タミヤ 1/24 ホンダ・シティターボ+モトコンポ

2022年10月完成

次の依頼品は80年代の名車、懐かしのホンダ・シティターボです。

かえる工房の好みはほとんどが60〜70年代車ですが、初代シティも結構好きで、背の高い独特のボディデザイン当時のシビックと比べてすごくオシャレでアカ抜けたデザインでした。、折りたたみ式の小型バイクが搭載でき、1.2Lターボエンジンは100馬力を叩き出すと夢がある車でした。(^∇^)

タミヤのカーモデルやバイクモデルは一般にメジャー志向で、リアルタイムで人気のあるモデルをキット化する傾向があります。このキットも1981年に初代シティが発売されヒットしたことを受けてすぐにモデル化されたものです。

タミヤの1/24スポーツカーシリーズ初期の製品はプラモデルと玩具の中間的なコンセプトで、パーツ数はできるだけおさえ、ヘッドライト点灯、モーターで走行可となっています。個人的にハコ車はボディのフォルムが全てだと思っているので、こういうキットは結構好きだったりします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約45点。インテリアや足回りも最低限のパーツ構成になっていて、フロントグリルやウィンカーも一体成形されています。逆に最近では全く見かけなくなったドライバーフィギュアが付属しています。

タイヤ、デカールなど

年代物のキットなので、デカールの劣化が心配なので、黄ばみ取りをしてからクリアーコートをした方がよさそうです。今回はモーターライズ用のパーツは使用しません。

モトコンポ

シティのウリの一つ、モトコンポが付属。ハンドルを折りたたむとシティのトランクにすっぽり収まる超小型バイクです。パーツ数7点のシンプルなキットですがけっこう精密にできています。

仮組み

中性洗剤でパーツ洗浄をおこなってからとりあえず仮組み。う〜む、なかなかカワイイ❤️❤️❤️。目的地に着いたらトランクから下ろした折り畳みバイクで周囲を散策・・・なかなかグッとくるコンセプトです。

ボディの製作

パテ盛り①

全体のプロポーションはいいのですが、パーティングラインの段差が目立つのでパテ盛りをしました。

パテ盛り②

シートのヘッドレストやフェンダーミラーなど、厚みのあるパーツには派手なヒケがあるので、ここもパテ盛りをします。

表面処理

パテ盛りをした部分を中心に240番→400番→600番とヤスリがけ。ヤスリがけでモールドが消えないようにウィンカーとフォグランプにマスキングをしておきます。

下地塗装

モールドがツブレるのを避けるため、サーフェイサーのかわりにフィニッシャーズのファンデーショングレイを吹き付け。800番のヤスリで細かいキズを消したら、次はいよいよ塗装です!😁😁😁😁

本塗装

クレオスのブラックで塗装。砂吹き→セミウェット→ウェットと塗料を徐々に薄くしていってツヤを出します。

デカール

さほど変色は見られませんが、年代ものですので、念のためワレ防止のクリアコーティングをしました。経年のせいかデカールが浮いてくるのに半日ほどかかりましたが、なんとか使えました。

