アオシマ1/24トヨタ2000GT(後期型)

2022年1月完成

「ユーたち日本人なのにどうしてそう外車に乗りたがるのかね?・・・日本にもすばらしい車がたくさんあるじゃないか」

( ̄∇ ̄)

「その中でもミーの愛車、あれが日本のほこる最高の車ね!」

( ̄∇ ̄)

バーン‼︎

「・・・・・・!」「まぼろしの名車といわれるトヨタ2000GT」

(◎_◎;)

「ミーのマシンがついに完成したぜ〜!フッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホ!〜!」

( ̄∇ ̄)

製作記録

トヨタ2000GTというと、長年ハセガワのキットが決定版でしたが、突然、アオシマからニューキット発売の発表!しかも珍しい後期型!!(◎_◎;) 以前は前期型のナンバープレートだけを隼人ピーターソン仕様にして製作したことがありますが、今度こそ本物が作れるのです(^O^)。アオシマらしいゆるさも見られるものの、モデラーの気持ちを理解した新しい試みがされているなかなかの良キットです。

ここまで来たら007のオープンカー仕様も欲しいものですが、ハセガワさんかアオシマさんから発売してくれないものでしょうか(≧∇≦)

製作上の注意点

①パーツのはめ込みがスナップキット並にきつく、仮組みをする場合は要注意。

②ゲートが太いせいかランナーから切り出す時に細かいパーツが破損しやすい。

③フロントサスのアッパーアームが別パーツになっていて位置決めが難しい。

④インテリアのデカールが馴染みにくく割れやすい。

⑤好みの問題ですが、車高が高くて少しカッチョ悪い。(´・ω・`)

キットレビュー

外箱の完成写真。

このキットを手に入れて最初に引っかかったのがコレ。同社のMG-Bもそうでしたが、車高が妙に高い( ´△`)。数値的には正確なのかもしれませんが、ミニチュアカーとしての見栄えを考えるともう少し車高を下げてもよかったのでは?

ボディラインの比較。

上がアオシマの後期型。下がハセガワの前期型。ハセガワのほうがディティールがシャープですが、アオシマのほうがデフォルメが効いたボディラインで、私は個人的にはこちらのほうが好みです。

エンジンレスで最低限のパーツ構成なので、人によっては物足りないと感じるかもしれませんが、ハセガワのストラトスのように完成すると見えなくなるような部分が妙に凝っているキットよりこういうシンプルなキットの方が好きです。

https://kaerukobo999.com/2021/09/04/hasegawa-1-24-lancia-stratos/

メッキのウィンドーフレーム

ウィンドーフレームは別パーツ化されています。私が知る限りこのようなパーツ構成のキットは初めてです。

追記:後で知りましたが、これより先に発売されたタミヤのフェアレディ240Z -Gがすでにこの方式を採用していました。

タイヤとホイール

タイヤは海外製キットのようなナイロン製?で、ゴム製のものと比べるといささか質感に欠けます(´・ω・`)。ホイールはメッキを落として塗装する予定です。

ウィンカー、テールランプ

着色済みのプラで成形されていて塗装の手間が省けます。今までどうしてこういうキットがなかったのか改めて考えると少し不思議です。

ナンバープレート

プラ製(左)の他にアルミ製(右)のものが付属。プラ製に比べると非常に薄くフチにはリブが再現されています。ナンバープレートにこだわる人には嬉しいオマケです。

デカールとメタリックシール

メタリックシールは使用方法が書かれておらず何のために付属しているのかは謎(´・ω・`)。それよりエンブレムやメーターリング用のインレットシールを付けてもらいたかったです。

謎の不要パーツ

エアコンのように見えますが、説明書にはただ「不用パーツ」としか記されていません。こういうユルいところがいかにもアオシマらしいですね。(^O^)

