No.95 TRAJECTOIRE 1/43 フェラーリ512F

2025年7月製作開始

次のご依頼品は1/43のレジンキット、フェラーリ製プロトタイプレーシングカーの512Fです。1970年にフェラーリ512 Sは70年のル・マンやデイトナに出場しましたが、ライバルのポルシェ917にはかなわず、翌年には改良型の512Mを発表しました。この512Mがスイスのプライベートチーム、スクーデリア・フィリピネッティの手で独自にモディファイされたのがこの512Fだということです。512Sは知っていましたが、512Fの存在は今回のご依頼を受けるまで全く知りませんでした。

TRAJECTOIREはフランスのガレージキットメーカーのようです。フランス製キットはマニアックな車種を発売していて魅力的なのですが、クセが強くてタメオのキットなどと比べると10倍くらい大変なものが多くて悪い予感がします・・・😅😅😅

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ構成は1/43ガレージキットとしては一般的なものですが、嫌な予感がするのは着色済みのボディとデカール。ライトユーザーに向けた仕様ですが、以前ランドクルーザーで酷い目にあった記憶が・・・。

デカール

無塗装でデカールを貼ればボディが完成するという仕様ですが、完成写真を見る限りスケスケの低品質のデカールのようです。

バックミラー

説明書ではルーフ上のミラーのみなのに、サイドミラーも付属しています。実車写真を見るとサイドミラーが付いていますが、ステーの長さがだいぶ短いです。まあ海外製ガレージキットではよくあることですが。

仮組み

塗装剥離①

IPAにボディを1週間ほどつけ置きして塗料が浮いてきたので、歯ブラシで磨いて塗装剥離。

塗装剥離②

IPAでほとんどの塗料は剥がせましたが、モールドや奥まった部分に残った塗料は精密ヤスリやニードルで掘り直す必要がありそうです。

下地処理

おおむね表面処理ができたので、捨てサフを吹いて、表面の荒れた部分をチェック。ボディ下面に気泡があったので黒い接着剤で埋めました。

ディスプレイベース

エンジン下部にナットを埋め込み、3mmビスでベースに固定できるように加工。回転防止のためコクピット前に2mm真鍮線を差し込むようになっています。

リア周り

シャーシ、コクピット、エンジンは一体成形されていますが、エキゾースト、リアサス、アップライトなどは別パーツ化されています。説明書がいい加減でどう組むかかなり悩みました。

ボディ表面処理

モールドの甘い部分を掘り直し。リアのエアインテーク?は取り付け位置がはっきりしないのでプラ板を貼ってダボを作りました。

塗装

下地塗装

下地塗装にガイアカラーのサーフェイサーエヴォ パステルピンクを使用。

本塗装

古いフェラーリは明るい赤のイメージなので、クレオスのスーパーイタリアンレッドで塗装しました。

デカール

完成写真を見てイヤな予感がしましたが、やはり質が悪くて、ホワイトが透けて薄いピンクになります。( ´△`)

マスキング

結局ホワイトのラインは塗装で再現することにしました。デカールをコピーしたものをガイドにしてマスキング。スキマから塗料が入り込まないようにマスキングゾルで固めます。

基本塗装完了

ホワイト部分を塗装しましたが、概ねうまく行きました。はみ出し部分を修正して、次はデカール貼りです。

デカール貼り①

細かい文字まで塗装というわけにはいかないのでとりあえずデカールを貼ってみましたが、やはり見事に透けてしまいます。

デカール貼り②

というわけでデカールをハイキューパーツのホワイトデカールにコピーして2枚重ねにすることにしました。

デカール貼り③

ゼッケン部はデカールを3枚重ねにしましたが、それでも若干透けてみえるので、ここからは塗装で修正します。今までいろいろなキットを組みましたが、ここまで質の低いデカールは初めてです。

デカール貼り④

主なデカールの修正が完了したので、細かいスポンサーデカールをはって完成。

クリアーコート

フィニッシャーズのオートクリアーでコーティング。クリアーが十分乾燥したら、やすりでスポンジヤスリで研ぎ出しをします。

ヘッドライト

概ね研ぎ出しができたところで、ヘッドライトの製作。ライトパーツを接着してから、バキュームパーツを切り抜いた透明カバーを接着。

シャーシ①

コクピットはフラットブラック、シャーシ全体はスーパージュラルミンで塗装。

シャーシ②

エンジン周りをエナメルレッドブラウンでウォッシング。シートベルト、アップライト、エキパイなどを塗装。シートベルトにはデカールを貼りました。

最終組み立て

No.94 アオシマ 1/24 ジャンクション・15マジェスタ

2025年8月完成

次のご依頼品はアオシマの「1/24 スーパービップカー シリーズ」のマジェスタです。2代目 S150型マジェスタのキットにローダウンパーツ、インチアップホイール、エアロパーツなどを追加したものです。

アオシマは箱変えやパーツ追加をして繰り返し再販するため、キットの素性が調べにくいのですが、おそらく2代目クラウンマジェスタ(S150)がデビューした90年代の製品のようで、以前依頼品として作ったセドリックより若干現代的な構成になっています。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約100点とエンジンレスのカーモデルとしては標準的なものです。古いキットなので、成形の荒れや歪みがけっこう目立ちます。

ボディパーツ

追加パーツとして前後フェンダーやサイドパネルが付属します。

ローダウンパーツ

シャコタンにするための専用足回りが付属。上段がノーマルのブレーキディスクで、このキットでは中段の大型ディスクを使用します。

ディスプレイケース

ケースに固定のご依頼ですので、今回はタミヤのディスプレイケースCを使用します。

シャーシ製作

いつもはボディから作業を始めるのですが、パーツの精度や強度に難があるので、まずシャーシを完成させてから、ボディの組み立てをすることにしました。

ベース固定

ディスプレイケースに3mm穴をあけ、シャーシ側の排気管中央にナットを埋め込み。さらに回転防止のためオイルパンに2mm真鍮線を差し込むようにしました。

基本塗装

全体をニュートラルグレイで、エンジンや足回りをフラットブラックで、排気管をシルバーで塗り分け。

マフラー

マフラーはノーマルパーツの後部をカットしてメッキパーツのデュアルタイプに交換します。

足回り組み立て

「鬼キャン仕様」というのでしょうか?後輪はかなり深いキャンバーがつきます。パーツ精度が低く取り付け位置も曖昧なので、四輪がキチンと接地するか確認しながら慎重に接着しました。

