1/8 結城奈緒 制服ver.

2023年2月製作開始

メーカー:グレインズワークス 原型製作:ぶんめい

久々にフィギュアの依頼品が入りました。ロボットアニメの老舗サンライズ制作の「舞-HiME」に登場する12人のHiMEの一人、結城奈緒ちゃんです。

「舞-HiME」は名前だけは知っていましたが未見だったので、ググって少し調べてからAmazonプライムで無料の第1話のみ視聴。「仮面ライダー龍騎」を美少女キャラに置き換えて、前半はラブコメ、後半はHiME同士のバトルロワイヤルといった内容のようです。依頼品の結城奈緒ちゃんはサブキャラですが、結構人気があるようでフィギュアも複数発売されています。家族の不幸をきっかけに人間不信に陥り、一人美人局をする不良少女という設定で「まどか☆マギカ」でいうと杏子ちゃんポジションにあたるのかな?無料配信のサイトがあればいずれ全話視聴してみようと思います。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は27点。組み立て説明書のほかになぜかカラーパンフが3セット付属しています。同じグレインズワークスのシェリスと同様キレイな成形で、気泡やパーティングラインの段差などはほとんどありません。

表情パーツ

好みに合わせて表情が違う3種類の顔パーツが選択できます。今回はいちばん右を使用します。

腕と指パーツ

ガラケーを持った通常の指と爪のエレメントを発現させた指が選べます。それに合わせて腕も2種類付属。

組み立て

離型剤落とし

中性洗剤を混ぜた熱湯で20分ほど茹でて離型剤落とし。念のため奥まった部分は歯ブラシで磨きます、

髪の組み立て

とりあえず左右の後ろ髪を接着。髪の前後も接着する予定ですが、作業上の効率を考えて、磁石接続にしました。

首部の組み立て

頭部に2mm真鍮線とネオジム磁石を埋め込んで脱着可能に。タートルネックの部分も軸打ちをしましたが、完成時に接着する予定です。

右腕の組み立て

肩に2mm真鍮線とネオジム磁石を埋め込んで脱着可能に。爪と手首には1mm真鍮線を埋め込んでおき完成時に接着します。

左腕の組み立て

右腕と同じように肩に2mm真鍮線とネオジム磁石を、爪と手首には1mm真鍮線を埋め込み。

腕のすり合わせ

依頼者様のご希望で右腕はツメ指用、左腕は通常指用のものを使用。右腕はほとんど同じに見ますが、微妙に形状が違い、左腕に干渉するヒジの部分がえぐられています。

腕のすり合わせ

何度も仮組みをして腕の干渉する部分を少しずつ削ってすり合わせをしました。

腰の組み立て

上半身、スカート、下半身を2mm真鍮線で貫通。3mmネオジム磁石を埋め込んで上半身を脱着可能にしました。

足の組み立て

靴と足は2mm真鍮線を埋め込んで完成時に接着。太ももとパンツも接着する予定ですが、作業の効率を考慮して磁石接続にしました。

仮組み

ヒジのすり合わせに少し手間がかかりましたが、なんとかキレイにおさまりました。

仮塗装

今回は「こだわりコース」のご依頼ですので、いったん仮塗装をして依頼者様にチェックしていただいたうえで修正を加えて本塗装を行います。

エリのV,字ゾーン

早速チョンボを発見。上着のV字部分はエリと同じ色に塗り分けるのを忘れていました・・・(´・ω・`)

手のひらの塗り分けとツメの色

手のひらの肌色部分も塗り忘れ。ツメの色はもう少し赤みを強くするようにとのご希望だったので。本塗装で修正します。

本塗装

塗装の剥離

仮塗装のチェックが終わったのでシンナー風呂にドボン。いつもなら失敗した時の作業でワジワジした気分になりますが、今回は予定通りの工程なのでむしろスガスガしい気分です!d(^_^o)!

捨てサフ吹き

レジンパーツに直接塗装すると簡単にハゲてしまうので、プライマーサーフェイサーで下地塗装をします。

ディスプレイベースの製作

木製デコバージュ

ディスプレイベースはいくつかの候補から依頼者様に選んでもらって、円形の木製デコバージュを使用することになりました。

椅子の組み立て

椅子は上下2パーツ構成。負荷のかかる部分なので2mm真鍮線と1mm真鍮線でガッチリ接着します。

椅子の接続

椅子を固定できるように2mm真鍮線で接続。

下地処理

霧吹きで木製ベースを湿らせて一晩乾燥。ケバダチを240番のヤスリで落として砥の粉で目止め。砥の粉と水を1:1で混ぜたものを表面に塗り付け。ウェスで磨くようにして半乾きになった砥の粉を木目に擦り込みます。

ニス塗り

目止めが完了したベースにハケで水性ニスを塗布。陰干しをして乾燥したらヤスリで研ぎ出し。これを何回か繰り返して色付けとツヤ出しをします。

本塗装

クレオスのパープルをそのまま吹き付け。高級感のある光沢を出すためウレタンクリアーでコーティング。

1/6 セーラーサターン

2022年12月製作開始

メーカー:アミエ・グラン 原型製作:湊川あまは kip

セーラー戦士4作目にしてセーラーサターン2作目。

セーラー戦士の中で1番のお気に入り、セーラーサターンこと土萠ほたるちゃんです。竜人氏のミュージカルver.も素晴らしいキットでしたが、湊川あまは原型のこのキットはサイレンスグレイブを構えたダイナミックなポーズがカッチョいいです。

ヤフオクでもほとんど見かけることがなくなったレアなキットで、押し入れから出して眺めては仕舞い込んでを繰り返していましたが、思い切って製作を決心しました。ところで商品名が「セーラーサターンA」となっているのですが、この「A」ってなんの意味でしょうか?