デカールはりとエンブレム塗装

エンブレムのモールドは筆の腹をこすりつけるという伝統的な方法で塗装。デカールが古いせいか「turbo」の文字は発色がイマイチ。

赤モールの塗装

前後左右のモール部分にエナメル塗料を流し込むようにして塗装。下地にホワイトを塗ったので発色もバッチリです。

マスキング

ボディに光沢クリアーをかけて十分乾燥させてからマスキング。

コクピット・シャーシの製作

インテリアの塗装

まず下地にホワイトを吹いてからシャンレッドで塗装。赤部分をマスキングして黒部分を塗装。カラフルでなかなかオシャレです。

シートの塗装修正

塗装後に中央のクッションは上から2段目だけ黒だったことに気がついて修正。デカールをはる前に気がついてよかったです。

コクピット完成

シートとフロアにつや消しクリアをかけてコクピット完成。

シャーシ完成

セミグロスブラックとシルバーで塗り分けてシャーシーが完成。パーツ数が少ないので、この辺はあっという間に完成しました。

ウィンドウのフチ塗装

リアウィンドウは黒いふちどりが入っていますが、ここは説明書の通りにエナメル塗料を裏から筆塗りをしました。

小物の塗装

ルームミラーはフラットホワイトでその他はセミグロスブラックで塗装。ミラーの鏡面にはミラーフィニッシュをはりこみ。

モトコンポの製作

ボディの接着

ボディ左右を接着してパテ盛り。Fタイヤが後ハメできるように、フォークのピンを短くカットしました。

ボディの塗装

ホワイトで下地塗りをしてから本塗装。発色を良くするために通常のイエローに蛍光イエローを混ぜています。

デカールはり

「HONDA」と「MOTOCOMPO」のデカールをはってクリアーコート。

黒部分の塗装

セミグロスブラックで黒部分を塗装。だいぶ精密感が出てきました。

ホイールの塗装

ホイールを塗装して接着。ようやく地上に立ちました。

最終仕上げ

基本塗装完了

ボディ、シャーシの基本塗装完了!主要パーツを組み立てて灯火類や小物を取り付ければ完成です。

No.81 Otto Mobile 1/18 アウディRS2アバント

2024年11月完成

今回もミニカーのリペイントです。かえる工房はアウディというとクワトロくらいしか知らないのですが、RS2はポルシェがカスタマイズしたスペシャルモデルで、2.2 L 直5DOHCターボエンジは315馬力を叩き出し、最高速262km/hとなかなかスポーティなモデルのようです(Wikipedia情報)。直4や直6ではなく直列5気筒エンジンというところがいかにもアウディらしいです。

 

製作記録

「Otto Mobile」はフランスのミニカーブランドでマイナーなアイテムを数多く発売しています。そのためボディは亜鉛合金ではなく、レジンを使用していてミニカーというよりガレージキットの完成品という感じです。

ボディの分解と塗装剥離

主要パーツ分解

ドアの開閉もなく1/43並みの極めてシンプルなパーツ構成ですが、ほとんどのパーツが接着されていたため、ここまで分解するのに2週間もかかってしまいました。

シャーシ内部

タイヤハウスなどは全てボディ側に一体成形されています。ボディの前後はほとんどムクのカタマリなので、レジン製でありながらずっしりとした重量感があります。

ウィンドウの分解

リアウィンドウ以外は全て透明プラ板を切り抜いたものです。こんなところも以前製作した「PZY MODEL」のレジンキットとよく似ています。

ルーフキャリアの補修

もともと折れていたのか、成形不良だったのか、左のルーフキャリアがポロリと折れてしまったので、0.3mm真鍮線で軸打ちをして再接着。

ルーフアンテナの新造

樹脂製のルーフアンテナも折れそうになっていたので、0.3mm洋白線と0.9mmビニールパイプで新造しました。

ボディのリペイント

下地処理

ピラー部やライトレンズはオリジナル塗装を生かすのでマスキングします。剥離剤は使えないので塗装剥離をしないでペイントしますが、塗料がしっかり食いつくようにヤスリで表面を荒らして足付けをします。

下地塗装①

足つけをしたボディ表面にプライマーサーフェイサーで下地塗装。しっかり乾燥させてから、マスキングテープをはったりはがしたりしてしっかり定着しているか確認します。

下地塗装②

シルバーの発色を良くするためにブラックで下地塗装。この段階で細かいキズや凸凹などをチェックしできるだけ表面を滑らかにしておきます。

本塗装

ガイアカラーのEXシルバーで本塗装。塗装面のザラつきやホコリを噛んだ部分を修正して塗装完了。なかなかの輝きです。

デカール製作

リアのアウディマークはリサイクルできそうですが、左のRSエンブレムはボロボロになってしまったので、デカールを自作します。

研ぎ出し

フィニッシャーズのウレタンクリアーGP1でクリアーコート。十分乾燥したので、表面の研ぎ出しを始めます。

最終組み立て

エクステリア接着

研ぎ出し、コンパウンド研磨が終わったので、ウィンドウ、灯火類、グリルなどを接着。

インテリア接着

ルームミラー、ドア内張、バッシュボード、コクピットを接着。

マイルストーン 1/12 ホンダCB1100R(RD)

2024年1月購入

今回はプラモデル製作ではなくミニカーの完成品を紹介。

CB900Fをベースに限定生産された元祖レーサーレプリカ、というかレースに出場することを前提にしたホモロゲーションモデルです。鍛造ピストン・強化プライマリーチェーン・クリップオンハンドル・FRP製カウリング・アルミ製燃料タンクと、当時としては信じられないような装備をしていました。

かえる工房はかつてGSX1100Sを愛車にしていましたが、そのときもう一つの選択肢にあったのがこのCB1100Rです。当時CB1100Rはすでに中古車しかなく価格も200万円ほどしましたが、GSX1100Sは逆輸入車がギリギリ新車で購入できるタイミングだったので、結局そちらを選んでしまいました。

