2023年4月完成
次の依頼品はタミヤのMMシリーズ1/35日本陸軍歩兵セットです。
ミリタリーモデルはあまり経験がないのですが、小スケールフィギュアは「ボトムズ」のATパイロットやカーモデルのドライバーをいくつも作っているのでその応用でやってみます。
フィギュア・プラモデル・ガレージキットの製作代行
2024年3月完成 定価:4,400円
オートバイシリーズ第7弾はホンダドリームCB750FOURです!(^∇^)
「大型バイク=ナナハン」の名称を浸透させ、量産車で初の最高速200km/hオーバーを達成してホンダの名前を世界に知らしめた名車です。長らく1/12スケールのプラモデルがありませんでしたが、アオシマから発売されると聞いて速攻でポチってしまいました。
空冷4ストローク2バルブSOHC4気筒 最高出力 67ps/8,000rpm
乾燥重量 235 kg 1969年発売 販売価格38万5,000円
かえる工房にとってCBと言えばCB750Fがドンズバ世代で、「ドリームナナハン」は子供時代に漫画や映画で見ただけのまさしく夢のバイクでした。K0は『ワイルド7』の飛葉ちゃんの愛車として有名ですが、将来K2が発売されたら赤に塗装して『750ライダー』の早川光くんのマシンも作るつもりです。
上から見ると幅広のタンクがいかにも「ナナハン」という感じです。ただ、サイドカバーが飛び出していて足つき性に問題があったため後に小型化されたそうです。
アオシマのバイクキットはZⅡを作ったことがありますが、かなり古いキットでいろいろビミョーな点がありました。今回のCB750は新金型の最新キットなのでかなり期待しています。アオシマといえば昔はスーパーカーブームやガンプラブームに便乗してオモチャっぽいキットを乱発するメーカーという印象でしたが、90年代以降はしっかりしたキットを発売するようになり、かえる工房のランキングではハセガワやフジミを抜いて国内模型メーカーNo.2になっています。(^∇^)
外装パーツ
かえる工房はスケールキットでは塗装をするのが当たり前だと考えているので、カラフルな成形色を使うのに否定的ですが、このキットではボディ色に塗装するパーツのみブルーに色分けされていて製作の便宜を図っているようです。
シリンダー①
シリンダーは冷却用フィンを一枚づつ重ね合わせる方式。フィンを薄く再現するためでしょうが、ちょっとメンドくさそうです(´・_・`)。上部は6枚、下部は9枚の計15枚。順番を間違えないように切り出してからきちんと並べます。
シリンダー②
シリンダーフィンの取り付けダボは組み立てミスを防ぐために、一枚一枚形状が変えてあります。ここ以外にもホイールやキャブなど位置を間違えやすいパーツには同じような処理がされています。こういうユーザー視点に立った設計がされているとすごく感動します。(^∇^)
クランクケース
ミッションやオイルパンにも内部構造がモールドされています。完成すれば100%見えなくなるのに・・・。これは「整備中のジオラマをつくってね♡」というメーカーからのメッセージなのでしょうか?
ウィンカーとブレーキランプ
ウィンカーとブレーキランプはクリアーオレンジとクリアーレッドで成形されていて塗装不要。他の色に塗装する可能性はほとんどないのに塗装の必要なクリアーパーツを採用するメーカーが多いのはコスト的な問題なのでしょうか?