コクピット製作

基本塗装

クレオスのサンディイエローで全体を塗装し、マスキングをしてから軍艦色、ジャーマングレーで塗装して基本塗装完了。

細部塗装

ハンドル、ダッシュボードなどの細部を塗装して組み立て。

ボディ製作

リアフェンダー

パーツが歪んでいるのか、右のリアフェンダーがキチンと合わなかったので、テープで固定して強引に接着しました。

サイドパネル

設計がテキトーでボディにピッタリフィッティングしないので、前後のフェンダー部をカット。左が加工済み、右が加工前です。

ボディの歪み

よく見るとボディが微妙に歪んでいて左フェンダーが浮いています。どうしたものかと思っていましたが、シャーシを組み込みとねじれが修正されて気にならない程度になりました。

フェンダーの加工

ローダウンするとタイヤがフェンダーに干渉するので矢印部分を薄く削ります。この辺はちゃんと説明書に指示があるので、ハセガワのキットよりは親切です。

仮組み完了

完成したシャーシとコクピットを組み込んでバランスを確認。シャーシをはめることでボディのネジれは矯正されますが、逆にタイヤの接地が少しガタつきます。

表面処理

捨てサフがわりにファンデーショングレーを吹いて400〜600番のヤスリで表面処理。バリやヒケはそれほどありませんが、全体にモールドが甘いので、一通り掘り直しをしました。

リアスポイラー

エアロパーツは全て接着しましたが、リアスポイラーだけは塗装後に接着することにしました。位置がきちんと決まるようにプラ棒でダボを新造しました。

本塗装①

ボディの腰上をクレオスのGX2ウイノーブラックで塗装。通常のブラックより深みがありツヤも良く出ます。

マスキング

塗料がしっかり乾燥したのを確認して、ボディ腰上をマスキング。

塗装②

腰下はタミヤのLP-19 ガンメタルで塗り分け。マスキングもうまく行きました。

クリアーコート①

デカールをはってクリアーコート。デカールはかなり劣化していてすぐに切れてしまいますが、なんとか繋ぎ合わせることができました。

クリアーコート②

1000番のヤスリで中研ぎをして2回目のクリアーコート。だいぶツヤが出てきました。

研ぎ出し

2000番〜4000番のヤスリで仕上げの研ぎ出しをします。

エクステリア完成

ボディの研ぎ出しが完了したので、灯火類や窓枠の仕上げ。窓枠は塗装ではイマイチだったのでハセガワのミラーフィニッシュを貼り込みました。

最終組み立て

完成

シャーシをはめてマフラー、サイドミラー、エンブレムを接着してベースに固定。

PLAMAX Artistic arrange アニス・ファーム

2025年4月完成

メーカー:マックスファクトリー  原型制作:田中冬志・松宮誠一

かえる工房のフィギュア作品はレジン製のガレージキットばかりで、組み立て式プラモデルフィギュアは今回が初挑戦となります。最近は組み立て式プラモデルフィギュアが主流となってきたので、試しに一つくらい作ってみようと思っていましたが、オリジナルキャラには興味がないし、バンダイ製品はイマイチ信頼できないので、どうしたものかと思っていたところに、発売情報を見て速攻でポチってしまいました。

ボックスアートは劇中のアニスにも完成品にもぜんぜん似ていないしなんでこんな絵を・・・と思いましたが、イラスト担当はなんと!キャラデザインを担当した菊池通隆(麻宮騎亜)氏。30年も昔の作品で描き方を忘れたか?それとも単なる手抜き仕事か?ネームバリューだけでこんな絵を使うくらいなら完成写真だけでよかったんじゃないかと思います。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

ヘルメット装着モード

2体分のパーツを使用して2丁装備にしてみました。

製作記録

初心者や時間のないユーザーを意識して、ガンプラと同じように接着剤や塗装は不要ですが、ABSが多用されていて塗装派にはいささかキビシイ仕様になっています。全体によくできているので、細かい点を改修し、塗装は最低限に抑えてキットの成形色を生かした製作をしました。

製作上のポイント

①顔パーツの交換がやりにくい

②透明パーツの下地が透けて色が濁る

③太ももの可動部にカタイ部分とユルイ部分があって調整が必要。

 塗装に失敗してパーツ購入をしましたが、こちらでは③の問題は解消していました。

 すぐに改修を行ったのか、たまたまハズレのキットに当たったのかもしれません。

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約270点。箱から溢れるほどパーツが詰まっていてガンプラのMGシリーズのような感じです。

組み立て説明書

組み立て説明書はオールカラーの冊子形式。初心者でも組み立てられるように初歩的なことから非常に丁寧に指示されています。このへんはスケールキットメーカーも見習ってもらいたいものです。

主要パーツ

白パーツ52点、青パーツ52点、ピンクパーツ84点。手足は左右同じ形状で、ランナーが2セット付属しています。ヘルメットのシールド、関節の丸モールド、肩の装甲やオッパイカバー(笑)などはクリアーパーツで再現できます。

髪パーツ

髪パーツは18点。ヌキの問題かガレージキットやPVCフィギュアに比べるとかなり細かく分割されています。

顔パーツ

顔パーツは完成済みのものが3点。自分でデカールを貼るものが3点付属。笑い顔の口内は別パーツになっています。

手首パーツ

手首パーツは8点。ポージングによって握り手、銃の持ち手、開き手2種が交換可能です。

武器パーツ

武器パーツは12点。通常のソニックガンにオプションをつけることでライフルモードにすることができます。

ディスプレイベース

パーツ数は8点。クリアーパーツで成形されキットの付属品としてはかなりかっちりした作りです。短いアームと長いアームが2セット付属していて好みによって交換できます。

シール類

黒ラインや白ラインまで完全に色分けをするのは難しかったようで、ここはホイルシールをはって再現。瞳デカールは正面、左目線、右目線の3種類が付属します。

仮組み完成

とりあえずゲート部分を処理しただけのパチ組みで仮組み完了。1日1時間程度の作業で1週間ほどかかりました。この手のキットに何を求めるかの問題ではありますが、無塗装のままではやはりオモチャっぽく見えます。

頭部(素顔ver.)