空冷DOHC4バルブ並列4気筒 最高出力 120 PS / 9,000 rpm
車両重量 235 kg
  1983年発売(RD) 

いつかタミャのプラモデルを作ろうとキットをストックしていたのですが、デカールが劣化してしまいメーカーにも在庫がないためそのままになっていました。タミヤの他にはミニチャンプスとマイルストーンから完成品ミニカーが発売されていますが、タミヤのキットは「RB」、ミニチャンプスは「RC」がモデル化されていますが、かえる工房はこの「RD」が一番好きです。

保管場所に困るのでミニカーには手を出さないようにしていたのですが、ヤフオクでマイルストーンの程度のいい中古品を見つけたので、つい購入してしまいました。写真ではわりとキレイに写っていますが、塗装の質が低くミニチャンプスのものと比べると、明らかに一段落ちます。(中古品なので経年劣化によるものかもしれませんが・・・)

一番気に入らないのはメンテナンススタンドです。これがなぜか軟質樹脂で作られていてぐにゃぐにゃしていて不安定です。中古品でミラーやサイドスタンドの折れたものをよく見かけますが、このスタンドが原因でこかしてしまったのではないでしょうか?ここはせめて金属製にしてほしかったものです。ちなみにCB1100RのスタンドはL字アームでスイングアームを下から持ち上げるタイプが正解で、レーシングフックはマイルストーンのアレンジのようです。

レビュー

外箱

黒を基調にした渋いデザインですが、中の緩衝材の質が悪いのか色移りをします。運良く色移りは硫酸紙だけだっとので新品に交換しました。

メンテナンススタンド

写真を撮ってから気がつきましたが、左のフックがずれています。スタンドが軟質樹脂なのでなんとなく立っていますが実に不安定です。

タミヤCB1100R(RB)

タミヤのキットは最初期のRBをモデル化しています。インテグラと同じ背の高いカウルのせいでスーパースポーツというよりツアラーっぽい雰囲気です。

HGUC 114 1/144 ボール

2024年12月完成

ボールは昔、旧キットを作りましたが、HGUC版キットが入手できたので、ジムのお供として並行して製作しました。

例によって後付け設定のアレンジがほどこされていたので、余計なディティールをオミットして、なぜか逆にディティールが減らされている目の周りのまつ毛を掘り直しました。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約60点。ジムに比べるとグッと新しいキットなので、かなりパーツが細かく再現されています。同じパーツを2セット同梱してツインセットとして販売されていますが、どうせならジムとセット販売にすればいいのに・・・。😓😓😓

仮組み

プロポーション的にいいとか悪いとかというものではありませんが、よく見ると色分けを変えたり細かいディティールを変えたり相変わらず勝手なバンダイアレンジがされています。

まつ毛

本体にゴテゴテとモールドを追加しているのに、コクピット周りのまつ毛(?)はなぜか4本しか入っていません。

主砲

デザイン改変が一番きついのはこの主砲。後部にゴテゴテとディテールが追加されています。

ディスプレイスタンド

リング状のパーツにスラスター部をスポッと収めます。シンプルで安定するので悪くありませんが、アクションポーズが取れず、スラスター部が隠れてしまうのが気に入りません。

組み立て

モールド修正①

本体主要パーツを接着。設定画にはない余計なモールドは黒い接着剤で埋めてしまいます。

モールド修正②

まつ毛はなぜか4本しか入っていないので、16本に掘りなおし。つくづくバンダイさんはアニメ本編にリスペクトがないなあ〜と思います。

主砲組み立て

余計なディテールパーツをオミットして設定画に近いシンプルな形で組み立てます。ディティールパーツの取り付けダボはプラ板やパテで穴埋めしました。

塗装

全体

基本色はホワイトにミディアムブルーとグレーを少量混ぜたもので塗装。基本色にクリアブルーを混ぜて薄めた塗料で軽くシャドーを入れました。

赤部分

センサーやスラスター部など赤部分を塗装。クレオスのシャインレッド+ブラウンで調色しました。

主砲

主砲はミッドナイトブルー+ホワイト(少量)で塗装。キットの色分けは間違いで、チョンマゲ部分は本体と同色で塗装するのが正解です。

ディスプレイスタンド

ジムとセットで飾るためのスタンドを自作しましたが、オリジナルのスタンドも一応製作。最初は黒一色で塗りましたが、黒帯を巻いているように見えたので、結局本体と同色に塗り直しました。

マーキング

地球連邦軍MS用ガンダムデカールを使用。ジムと並べる予定なので同じ部隊の機体に見えるようにしました。

完成

軽くスミ入れをして完成!先に完成したジムと並べてみました。ア・バオア・クー攻略戦の雰囲気が出ているでしょうか?

