2024年4月製作開始
バンプレスト一番くじガンダムのソフビフィギュアの頭部のみをジムに改造するという依頼品が入りました。ボディの改造と塗装はお客様が自分でされるので、頭部改造のみのご注文です。
製作記録
レビュー
HGUC1/144ジムとの比較
「ビッグソフビ」の名に違わず全高約35cmで、スケールに換算すると1/50にもなるビッグスケールフィギュアです。
MG1/100ジムとの比較
MGジムver.2を参考に改造します。全体のフォルムはぼ同じですが、細部が大胆に省略されて簡易量産型と一目で分かる秀逸なデザインです。初めて見た時はその分かりやすさにひっくり返ってしまいました。
製作
頭部分解
首はねじ込み式。ドライヤーで温めてアンテナと顔を分解しました。この頭部を芯にしてパテやプラ板でジムに改造します。
ねじ込み部の加工
改造後に熱するとパテがソフビからはがれれてしまうので、赤線部分をカットして温めなくてもスムーズに脱着できるように加工しました。
パテ埋め
とりあえず、アンテナと顔を取り外した部分をパテ埋め。耳の部分の処理をどうするか悩み中。
耳部分切り取り
中空のソフビでは削っても穴が開くだけなので、思い切って全てカットしました。
後頭部パーツ製作①
カットしたパーツの裏にメンソレータムを塗ってからエポキシパテを詰め込みます。
後頭部パーツ製作②
パテが硬化したらソフビのパーツをはがします。これでガンダムの後頭部より一回り小さいパーツができました。
後頭部パーツ製作③
このようにガンダムの後頭部に接着して耳と後頭部の膨らみのないジムヘッドの芯にします。
頭部造形①
パテを盛っては削ってを繰り返して、だいぶジムの顔に近づいてきましたが、頭部の丸みと補助カメラの形状が少し違うので修正が必要です。