仮組み

細かいパーツを接着した状態。顔パーツを交換するためにはここまで分解が必要です。figmaなどと比べて脱着部が多くて面倒だし破損の心配もあります。

顔パーツのダボ

ダボがひっかかって顔の交換がやりにくいので、2mmほど残してカット。ここは完全に設計ミスで、髪やヘルメットで顔をしっかり保持するので、こんなに長いダボは全く必要ありません。

アホ毛の取り付け位置

アホ毛の部分も少し問題。アホ毛は前髪の一部なのになぜか頭頂部に接着するようになっていて、前髪を外す前に頭頂部を外す必要があります。

アホ毛の取り付け位置変更

アホ毛の取り付けダボをカットして前髪のほうに接着。これだけで前髪の脱着がスムーズになり、頭頂部を外す必要もなくなります。

改修完了

以上の改修で髪パーツを2ヶ所外すだけで顔の交換ができるようになりました。耳が鬢にひっかかるため取り付けには少しコツがいります。

顔パーツ完成

素体パーツ(上段)にデカールを貼って、口とピアスを塗装。塗装済みパーツ(下段)はそのまま使用します。六つもありますが、目線が変わるだけでほとんど変わり映えしません。

頭部完成

ブラウン系の塗料で髪に軽くシャドーとハイライトを入れて、セミグロスクリアーで仕上げました。

頭部(ヘルメットver.)

顔の脱着

ヘルメットver.も顔のダボをカットすることで交換可能になりましたが、耳の部分を左右に広げる必要があるので、◯のパーツは接着せずにパチ組みにします。

耳のクリアーパーツ

そのままクリアーパーツをはめると下地の色が透けて濁って見える(左)ので、市販のメッキシールを7mm径にカットして貼り込みました(右)。

額センサー

額の左右センサーも下地のピンクが透けてしまうので、裏のダボの部分を削ります。

アンテナ

左右の耳パーツから伸びるアンテナ。付け根がボールジョイントになっていますが、ユルユルだし可動してもあまり嬉しくないので、適当な角度で接着しました。

内部塗装

メットオフ状態でも飾れるように内部をセミグロスブラックで塗り潰しました。

ヘルメット完成

黒のラインは塗装で再現。クリアーコートをしてバイザーと顔を組み立てて完成。ううむ・・・いろいろと手を入れましたが、素組みと大して変わりないような・・・😅😅😅

ボディ

仮組み

首、胸、腹、腰と4か所にボールジョイントが仕込まれ、女性らしい柔らかいポージングが再現できます。胸の下の小さな装甲は外れやすいし可動してもあまり意味がなさそうなので、固定したほうがいいかもしれません。

白ライン塗装

最初はエナメル塗料を筆塗りしたのでが、塗膜が弱くて可動部がすぐにはげたので新品パーツ購入をしてやり直し。マスキングをしてラッカー塗料で塗り直しました。この辺は可動部が多いので、取り扱いは要注意です。

背中のセンサー

キットのパーツにはデカいダボがあり目玉の親父みたいになるので、市販のレンズパーツに交換。メッキシールで裏打ちをして接着しました。

ボディ完成

紫のインナースーツ部はセミグロスクリアーで、赤のハードパーツ部は光沢クリアーでコーティング。光沢部はコンパウンドで軽く磨きました。

脚部

仮組み

太ももの外側に追加装甲が付くようにデザインがアレンジされています。太もものロール軸が抜けやすいので、少し加工した方がよさそうです。

可動範囲

ヒザはかなり深く曲げられ、ボールジョイントでつま先も可動しますが、ヒザアーマーとスネの差し込みが抜けやすいので接着した方がいいかもしれません。スネの裏のカバーは開閉可能でメカ部分が露出します。

太もも関節

太ももの可動範囲を広げるために関節軸を引き出すことができますが、かなり動きがシブいので、すり合わせをしてスムーズに動くように調整しました。

太ももロール軸①

ここも明らかに設計ミス。けっこうスペースがあるのにロール軸(紫のパーツ)は受け側(白のパーツ)よりも短いです。おそらく太ももにはさむピンクの装甲パーツの厚みを忘れていたのでしょう。

太ももロール軸②

ロール軸が簡単に抜けないように2mmほど延長。上の写真と比べるとロール軸がポリパーツから飛び出していますが、スペースに余裕があるので問題ありません。

足首クリアーパーツ

足首のセンサー部も色が透けて濁ってしまう(左)ので、ここもメッキシールを張り込んでからクリアーパーツを組み立てました。

スネのカバー

カバーが開いて中のメカが見えますが、成形色の白のままでは寂しいので、シルバーで塗装してスミ入れをしました。

脚部完成

ボディ同様、光沢クリアーでコーティング。エナメル塗料のパープルでスミ入れをしてから、コンパウンドで軽く磨きました。

腕部

仮組み

ボディや脚部は関節部でほとんど脱着できますが、腕部で分解できるのは肩、腕、手首のみで、ヒジ関節ははさみ込み式になっています。

腕の可動

ヒジは二重関節になっていて、腕が細いため180度近く曲げることができます。

腕部完成

ボディや脚部と同じようにクリアーコートをしてスミ入れ。ヒジ関節は分解できないので、あまり溶剤がかからないように注意しました。

武器・ディスプレイベース

ソニックガン

オプションパーツをつけるとライフルモードになりますが、差し込みがカタイので、塗装をする場合はどちらかを選択して接着した方がよさそうです。赤丸のパーツをセンサーパーツと交換すると腰部に固定することができます。

クリアーパーツ

ライフルモードの銃身左右はクリアパーツになっていますが、やはり色が濁るので裏からシルバーで塗装しました。

クリアーパーツ

レーザーサイト?の部分はただの凹みになっているだけなので、市販のクリアーパーツをはめ込みました。

完成

グレー+パープル(少量)で塗装し、エナメル塗料のパープルでスミ入れ。2セットのパーツを使用して、ソニックガンとライフルモードの2丁を製作しました。

ディスプレイベース

普通の立ちポーズならスタンド無しでも自立しますが、ジャンプしたポーズなどで役に立ちます。アームは長短2種が付属しますが、写真は短いものです。

タミヤ 1/20 フェラーリ312T3(1978年カナダGP)

2025年製作(予定)

ヴィルヌーブシリーズ第2弾はフェラーリ312T3。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

ドライバーフィギュア付きでパーツ数は約120点。最近のキットと比べると実にシンプルです。デカール欠品のジャンク品ですが、デカールはサードパーティーのものを使用するので、特に問題ありません。

