No.102 PLAMAX レイズナー & ザカール

2025年製作予定

「バイファム」に続いて同じPLAMAXシリーズの「レイズナー & ザカール」セットのご依頼が入りました。

レイズナーのシリーズは初期製品のためか手足に大きな肉抜き穴があります。

SPT-LZ-00X レイズナー

SPT-ZK-53U ザカール

 

製作記録

レイズナー

パーツ一覧

ザカール

パーツ一覧

仕上げ

No.101 POP RACE 1/64 アストンマーチンDBX 707

2025年製作予定

次はアストンマーチンDBXのミニカーリペイントです。ミニカーの主なスケールは1/43か1/18ですが、今回のご依頼品は1/64です。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

パーツ分解

パーツ分解

塗装剥離

塗装

最終組み立て

ハセガワ 1/12 白鳥のジュン

2025年製作予定

メーカー:ハセガワ 原型製作:あらけん氏

発売予定が少し遅れましたが、「白鳥のジュン」が到着!

『科学忍者隊ガッチャマン』はアカ抜けたデザイン、SF設定、シリアスな展開は当時のアニメとしては画期的なもので、1974年から1974年にかけて全105話が放送されました。映画評論家町山智浩氏の話によると、当時のアメリカ人の男の子は日本から輸入されたこの作品を見てジュンのパンチラキックに非常にショックを受けたそうです。

白鳥のジュンのフィギュアもいつか作ってみたかったのですが、造形的にクセが強いものやプレミア価格がとんでもないものしかなく、ハセガワさんが手軽な価格でリリースしてくれたのを見つけて迷わず予約してしまいました。

 

 

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は全16点。小さいながらもディスプレイベースが付属しています。

バイザー

バイザー部は透明レジンで再現されている・・・のはいいのですが、表面が曇っていいてこのままでは顔がはっきり見えなくなります。

デカール

瞳デカールは左視線、正面、右視線の3種類がそれぞれ2セット付属。さらにバードスーツのエンブレムもデカールで再現されています。

組み立て説明書

アニスと同様親切な説明書で細かいパーツの塗装指示もきちんと書いてあります。

組み立て

離型剤落とし

いつものように中性洗剤を混ぜたお湯で20分ほど煮沸。お湯が冷めたら奥まった部分を歯ブラシで磨きました。

軸打ち

ゲート切り跡やバリを大まかに整えて1mm〜1.5mm真鍮線で軸打ち。マントをどうするか悩みましたが、中央線でがっちり接着して塗装後に首から通すことにしました。接着時にパーツが多少開くようにエリの部分は接着しません。

塗装

PROFIX AIR-SYSTEMS エアブラシ用エアータンク T-25

2025年7月購入

エアテックスのコンプレッサーAPC-001R2を3年にわたって使い続けてきて、概ね満足していましたが、最近、エアブラシから出る空気量の微妙な変化が気になってきました。これは故障というわけではなく、コンプレッサーのもともとの性質のようです。そこで、いろいろ調べた結果、外付けのエアータンクを組み合わせてみることにしました。タンクを介したエアを使用するためコンプレッサーの脈動の影響を受けずに安定した塗装ができるというわけです。

安定したエアーの供給

コンプレッサーの脈動がなくなり、明らかにエアーが安定しました。気にならない人には不要ですが、かえる工房的にはかなりアタリでした。特に細かく繊細な塗装をする時に効果を発揮します。

②コンプレッサーの保護

タンク内にエアを溜めて作業をするのでコンプレッサーの自動ON・OFFスイッチの切り替え回数が少なくなり負担が減るというわけです。この自動スイッチが故障しやすいという声もよく聞きますが、幸いかえる工房はまだ経験がありません。

水抜き効果

かえる工房では半屋外で塗装作業をするので、湿気対策が大問題です。コンプレッサー本体の他にエアブラシのグリップにも水抜きをつけて、必ず作業前に水抜きをしているのですが、その時に溜まっている水の量が明らかに少なくなりました。逆にタンク内に水が溜まってサビる可能性があるので要注意です。