ギャラリー

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は全部で34点。アクセサリーなど細かいパーツが多いですが、パーツの抜きがきれいなので、スムーズに製作できそうです。

頭部パーツ

髪は5パーツ構成でティアラも別パーツと、凝った構成になっています。髪のモールドに崩れが目立つので、ヤスリで細かく整える必要があります。

サイレンスグレイブ

柄の部分はレジンパーツの代わりにアルミパイプが付属。レジンキットではこのような細長いパーツはたいていゆがんでしまうので、これはナイスな判断です。

接合部

接合部の成形がきれいでピッタリ合います。

組み立て

仮組み

主要パーツを仮組み。アニメキャラではよくあることですが、ものすごくムッチリしたプロポーションで、とても小学6年生には見えません(^◇^;)。

太ももの接続

2mm真鍮線で軸打ちをして、周りの3か所に3mmネオジム磁石を埋め込み。

腰の接続

腰も2mm真鍮線と3mmネオジム磁石を埋め込み。ここまではいつも通り。

4mmネオジム磁石

今回、新兵器として用意した4mm×4mmのネオジム磁石。ハイキューパーツのものは1〜3mmしかないので、サイズの大きいものをAmazonで探して購入。

右肩の接続

右肩は軸打ちをせずに4mmネオジム磁石のみで接続。胴体側の磁石を2mmほど奥に、肩側の磁石は2mmほど飛び出すように埋め込みました。

左肩と左ヒジの接続

左肩と左ヒジも同じように4mmネオジム磁石のみで接続。3mm磁石より磁力が強いのでこれだけでガッチリと固定できます。

エリとリボンの接続

エリとリボンはパーツが薄いので、3mm×2mm厚のネオジム磁石を埋め込みました。

頭部の接続

前と横の髪は1mm真鍮線で軸打ちをして接着。後ろ髪と頭部はネオジム磁石で接続。

チョーカーの星

チョーカーの星は別パーツになっていますが、ゴミと間違えてうっかり捨ててしまったので、プラ板を六芒星に切り出して作り直し。

イヤリング

土星を模したイヤリング(上)はバリがひどくて折れやすいので、0.5mm真鍮線、2.0mmビーズ、プラ板、プラ棒を組み合わせて新造しました(下)。

塗装

サイレンスグレイブ

ディスプレイベース

1/8 セーラーマーズ

2022年12月完成

メーカー:G-PORT 原型製作:竜人

セーラー戦士3作目、G-PORTのキットでは2作目になります。

セーラー戦士の中では不人気とのウワサの火野レイちゃんですが、かえる工房は亜美ちゃんの魅力がイマイチわからず、女王様っぽい(特にハイヒール)レイちゃんのほうが、けっこう好きだったりします(⌒-⌒; )。実写版で北川景子さんが演じていたのも今となると感慨深いです。

  

ギャラリー

スカートはキャストオフ可能

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は11点。G-PORTのセーラームーンシリーズはパーツ分割が少ないのが難点ですが、ほぼ全キャラを網羅していて値段も手頃でデキも悪くありません。