デカール

デカールはミュージアムコレクションのカナダGP用を使用します。

ボディ・カウル製作

エンジン製作

シャーシ・足回り製作

コクピット製作

フィギュア製作

No.93 AUTOBARN 1/43 マクラーレン F1-GTR

2025年7月完成

次のご依頼品は1/43のレジンキット、マクラーレンF1-GTR(WEST BPR 1996 SPA仕様)です。ブラバムやマクラーレンで数多くのF1マシンを生み出した鬼才ゴードン・マレーが、マクラーレンのロードカー部門に移籍して最初にデザインしたのがこのマクラーレンF1です。さすが俺たちのゴードン・マレー様だけあって中央にドライバーシートが、左右後方に助手席が配置された3人乗りという変態的(褒め言葉)レイアウトです。

AUTOBARNというメーカーは初めてですが、海外製レジンキットとしては平均的な水準で成形も割とキレイです。主要パーツ数は少なめですが、細かいエッチングパーツが付属していて窓枠も別パーツで再現されます。

 

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は30点程度。レジン、ホワイトメタル、エッチングパーツで構成される典型的なガレージキットです。後期タメオ製品のように偏執狂的な部分はありませんが、ウィンドウの組み立ては一工夫が必要です。

組み立て説明書

組み立て

離型剤落とし①

レジンパーツを中性洗剤を混ぜた熱湯につけて20分ほど弱火でゆでます。

離型剤落とし②

一般的なレジンキットなら煮沸だけでも十分なのですが、細かいモールドが多いので念のため奥まった部分を歯ブラシで磨いておきます。

ディスプレイベース固定

3mmビスで固定できるように、ベースとシャーシとコクピットに2mmと3mmの穴あけ、コクピットの3mm穴は6mmまで拡大してナットを埋め込み。ベースに2mm真鍮線を埋め込み、回転防止のダボとします。

車高調整

キットのままでも特に問題ありませんが、依頼者様のご希望で0.5mmほど車高を落としました。

ウィンドウパーツ

このキット1番の難所。ウィンドウパーツは切り取り線もなく「自分で勝手に切り抜いてね」という仕様でサイズもギリギリの透明プラ板が1枚付属するだけ。ううむ・・・どう処理したものか・・・😖😖😖

ウィンドウのテンプレート

いろいろ考えた結果、エッチングの窓枠パーツをコピーしてテンプレートを作りました。

捨てサフ吹き

組み立て説明書がいい加減で間違いや漏れがあってかなり時間がかかりましたが、仮組みができたので主要パーツにサフ吹き。

ボディ

塗装①

ガイアカラーのアルティメットホワイトでボディ、ウィング、ミラーを塗装。

マスキング

赤部分を塗装するためにマスキング。塗り分け部にしっかりモールドが入っていますが、ボディサイドにはルーバーが入っていて少し面倒でした。

基本塗装完了

赤部分はフィニッシャーズのシルクレッドで塗装。

塗装ミス修正

デカール貼りの準備中にフロント部の赤ラインの塗装ミスを発見。泣きながら塗装を落として修正しました。

デカール貼り

デカールの質は標準的で特に苦労しませんでしたが、細かいデカールの位置の指示が全くないので、完成写真と照らし合わせて確認するのにかなり時間がかかりました。

クリアーコート

デカール保護のためクリアーを砂吹き、中研ぎをして2回目のクリアーをかけた状態です。

ウィンドウ接着

このキット最大の難所はウィンドウ。塗料の厚み分をすり合わせして裏からスモークグレーで塗装。ゴム系接着剤で接着しました。

シャーシ・コクピット・足回り

基本塗装

シャーシや内装をセミグロスブラックで塗装。

コクピット完成

コクピットにシート、ロールバーなどを接着。シートベルトはキット付属のシールを使用しました。

タイヤ・ホイール

ホイール全体をセミグロスブラックで塗装し、ナット部分をレッド、ブルーで塗装。この時点でブレーキディスクを接着しておきます。

最終組立て

完成したボディとシャーシを組み立て、ミラーやワイパーなどを接着して完成!

No.91 PLAMAX バイファム&ネオファム&トゥランファム

2025年6月完成

次の依頼品はPLAMAXの「銀河漂流バイファム」のラウンドバーニアンシリーズ。ウグ、 ディゾ 、ジェイナスと単品では売れそうもないアイテムがセットになっていますが、今回は主役ラウンドバーニアン3機のみを製作します。

このシリーズは単色成形の固定ポーズで、バンダイ製品とは真逆のアプローチをしています。固定ポーズゆえの自然でダイナミックなポージングはなかなかカッチョいいです。ただ、全高10cm弱とサイズが小さくディティールが甘いのが残念ポイントです。

FAM-RV-S1 バイファム

FAM-RV-5 ネオファム

FAM-RV-S1T トゥランファム

 

製作記録

バイファム

パーツ一覧

パーツ数は20点。固定モデルなのでパーツ構成はバンダイのキットなどとは全く構成が異なり、接着剤が必要ですし、バーニアとスネは一体成形になっています。

組み立て

ガンプラのように関節部で脱着はできないので、塗装に不都合のないギリギリの段階まで組み立て。

仮組み

軽くサフを吹いて仮組み。かなり大きなヒケやパーティングラインが目立つのでパテ埋めが必要です。

塗装①

ホワイト+フィールドグレー(少量)で白部分をエアブラシ塗装。

塗装②

紺部分はミディアムブルー+ネイビーブルーで、赤部分はシャインレッドで塗装。どちらもラッカー系塗料で筆塗りをしました。

ネオファム

パーツ一覧

パーツ数は26点。バイファムよりパーツ数が増え、バーニアなどが別パーツになり少し精密度が上がっています。

組み立て

バイファム同様、塗装の段取りを考えて可能なかぎりパーツを接着。

仮組み

サフを吹いて仮組み。バイファムに比べてヒケも少なくパーティングラインも目立たなくなっています。

下地塗装

赤塗装をきれいに発色させるためガイアカラーのサーフェイサーエヴォ パステルピンクで下地塗装。

塗装①

レッド+あずき色+明灰白色で赤部分をエアブラシ塗装しました。

塗装②

白部分を明灰白色で筆塗り。ネオファムは機体番号もなく塗り分けもシンプルなのでサクサク進みました。

トゥランファム

パーツ一覧

パーツ数は27点。構成はネオファムとほぼ同じです。シリーズものでは主役機が最初に発売されるため、いちばんデキが悪くなる現象がここにも・・・。😅

組み立て

構成はネオファムと同じような感じでバーニアは別パーツになっています。

仮組み

ガンプラなどの可動キットでは絶対無理なポーズが自然にとれるのが魅力。左右の足の接着位置が曖昧なので仮組み段階で接着しておきました。

塗装①

どういう順に塗装しようか迷いましたが、けっきょくセオリー通りに薄い青部分をホワイト+ミディアムブルーでエアブラシ塗装。

塗装②

紺部分はパープル+インディブルー+レッドで、暗い紺部分はミッドナイトブルー+ブルー+紫で筆塗り塗装。塗り分けが多く形状も複雑なので、3機中で一番手間がかかりました。