シャーシの製作

フロントサスの組み立て

アッパーアームが別パーツになっていて取り付け位置も曖昧なので、アライメントが正確に出ているか注意して接着します。

足回りの仮組み

はめ込みがスナップキット並みにキツく分解時に何ヵ所かダボを折ってしまいました(´・ω・`)。ダボの受けを一回り広げてから仮組みをしたほうが安全です。

ボディの仮組み

ボディをのせてみましたが、やはり車高が高くモッサリした感じ。60年代車なのでこんなものかもしれませんが・・・。

アオシマ、ハセガワ、実車との比較

車高調整をしているのかもしれませんが、実車が一番j低く見えます。ハセガワは少しノーズが下がっています。アオシマはやはり腰高でタイヤハウスのスキマが広すぎるように見えます。

シャーシの塗装完了

サスを削れば車高を下げることができそうでしたが、今回はキットのままストレートに組み立てました。ハセガワのキットでは黒一色でしたが、アオシマのはフレーム部分を明灰白色で塗装と指示がありました。

ダッシュボード完成

インパネの木目はデカールで再現しますが、デカールが硬めでマークソフターを使っても馴染ませるのが難しく割れやすいので注意が必要です。

コクピット完成

シート後ろの木目の部分もデカールで再現しますが、シルバーのフチがうまく馴染みませんでした。この辺はインレットシールにしてもらいたかったところです。

ホイールのメッキ落とし

サンポールに漬けてホイールのメッキ落とし。メッキの下地にはクリアーが塗装されていたので、さらに薄め液に漬けて歯ブラシでゴシゴシ。

ホイールの塗装

クレオスのメッキシルバーNEXTで塗装。この塗料はメッキには見えませんが金属感を表現するにはピッタリです。ホイールのスポーク部分はエナメルのガンメタルで筆塗りします。

マフラーのメッキ落とし

マフラーもメッキを落としました。エキパイは真鍮パイプに置き換えようかと思ったのですが、1.8mm径のものがなかったので穴を深めに掘り直すだけにしました。

マフラーの塗装

CB750FではSHOW UPのリアルクロームライトを使いましたが、1/24では派手すぎる気がしたので、ガイアノーツのプレミアムミラークロームを使用しました。

ボディの製作

ウィンドーの仮組み

パーツの精度は高く、ゲート処理をきちんとすればピタリと収まります。

切り取り時の注意!

リアウィンドーは窓枠にはめこむためにゲートを少し残して切り取ります。私はうっかりして短く切ってしまいました。(*´∀`*)

ボディのパーティングライン消し

ボディのパーティングラインをサインペンでマーキング。金型が新しいせいか技術が進んだのか、パーティングラインは非常に薄く、クオリティを気にしないならこのまま塗装してもいいくらいです。

ボディの表面処理

240番のスポンヤスリでパーティングライン消し→捨てサフ→400番〜600番で表面処理。フロントノーズにヒケが出ていたので、この辺りを特に念入りに磨きました。

バックミラー

バックミラーはただ接着するだけの指定になっていますが、ランナーのゲートがダボがわりになりそうなので、フェンダーに1mm穴を開けて差し込み式に加工しました。しっかり固定したいなら真鍮線を埋め込んだ方がいいのですが今回はお手軽加工にしました。

ボディ塗装①

ボディ内側をセミグロスブラックで塗装。

ボディ塗装②

マスキングをして下地塗装。今回はサーフェイサーの代わりにフィニッシャーズのファンデーショングレーを使用。

ボディ塗装

1500番のスポンジヤスリで下地塗装を軽く研いでから、ファンデーションホワイトで塗装。

ボディ塗装

デカールを貼って光沢クリアでコーティング。2000番〜4000番のスポンジヤスリで塗装面を軽く研いでから、コンパウンドで磨き込み。最後にスミ入れをしました。

ウィンドーフレームの接着

完成したボディに「ハイグレード模型用セメダイン」でウィンドーフレームを接着。この接着剤は曇らないし多少はみ出しても軽くこすればかんたんに落ちるので、クリアーパーツやメッキパーツの接着に向いていますが、接着力が弱く乾燥に時間がかかるので、マスキングテープで固定して1日ほど放置します。