No.84 メイデックモデル1/5000 ジュピトリス

2025年3月完成

次の依頼品は『機動戦士Zガンダム』に登場する資源採掘艦ジュピトリスです。

ジュピトリス本来の任務はヘリウム3採取で武装もほとんどありませんが、内部工場で生産されたメッサーラやジ・OなどのMSを搭載していてシロッコの移動基地としてグリプス戦役に参戦しました。

富野監督は『2001年宇宙の旅』の大ファンとして有名で、ジュピトリスはこの映画に登場する木星調査船「ディスカバリー号」がイメージソースではないかと思います。ファーストガンダムには未登場ですが、木星帰りのニュータイプ「シャリア・ブル」が乗っていたのもこの艦ではないかと勝手に想像しています。

全長2000mという巨大艦とあって、1/5000でありながら完成後の全長は50cm近くになります。メーカーのメイディックモデルはZガンダムを中心にアレンジが強めのMSや小林誠氏のメカなどのレジンキャストキットを発売しているようですが、黎明期ガレージキットと同程度のクオリティでパーツの歪みや成形不良部分がかなりあります。

 

 

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約100点。ハセガワのバイクキットなんかよりはグッと少ないですが、ガレージキットのお約束として成形不良部分がかなりあります。

組み立て説明書

組み立て説明書は不鮮明なコピー3枚とちっちゃい塗装見本写真が1枚付いているだけです。これをヒントにパズルのように組み立て方を推理しなければなりません。まあ、ガレージキットなので仕方ありませんが・・・😅😅😅

組み立て

説明書のミス①

いきなり説明書のミスを発見。説明書の写真を信じるなら船体中央部は切り欠きが短いほうが前になりますが、それでは翼のパーツが合わなくなります。

説明書のミス②

このように切り欠きが長いほうが前になるのが正解です。

船体中央部仮組み

1.5mm真鍮線を埋め込んで船体部を仮組み。説明書を信じて前後逆に組んでしまったため二度手間になってしまいました。(・ω・`)

気泡埋め

それほど古いキットではないようですが、薄いパーツにはけっこうハデに気泡が入っています。

エンジンノズル

メカ部分には精密なモールドが入っていてこのキットの見せ場になっています。

居住区

居住区はアーム部分がモロくて破損しやすいので注意が必要です。表裏のアームが直角になっていませんが、各種資料で確かめたところこのくらいの角度で正しいようです。

前部コンテナ部軸打ち

最初は真鍮線で三つのコンテナを串刺しにしようかと思いましたが、歪みが出そうだったので、左右の柱部分に1.5mm真鍮線を埋め込んで固定することにしました。

前部コンテナ部仮組み

前部コンテナ部仮組み完了。柱部分にかなり歪みが目立ったので、熱湯につけて何度か修正しました。

船体下部の組み立て

船体下部の組み立ては詳しい説明もなく、設定資料を見ても詳しい構造が分からないので、パーツ形状から推測して組み立てました。

仮組み完了

軸打ちは100ヶ所ほど。組み立て説明書が分かりにくくて何度もやり直しをしたため、仮組みだけで1ヶ月ほどかかりました。

モールド掘りなおし

モールドがくずれていたり消えたりしている部分が結構あるので、掘り直し。今回からファンテックのスジ彫りカーバイトを使用しました。値段が高いのが難点ですがなかなかいい感じです。

モールド追加

さすがにガレージキットらしくモールドを入れ忘れている部分がありました。あまり目立たない部分ですが、プラ板を張り込んでモールドを再現しました。

表面処理

捨てサフを吹いてヤスリで磨いてを繰り返し、だいたい表面が整ってきました。まだ細かいパーツが残っていますが、ヤスリがけに飽きてきたので、残りのパーツの表面処理は塗装と並行して行います。

ヘリウムタンク

最大の難関、ヘリウムタンクです。単純な形状なのに型ズレやモールドのつぶれがひどく、技術的には難しくはありませんが、同じ修正作業を20回も繰り返さなければなりません。😅😅😅