④その他

特殊な使用法として電源のない場所で作業したい場合、コンプレッサーを外してエアータンクのみで作業ができる、ということもあります。

コンプレッサーAPC-001R2より一回り大きいサイズですが、中身は空気だけなのでかなり軽量です。

サイズ:255✕140✕197mm 重量:約1545g           タンク容量:2.5L 最高使用圧力:1.0MPa 動作設定圧力:0.7MPa   価格:¥8,250

下のノズルからコンプレッサーの空気を取り込み、上のノズルからエアブラシに空気を送り込みます。空状態から満タンに充填するまでは1分30秒ほどとコンプレッサー直付けに比べると少し時間がかかります。

コンプレッサーとエアブラシは全開状態にしておき、タンクのレギュレーターで圧力を調整します。下の圧力計は過剰供給になっていないかを確認するためのものですが、最高使用圧力が1.0MPaもあるので一般的な模型用コンプレッサーを使用する分にはあまり気にする必要はないでしょう。

タンクの下にドレンボルトがあります。作業が終了するたびにここからエアを抜かないと水がたまってサビの原因になります。出荷状態では非常に硬くてプライヤーを使いましたが、その後は指で普通に開け閉めができます。

コンプレッサーと接続するとこんな感じになります。欠点としては置き場所を取ることです。最初から2段重ねでセットになっているものもあるので、次に買い替える時にはそっちのタイプを選んだ方がよさそうです。

No.98 ウェーブ 1/24 スコープドッグ

2025年製作予定

久しぶりにロボットものの製作依頼。1/24スコープドッグはタカラの旧キットが超名作で、発売先をウェーブに移してからも長年愛されてきましたが、2023年になってついに完全新規のスコープドッグが発売されました。

タカラ旧キットのゴツいプロポーションもたまらないのですが、WAVEの新キットはそれよりスマートでありながらやりすぎない絶妙のポイントをおさえています。一年ほど前にWAVEの1/35キットを作りましたが、1/24キットは1/35をスケールアップするだけでなくアームパンチ可動、メンテハッチ開閉、ターンピック可動とプラモデルとして最上級を狙ったキットです。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

本体

パイロットフィギュア

ハセガワ 1/12 アニス・ファーム

2025年6月完成

メーカー:ハセガワ 原型製作:つるぎ だん

アニス・ファーム3作目。

「超音戦士ボーグマン」は30年以上前の作品ですが、当時のアニメファンの心によほど深く食い込んでいるのか、21世紀になってからも新製品が次々と発売されています・・・まあ、アニスのフィギュアだけですが・・・😅😅😅

昔のハセガワは飛行機専門メーカーのイメージでしたが、やはりそれだけでは苦しいのか、80年代にはカーモデルにも手を広げ、最近では特撮やアニメメカ、美少女フィギュアなども数多く発売しています。かえる工房も次に発売予定の「白鳥のジュン」を予約していたりします。😆😆😆

 

 

製作記録

キットレビュー

レジンパーツ

左右の脚がつながっているのが少し気になりますが、レジンフィギュアとしては標準的なクオリティで特に苦労するところはなさそうです。

瞳デカール

1/12サイズでアイペイントはきついな〜・・・と思っていましたが、ちゃんとデカールが付属していました、最近のメーカーもののフィギュアでは瞳デカール付属が一般的になっているようです。

組み立て説明書

組み立て方や塗装指示が細かく指示されています。ガレージキットでは「完成写真を参考に自由に塗装してください」というものがよくありますが、この辺はメーカーもののプライドを感じさせます。