ウィンドーの接着

一晩おいて接着剤が乾いたのを確認したら、今度はウィンドーを接着。やはりマスキングテープで固定して1日ほど放置します。

ナンバープレートの作成

ナンバープレートメーカー

アオシマのHPを見ていたら「ナンバープレートメーカー」なるものを発見!WEB上で作成してプリントアウトすれば好きなナンバープレートが自由に作れるというものです。

ハイキューパーツのホワイトデカールにインクジェットでプリントしましたが・・・う〜〜む、文字がかすれているしデカールが薄くて透けています。ハイキューパーツのデカールはすぐに丸まってクシャクシャになるし、それほど質が良くないようです(´・_・`)

結局、今までどおりに、WAVEのNデカールで作成。

今回の失敗はおそらくプリンタとデカールの質によるものなので、デカールを変えてレーザープリンタでいつか改めてチャレンジします!

左がナンバープレートメーカーで、右がNデカールで作ったもの。クオリティの違いが一目瞭然です。

最終組み立て

ボディとシャーシをドッキング。シャーシを入りやすくするためにアンダーパネルが後ハメになっています。

マフラーもボディをはめてから接着します。

初見では車高が高すぎるように感じたのですが、見慣れてしまえばこんなものかなと思えるようになりました。別パーツ化された窓枠は精度が高くてなかなかよかったのですが、タイヤはやはりゴム製にしてもらいたかったです。

 

ハセガワ 1/24 ランチアストラトスHF ”ストラダーレ”

2021年10月完成

製作記録

製作上の注意点

①ボディとシャーシの組み合わせが非常にタイトでヘタにはめ込むと破損の恐れがある。

②ラジエーターグリル、カウルのキャッチピンなどがショボいので、できれば別売のエッチングパーツを手に入れた方がよい。

③非常に薄くて破損しやすい部分が多い。

キットレビュー

ストラトスは私が「死ぬまでに一度は乗ってみたい車」ベスト10に入りますが、大好きな車であるが故になかなか手が出せませんでした。タミヤと比べると明らかにワンランク落ちますが、フジミのやつよりはマシだろうと今回はハセガワのキットを選びました。

箱を開けるとエンジンレスのわりにやけにパーツが多いなあと思いましたが、実はラリーバージョンのランナーを流用しているために使用しないパーツが大量に入っていたのです。パーツ一覧の網掛けの部分が不用パーツです。

ラリーバージョンのホイールも付属しますが、タイヤサイズが違うため、そのまま使用することはできません。ランボルギーニミウラと同様タイヤはランナーつきですが、サイドウォールのモールドが再現されており、この点はミウラより改善されています。

シートやダッシュボードなどの内装もラリーバージョンのものが付属。選択の余地があるという意味ではサービスと言っていいのでしょうか?

なんと!クリアーパーツのランナーがグンニャリと曲がっています!パーツそのものは影響ないようですが、どういうわけでしょうか?こんなに酷いのは大昔の海外キット以来です・・・( ´△`)

ボディ下部の回り込みが非常にきついというデザイン上やむを得ないのでしょうが、説明書をよく読むと恐ろしいことが書かれています・・・(´・_・`)

シャーシ・コクピットの作製

エンジン周りやフレーム類はやたら細かくパーツ分割されているので、同色のパーツをあらかじめ組み立てておきます。

シャーシの塗装完了!・・・と思ったらやってしまいました(@_@)。マスキングテープをはがすときに指が引っかかって「パキッ」。このキットはやたらと肉厚が薄くて破損しやすい部分が多いので注意が必要です。

シャーシにエンジンパーツとフレームを接着。破損したシャーシパーツは瞬間接着剤で固めてなんとかリペアしました。

リアサス周りのパーツも細かく分割されているので、ある程度組み立ててから塗装をします。取り付け位置が曖昧なので、左右の角度がそろうようにバランスを見ながら注意して組み立てます。

ホイールはガイアカラーEX-ゴールドで塗装。メッキではない金塗装を再現するならこの色が一番です。発色をよくするために下地には黒を塗りました。

足回りの組み立て完了。フロントはいいのですが、リアの足回りは取り付け位置がはっきりないので、注意して組み上げます。さて。車軸がきれいに通っているかどうか・・・。(´・ω・`)

