のないランディングポジションに驚き、実際に走らせてみて素直なエンジンレスポンスやハンドリングの軽さに感心させられました。30年近くの時代差があるので当然ですが、同じスズキの二輪でも「GSX1100S」とは全く違う乗り物でした。最高速アタックにチャレンジする機会はありませんでしたが、素人でも200km/hオーバーくらいならたやすいのではないかと感じました。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約110点。タミヤらしく効果的にパーツを一体化してパーツ数を抑えています。昔のキットと比べると各部に極小の金属ビスが多用されていて、組み立てやすさと強度アップを図っています。

デカール

キットは2002年型がデフォルトですが、デカールは1999、2000、2001年型に対応できるように数種用意されています。今回は99年仕様のメタリックサターンブラック×メタリックライトチャコールでのご依頼です。

マスキングシート

カウルの塗り分け用のマスキングシートが付属。隼は三次曲面の塗り分けがあるのでこれは嬉しいボーナスです。

仮組み

主要パーツの仮組み完了。無塗装だとまるで仮面ライダーの新サイクロン号のように見えます。センタースタンドがないので、ディスプレイ用のクリアーパーツが付属します。

外装パーツの製作

パーツの接着

接着剤をたっぷりつけてフロントフェンダー、リヤカウルを接着。念のため黒い接着剤で裏打ちをして補強。

カウル固定用のネジ

カウル固定用のネジはモールドで再現されていますが、研ぎ出し塗装を行う関係から事前に削り取って塗装後に虫ピンの頭を接着することにしました。

塗装テスト①

カウルはメタリックサターンブラック×メタリックライトチャコールの塗装とのご依頼なので、クレオスの GX201メタルブラックとGX213 ホワイトシルバーで塗装テストをしてみましたが、どうも明るすぎるようです。

塗装テスト②

GX201メタルブラックにブラックを加え、GX213 ホワイトシルバーにメタルブラックを加えて色合いを暗く調整。依頼者様のOKがいただけましたので、これで本塗装を行います。

塗装①

メタリック色の発色を良くするために下地にブラックを塗装。

マスキング

メタリックグレーを塗装してからマスキング。99年〜00年型とそれ以降では微妙にパターンが違うので要注意!曲面が多くキット付属のマスキングシートだけでは完全にカバーできないので、マスキングゾルを併用。

塗装②

メタリックブラックを吹いて塗装完了!曲線が多くて塗り分けが難しかったですが、まあまあうまく行きました。

デカールはり

「SUZUKI」「隼」などのデカールを貼り付け。ここからクリアーコート→研ぎ出しを何度か繰り返してツヤを出していきます。

エンジン・フレームの製作

エンジン完成

エンジン、キャブレター等をシルバー、ブラックで塗装して組み立て。細部のの塗装が説明書では省略されているので、実車写真を参考にエナメル塗料で筆塗りしました。

エンジン搭載

いかにも剛性の高そうな角形アルミ製のツインスパーフレームにエンジンを搭載。昔のキットと違って極小ビスが使われているので仮組みがしやすくなっています。

足まわりの製作

リア周り完成

ホイール、リアサス、ブレーキ、チェーンなどを塗装してメッキパーツのスイングアームに組み込み。

フロント周り完成

Fフォークやブレーキ周りをアルミシルバー、チタンシルバー、チタンゴールド、ブラックなどで塗り分け。インナーチューブにはメッキシールを貼り込みました。

マフラーの製作

マフラーの完成

エキゾーストパイプはフラットブラック、サイレンサー部はアルミシルバーで塗装。接続部分のメッキパーツはそのまま使用しましたが、設計が絶妙なのか接着線はほとんど気になりません。

フロントカウルの修正

フロントカウルの塗装

ショック!ここまできて塗装ミスが発覚。99年型のフロントカウルは中央部もメタリックブラックでした!・・・( ´△`)

フロントカウルのすり合わせ①

塗装をやり直すついでにカウルのフィッティングを見直し。フロントカウルのステー部を削って、取り付けユルくして接着時に微調整が

フロントカウルのすり合わせ②

カウルがぴったり合いました。サイドカウルはネジ止めですが、締め込み方を調整してフロントカウルとぴったり合う位置を探します。

再塗装

99年型の資料をよく見て、改めて塗装。こんどこそ間違いないので、デカールをはってクリアコートをします。

完成!

クリア層を研ぎ出してコンパウンドで磨いてツヤ出し。せっかく塗装したカウルや透明パーツを痛めないようにスクリーンや灯火類の接着にはエポキシ接着剤を使用します。