仕上げ

クリアーコート

各機の基本塗装が完了したので、セミグロスクリアーでツヤを整えました。

完成

スタンドをセミグロスブラックで塗装し、カメラアイをシルバー→クリアーグリーンで塗装して完成です。

塗装テスト(グレー系)

グレー系の塗料といえばミリタリーモデルでよく使われ、特にクレオスのMr.カラーは種類が豊富でいいのですが、名称が専門的でわかりにくいので、わかりやすく一覧にしてみました。

1.クレオス Mr.カラー

  価格:220円(税込) 容量:10ml

戦車や飛行機モデルに特化した塗料がたくさん発売されていますが、名前だけではどんな色か全く分からないので、明るい(と思われる)順に並べてみました。

315 グレーFS16440

「グレー」といってもほとんどホワイトに近い色で、航空機の明るいグレーに使うものです。

11 ガルグレー

こちらも米海軍機に使われる明るいグレーですが、グレーFS16440に比べるとグレー寄りの色です。

116 RLM66 ブラックグレー

明るいところでは普通のグレーに見えますが、暗いところではブラックよりに見えます。

40 ジャーマングレー

写真では明るめに写っていますが、ほとんど黒に近いグレーです。ブラック一色では単調でニュアンスが欲しいときに使っています。

2.ガイアノーツ

  価格:275円(製込) 容量:15ml

072 ニュートラルグレー

ガイアカラーのニュートラルグレーはⅰ〜ⅴまでの5段階があり、数字が大きくなるほど暗い色になります。クレオスと違って汎用カラーなので光沢色になります。

フジミ 1/20 フェラーリ126CK & ジル・ヴィルヌーブ(1981年カナダGP)

2025年7月完成

F1シリーズ第6弾は伝説のF1ドライバー、ジル・ヴィルヌーブとフェラーリ126CK!😆😆😆

フェラーリF1の名車312Tシリーズは1975年にデビューし、4度のコンストラクターズタイトル、3度のドライバーズタイトルを獲得しました。しかし、1980年にはDFVエンジン+ウィングカー勢に太刀打ちできなくなり、1981年には完全新設計の126CKがデビューしました。126CKにはフェラーリ初のターボエンジンTipo021が搭載され、パワーはあったもののスペースフレームにアルミパネルを貼り付けたセミモノコックシャーシは全くの時代遅れで剛性が不足していました。それでも、ヴィルヌーヴのドライブによってモナコGPとスペインGPで2度の優勝をかざりました。今回製作したのは母国カナダGPでフロントウィングを破損し、最後はウィングを失いながらもレースを諦めず3位に入賞したマシンです。

懲りもせずにまたもやフジミのキットです。体調がいい時に取り組もうと積んでいたものを押入れから引っ張り出しました。かえる工房はヴィルニューブのファンですが、フジミの126C2はエンジンがデカすぎる、ボディの形状がヘン、などよくないウワサばかり聞くので、126CKを製作することにしました。こちらはエンジンもリニューアルされかなり改善されているということですが・・・やはり問題山盛りでした・・・😅😅😅

ヴィルヌーヴのフィギュアは今は無きモデラーズのレジンキット。造形はいいのですが、デカールが死にかけていたので、少し苦労しました。

さすがにフジミのキットはなかなか手強く、今回はフィギュアの製作もあり完成までに半年以上かかってしまいました。もう少しディティールアップをするつもりでしたが、後半は力尽きて考証的にはテキトーになってしまいました。

カウルの分割ラインを実車と同じ方式に改造。さらにカウルの四隅にネオジム磁石を埋め込んでキチンと固定できるようにしました。

ジル・ヴィルヌーブ

モデラーズ製のレジンキットを使用。スーツのクリーム色をエアブラシで吹いてから、細部は筆塗りで塗装。デカールは一部をのぞいてミュージアムコレクションのものを使用しました。

製作記録

キットの問題点

カウルとシャーシがキチンと合わない。
②組み立て説明書が分かりにくくいいかげんなところが多い。
ホイールが接着式で脱着ができない。
カウルの分割方法が実車と違う。
ブレーキダクトが透明パーツで成形されている。

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約160点。スペインGP仕様とカナダGP仕様のコンパチキットなので、2種類のノーズのほか、スリックタイヤとレンタイヤの2セットが付属します。

組み立て説明書①

一般的なF1キットではリアのロアアームはエンジン側に接着するのですが、このキットではなぜかシャーシに接着するよう指示されています。しかし、図のような取り付けダボがないためキチンとした位置に接着することができません。

組み立て説明書②

リアのスタビライザーは前後が微妙に湾曲していますが、説明書には方向の指示がなくイラストも分かりにくいです。何度も仮組みをして中央がへこんだ方が前だと判断しました。

組み立て説明書③

ミラー鏡面はメッキパーツではない(なぜ?)のに塗装指示を忘れているし、ノーズ下面の塗装はシルバーが正解です。カナダGPでノーズがめくれあがった状態で走り続けた126CKは超有名だと思っていたのですが・・・。どうしてこんなミスをするのでしょうか?