4輪がピタリと接地!この前のミウラでは失敗してホイールが浮いてしまいましたが、今回はうまくいきました(^O^)

コクピット完成!このキットではドアの内張りやダッシュボードはボディ側につくのでシャーシ側はこれだけです。シートは黒の下地を少し塗り残す感じでブルーを塗装して立体感を出してみました。説明書の指示にはありませんでしたが、せっかくなのでシートベルトのデカールもはってみました。

スペアタイヤはラリーバージョンのまま( ´△`)。完成すればどうせ見えなくなるので、塗装はけっこうテキトー。ボンネットが外せればがんばって作り込むのですが、このキットは完成後は見えなくなるパーツが多くてちょっとストレス。私は見えないところはどーでもいい派なので、いっそ板シャーシに軸を通しただけのキットでもいいのですが・・・。

メーターパネルの塗装はいつも悩まされますが、今回マスキングゾルを使った塗装を試しました。まず、メーターパネルの白銀を塗装。メーターのフチやボタンの部分を残すようにマスキングゾルを塗布して黒を吹きました。タッチアップなしでこの状態です。思ったよりうまくいきましたがいかがでしょうか?

ボディの表面処理

とりあえずボディの表面処理。パーティングラインの部分をサインペンでなぞってガイドにします。ボディもラリーバージョンの流用で、キャッチピンやジャッキポイントなど不必要なモールドがあちこちにあります。

フロントのルーバーは抜けが悪いところやバリがでているところがあるので、デザインナイフと細切りした400番の紙ヤスリ整理してシャッキリさせます。

ボディサイドの下部にジャッキポイントのでっかいモールドがありますが、ストリートモデルには不用なのできれいに削り落とします。

ボディのプレスラインにそってリアフェンダーに水平にモールドが入っていましたが、考証ミスのようなのでパテで埋めてツライチにしました。

スポイラーにはけっこう大きなヒケがあるので、waveの黒い接着剤でパテ埋め。リアスポイラーはモールドがぼんやりしているので、表面に0.3mmプラ板をはって段差表現をしました。

ラジエーターグリル下のバーは非常に細くボディの表面処理をしている時に折ってしまったので、0.3mmプラ板で補強。写真ではわかりにくいですが、サインペンで黒く塗った部分が元々のパーツで、その裏にプラ板をはりました。

インジェクションキットにしては表面がベタついている気がしたので、念のため中性洗剤で8時間ほど漬け洗い。

フロントとリアのオーバーハングの内張を接着してボディ内部を黒で塗装。リアの内張の断熱部分?はシルバーで塗り分け。やはりこのキット、見えないところが妙に凝っています。こんなところに凝るよりも、キャッチピンなどの小物をエッチングパーツにしてくれた方がありがたいのですが・・・

マスキングをしていよいよボディ塗装!

ボディ塗装

ストラトスのストリートモデルは赤が多いようですが、赤は少しあきたので今回はイエローにしました。この前使ったファンデーションホワイトの発色がよかったので、今回もフィニッシャーズのピュアイエローを使用。

イエローは隠蔽力が低く塗装が難しい色ですが、下地にサンディブラウンを使うと良いという情報を得たのでさっそくテスト。確かに透け防止になりムラも出にくいですが、いくら重ね塗りしても少し濁ったカラシ色になる(左)ので、やっぱり下地はホワイト(右)でいきます。

というわけで、いつものように下地にはクレオスのベースホワイトを吹き付け。この時点で細かいキズをチェックしながら600番のヤスリで表面を慣らしました。この作業中にラジエーターグリル下のバーがまたしてもポッキリ!( ´△`)。完成したらどうせほとんど見ない場所なので放置することにしました。

塗装の乾燥待ちの間にダッシュボードや外装の準備。ナンバープレートは「品川33 そ・750」。「あの人」のナンバーです。今回はフジミのナンバープレートデカールを使用。プレートを白で塗装して直接ナンバーをはっていきました。かなり前に購入したものですが特に問題なく使用できました。