塗装

船体塗装①

いろいろな塗料を試した結果、グレー部分はクレオスのRLM66ブラックグレーを使用することにしました。

船体塗装②

船体主要パーツの基本塗装完了。レジンの塊でパーツ単体でもかなり重いので、組み立ては最終段階で行います。

コンテナ部塗装

イエロー+黄燈色+ファンデーショングレー(極少量)で調色して、船体前部のコンテナ部を塗装。

ヘリウムタンク塗装

ホワイト+グリーン(少量)で塗装。船体前部の基本塗装と組み立てはこれで完了です。

エンジンノズル塗装

オレンジ+レッド(少量)でノズルを塗装。ノズル本体はメタリック色でも良かったのですが、お客様のご希望でアニメ設定通りに本体色で塗装しました。

船体中央部

船体中央部を組み立て、下面ヘリウムタンクとエンジンノズルを接着。このヘリウムタンクはかなり重いものですが、ステーが異常に細く、何度も折っては修復を繰り返しました。

ヘリウムタンクラック

ヘリウムタンクとラックを塗装して組み立て。メイデックモデルさんは変に律儀なようで、原型を一個作って複製すればいいのに、同じ形状のパーツを一個ずつ作っていて、全てのパーツの形状が微妙に異なっています。

基本塗装完了

塗装の済んだパーツを仮組みして塗り漏らしがないかチェック。

デカールはり

市販の汎用デカールを使って各部にデカール貼り。ティターンズと連邦軍のマークはガンダムデカールから適当な大きさのものを使用しました。

アンテナパーツ

0.8mm真鍮パイプと0.5mm真鍮線を組み合わせてアンテナパーツを製作。これを全部で21本作り、船体各部に埋め込みます。

ヘリウムラックの補助バー

説明書がざっくりしていて組み立てにかなり悩みましたが、最後まで分からなかったのがこのパーツ。完成写真を拡大してやっと見つけたのですが、ヘリウムラックを支える補助バーでした。

ディスプレイベース

材料

ホビーベース「プレミアムパーツコレクション トラスセット」とタミヤの「ディスプレイベース ラージ300×160」を使用。トラスは大、中、小の3サイズが付属し、つないで長さを調節することができます。

組み立て①

ベースの3カ所に5mm径の穴を開けてトラスのベースパーツを接着。左と中央はトラス中サイズを、右はトラス小×2を使用します。

組み立て②

中央部のトラスは少し長いので10mmほどカットして再接着。補強のために1mm真鍮線を埋め込みました。

組み立て③

船体裏側にも5mm径の穴を開けてトラスのダボがはまるようにします。

補強

プラ製のトラスだけではレジンの塊を支えるには心ともないので、中心に2mm真鍮線を埋め込んで補強しました。

組み立て完了

ジュピトリスの船体を載せてみましたが、サイズ的にもピッタリで問題はなさそうです。

塗装

ベース部分はセミグロスブラックで、トラス部分は黒立ち上げ塗装のシルバーで塗装。ぐっと高級な感じになりましたが、写真で見ると無塗装との差がわからないのが悲しい・・・(・ω・`)

細部塗装、スミ入れをしてから、仕上げにフラットクリアーを吹いて完成!

No.83 ミニチャンプス 1/18 マクラーレンM23(1977年イギリスGP)

2025年2月完成

次のご依頼品はマクラーレンM23。といってもチャンピオンのジェームス・ハントではなく、ゼッケン40のジル・ヴィルヌーヴ車とマニアックな選択です。ヴィルヌーヴは1977年のイギリスGPでマクラーレンのサードドライバーとしてF1デビューしました。結果は11位と振るいませんでしたが、この時の走りがエンツォ・フェラーリの目に留まり、同年カナダGPからからフェラーリ312T2のシートに座ることになりました。

M23は2度もチャンピオンを獲得し、映画の『ラッシュ/プライドと友情』ではフェラーリ312T2と並んで主役となった名車ですが、ウェッジシェイブボディ、サイドラジエーター、コスワースDFVエンジンと70年代キットカーの典型で、これといった特徴がないせいか、ネットで検索してもプラモデルやミニカーの情報しかないのに驚いてしまいました。😵😵😵

 

 

製作記録

中古品ながら比較的程度はいいのですが、ドライバーフュギュアを外してボディをクリアーコートして欲しいというご依頼です。かえる工房はレーシングマシンはドライバーとワンセットで捉えていて、ヴィルヌーヴがなくなってしまうのは寂しいのですが、ドライバーを乗せないのが最近の流行のようです・・・😢😢😢

分解

パーツ一覧

センターカウルとインダクションポッドは脱着可能・・・というか載せてあるだけです。

シャーシ裏

シャーシはビスで固定されていますが、よく見るとダボの合わない部分を無理に押し込んでいてシャーシが歪んでいます。・・・まあ、「made in china」ですから・・・。

