2023年5月完成
メーカー:海洋堂 原型製作:木下隆志
「シン・仮面ライダー」公開記念・・・なのかな?海洋堂の1/15ライダー怪人セット(蜂女、蜘蛛男)の依頼製作です。
蜂女
蜘蛛男
製作記録
海洋堂の特撮シリーズはガレージキット黎明期の製品で、かえる工房も昔「快傑ズバット」と「星雲仮面マシンマン」を作ったことがあります。このシリーズは70〜80年代のラインナップが充実していて仮面ライダーシリーズは怪人もキット化されていました。このシリーズの造形はマンガ的なデフォルメはせずに、スーツアクターのモッサリしたプロポーションまでそのまま再現されていてなかなか味わいがあります。
キットレビュー
蜂女
パーツ数は6点。触覚やサーベルなどの細い部分は金属パーツに置き換えた方が良さそうです。写真を撮ってから気がつきましたが、左下のパーツは蜘蛛男のマントの一部でした。(⌒-⌒; )
蜘蛛男
パーツ数は5点。形状は単純ですがマントの蜘蛛の巣状の塗り分けが少し面倒そうです。すごくどうでもいいことですが、蜘蛛男の声優がアニメ「赤毛のアン」のマシュー・カスバートを担当した槐柳二であることを知るとなんか蜘蛛男がいいヒトのように感じます。
パーツ洗浄
レジンパーツに残った離型剤を落とすために中性洗剤で10分ほど煮沸。
ディスプレイベース
長方形に切り出した1mmプラ板を2枚重ねして、フィギュア固定用の真鍮線を埋め込み。
蜂女
サーベルパーツ
レジン製のサーベルパーツは歪んでいるし折れやすいので、0.6mm洋白線に置き換え。
表面処理
捨てサフを吹いて、400〜600番のヤスリで表面処理。
スーツの塗装
スーツ全体をスカイブルーで塗装。腰のあたりをブルーで塗り分け。
スーツの塗装
肩、腰、ヒザののあたりにブルーでグラデーションを入れ、イエロー部分をホワイトで、髪と目の部分はシルバーで下地塗り。
細部塗装
マフラー、腰帯はクリーム色、胸と頭部はイエローと濃紺で塗装。エナメル塗料でチマチマ筆塗りしているので、ここまで来るのにかなり時間がかかってしまいました。
完成
顔のお化粧と目をクリアーグリーンで仕上げて完成!
蜘蛛男
仮組み
腰、両手首、左腕のマントに真鍮線を埋め込んで仮組み。
表面処理
こちらも400〜600番のヤスリで表面処理。塗装の都合を考えて下半身と左腕のマント部分はまだ接着していません。
スーツの塗装
グリーン+ブラックでスーツ全体を塗装。ブーツとマントはミッドナイトブルーで塗装してクリアーブラックでシャドーを入れました。
下地塗装
オレンジの模様部分をホワイトで下地塗り。だいぶ雰囲気が出てきました。
細部塗装
スーツの模様、触覚、目などをオレンジで塗装。マントの蜘蛛の巣模様はタテ線のみ完了。
完成!
マントのヨコ線を入れて、塗装のはみ出しや歪みを修正。セクグロスクリアーでコートして完成。