フューエルキャップの塗装にはガンダムマーカーのEXメッキシルバーを使用。形状もラリーバージョンのままですが、メンドくさいので気がつかなかったフリをします(^^;)。

やはりイエローは難しい(´・ω・`)・・・。角のあたりが何となく薄く見えるので、集中的に色をのせ、なんとか均一に塗れました。

パネルラインに沿ってクレオスのウェザリングカラーマルチブラックでスミ入れをして、デカールをはってからクリア吹き。

充分乾燥させてからボディ表面をコンパウンドで磨き、ウィンドウ、ダッシュボード、ドアの内張などを接着。

いよいよ恐怖の瞬間!シャーシとボディの合体。説明書にもある通り組み合わせが非常にタイトなので実際にボディをのせるのは初めてです。

ボディ下部の回り込んだ部分を開いて前からシャーシを差し込み。メリメリとイヤな音がしましたが、なんとか成功!この作業でボディにヒビが入ったなどという話も聞きましたのでヒヤヒヤものでした。(^_^;)ただ、はめこみがキツくてシャーシがゆがんだのか、ホイールがきちんと接地しなくなりました。リヤカウルをカットして後付けしている人もいましたが、今度作る機会があればその方法を試してみます。

リアスポイラー、ルーバーなどを接着。黒が入るとグッとしまって見えます。透過類やミラーをつければいよいよ完成!

HGUC 1/144 ザクⅡ(ボルジャーノン)

HGUCザクⅡをベースに「ターンAガンダム」のボルジャーノンを作製。設定画ではザクより一回り太めに描かれていますが、これはアニメ表現の演出と解釈してプロポーションの変更はなし。バックパックにバーニアを追加、塗装を暗めにした以外はノーマルのザクとほぼ同じです。

yahooオークションに出品中!

PLAMAX 1/20 カメラマン

アイルトン・セナのロータス99Tを取り囲む観客のカメラマンの製作依頼が入りました。

キットはマックスファクトリーから発売されている「PLAMAX 1/20 MF-49谷口信輝」ですが、今回はオマケのカメラマンのみ製作。同社の1/20フィギュアには前から興味がありましたが、実際に製作するのは今回が初めてです。

キットレビュー

一昔前のインジェクションキットのフィギュアはモールドがダルダルで棒立ちのマネキンみたいなものばかりでしたが、いつの間にかずいぶん技術が進歩したようです。

メーカーページでもアピールされていますが、今までのキットでは考えられない異次元のパーツ割り。胴体は接合線が目立たないラインで4分割されているのですが、この状態で見ると何のパーツか想像もつきません。

製作

仮組みをしてみましたが、カメラバッグが重すぎるようで、すぐに尻もちをついてしまいます。というわけで右足の付け根をくり抜いて鉛玉を仕込みました。

重心が右によって簡単に傾くことは無くなりました。完成写真ではシュッとしたカッコいいカメラマンに見えますが、実際には小太りで天パーのおじさんです。

パーツの合いがいいし、モールをツブしてしまわないようにパーティングライン消しはほどほどに。サーフェイサー、ベースホワイトで下地塗り。肌とズボンはガイアカラーのノーツフレッシュオレンジで塗装。

シャツ、ズボン、カメラバッグなどをエナメル塗料で筆塗り。

顔の細部塗装を行い、クリアオレンジで肌にスミ入れ。グッと立体感が出てきました。残念ながら完成するとカメラに隠れてほとんど見えなくなりますが・・・(´・ω・`)

カメラや腕時計などの細部塗装をして仕上げにツヤ消しクリアをかけて完成!本当は服にもシャドーやハイライトを入れたほうがいいのですが、今回はお手軽コースとしてのご依頼ですのでここまでとします。

完成!(^O^)

モデラーズ 1/24 アクセサリーフィギュア

2021年8月製作開始(現在休止中)

カーモデルのアクセサリーに女性フィギュアを製作。やはりこういう小物があると模型がグッと引き立ちます。タミヤからもインジェクションキットが発売されていますが、モデラーズのレジンキットが手に入ったので、今回はこれを製作します。