シャーシ分解

部分的に接着されていましたが、ビスを外すとシャーシとフロント足回りはわりと簡単に分解できました。

ボディ分解

本当はエンジンユニットも分解したほうがいいのですが、固定用のネジがエンジン内部に隠されているようで、これ以上イジると破損しそうなのでマスキング塗装で対応することにします。

コクピット分解

ボディからコクピットを外してドライバーフィギュアを分解。ドライバーのお尻の下に固定用の大きなダボがあります。

改造

タミヤ1/20キット

M23のコクピットの詳しい資料がないので、タミヤのキットを参考に改造します。

シート&消化器

シートの省略された前半分をプラ板で作製。プラパイプを半分にカットしたもので消火器を作りました。

パテ盛り

プラ板で作った芯にポリパテを持ってシートの形状に削ります。

塗装

シートと消化器を塗装してコクピットに仮組み。まあまあ雰囲気が再現できたでしょうか?

シートベルト

金具はホビーデザイン1/18シートベルトセットを使用。ベルトは鉛板を切って製作します。

シートベルト

エッチングパーツの金具とシートベルト用の紙が付属。残念ながらデカールは付属しません。M23のシートベルトは青なので鉛板で製作する予定です。

説明書のミス

組み立て説明書のミスを発見。6点式シートベルトなのに金具が5つしかありません。かなり悩みましたが、どうも赤丸の二股パーツを使うようです。

組み立て完了

0.25mmの鉛板を2.8mm幅にカットして、エッチングの金具を通して組み立て。鉛板を正確に2.8mmにカットするのが難しく、けっこう時間がかかりました。

リペイント

マスキング

どうしてもこれ以上分解できなかったので、エンジン周りマスキングをしてクリアーコートをします。

クリアーコート

フィニッシャーズのオートクリアーでクリアコート。思ったよりデカールが弱くて下手に厚塗りをする溶けてしまうので、慎重に薄塗りを繰り返しました。

研ぎ出し①

デカールのシワや欠けた部分を修正する作業を何度も繰り返したため非常に時間がかかりましたが、ようやく研ぎ出し作業にたどり着きました。

研ぎ出し②

1000番〜3000番のヤスリで研ぎ出しをしてから、タミヤのコンパウンド粗目→細目→仕上げ目で磨いてから、ハセガワのセラミックコンパウンドで仕上げ。だいぶツヤが出てきました。

コクピット完成

ボディのツヤ出しが完了したので、改造したシートを接着。あとは分解したパーツを組み立てれば完成です。

タミヤ1/24 NISSAN フェアレディ240Z(ストリートカスタム)

2024年12月完成

スカイラインと並んでニッサンのスポーツカーを代表する「フェアレディZ」。その初代S30です。日本のスポーツカーを北米に認知させた名車としてNHKのドキュメンタリー番組「プロジェクトX」にも取り上げられました。日本では70年代の走り屋(暴走族?)御用達の車で90年代になっても漫画の「シャコタンブギ」「湾岸ミッドナイト」などにも登場しました。ボディカラーからしてもこのキットが「悪魔のZ」をイメージしていることは間違いないのですが、版権上の問題か違法改造車のイメージを嫌ったのか「ストリートカスタム」の名前で発売されました。

プラモデルは昔フジミの「湾岸ミッドナイト・悪魔のZ」を購入しましたが、あまりのデキの悪さにイヤになって途中で放り出してしまいました。後年ハセガワからS30シリーズがライナップされて購入を検討していたところタミヤから「240ZG」が発売されました。なぜかタミヤはGノーズのZが好きなのですが、GT=Rも「ストリートカスタム」が出ていたので、様子を伺っていましたが、思ったとおり「ストリートカスタム」の発売が発表されたので速攻でポチってしまいました。d(^_^o)

L24型 2,393cc SOHC直列6気筒 最高出力150HP                   全長4305mm 全幅1690mm 全高1285mm 1971年発売

ちなみに「悪魔のZ」はS30ZをベースにL28を3.1 Lにボアアップしたエンジンに換装しTD06ツインターボを装備して、最高出力600馬力、最大トルク80kg·mを絞り出すというモンスターマシンです。

①TD06ツインターボとインタークーラー、タワーバーを追加

②タイヤを太いものに交換して、車高を下げる

③オーバーフェンダーのリベットを埋める

④ヘッドライトカバー(ついていないようにも見えますが・・・)