組み立て

仮組み

現在の目で見るとやや頭デッカチですが、昔のアニメのイメージならこんなもんでしょう。竜人氏の原型とあって、腰のひねりと脚 の組み方がなかなか艶かしいです。

軸打ち

前髪とリボンは1.0mm、ヒジは1.5mm、首は2.0mm真鍮線で軸打ち。

磁石接続

今回の磁石接続は腰だけ。スカートの脱着ができるように2mm真鍮線と3mmネオジム磁石で接続。

表面処理

捨てサフを吹いて400〜600番のヤスリで表面処理。

塗装

肌塗装①

今回は擬似サフレス塗装。ガイアノーツフレッシュホワイトで下地を作って、サフレスフレッシュピンクでシャドーを入れました。

肌塗装②

サフレスフレッシュピンク+オレンジを薄めて全体に吹き付けて色を慣らします。

白部分の塗装

レオタードや手袋などの白部分を塗装。下地にファンデーションホワイトを塗装してからXC08ムーンストーンパールでコートしました。

赤部分の塗装

スカートなどの赤部分を塗装。下地にシルバーを塗装してからクリアーレッドでキャンディ塗装にしました。

胸のリボン

シルバーの下地にクリアパープルで塗装。中央の宝石部分はクリアレッドで塗装しました。

腰のリボン

腰のリボンはスカート同様、シルバーの下地にクリアレッドで塗装。

アイペイント①

アイペイントが完成したのですが、改めて見るとイマイチ気に入らないので、ドボンしてやり直し。

アイペイント②

今回は目を先にホワイトで塗装して、マスキングをしてから肌塗装。

アイペイント③

シアン+マゼンタでアイラインと黒目の輪郭を描き込み。

アイペイント④

シアン+マゼンタで瞳孔を描き込み。

アイペイント⑤

シアン+マゼンタ+ホワイトで瞳を塗りつぶしてまつ毛を追加。

アイペイント⑤

瞳にシャドーを入れて、二重のラインを描き込み。

アイペイント⑥

白でハイライトを入れて完成!アニメ設定ではほおに星飛雄馬のようなヒゲがありますが、今回は省略しました。

髪の塗装①

顔の部分をマスキングして髪を塗装。下地にシャインレッドをベタ塗り。

髪の塗装②

ハイライト部分は下地のレッドが透けるように残してクリアーブラックでシャドー入れ。

頭部完成

塗装のはみ出しを修正しアクセサリーなど細部を塗装して完成。UVジェルクリアで瞳に光沢を入れました。

ディスプレイベースの作製

百均のコースター

2mm真鍮線で接続。大きさがピッタリで値段も手頃でいいのですが、このままではやはり少し安っぽいので、手を加えてみます。

サーフェイサーを厚めに吹いて木目を消し、つや消しブラックで塗装。無塗装より少し高級な感じになりました。

1/7 セーラーサターン ミュージカルver.

2022年3月完成

メーカー:リューノス 原型製作:竜人

竜人氏原型の名作キットですが、あまりの出来の良さにビビってなかなか手がつけられませんでした。しかし、いつまでも押入れの肥やしにしていても仕方ないので、今年一発目の作品として選びました。

スカートは磁石接続で脱着可能。フリルを外すとお尻が丸見えになります(^◇^;)

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は全部で26点。この手のキットとしては珍しく専用ベースが付属します。抜きはきれいでパーツの合いも良好です。

頭部パーツ

3分割された髪は回り込みがキツく、顔を後ハメするのは無理なので、塗装→接着→タッチアップの工程が必要です。

サイレンスグレイブ

3パーツ構成。レジンキットの常で柄の部分が微妙にゆがんでいますが、下手に修正するよりプラパイプに置き換えた方が早くてきれいにできそうです。

イヤリングとモールドパーツ

左耳のイヤリングは3パーツで構成。恐ろしく細かいパーツを削り出して組み立てます。下はサイレンスグレイブのモールドパーツですが、これは使用せずに虫ピンの頭を埋め込む予定です。

組み立て

主要パーツの仮組み

腰を軽くひねってスラリとしたプロポーションが素晴らしいです!身長は25㎝で、ヒールの高さを差し引くと約24㎝。キットの表記は1/7ですが、24㎝×7=168㎝、24㎝×6=144㎝となり、ほたるちゃんが小6ということを考えると実質1/6と考えた方が良さそうです。

磁石接続

Instagramで見かけた動画に触発されて、ほとんど全てのパーツを磁石接続にしました。

頭部の接続

首に2mm真鍮線と3mm×3mmネオジム磁石を埋め込んで接続。

肩とヒジの接続

肩は2mm真鍮線で軸打ちし、3mm×3mmのネオジム磁石を埋め込み。ヒジはスペースが足りなかったので通常なら軸打ちをする位置に3mm×3mmのネオジム磁石を埋め込み、補強としてサイドに1.5mm真鍮線で軸打ち。あまり荷重のかからない部分なので特に問題ありませんでした。

の接続

2mm真鍮線で軸打ちして3mm×3mmのネオジム磁石を埋め込みましたが、2か所ではやや磁力不足だったので、後から磁石を1か所増やしました。

フリルの接続

スカートとフリルを磁石接続。最初は1mm磁石を埋め込みましたが、磁力が弱くて使い物にならないので、2mmに変更。内側に若干はみ出しましたが、普通は見ないところなのでまあいいでしょう。

太ももの接続

2mm真鍮線で軸打ちし、3mm×3mmのネオジム磁石を3か所に埋め込みました。この辺は定番的な工作ですね。

エリ・リボンなどの接続

エリやリボンは厚みがないので、2mm×1mmのネオジム磁石を埋め込み。星のアクセサリーは中心に虫ピンを打ち込み、胸に埋め込んだ磁石の穴に差し込むようにしました。

髪は最終的に接着するので軸打ちのみ。接着線のスキマが目立つところを瞬間カラーパテで修正。

仮組み完了

おおむねパーツの合いが良く主要パーツには軸打ちの印や固定用のダボが入っていたので、それほど苦労しませんでした。

後頭部

サイレンスグレイブは後ろ髪の上から通さないと収まらないため、組み立て時に注意が必要です。

表面処理

捨てサフを吹いてスポンジヤスリの600番で表面処理。サフレス塗装をするため肌の部分は1000番まで磨き込み。各部に入っている細かいモールドを避けながらの作業でいささか手間がかかりました。

塗装

肌の塗装

下地にメタルプライマーを吹いて、ガイアカラーのサフレスフレッシュピンク+サフレスフレッシュオレンジでシャドー入れ。

髪の塗装

まず、ハイライト色のパープルを全体にベタ塗り。さらにパープル+ブラックでシャード入れ。写真ではほとんどベタ塗りに見えますが、微妙にグラデーションをつけています。

アイペイント①

エナメル塗料で白目の部分を筆塗りしてクリアでコーティング。

アイペイント②

まゆ、アイライン、黒目の輪郭を描き込み。今回はピンクの下書きを省略。アイラインはブラックを混ぜずにシアン+マゼンタのみで塗装。

アイペイント③

瞳孔の部分を残して、シアン+マゼンタ+ホワイトで黒目の虹彩部を塗りつぶし。ティアラをシルバーで塗装してクリアーでコーティング。

アイペイント④

シアン+マゼンタで瞳孔を塗りつぶし。やや明度を上げた塗料で黒目にシャドー入れ。ティアラはシルバーの上からクリアーオレンジで塗装。

アイペイント⑤

まつ毛を描き込み、明度を変えた塗料で虹彩にグラデーション入れ。ティアラの宝石をクリアーパープルで塗装。

アイペイント⑥

白でハイライトを入れてアイペイント完了!今回はわりとサクサク進みました。新品の筆に変えたのがよかったのかな?