ブレーキダクト

透明パーツで再現されていて、さすが!・・・と言いたいところですが、ブレーキダクトが半透明なのは312Tシリーズで、126CKは一般的な黒パーツ・・・。形状はいいのですが、こういう無意味な努力をするところがいかにもフジミらしいです・・・😅😅😅

アップライト

ブレーキディスクは2枚重ねでクーリングホールが再現され、さらにキャリパーが別パーツになっていてブレークディスクが回転するという凝った作りです。しかし、ホイールをディスクに接着するようになっていて、完成後は脱着できないという不思議な構造です。

タイヤとホイール

ギラギラしたメッキは少し品がないので、ツヤを落としたメッキ塗装をする予定です。レインタイヤが付属しているのは嬉しいのですが、形状的には中央部の膨らみが足りないように感じます。

サイドスカート

さすがのフジミクオリティ、右のサイドスカートが見事に歪んでいます。まあ、この程度ならどうということはないと思っていたのですが・・・。

カウルとシャーシのスキマ

大問題が発生。シャーシとカウルに2mmほどのスキマができてしまいます。最初はこれで正しいのかと組み立て説明書や資料を見返しましたが、やはりそんなデザインではありませんでした。

ボディ・カウル製作

カウルとシャーシの修正①

どこかが干渉しているのかと、あーでもないこーでもないと調べましたが、けっきょく成形不良でカウルとシャーシが微妙に反り返っているようです。写真の矢印の部分に浅く切れ込みを入れて反り返りを修正してから瞬間接着剤を流し込んで強引に固定しました。

カウルとシャーシの修正②

カウルとシャーシの歪みを修正してもイマイチ合いが悪いので、エンジンパーツが干渉している部分を削り込みました。

カウルとシャーシの修正③

あちこちを曲げたり削ったりしましたが、なんとかうまく収まりました。相変わらずフジミのキットはしなくても良い苦労をさせられます。😅😅😅

カウル分割方式の変更

実車ではノーズとサイドパネルはシャーシ側に残るので、上面部をカットしてサイドパネルをシャーシ側に接着しました。

磁石接続

カウルがピタッと収まるように、4カ所に2mmのネオジム磁石を埋め込みました。

サイドパネルのスリット

スリットから内部がチラリと見えるところにこだわりたいので、開口部をカンナやヤスリでキレイに整えました。

サイドミラー

ダボが浅く接着強度に不安があるので、0.5mm真鍮線で軸打ちをしました。

シャーシ塗装

シャーシの内部と裏側をセミフラットブラックで塗装してマスキング。サイドパネルは別パーツですが、塗装後にキチンと接着するのが難しそうなので、塗装前に接着しました。

フロントウィング

メッキ面を傷つけないようにウィング本体をマスキングして翼端版のメッキを剥がして薄々攻撃。翼端板のみ赤塗装なのでここはパーツ分割をしてもらいたかったところです。

カウルの塗装

ガイアカラーのサフピンクEVOで下地塗装をしてからクレオスのモンザレッドで本塗装。前後ウイングの翼端版はメッキを剥がしてから塗装しました。

コクピット内部

コクピット内部色はホワイトではキツすぎるような気がしたので、クレオスの灰色9号で塗装。マスキングのはみ出しをタッチアップして塗装完了です。

スカート&キャッチピン

カウルのキャッチピンはメタルシールに置き換えたかったのですが、適当なものが見つからなかったので、諦めてシルバーで塗装しました。

リアウィング組み立て

かえる工房は塗装後の接着があまり好きではないので、この時点でウィングと翼端板を組み立ててしまいます。接着ダボが浅くて安定しないので、垂直がきちんと出るように真鍮ブロックで固定します。

デカール貼り①

サイドパネル下の細長いデカールは左右がはみ出します。そこはお客様が自分でカットしてくださいということなのでしょうが、説明書にちゃんと書いておいてほしかったです・・・。ちなみにリアウィングの「MICHELIN」やコクピットサイドのイタリア国旗のストライプも同じ仕様です。

デカール貼り②

デカール貼り完了。やや透けているようにも感じましたが、品質は標準的なもので特に問題ありませんでした。

中研ぎ

デカールが乾燥したら、オートクリアーを砂吹き。目立った凹凸を1500番のヤスリで慣らします。

研ぎ出し

ウレタンクリアーでコーティングしてから本研ぎ。2000番〜10000番のヤスリで研ぎ出し、タミヤのコンパウンド粗目→細目→仕上げ目、ハセガワのセラミックコンパウンドで磨き上げます。

スクリーンの取り付け

スクリーンの裏からクリアーブルーで塗装。フチに虫ピンの頭を埋め込んで実車と同じようにビスで固定されている雰囲気を再現しました。

翼端版のリベット

翼端版のモールドを削り取ってトップスタジオの金属リベット(1.2㎜)を埋め込み。

エンジン製作

エンジン組みたて

エンジン本体と足回りを組み立て。塗装後の接着をできるだけ避けたいので、アップライト、ドライブシャフト、サスペンション、吸排気部品以外は全て接着しました。

エアファンネルカバー

エアファンネル部がただの板になっているので、真鍮メッシュでカバーを新造。プラ板を切り出した雄型と雌型で真鍮メッシュを絞り出しました。この辺りがはっきり分かる資料がなかったので、形状はわりとテキトーです。

サスペンション製作

サスペンションはバネ部分の造形がショボショボなので改造。上下をカットして、0.5mm真鍮線と3mm径のバネをはさんで接着しました。

基本塗装

今回はいつもとやり方を変えて、基本塗装にSHOW UPリアルクロームライトを使用。ここからエナメル塗料で筆塗りをしていきます。

パーツ調整

F1やバイクなど細かいパーツが組み合わさったキットでは、いざ接着という段階で微妙な歪みが出ることがあります。このキットもターボ関連のパーツが干渉してカウルが閉まらなくなったので、パーツがきちんと収まるようにすり合わせをしました。

パイピング変更

キットのパーツのままではどうやってもタービン周りのパイプが収まらないので、ビニールチューブに交換しました。

エンジン完成

エナメル塗料のレッドブラウン、シルバー、ブラック、クリアーブルー、クリアーオレンジなどを段階的に塗り重ねていきました、

テールライト

テールライトのパーツを紛失してしまった😖😖😖ので、MSのモノアイなどに使われるパーツを流用しました。

シャーシ・足回り・コクピット製作

ディスプレイベースの接続

3mmビスでディスプレイベースに接続するので、シャーシ内側にナットを接着。回転防止のためビス穴の他に2mm穴を開けて真鍮線を埋め込みました。

リアブレーキダクト

ブレーキダクトはアップライトの上に接着しますが、取り付けダボが非常に浅くて強度に問題があるので真鍮線を埋め込みました。

フロント周り仮組み

モノコックは上下分割式でアッパーアームをはさみ込む形式になっています。

リベット打ち

モノコックサイドのリベットが省略されているので、ハセガワのリベットゲージを両面テープで貼り付けてニードルでリベットを打ちます。

基本塗装

ラジエーター部をセミグロスブラックで塗装し、アルミパネルの部分はSHOW UPリアルクロームライトで塗装。こちらはクリアーコートをかけて仕上がりです。

ブレーキホース追加

手持ちのパーツの0.3mm真鍮ワイヤーをブレーキホースとしてブレーキキャリパーに埋め込み。資料がなかったので接続位置はテキトーです。

フロント足回り完成

フロントサスは完成後には見えなくなるのでキットのパーツをそのまま使用。スムーズにステアリングできるようにシャーシ側のブレーキホースは差し込んであるだけです。実車では黒なのですが、模型的な見栄えを考えて無塗装で行こうと思います。