⑤コクピットにロールバーを設置

⑥6点式シートベルトのスポーツシートに交換

⑦四輪ディスク(おそらくロッキードかブレンボ)に交換

⑧砲弾型のドアミラーに変更(中期以降)

⑨アンダーパネルを追加(中期以降)

・・・というわけでかなりの改造が必要なので、今回は「なんちゃって仕様」として基本ストレートに製作する予定です。

 

 

 

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数はおよそ180点。日本仕様と北米仕様のコンパチキットで不要パーツが結構あるので、実際に使用するのは150点程度でしょうか?タミヤらしくパーツ数は抑えられています。

組み立て説明書

塗装ガイドと組み立て説明書の2部が付属。組み立て説明書は20ページの冊子形式になっていて非常に見やすいです。

ウィンドウと窓枠

旧車で悩みどころの窓枠はメッキモールが別パーツ化。アオシマのトヨタ2000GTも同様の形式をとっていますが、今後この形式が定番化してもらいたいものです。

ボディパーツ

ノーズやオーバーフェンダー、開閉式のボンネットはもちろんですが、固定式のリアハッチもなぜか別パーツになっています。カウルトップも2種類付属していて日本仕様と北米仕様を選ぶことができます。

オーバーフェンダー

バリエーション展開のためオーバーフェンダー、スポイラー、ミラーなどの取り付け穴を自分で開ける必要があります。少し手間ですが、取り付け位置がきちんと決まるのでこのような構成は大歓迎です👍👍👍

足回りパーツ

足回りはノーマルパーツ(上)と別に車高を下げるための別パーツ(下)が付属。どうせならリアのディスクブレーキも追加してもらいたかったですが・・・。サードパーティーからディティールアップパーツが出るのを待ちましょう。

仮組み

主要パーツの仮組み完了。やはりタミヤさんのキットは精度が高く組み立てやすさも配慮されていて、ストレスなく組み上がります。

ボディ製作

表面処理

成形が非常にキレイでパーティングラインもほとんど目立たないので、表面処理をしなくてもいいくらいですが、一応、600番のヤスリでパーティングラインのあたりを中心に磨きました。

下地塗装

暗いメタリックブルーにしたいので、下地塗装はブラック。接着はできるだけ塗装前に済ませる派ですが、カウルトップを接着してしまうと、ウィンドウがはめられなくなるので注意が必要です。

本塗装


少し暗い色にしたかったのでクレオスのGX216メタルダークブルーにGX108クリアバイオレットを少量混ぜました。

研ぎ出し


フィニッシャーズのウレタンクリアーGP1でコーティング。完全乾燥を確認したら研ぎ出しに入ります。

ウィンドウ接着

研ぎ出しが完了したので、窓枠とウィンドウを接着。ハイグレード模型用セメダインは塗装面を侵さないので安心ですが、硬化に時間がかかるのでテープで固定します。

シャーシ製作

シャーシ塗装

シャーシはボディと同色で塗装。エンジンルーム前後のバルクヘッドは組み立て時に接着します。

足回り組み立て

ブラックで足回りを塗装し、細部はエナメル塗料で筆塗りしました。

エンジン組み立て

フラットアルミ、スーパージュラルミン、ブルーなどで塗装。ベタ塗りでは安っぽいので、少し汚し塗装を入れる予定です。

マフラー改造

キットのマフラーは縦のデュアルタイプになっていますが、これをカットして3.8mm径の真鍮パイプに置き換えました。

シャーシ完成

マフラーはメタリックグレイとスーパージュラルミンで塗装。エンジンは右に20°ほど傾けて搭載するのですが、実車についてそれほど詳しくないため、かなり悩んでしまいました。

ホイール塗装

スポーク部はガンメタルで、リム部分はスーパージェラルミンで塗装。リム部分が別パーツになっているのでマスキングは不要。タミヤさんは本当にユーザーファーストで素晴らしいです。

コクピット製作

リベット追加

シート背もたれには4本のボタン?のモールドがありますが、削り取って虫ピンの頭に置き換えました。シャーシ側にもボルトがたくさんあるので、そちらも同じように加工した方がよかったかも・・・。

リベット追加②

こういう感じになります。下手に塗装をするより簡単でキレイに仕上がります。

ダッシュボード完成

メーター部はデカールを貼ってからエネメルクリアでガラス風に光沢を入れました。

コクピット完成

旧車らしくほぼ黒一緒のスパルタンなカラーリングです。写真ではよく分かりませんが、内装のモールがインレットシールで再現されています。ダッシュボードの接着位置が曖昧なので注意が必要です。