ホワイト部分の塗装

いろいろ試した結果、レオタードと手袋はフィニッシャーズのファンデーションホワイトの下地にクレオスのXC08ムーンストーンパールを重ね吹き。

紫部分の塗装

エリやスカートなどの紫部分はシルバーの下地にクレオスのクリアパープルを重ね吹き。ガイアノーツのクリアーパープルも試しましたが、赤みが強いクレオスのほうを選びました。

ブーツの塗装

ブーツは明るい青になっているイラストもありますが、今回はコスチュームの紫と同様にシルバー→クリアーパープルで塗装。

赤部分とフリルの塗装

キットの完成写真ではリボンは黒になっていますが、アニメ版同様暗い赤で塗装。いろいろ試した結果、シルバー+ブラック→クリアレッドで塗装。

スカートのフリルはレオタードと同じでもよかったのですが、アクセントをつけるために下地をシルバーにしました。

モールの塗装

コスチュームのモール部分をエナメルのゴールドとシルバーで筆塗り。

髪の接着とタッチアップ

顔パーツをマスキングして、3分割された髪パーツを接着。接着線を処理してタッチアップ。

セミグロスクリアで髪のツヤを整えて完成!瞳の部分はUVジェルクリアでコーティング。

イヤリング

土星の形を模したイヤリングは別パーツになっていますが、非常に細かいパーツを削り出して接着しなければなりません。

組み立てたパーツに0.2mm真鍮線を通して耳に接着。このキットでいちばん細かくて繊細な作業でしたが、なんとかうまくいきました。

サイレンスグレイブ

刃の部分は0.5mm真鍮線で軸打ちをして接着。柄の部分は微妙にゆがんでいるので、3.5mmプラパイプに置き換え。

杖と手のひらに2mm磁石を埋め込んで接続。杖のモールドは虫ピンの頭で再現。

下地にブラックを吹いて、柄の部分を黒鉄色で塗装。

刃の部分を磨いてガイアノーツのプレミアムミラークロームで塗装。

ディスプレイベース

ディスプレイベース

右足に真鍮線で軸打ち、左足には3mmネオジム磁石を埋め込み。

「土星の戦士」ということで宇宙をイメージしたラップ塗装をしてウレタンクリアで仕上げました。ラップ塗装のやり方については下のリンクからどうぞ。

アクセサリーなど小物パーツまで磁石接続で自由に分解組み立てができます。組み立て時間は約2分。

アイペイントは一発で決まりましたが、コスチュームのツヤを出すために乾燥時間をしっかりとったので、製作にに2ヶ月ほどかかってしまいました。

1/7 シェリス・アジャーニ

メーカー:グレインズワークス 原型製作:智恵理

2021年12月完成

2001年にサンライズで制作されたTVアニメ『スクライド』の悲劇のヒロイン、シェリス・アジャーニです。智恵理さん原型の躍動的なポーズに感動してつい購入してしまいました。キャラクターデザインは『機動戦士ガンダムSEED』で有名な平井久司で当時メインヒロインより人気がありましたが、今では正直知っている人は少ないのではないでしょうか?(´-ω-`)。

製作記録

キットレビュー

パーツ数は全部で22点。ディスプレイベースは付属しません。パーツの抜きやモールドの再現度はこの時期のキットとしては標準的なものです。腰パーツは2種類付属し、スパッツかパンティを選択できるようになっています。

ガレージキットにしてはずいぶん豪華なカラーパンフレットと完成見本写真3枚が付属。パンフレットはどういうわけか2セット入っていました。

組み立て

胴体パーツはパーティングラインやシワが集中していて面倒ですが、時間をかけて丁寧に表面処理をしました。

別パーツになっているスカートはスソがきちんと合うように慎重に接着。240番のヤスリでバリ取りやパーティングライン消しをした後で、捨てサフ吹き。さらに表面を400番〜600番で磨きます。

腰の接続面4か所に磁石を埋め込み、スカートのスソをはさみ込み方式にして上半身と下半身を脱着可能としました。

仮組み完了。つま先を伸ばしたハイキックの姿勢で、1/7にしてはかなり高さがあります。

塗装

まず肌塗装を開始!今回はガイアカラーのノーツフレッシュを基本色にして、フレッシュピンクでシャドー入れ。シャドーは控えめにして柔らかい感じに仕上げました。

タイツ部分は黒+CCパール(パープル)で塗装。きれいに塗れましたが、このままでは少しどぎつい感じがするので、セミグロス仕上げにしたほうがよさそうです。

パンツはピンクで塗装。マスキングもうまくいきましたが、完成すると後ろは全く見えなくなります。(´・ω・`)

制服の白部分を塗装してからマスキング。基本色(パープル+ピンク)に白を加えて、まずハイライト色から塗装。

基本色にマゼンタを加えて赤みを増したものでシャドー入れ。この時点ではちょっとキツすぎるくらいに塗装します。

薄めた基本色を吹き付けてシャドーとハイライトの境界を慣らします。さらに黒の部分を塗装して制服の塗装完了!