ホイール完成

タイヤの「MICHELIN」デカールは大小2種類が付属。ホイールはメッキ落としをしてSHOW UPリアルクロームライトを吹いて、スポーク部をエナメル塗料のゴールドで筆塗りをしました。

シートベルト製作①

モデルファクトリーヒロの1/20用セットを使用。少し値段が高いですが、組み立てやすくデカールも複数付属していて非常に気に入りました。

シートベルト製作②

セミグロスブラックでシートを塗装して、シートベルトを接着。ベルトの布部分は鉛板で裏打ちされていて形をつけやすくなっています。

コクピット完成

後期型ではコクピット前方にアルミパネルを貼って補強されているようですが、いいかげん疲れてきたので気が付かなかったことにします。😅😅😅

最終組み立て

前後ウィング取り付け

クリアーをかけて初めて気がつきましたが、前後ウィングは結構ヒケがひどいのでメッキ落としをして塗装仕上げにするべきでした・・・😢😢😢

ホイール取り付け

前後ホイールを接着。キットレビューでも言いましたが、せっかく精密に再現されたブレーキ部はほとんど見えなくなりました。一体何の目的でこんな設計にしたのか?・・・。

フィギュア製作

ジル・ヴィルヌーブ

肖像権に配慮してか商品名は「ドライバーE」となっていますが、どう見てもヴィルヌーブです。今は無きモデラーズの希少品ですが、思い切って今回開封することにしました。

パーツ一覧

ヘルメットの他に腕パーツが2種類付属し、腕組みポーズとグローブをはめたポーズの2種類が選択できます。デカールは変色が激しく使用は難しそうです。

サフ吹き

ゲート後やパーティングラインを処理してプライマーサフを吹きましたが、ヘルメットはもう少し修正した方が良さそうです。

スーツの基本塗装

ホワイトに黄燈色を少量混ぜた塗料をエアブラシでベタ塗り。

デカールはり①

オリジナルのデカールは劣化がひどいので、ミュージアムコレクションの「1/20F1ドライバーセット」を使用。ニキ・ラウダ(76年)とヴィルヌーブ(81年・82年)の三種が付属しています。

デカールはり②

印刷はキレイですが、硬くて曲面部にはなかなか馴染みません。

デカールはり③

マークソフターを使ってもなかなか馴染まないので、けっきょく伝統技法の蒸しタオルを使用しました。

顔塗装①

スーツ部にシャドーを入れて、肌の下地塗装と白目を描き込みました。

顔塗装②

エナメル塗料のスミ入れ、ドライブラシで塗り重ねて、なんとなくまとまってきました。小サイズのリアルフィギュアは苦手分野なので、もっと精進する必要がありますね。😅😅😅

仕上げ

全体にセクグロスでクリアーコートをしてフィギュア完成。予選前に「いっちょポールを取ったるか!」というイメージです。

ヘルメット

前後2パーツ構成ですが、成形不良の段差や気泡が目立つので、パテを使って修正する必要があります。

基本塗装

ブルー部分はほとんど黒に近い濃紺なのですが、ミュージアムコレクションのデカールはなぜか明るいブルーなので、クレオスのC326ブルーFS15044で塗装しました。

デカールはり

結局デカールはモデラーズのものを使用。かなり劣化していましたがなんとか使えました。アゴの「PIEMME」が付属しないのでこれだけミュージアムコレクションのものを使用。

仕上げ

全体にクリアーコートをしてツヤ出し。シールドを取り付けて完成です。

No.89 1/7 セーラーサターン ミュージカルver.

2025年6月完成

メーカー:リューノス 原型製作:竜人

次の依頼品は「セーラーサターン ミュージカルver.」。ありがたいことに当工房のHP作品を気に入ってご注文いただきました。基本的にはかえる工房作品と同仕様ですが、リボンやヒジの部分をオリジナル通りにブラックで塗装し視線を微調整します。

 

 

 

例によってスカートはキャストオフ可能

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

ベースや武器を含めてパーツ数は26点。無意味なパーツ分割はなく成形もキレイで軸打ち用のダボがしっかり入っています。造形の絶妙さも含めてで歴史に残る傑作キットだと思います!

組み立て

左モモの接続

中性洗剤で煮沸して離型剤落としをして、大まかにバリを取ってから組み立て作業開始。モモと腰の接続は2mm真鍮線で軸打ちをしてから3mmネオジム磁石を2か所に埋め込みました。

ベースの接続

前回の製作では軸打ちが1か所、磁石が2か所でしたが、イマイチ安定が悪かったので、今回は1.5mm真鍮線2本、3mmネオジム磁石1か所に変更しました。ベースは厚みがあまりないので真鍮線はベース側に接着します。

腰の接続

左モモ同様2mm真鍮線で軸打ち、3mmネオジム磁石を2か所に埋め込み。この辺は定番工作なので悩むことはありません。

スカートの接続

以前の製作では「どこまで細かく磁石接続ができるか」がテーマだったので、スカートのフリル(赤丸の部分)のフチに極小の磁石を埋め込みましたが、そもそもはさみ込むだけでもしっかり固定できるので、今回は省略。

髪の接続

最終的には接着する予定ですが、作業上の利便を考えて軸打ち以外に磁石も埋め込んでおきます。

首の接続

1.5mm真鍮線で軸打ち+3mmネオジム磁石を埋め込み。

腕の接続

肩とヒジにも1.5mm真鍮線で軸打ち+3mmネオジム磁石を埋め込みました。

エリの接続

両肩とエリに3mmネオジム磁石を埋め込み。エリのパーツは厚みがないので、厚さ1mmのものを使用しました。

胸リボンの接続

エリと同じように3mmネオジム磁石を埋め込み。

腰リボンの接続

胸リボン同様、3mmネオジム磁石を埋め込み。ピッタリ位置が合うようにリボン側の穴は貫通させて後からパテで修正します。

イヤリング組み立て

イヤリングはパーツを薄く削ぎ取って張り合わせ、2mm真鍮線で丸パーツに接続と、超細かい作業作業になります。

サイレンスグレイブの組み立て

柄の部分は歪みを修正するより早いので、WAVE3.5mmプラパイプに置き換えて1.5mm真鍮線で軸打ち。刃先は08mm真鍮線で軸打ちして塗装後に接着します。

手首との接続

右手と柄に2mmのネオジム磁石を埋め込んで脱着可能としました。

仮組み完了

久しぶりにこのキットを組んで竜人氏造形の凄さを再認識。首の傾げ方、背筋の反らし方、腰のひねり、脚の組み方など、ただの立ちポーズなのにセーラーサターンの性格や位置付けなど微妙なニュアンスが表現されていることに驚かされます。