「アクセサリーフィギュア②」

コンパニオンガールと革ジャンのおねーさんの2体セット。今回は革ジャンのおねーさんを作ります。

こちらも2体セットのはずですが、中古を単品で購入。金髪モデル風のおねーさん。

作業中の持ち手兼、ベースに固定するための1mm真鍮線を軸打ち。金髪おねーさんは足が細くてギリギリでしたがなんとかおさまりました。

捨てサフを吹いてパーティングラインやバリの修正。磨きすぎるとせっかくの繊細なモールドが消えてしまうのでほどほどに。

表面処理が完了して塗装準備として下地にベースホワイトを吹き付け。

基本塗装完了。肌とストッキングはエアブラシで塗装。髪と服はエナメル塗料で筆塗り。ここからシャドー入れとドライブラシで質感と立体感を出していきます。

ドライブラシで髪やジャケットの質感を出してみました。サングラスをかけているので顔の処理は簡単です。スカートとビスチェは光沢仕上げにしようかな?

こちらもドライブラシで革ジャンとジーパンの質感を出しました。顔のペイントがイマイチですがキリがなくなってきたのでこのへんで諦めます。もっともっと精進せねば・・・(´・_・`)

一応完成しましたが、どうもイマイチ・・・(´・ω・`)

それなりに仕上がりましたがイマイチ気に入らないので、思い切ってドボンしてやり直し。下地にガイアカラーのノーツフレッシュを吹いて、ストッキング部にスモークグレーを吹きました。

続く・・・(^O^)

HGUC 52 1/144 MS-108試 (マラサイ試作型)

2021年8月完成

第24回オラザク参加用に製作。

一年戦争末期にジオン公国で開発された試作MS。ザクⅡ直系の後継機でありMS-06Rのデータを基に一般兵向け量産機として開発が進められていたが、戦局の悪化により肩の開発が間に合わず最終生産型ザクの部品を流用することでなんとか完成。後につけられる「マラサイ」という名称もまだ無く単に「108試」と呼ばれていた。ビームサーベルの運用も可能な設計であったが、ジェネレーターが安定せずヒートホークが装備されてごく少数がグラナダ守備隊に実戦投入された・・・らしい・・・という脳内設定です。(^O^)

月面をイメージした専用のディスプレイスタンドを製作。

ヒジと足のフレームにHGUC197ギャンのフレームを使用。つま先も可動式にしたためカタパルトデッキでの発進ポーズが取れるようになりました。

 

 

製作記録 HGUC 52 1/144 マラサイ その3

ディスプレイベースの作製

ディスプレイベースは八角形の木製プラークを使用。ステンレス線、プラ棒、ボールジョイントを組み合わせてアームを作成しました。フンドシ部に3mmの穴を開けてボールジョイントを差し込みます。

こういう感じになります。首と腰の可動範囲が広がったので、自然な飛行姿勢が取れます。

霧吹きで木製ベースの表面を湿らせ、乾燥させると毛羽立ちができるので、それを150番のヤスリで磨き、との粉で目止めします。

スプレーニスで着色。ニス塗装は一度に行わず、薄めに塗装→乾燥→ヤスリ磨きを3回ほど繰り返します。

今回は月面をイメージしたベースを作成します。とりあえずランナーの細切れを並べてクレーターの形を作ります。

百均で見つけた「木かるねんど」

今回初めて使ってみましたが、名前通り非常に軽くてベトつきがなくて作業がしやすかったです。乾燥時間が長いので、じっくりと時間をかけて造形をします。

スパチュラでくぼみやひび割れなど月面ぽいモールドを入れました。宇宙フェンの人にはツッコミを入れられそうなデキですが、あくまで「月面をイメージしたもの」ということでご容赦を・・・(^_^;)

これも百均で手に入れたセメント。これで木かるねんどを固めて表面をごつごつしたものにします。

かなり薄めたつもりでしたが、細かいモールドが埋まり乾燥時の収縮でベースがそりかえってしまいました。(>_<)セメントではなく粗めのサーフェイサーのほうが良かったかもしれません。

木工用ボンドで歪んだ月面を木製ベースに強引に接着し洗濯バサミで固定して2日ほど放置。なんとか固定できたようです。

ベースのフチをマスキングして、ガイアノーツのメカサフSUPER HEAVYで塗装。

エナメルのグレーとシルバーを適当に混ぜたものでドライブラシ。ツヤを整えるためつや消しクリアを吹いて塗装完了!