アイペイント

エナメル塗料は長年タミヤのものを使っていましたが、最近、アイペイントにはガイアエナメルカラーを使うようになりました。

①まず、白目を筆塗り。

②ピンクでまゆ、アイラインなどの下書き。

③まゆ、二重のライン、アイライン、口の中を塗装。

④黒目の輪郭と瞳孔を描き込み。

①グリーンで瞳を塗装。

②明るいグリーンでハイライト入れ。

③さらに明るいグリーンでハイライト。

④はみ出しを修正し、まつ毛と白でハイライトを入れて完成!

仕上げ

今回のキットの最大の難所!シェリスの髪型はあっさりしたオカッパで分割線がはっきりと見えるので、そのまま接着というわけにはいきません。

というわけで髪の接着線をタッチアップをします。せっかく塗装した顔に塗料がつかないように薄いビニールシートで包んで塗装完了後に引き抜くという作戦です。鼻の頭がビニールを突き破らないようにマスキングテープで補強します。

接着線をシアノンで埋めてヤスリで磨き直し。サフ吹きからハイライト、シャドーを入れて髪の再塗装完了!さて、マスキングがうまくいっているかどうか・・・(´・_・`)

成功!(^O^)

顔の部分をマスキングしていたビニールシートを引き抜き。塗料の漏れもなくきれいに塗装できました!

完成!(^∇^)

肌部分はフラットクリア、髪とコスチュームはセミグロスクリアでコーティング。各部を組み立てて完成です!

 

1/6 ホシノ・ルリ水着バージョン

2022年2月完成

メーカー:コトブキヤ 原型製作:徳永浩敏?

ホシノルリ3作目。横になったポーズで流し目を決めるのが難しかったです。銀髪にこだわって下地にシルバーを試してみましたが、色が暗くなったので、結局白の下地に変更しました。

以前作った「綾波レイビスチェver」同様寝そべったポーズとなりますが、今回は立てて飾れるようにしました。キットにはなぜか記名がありませんでしたが、雑誌の記述によると原型製作は徳永浩敏氏らしいです。

本体とベースにネオジム磁石が埋め込んであるので、立てた状態でディスプレイできます。花の髪飾りも一応作りましたが、あまり好みではないので、頭にのせるだけにしました。

製作記録

キットレビュー

パーツ数は11点。ディスプレイベースは付属しません。パーティングラインの段差、バリなどはこの時期のガレージキットとしては標準的なもの。以前同社の木之本桜を作った時に細かい気泡がけっこう入っていたので表面処理は要注意です。

組み立て

後頭部に気泡が目立つのでパテ埋め。前髪とツインテールは1.5mm真鍮線で接続。花の髪飾りは使うかどうか検討中。

両腕、胸、太ももは2mm真鍮線で接続。腕は素肌になっているので接着線を消す作業が必要です。

仮組み完了!ディスプレイベースは近所のホームセンターで購入した木製の楕円プラークを使用することにしました。

240番のヤスリで大まかにバリやパーティングラインを消して、捨てサフ吹き。この後、400番→600番で磨いて表面処理を仕上げます。

ディスプレイベース

今回は本体を磁石接続でベースに固定して、ベースを立たせた状態でもディスプレイできるようにしてみます。

木製プラークのディスプレイベースに電気ドリルとリーマーで強引に穴を開け、13mm×2.5mmのネオジム磁石×4個を2か所に埋め込み、木工用ボンドで固定。

本体右肩、右臀に6mm×2.5mmのネオジム磁石×4個を埋め込み。普通のピンバイスでは3mm径が限界なので、waveのワンタッチピンバイス(4mm・5mm・6mm)を使用しました。

磁石を埋め込んだ状態で立たせてみましたが、びくともしません。磁力は十分のようです。スタンドは百均で買った写真立てで、サイズがピッタリでした。

BSS万華鏡用ミラー(美術出版エデュケーショナル)を使用。このミラーシートを楕円形に切り抜いてプラークに貼り付けます。

手元にあったチラシを型紙にしてプラークのフチにそって切り抜き。

型紙を貼り付けてミラーシートを切り抜き。ハサミで切るとどうしても凸凹ができるので、フチをヤスリで慣らします。

肌の塗装

肌塗装から開始。ルリちゃんは色白なので、ガイアカラーのノーツフレッシュホワイトを基本色にしました。

ガイアカラーのノーツフレッシュピンクとノーツにレッシュオレンジを混ぜてシャドー入れ。

水着の塗装

下地に白を塗装して水着の水玉部分をマスキング。

インディブルー+クリアブルーで水着を塗装。ハイライトとシャドーの差がキツすぎるのでもう少し色を慣らします。

マスキングをはがした状態。塗装のはみ出しを修正してセミグロスクリアでコーティングして完成。

アイペイント

何も考えずに中心に黒目を描いたら視線をそらしたような感じになったので、全体に左によせて描き直し。

髪を塗装して完成・・・なのですが、なんかビミョー。下地に銀を使ったせいで髪の色が暗くなり目線もいつの間にかまた右に寄ってしまいました・・・( ´△`)。

結局ドボンして再塗装。(T ^ T)