塗装

仮塗装

「こだわりコース」でのご注文ですので仮塗装を行い、イメージに合わない部分をお客様にチェックしてもらいます。

下地塗装

お客様のご希望をチェックしたら、シンナー風呂にドボンして塗装剥離。改めて表面処理をしてプライマーサーフェイサーで下地塗装しました。

肌塗装

サフレス塗装の予定でしたが、パテが必要なキズが見つかったので、通常塗装に変更。下地にノーツフレッシュホワイトをベタ塗りし、サフレスピンク+オレンジでシャドー入れをしました。

髪塗装①

下地にクレオスのパープルをベタ塗り。

髪塗装②

パープル+クリアブラックでシャドーを入れました。

アイペイント①

シアン+マゼンタでまゆとアイラインを描き込み。

アイペイント②

シアン+マゼンタ+ホワイトで虹彩部分を塗りつぶし。

アイペイント③

シアン+マゼンタで黒目のフチと瞳孔を描き込み。二重のアイラインを細く修正しました。

アイペイント④

上まつ毛と下のアイラインを追加。

アイペイント⑤

下まつ毛と瞳のハイライトを入れて完成!

白部分の塗装

レオタード、手袋は下地ホワイト→クレオスのXC08ムーンストーンパールで塗装。セーラースーツの超常的な雰囲気を出すために表面がテラテラになるように薄めた塗料を何回も吹き重ねました。

紫部分の塗装

エリ、スカート、ブーツはシルバーの下地にクレオスのクリアーパープルを重ね吹き。ブーツが少し柚子肌になってしまったので、1000番のヤスリで磨いて再塗装。

黒部分の塗装

リボン、ヒジの部分は完成見本通りブラックで塗装。スカートやブーツ同様、シルバーの下地にクリアーブラックでキャンディ塗装をしました。

細部の塗装

スカート、エリ、リボンのフチなどモール部分をエナメルゴールドとシルバーで筆塗り。ブーツのヒモは白のバージョンもありますが、今回はブラックで塗装しました。

髪の接着

①顔をマスキングして髪を接着

②接着部を瞬着パテで埋めて表面処理

③接着部を中心にプライマーサフを吹き直し

④パープル→パープル+クリアブラックでシャドーを入れて完了

サイレンスグレイブ①

刃の部分はSHOW UPのリアルクロームライトで塗装。柄の部分は下地に黒鉄色をベタ塗りをしてから、クリアーパープルを軽く重ね吹きしました。

サイレンスグレイブ②

柄の部分に虫ピンの頭を埋め込んで金具を再現しました。

ディスプレイベース

以前の製作と同様にラップ塗装。ブラック→シルバー→クリアーバイオレットで塗装して、ウレタンクリアーでコーティング。表面をヤスリで研ぎ出してコンパウンドをかけてツヤ出しをしました。

No.88 1/7 ミツネシリーズ 女性ガンナー

2025年6月完成

メーカー:フリュー 原型製作:きむ+まつを(モワノー) 彩色製作:La Plastique

次の依頼品はフィギュアの顔のリペイント。誤って汚してしまった顔をリペイントします。「MONSTER HUNTER XX」というゲームのキャラクターらしいですが、かえる工房はほとんどゲームをしないので全く知りませんでした。😅😅😅デザイン的にはキツネの精霊で弓矢を武器にするキャラクターのようです。

製作記録

分解

現在の状態

除光液をこぼしてにじんだ塗装を依頼車様が自分で修復されたそうですが、瞳を中心にほおの刺青や口まで崩れています。ここまで汚れていると分解して全塗装をするしかありません。

分解①

頭部パーツを分解。いつものように熱湯に浸けましたが。後ろ髪を支えるために巨大なダボがあってがっちりと接着されていたので、キレイにはがすのにかなり時間がかかりました。

分解②

修復には水性塗料を使っていたようで、熱湯で簡単に流れてしまいました。

顔のリペイント

塗装剥離①

リペイント前にできるだけ汚れを落とすために、30分ほどシンナー風呂につけます。

塗装剥離②

オリジナルの塗装も含めて塗料がスッキリ落ちました。

表面処理①

分解時に首の表面がガタガタになったのでポリパテを盛って修正。額に成形不良の溝があったので、こちらもついでにパテ盛り(前髪に隠れてほとんど見えませんが・・・)

表面処理②

表面の荒れた部分をヤスリで磨いてからプライマーサーフェイサーで下地塗装。

本塗装

サフ表面を軽く磨いてから本塗装。ガイアカラーのノーツフレッシュホワイトでベタ塗りをしました。

シャドー入れ

フレッシュホワイトがしっかり乾燥したら、サフレスオレンジ+ピンクでシャドーを入れました。

色合いのチェック

部分塗装でいちばん難しいのはオリジナル塗装と色合いに合わせること。段階的に塗装してはチェックを何度か繰り返してボディ側の色に合わせます。

アイペイント①

髪と同じ色でまゆ毛とアイラインを書き込み。正面からの見本写真がないので、前髪をつけて完成写真と同じ角度で形状を確認します。

アイペイント②

二重のラインを追加してマゼンタ+シアン+ホワイトで虹彩を塗りつぶし。だいぶ表情が出てきました。

アイペイント③

ピンクのアイシャドウとほおの刺青を描き込み。

アイペイント④

まつ毛とハイライトを入れてアイペイント完了。あとは細かい汚れやはみ出しを修正すれば完成です。

髪のリペイント

下地塗装

依頼者様が汚した部分の他に分解時に色がはげた部分があるので、髪も部分的に再塗装をします。まず、塗料がしっかり食いつくように全体にマルチプライマーを吹きました。

タッチアップ

エナメル塗料のシアン+マゼンタ+レッドブラウン+ブラック(少量)で調色。色のはげた部分を筆塗りでタッチアップしました。

最終組み立て

各パーツ組み立て

髪、首、アクセサリーなどを接着して完成です!