組み立て

軸打ち

1mm真鍮線で軸打ち。小スケールだし破損しやすいパーツもないので、今回は磁石接続は行いません。

ディスプレイベース

キットにはベースが付属しないのでジャンクパーツから適当なものをチョイス。スタンド用の穴が空いていたので丸モールドパーツを接着。

仮組み

ごく普通の立ちポーズで極端なアレンジもなく面白みはありませんが、万人に受け入れられる無難な造形です。

表面処理

捨てサフを吹いて240番〜600番のヤスリで磨いて表面処理。バリや段差もわずかで特に苦労するところはありません。

塗装

塗装①

肌はガイアフレッシュ、上着は蛍光ピンク+ホワイトで塗装。髪はオレンジ、ブーツはブラウンで下地塗装をしました。

瞳デカール

瞳デカールは左目線のものを使用。筆塗りアイペイントだと全体作業の半分近く時間がかかるのにあっという間に完成です。

塗装②

髪はオレンジの下地にエナメル塗料でスミ入れをしてから、オレンジ+クレオス131赤褐色+クリアーで色慣らし。

塗装③

ブーツはブラウンで下地塗装をしてからエナメル塗料でスミ入れをして、クレオス131赤褐色+クリアーで色慣らし。

塗装④

手袋とソックスはノーツフレッシュの下地にエナメル塗料のクリアーオレンジでシャドーを入れて、雲母堂本舗CCパール(イエロー)+クリアーで本塗装しました。

塗装⑤

スカート、ジャケットは一体成形で塗装が少しメンドー。きれいにマスキングするのは無理だと判断して筆塗りに変更しました。

完成

上着はセミグロス、手袋、ソックス、スカートは光沢でクリアーコート。イヤリング、ブローチ、ベルトなど細部を塗装して完成です。

GLITTER&GLAMOURS スーパーセーラーサターン(改造・リペイント)

2025年製作予定

メーカー:バンダイ 原型製作:?

「劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal」公開に合わせて発売されたプライズフィギュアですが、どうにもデキが微妙なので、小改造をした上でリペイントすることにしました。

 

 

 

製作記録

レビュー

サイズ

リューノスのセーラーサターンと比較。12歳と8歳の年齢差を考慮すると、ほぼ同スケールの1/7〜1/6程度と見てよさそうです。

ディスプレイベース

開封してショックだったのがこの台座。ガシャポンフィギュアでは一般的ですが、このサイズのものでは見たことがありません。「セーラームーン」という人気コンテンツだから手抜き仕様でも売れるという計算なのでしょうか?

肩のクリアパーツ

スーパーセーラーサターンの肩はクリアーパーツなのですが、塗装で誤魔化されています。価格的に仕方ないことかもしれませんが、いかにもこだわりがないことを感じます。

サイレンスグレイブ

いちばんの問題点はサイレンスグレイブがないこと。ウラヌスやネプチューンならともかく、サターンとプルートが武器を持っていいないなどあり得ないと思うのですが、いったいどういう狙いでこんな仕様にしたのでしょうか?

分解

改造

塗装

No.96 んどぱら屋 1/1200 ラーディッシュ

2025年製作予定

次の依頼品は『機動戦士Zガンダム』に登場するラーディッシュです。ラーディッシュはアイリッシュ級宇宙戦艦・2番艦(3番艦?)で、アーガマの特殊な機能を廃してコストを下げながらも攻撃力を高めたものです。艦長はヘンケン・ベッケナーで、エマ・シーンのガンダムMk-IIを救うために艦を盾にしてヤザン・ゲーブルのハンブラビに撃沈されました。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

 

 

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約70点。

組み立て

塗装

ディスプレイベース

細部塗装、スミ入れをしてから、仕上げにフラットクリアーを吹いて完成!

No.95 TRAJECTOIRE 1/43 フェラーリ512F

2025年7月製作開始

次のご依頼品は1/43のレジンキット、フェラーリ製プロトタイプレーシングカーの512Fです。1970年にフェラーリ512 Sは70年のル・マンやデイトナに出場しましたが、ライバルのポルシェ917にはかなわず、翌年には改良型の512Mを発表しました。この512Mがスイスのプライベートチーム、スクーデリア・フィリピネッティの手で独自にモディファイされたのがこの512Fだということです。512Sは知っていましたが、512Fの存在は今回のご依頼を受けるまで全く知りませんでした。

TRAJECTOIREはフランスのガレージキットメーカーのようです。フランス製キットはマニアックな車種を発売していて魅力的なのですが、クセが強くてタメオのキットなどと比べると10倍くらい大変なものが多くて悪い予感がします・・・😅😅😅