視線がズレないように今度は完成状態と同じ角度で写真を撮って確認。前回は金色にこだわって黒目をシルバー→クリアイエローで塗りましたが、どうしても濁って見えるので、ホワイト→イエローに変更。

微妙に色調を変えた色でグラデーションをつけてみました。ハイライトを入れて完成。結局アイペイントだけで2週間もかかってしまいましたが、これが一発でできるようにもっと精進せねば・・・(´・ω・`)

髪の塗装

改めて髪を塗装。ホワイト+GXシルバーの下地にクリアパープルでシャドー入れ。

髪の色はキレイに出ましたがアイペイントはイマイチ(´・ω・`)・・・ですが、キリがなくなってきたのでこの辺で完成とします。

1/7 セイバー オルタ

メーカー:VISPO 原型製作:片桐克洋

2021年11月完成

このキットにはずっと興味があったのですが、プレミア価格がついていてなかなか手が出せませんでした。運良くオークションで安価に手に入ったのでさっそく製作を開始しました。

製作記録

私が今までに作った中では新しめのキットで、瞳デカールが付属しており、バリもゲート跡もほとんど目立ちません。ガレージキットも進歩したものだと感動しました(^O^☆♪。ホワイトレジンで成形されていて表面の状態も良好なので、今回はサフレス塗装にする予定です。

本体13パーツ+剣2パーツで構成。チョーカーやリボンは別パーツになっていますが、足首は一体成形でマスキングが大変そうです。

ベビードールは透明レジン3パーツ+リボン3パーツで構成。イマイチ合いがよくないのですり合わせが必要です。表面がすりガラスのように梨地になっているので、スポンジヤスリとコンパウンドで磨いたほうが良さそうです。

椅子は8パーツで構成。細かいモールドで髑髏のレリーフが再現されており塗装が楽しみです。

組み立て

離型剤落としをしたパーツに2mm真鍮で軸打ち。ネオジム磁石を埋め込んで左右の足、腰、首を脱着可能にしました。

主要パーツの仮組み完了。まだベビードールをつけていないため、このままではイマイチ安定しません。

塗装

スポンジヤスリで肌表面を1000番まで磨いて、メタルプライマーで下地作り。サフレスオレンジ+サフレスピンクを薄く吹いてシャドー入れ。今回はできるだけ色白にしたいので、シャドーも控えめにしました。

瞳デカールは2セット付属。まゆと瞳が一体になっていて筆塗りより遥かに簡単!と思っていましたが・・・。クリアーでコーティングするときに吹きすぎてデカールを溶かしてしまいました。( ´△`)

なんとか完成!デカールが2セットついていて助かりました・・・(^∇^)

髪は銀に近い金髪のイメージ。基本色はGXシルバー+白+クリアイエローで塗装して、クリアーイエローでシャドーを入れました。

肌の部分をマスキングして靴、下着、チョーカーなど黒部分の塗装をします。

靴本体は黒にCCパール(パープル)を混ぜたもので塗装。その後さらにマスキングをしてカカトを金で塗装。若干はみ出しがありましたが、タッチアップで十分修正できるでしょう。

本体の塗装がほぼ完了。血の気がない吸血鬼のようなイメージで塗装しました。

手首、足首の塗装のはみ出しをタッチアップ。金具の金の部分をエナメル塗料で筆塗り。

ベビードールの塗装。フチやフリルの部分は濃いめに塗り、それ以外はシースルーになるようにしました。

透明エポキシ接着剤でベビードールを本体に接着。透明エポキシ接着剤を使うとはみ出しが目立たず、万一大きくはみ出してもエナメル系溶剤でぬぐい取ることができるので重宝しています。

剣の作成

エクスカリバー・モルガンの本体は黒で塗装。赤部分はエナメル塗料を流し込み塗装。この後、クリアをかけてコンパウンドで磨いて光沢を出します。

椅子の作成

座面は赤で塗装。少し鮮やかになりすぎたので、仕上げ時にシャドーを入れてもう少し暗くするつもりです。

本体を金で塗装して、エナメルブラックでモールドにスミ入れをしました。

完成!(^∇^)

繊細なモールドがあちこちに入っており製作前はやや腰がひけたのですが、瞳デカールが付属していて、段差や気泡処理もほとんどしなくて良かったため意外なほど早く完成しました。(^O^)

 

1/6 木之本桜アリスver.(二人目)

メーカー:クレイズ 原型製作:宮川武

2021年10月完成

製作記録

最近、色々あって落ち込んでいたので、癒しをもらうため次の作品はさくらちゃんアリスver,に決定。ちょうど1年前に同じキットを製作しましたが、その時は経験不足で時間をかけた割に悔いの残る出来になってしまったので今回はそのリベンジです(`・ω・´)

キットレビュー

ガレージキットとしてはずいぶん立派なパッケージで塗装ガイドもついています。以前はこれにしたがって混色したところへんな色になってしまいましたが、今回改めて見るとこれは混色の指示ではなく「ハイライト」「基本色」「シャドー」を表しているらしいことに気がつきました。