マスキングをはがして完成!なんとかきれいにまとまりました。

ネームプレートも作成しました。

 

製作記録 HGUC 52 1/144 マラサイ その2

近藤版マラサイに改造&ディティールアップ

ノーマルのマラサイは赤くてツノやらトゲトゲがあってこれはこれでカッチョいいのですが、今回は渋い量産機風に仕上げたいので、近藤和久氏の『SIDE STORY OF GUNDAM Z』に登場するエウーゴ用マラサイを参考に改造、ディティールアップをしました。

近藤版マラサイは旧キットでも一度作っており、その時はザクとハイザックのパーツを流用しましたが、HGUCザク2改のジャンク品が手に入り、試してみるとこれがなかなかカッチョいいので、今回はこちらを使用。マラサイに比べて肩パーツが小さいおかげで肩幅が広すぎる問題も解消しました。

肩関節のポリキャップがマラサイのものと微妙にサイズが違うので、ジャンクパーツの中から適当なものを選んで交換。左肩アーマーが小さくて貧弱に見えるので、プラ板をはさんで前後に2mmほどボリュームアップ。

近藤版マラサイへの改造完了!d( ̄  ̄)!

肩幅がせまく足が細長くなって、全体にスマートなプロポーションになりました。ここから表面処理とディティールアップをしていきます。

見えないところは作らない主義ですが、リヤアーマー裏は結構目立つので、ここだけ裏打ちをしました。リヤアーマーは可動しますが、あまり意味がないので、少し開いた角度で固定しました。

プラパイプを組み合わせたモノアイレールにディティールを入れ、モノアイにハイキューパーツのSPプレート(3.0mm)を使用。レンズ部にはハイキューパーツのVCドームも試しましたが、キラキラしてレンズに見えないため、WaveのHアイズ(2.8mm)を使用。顔の中央接着線に0.3mmプラ板をはさんで左右に幅増し。プラ板の箱組みで口(?)を新造。ヘルメット部は磁石接続で脱着可能になっています。

頭部、腰部、バックパックの動力パイプはアルミ線+スプリング+コトブキヤのモビルパイプを組み合わせて作り直し。

手甲パーツはやたら厚みがあってモールドももっさりしているので、薄く削ってモールドを作り直し。そのほかにヘルメットや腕アーマー、スネのフレアなどフチが厚ぼったいところは全て薄く削ってシャープにしました。

ビームライフルは動力パイプとセンサー部を切り取り、動力パイプはWaveのJチェーン、センサーはハイキューパーツのSPプレート(2.0mm)とWaveのHアイズに置き換えました。

ヒートホークもFZザク用のものを使用。ヒートホークとシールドに2mmのネオジム磁石を埋め込んで脱着可能にしました。

塗装

ディティールアップと表面処理が完了!いよいよ塗装に入ります。まずは全パーツをガイアノーツのメカサフSUPER HEAVYで塗装。関節部はこの色をそのまま生かし、装甲部は塗装の下地とします。

量産MSらしくハイザックやギラドーガに準じた緑系で塗装。薄い緑はクレオスの64ルマングリーン55カーキ54カーキグリーン。濃い緑は54カーキグリーンをそのまま使用。

薄い緑は下地がうっすら透ける程度にフチを残して吹き、濃い緑は基本色をベタ塗りした上で、黒を混ぜてシャドーを入れました。

手持ちのデカールで適当にマーキング。一年戦争末期にRザクのデータを基にザクの正統後継機として開発された108試作MSがごく少数グラナダ守備隊に実戦投入された・・・らしい・・・という脳内設定です(^_^;)

完成!(^∇^)