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ構成は1/43ガレージキットとしては一般的なものですが、嫌な予感がするのは着色済みのボディとデカール。ライトユーザーに向けた仕様ですが、以前ランドクルーザーで酷い目にあった記憶が・・・。

仮組み

塗装

最終組み立て

No.94 アオシマ 1/24 ジャンクション・15マジェスタ

2025年6月製作開始

次のご依頼品はアオシマの「1/24 スーパービップカー シリーズ」のマジェスタです。2代目 S150型のマジェスタにローダウンパーツ、ホイール、エアロパーツなどを追加したものです。

アオシマは箱変えやパーツ追加をして繰り返し再販するため、キットの素性が調べにくいのですが、おそらく2代目クラウンマジェスタ(S150)がデビューした90年代の製品のようで、以前依頼品として作ったセドリックより若干現代的な構成になっています。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約100点とエンジンレスのカーモデルとしては標準的なものです。古いキットなので、成形の荒れや歪みがけっこう目立ちます。

ボディパーツ

追加パーツとして前後フェンダーやサイドパネルが付属します。

ローダウンパーツ

シャコタンにするための専用足回りが付属。上段がノーマルのブレーキディスクで、このキットでは中段の大型ディスクを使用します。

ディスプレイケース

ケースに固定のご依頼ですので、今回はタミヤのディスプレイケースCを使用します。

シャーシ製作

いつもはボディから作業を始めるのですが、パーツの精度や強度に難があるので、まずシャーシを完成させてから、ボディの組み立てをすることにしました。

ベース固定

ディスプレイケースに3mm穴をあけ、シャーシ側の排気管中央にナットを埋め込み。さらに回転防止のためオイルパンに2mm真鍮線を差し込むようにしました。

基本塗装

全体をニュートラルグレイで、エンジンや足回りをフラットブラックで、排気管をシルバーで塗り分け。

マフラー

マフラーはノーマルパーツの後部をカットしてメッキパーツのデュアルタイプに交換します。

足回り組み立て

「鬼キャン仕様」というのでしょうか?後輪はかなり深いキャンバーがつきます。パーツ精度が低く取り付け位置も曖昧なので、四輪がキチンと接地するか確認しながら慎重に接着しました。

コクピット製作

基本塗装

クレオスのサンディイエローで全体を塗装し、マスキングをしてから軍艦色、ジャーマングレーで塗装して基本塗装完了。

細部塗装

ハンドル、ダッシュボードなどの細部を塗装して組み立て。

ボディ製作

リアフェンダー

パーツが歪んでいるのか、右のリアフェンダーがキチンと合わなかったので、テープで固定して強引に接着しました。

サイドパネル

設計がテキトーでボディにピッタリフィッティングしないので、前後のフェンダー部をカット。左が加工済み、右が加工前です。

ボディの歪み

よく見るとボディが微妙に歪んでいて左フェンダーが浮いています。どうしたものかと思っていましたが、シャーシを組み込みとねじれが修正されて気にならない程度になりました。

フェンダーの加工

ローダウンするとタイヤがフェンダーに干渉するので矢印部分を薄く削ります。この辺はちゃんと説明書に指示があるので、ハセガワのキットよりは親切です。

仮組み完了

完成したシャーシとコクピットを組み込んでバランスを確認。シャーシをはめることでボディのネジれは矯正されますが、逆にタイヤの接地が少しガタつきます。

表面処理

捨てサフがわりにファンデーショングレーを吹いて400〜600番のヤスリで表面処理。バリやヒケはそれほどありませんが、全体にモールドが甘いので、一通り掘り直しをしました。

リアスポイラー

エアロパーツは全て接着しましたが、リアスポイラーだけは塗装後に接着することにしました。位置がきちんと決まるようにプラ棒でダボを新造しました。

本塗装①

ボディの腰上をクレオスのGX2ウイノーブラックで塗装。通常のブラックより深みがありツヤも良く出ます。

マスキング

塗料がしっかり乾燥したのを確認して、ボディ腰上をマスキング。

塗装②

腰下はタミヤのLP-19 ガンメタルで塗り分け。マスキングもうまく行きました。

最終組み立て