1年前に初めてこのキットを作った時はフリルの多さにビビった記憶がありましたが、「ホシノルリ16才メイドver.」や「木之本桜3rd OP ver.」などのフリフリ衣装を作った今ではいたってシンプルに見えます。個体差があるのか、前回作ったものよりバリや気泡が少ないようです。

軸打ち・表面処理

いつものように中性洗剤を混ぜたお湯で20分ほど煮沸。念の為、髪やフリルなど奥まった部分はハブラシでゴシゴシ。

頭部は組み立て方が複雑なので、組み立て順をよく考えて軸打ち。前髪と顔、後ろ髪とリボンをそれぞれ接続してから前後を合体させます。後ろ髪には組み立て用とは別に塗装用の持ち手を差し込むための穴を空けます。

2mm真鍮線で手首を接続。肩は2mm真鍮線と3mm磁石を埋め込んで脱着可能に。

2mm真鍮線で太ももと足首を接続。太もも部は接着して接合線を消した上で塗装します。

腰の部分は軸打ちがずれてしまったのでシアノンを使って修正。磁石接続にしてスカートを脱着可能にしましたが、3mm磁石2カ所では少し磁力が弱いようで、うっかり持ち上げるとすぐに下半身が抜けてしまいます。

腰の部分を接着しないとスカートが下にずれて後ろに少し隙間ができます。そこで胴体とスカートに磁石を仕込んで接続しました。おかげで腰の磁力不足も解消しました。

フリルは少し合いが悪かったので、改めてお湯で茹でてゆがみを修正。スカートとフリルに2mm真鍮線と3mm磁石をそれぞれ2か所ずつ埋め込んで接続。

腰のリボンは1.5mm真鍮線で接続。

仮組み完了!2回目なのでここまではスラスラいきました。作業用の仮のベースに立たせましたが、このくらいのサイズもコンパクトで意外といい感じです。

前回作った時は巨大なスカートを保持するのに苦労したので、専用の塗装台を作製しました。

フリルの方は大型の洗濯バサミで保持。

捨てサフを吹いて表面処理完了!

ノーマル状態では頭が体に埋もれていかり肩に見えるので、2mmほど首を延長しました。

塗装

下地にガイアカラーのフレッシュホワイトを吹き、クリアオレンジ+クリアレッドでシャドー入れ。エリのしまった長袖ドレスにドロワースというコスチュームなので肌塗装はこれだけです。

今回はアイペイントから開始。ピンクで下書きをしてから、まゆはオレンジ+ブラウンで、アイラインはブラック+ブルーで塗装。二重のラインと黒目の輪郭を追加。口の中はピンクの下地に赤でシャドーを入れました。黒目のグリーンはいつものようにアクリルガッシュのエメラルドグリーンを使用。

左の黒目が少し大きかったので輪郭を修正し、黒で瞳孔を描き込み。髪のハイライトを強調。だいぶらしくなってきました。

瞳にシャドーとハイライトを入れ、艶消しクリアーで仕上げ。頭部はほぼ完成です。

エリ、ソデ、ソックスをイエローホワイトで塗装。ソックスは素材の違いを表現するためホワイトパールで光沢仕上げにします。

エプロンの白の部分をマスキングして青部分を塗装。まず、シャドー部にコバルトブルーを細吹き。

インディブルーを薄めて全体に吹き付けて色を慣らします。

ドレスの塗装完了!塗装のはみ出しを筆塗りでタッチアップしました。

ドレスの白部分に軽くシャドーを入れました。表面のツヤを整えてUVジェルクリアで瞳をコーティングすればいよいよ完成です。

封印の杖

手のひらと封印の杖、羽の部分はそれぞれ1.5mm真鍮線で接続。封印の杖はインジェクションのプラ製なのでレジンキットでありがちなゆがみもありません。

杖の本体をピンクで塗装してからマスキング。杖の頭とお尻はガイアカラーのスターブライトゴールドで、羽根の中心の目玉(?)はクリアーピンクで塗装。

マスキングをはがして、エナメルのクリアーレッドでクチバシを塗装して完成!

ディスプレイベース

いつもは150サイズの木製ベースを使っていますが、今回は100サイズのものを使用。これはこれでコンパクトでいい感じです。

霧吹きで湿らせて陰干し。乾燥した頃にケバダチを240番のペーパーで慣らしてとの粉を塗って目止め処理。

スプレーのウレタンニスで着色。薄めに吹いて乾燥後にヤスリで表面を研ぎ出しを3回ほど繰り返します。

公園の芝生をイメージして作製。今回は光栄堂のグランドマットを貼り付け。以前はジオラマ用のシーナリーパウダーを使いましたが、それよりはるかに簡単で清潔感のある仕上がりになりました。

完成!(^O^)

製作中には首が短いように感じて延長工作をしましたが、あらためて見るとやはり長すぎるように思えてきたので、結局元に戻しました(´・ω・`)。

1/5 ホシノ・ルリ 16才 メイドタイプ

メーカー:ムサシヤ 原型製作:?