塗装テスト(キャンディゴールド)
取説にはカッパー+クリアオレンジ(1:5)と指示されていますが、キャンディ塗装をすることにしました。写真はカッパーの下地にクリアイエロー+クリアオレンジ(少量)を吹いたもの。
2024年1月製作開始(現在休止中)
メーカー:EBO 原型製作:模型サークルEBO 定価:12,000円
1988年のアニメ「超音戦士ボーグマン」のヒロイン、アニス・ファームの水着フィギュアです。「ボーグマン」は当時大人気の「聖闘士星矢」のフォロワーの一つで、今見るとお尻がむずがゆくなるようななんとも言えない作品ですが、きくちみちたか(麻宮騎亜)氏のキャラデザインが新鮮でした。中でもアニスは人気があって今でもフィギュアの新製品が発売されています。
メーカーの模型サークルEBOさんはアニスがお気に入りのようで、「すわりアニスver.」の他に「テニスver.」「スイカわりver.」「レオタードver.」「あいどるver.」「バニーガールver.」「タンキニver.」などが発売されています。外箱は最近のガレージキットとは思えないほどショボイもので、完成写真も組み立て説明書もないという実に男らしい仕様です。(^∇^)
その後、仮組を進めましたがとんでもなくひどいキットであることが判明。パーツの合いが悪いのですが、3Dレジンはカチカチで削りにくいというシロモノ。かなり手間がかかりそうですが、現在、精神的にキツイ状態なので、元気になったらいつか完成させるつもりです。
パーツ一覧
パーツ数は11点。髪はクリアーパーツで、巨大なガチャポンのようなディスプレイベースが付属。3Dプリンター出力キットで「スタンダードフォトポリマーレジン」というものを使っています。通常のレジンより硬くベタついた素材です。かえる工房は初体験ですが、うまく料理できますかどうか・・・。
エアブラシを3本同時に使えるようになったのはいいですが、使用するエアブラシを変えるたびにエア圧を調整し直すのが面倒なので購入してみました。
エアブラシの使い分けをするたびにホースの差し替えをして、そのたびにカップに入った塗料をこぼしたり・・・ということを繰り返していたので、三本のエアブラシを同時に使えるように三連ジョイントで接続しました。おかげで非常に作業効率が上がりました。
クレオスのスタンドと組み合わせてセットすると、ちょっとした要塞のようなルックになりました(^_^)。
塗装スペースが屋外にあるためドライブース導入を検討しましたが、クレオスのものはすでに絶版になっていました。ネットで調べると食器乾燥機が流用できることを知って購入しました。中の食器を支えるための突起を切り取り「Mr.ネコの手ステーション」を敷き詰めました。おかげで雨の日でもカブることがなくなり、ホコリ除けとしても重宝しています。
2024年製作予定
メーカー:グリフォンエンタープライズ 原型製作:石川 智
青い地球を守るため、胸の鼓動が天を衝く!エスカレイヤー、悪の現場に只今参上!
アダルトゲーム「超昂天使エスカレイヤー」のヒロイン、高円寺沙由香が変身するエスカレイヤーです。かえる工房はあまりゲームに興味がないのですが、OVAでこの作品を知りました。アダルトアニメやゲームの中には「美◯女◯士◯ーラー◯ーン」のパロディ的作品は結構ありますが、同人作品的なものばかりで、商業作品としてセンスまとめられたのは本作のみではないでしょうか?
エスカレイヤーのフィギュアはかなり発売されていますが、デザインの可愛らしさからか18禁以外のもののほうがよく見かけるような気がします。
2023年12月完成
次の依頼品はグンゼ産業の1/32キャデラック・エルドラド。かえる工房は日本車や欧州車だけでなく50〜70年代のアメ車もケッコー好きなのですが、勉強不足でコブラとコルベット以外はどれもこれも同じに見えてしまいます。(⌒-⌒; )
昔、これと同じシリーズの「‘63 サンダーバード」を作ろうと購入したのですが、その頃は知識や経験不足でメッキパーツの扱いに失敗して挫折してしまいました。当時、LSの1/32シリーズにハマっていたので50〜60年代の国産車と並べたかったのですが、結局実現しませんでした。・・・(*´ω`*)
今回はお手軽コースでのご依頼のためクリアーコートもしていないので、いまいちツヤが出ませんでしたが、まあまあキレイに仕上がりました。
今回は依頼者様がボディとシャーシの塗装まで進めたキットを引き継いで完成させるというものです。
PVCフィギュア改造
2024年2月完成
前回の製作は露出度の高いコスチュームでしたが、今回はしっかり服を着たフィギュアを脱がすことにチャレンジ。何をベースにするか考えた結果、「綾波レイ パジャマベイビー」を選択。かえる工房は「アスカ派」というわけではないのですが、なぜかアスカのフィギュアばかり作っているので、今回は綾波を選びました。
この手のフィギュアはオークションに出品しませんので、興味のある方は「見積もり依頼・問い合わせ」からご連絡ください。
原型製作はVISPOの片桐克洋氏。造形に色気があってかえる工房の好きな原型師さんの一人です。
不要部の切り取り
キズがつかないように顔をマスキングして肩と胸のパジャマ部分を削り取り。胸の造形さえすればすぐに完成しそうですが、ボディや足に接着跡やパーティングラインがけっこう残っているので、それなりに手間がかかりそうです。
今回の目的はきっちり着込んだ服を脱がしてボディを作り込むことでしたが、パジャマの下に素肌がきっちり造形されていたので、結局おっぱいを作るだけになってしまいました。(⌒-⌒; )