2021年10月完成

2021年2月に一旦完成させましたが、改めて見るとアイペイントに不満を感じたので、顔だけをリペイントました。

ギャラリー

顔だけを取り外してシンナーにドボン!サフ吹きからやり直しました。前回はイメージ優先で塗りましたが、今回は設定画と見比べながらできるだけアニメ劇中のものに近づけてみました。

リペイント前は瞳が小さく三白眼になっていましたが、今回はグッと瞳を大きく描きました。

リペイント前
リペイント後

スカートは脱着可能(^_^)

製作記録

オークションで16才メイドタイプを購入。1/6より少し大きいくらいだろうと軽く考えていましたが・・・。

パーツ状態。ゴロっとした巨大な足パーツを見て、本当に完成させられるかちょっと後悔・・・(´・ω・`)。

驚いたことに下半身には下着のモールドがなくすっぽんぽん。サービスのつもりなのかもしれませんが、エロチックというより不気味なので、ここは何とかしたいところです。

仮組みをしてその大きさにビックリΣ(゚Д゚)。右は比較用の1/144ギラドーガ。ガンプラでいうとサイコガンダムくらいでしょうか?

完成見本写真では気が付かなかったのですが、まるでサリーちゃんのような足首をしています。

スカートは5ピース構成になっていて、すり合わせをしながら慎重に組み立てましたが、なかなかうまくいかないので、最終的に熱湯でゆでて歪みを修正しました。

仮組み完了!写真を撮り忘れましたが、腰、太もも、首、髪は磁石接続で脱着可能になっています。ひと手間かかりますが、私は製作中に仮組みを繰り返すほうなので結果的に効率が上がりました。これはYoutubeで「製作代行 MASKED MODELER」さんが紹介している方法です。この方の動画はフィギュア作りの勉強になりますので、興味のある方はぜひ視聴してみてください。

腰まわりにエポパテを盛って、パンツのラインにそって段差をつけました。

パンツのリボンは0.3㎜プラ板で作製。パテを使ったり何度も試行錯誤を繰り返してこんな小さなパーツ一つに一週間もかかってしまいました( ノД`)シクシク…。

捨てサフ吹き完了。この後しこしこヤスリがけをして表面処理。

ホームセンターで木製の飾り台を購入。との粉で目止め⇒ニス塗り⇒ヤスリがけ⇒ニス塗りを繰り返す。

写真では保護フィルムをはったままなので分かりにくいですが、ミラーシートを貼りました。

まず、パンツから塗装。ハイキューパーツのマスキングシールをチマチマと貼って水玉にしてみました。

肌塗装。パンツの造形のためけっこうパテを使ったのでサフレス塗装はあきらめて下地にアイボリーを塗っています。

肌の色合いをチェック。

ストッキングはパール塗装にしました。

アイペイント。「エナメルで塗装⇒光沢クリアーで保護」を何度も繰り返して完成。

今回のアイペイント用にタミヤのモデリングブラシPROを試してみました。上から順に「小」「細」「極細」。穂先の長さが絶妙でほどよくコシがあってなかなか使いやすかったです。

髪飾りはシルバー地にクリアーレッドを重ねたキャンデイ塗装。シルバー地にタミヤのスパークリングシルバーを使用。今までガイアのEXシルバーを使っていましたが、これもなかなか発色が良くて素晴らしいです。

髪はソリッドカラーで塗るといかにもマンガっぽい感じになるので、下地にクレオスのGXクリアシルバーを吹き、その上から少しずつクリアパープルでグラデーションをつけていきました。

仕上げにタミヤの「ウェザリングマスターH」のピーチでチークを入れてあげました。

完成!

飾り台の保護フィルムをはがすとこのように・・・(/ω\)。

頭部、腰、太ももは磁石接続になっているので、完成後もこのように分解することができます。肩は接着するつもりでしたが、組み立て時にスカートと干渉するのであえて差し込み方式にしておきました。

製作記録 モデラーズ 1/24 アクセサリーフィギュア

カーモデルのアクセサリーに女性フィギュアを製作。やはりこういう小物があると模型がグッと引き立ちます。タミヤからもインジェクションキットが発売されていますが、モデラーズのレジンキットが手に入ったので、今回はこれを製作します。

「アクセサリーフィギュア②」

コンパニオンガールと革ジャンのおねーさんの2体セット。今回は革ジャンのおねーさんを作ります。

こちらも2体セットのはずですが、中古を単品で購入。金髪モデル風のおねーさん。

作業中の持ち手兼、ベースに固定するための1mm真鍮線を軸打ち。金髪おねーさんは足が細くてギリギリでしたがなんとかおさまりました。

捨てサフを吹いてパーティングラインやバリの修正。磨きすぎるとせっかくの繊細なモールドが消えてしまうのでほどほどに。

表面処理が完了して塗装準備として下地にベースホワイトを吹き付け。

基本塗装完了。肌とストッキングはエアブラシで塗装。髪と服はエナメル塗料で筆塗り。ここからシャドー入れとドライブラシで質感と立体感を出していきます。

ドライブラシで髪やジャケットの質感を出してみました。サングラスをかけているので顔の処理は簡単です。スカートとビスチェは光沢仕上げにしようかな?

こちらもドライブラシで革ジャンとジーパンの質感を出しました。顔のペイントがイマイチですがキリがなくなってきたのでこのへんで諦めます。もっともっと精進せねば・・・(´・_・`)

一応完成しましたが、どうもイマイチ・・・(´・ω・`)

それなりに仕上がりましたがイマイチ気に入らないので、思い切ってドボンしてやり直し。下地にガイアカラーのノーツフレッシュを吹いて、ストッキング部にスモークグレーを吹きました。

続く・・・(^O^)