最終組み立て

主要パーツ完成

ボディ、コクピット、シャーシがそれぞれ完成。あとはこれを組み立てて仕上げに入ります。

ボンネットヒンジ

ボンネットヒンジは完成後に差し込めるようになっていて非常に扱いやすいです。塗料の厚みで動きが硬いので少しすり合わせをしました。

ナンバープレート①

アオシマのナンバープレートメーカーで作成した画像を「A-one手作りステッカー」に印刷。小サイズのものは使用せず、大サイズの画像を1/24に縮小したほうが鮮明に印刷できます。

フロントバンパー

ここまで進めて初めて気が付きましたが、ナンバープレートはリアのみなので、フロントバンパー下のナンバープレートのステーをカットしました。

ナンバープレート②

アニメ版、実写版で微妙に異なるようですが、今回は原作版の「横浜 33 て 53-68」を作成しました。

No.82 アシェット 1/43 マツダ ルーチェ GS2

2024年12月完成

次のミニカーリペイントは二代目ルーチェの2ドアハードトップGS2。今回はリペイントだけでなく前後スポイラーの追加など、依頼者様のかつての愛車仕様にしたいとのご依頼です。アシェットの1/43ミニカーですが、依頼者様の手でチンスポイラーとハの字シャコタンに改造されています。

 

 

製作記録

「ルーチェ」は大型車というイメージがあったのですが、どうも記憶違いのようです。下の写真はベネトンB186との比較。最初はメーカーのミスかと思ってホイールベースを測ってみましたが、やはり1/43で間違いないようです。トヨタ2000GTなんかもそうですが、昔の日本車はけっこうコンパクトだったようです。

ボディの分解と塗装剥離

分解①

シャーシ裏のビスを外してボディとシャーシを分解。フロントのチンスポイラーは接着されていましたが、どうせ使わないのでナイフでカットしました。

分解②

ボディを熱湯につけて接着剤を柔らかくして分解しますが、樹脂パーツが変形しないようにこまめに引き上げて状態を確認する必要があります。

分解③

ボディパーツの分解完了。ダメージはほとんど出ませんでした。以前はエナメル溶剤などで接着剤を溶かしていましたが、温熱法のほうがスムーズでパーツを傷つけずに分解できます。

塗装剥離①

いつものようにナトコスケルトンで塗装剥離。溶剤を塗るとみるみるうちに塗料が浮いてきました。

スポイラー追加

プラ板などを芯にしてパテで前後のスポイラーを製作。このままでは田舎の暴走族みたいなので、少しずつ削って形状を修正していきます。

スポイラーの形状修正

「暴走族ではなく走り屋風に」とのご依頼でしたので、全体的に形状をひかえ目に修正。ルーチェの資料があまりないのでRX-3のカスタム車などを参考にしました。

バックミラー改造

アオシマの1/43スカイラインのミラーを流用してドアミラーを取り付け。ステーが太くてボッテリとしているので、0.5mm真鍮線に交換しました。フェンダーミラーを外した穴はパテ埋めをします。

マフラー改造

「50πくらいのシングルマフラー」とのご希望だったので、オリジナルのマフラーをカットして真鍮パイプに交換しました。

ボディのリペイント

塗装色

シルバーの下地にクレオスのGX101クリアブラック+GX108クリアバイオレット(少量)で塗装。よく見るとブルーが入ったメタリックブラックとのご注文で何度かお客様と相談した結果この色に決めました。

内部塗装

フィニッシャーズのマルチプライマーを吹いて、フロントグリルと内装部をフラットブラックで塗装。

下地塗装①

フラットブラックで塗装した部分をマスキングして、あらためてボディ全体をマルチプライマーで下地塗装。

下地塗装②

メタリックカラーで塗装するためます下地をブラックで塗装。

下地塗装③

さらに下地をシルバーで下地塗装。

本塗装

シルバーの下地の上からクレオスのGX101クリアブラック+GX108クリアバイオレット(少量)で塗装。下地塗装②と変わりないように見えますが、明るい場所で反射させると微妙にメタリックブルーが入っているのが分かります。

デカール作成

塗装剥離の際に溶けてしまったエンブレムやサイドマーカーのデカールを自作。

クリアーコート

フィニッシャーズのウレタンクリアーGP1でクリアーコート。約24時間で完全硬化したら、次はいよいよ研ぎ出しを始めます。

研ぎ出し

クリアー表面を2000番〜6000番のヤスリで研ぎ出して、コンパウンドで磨き込み。フェンダーミラーを外した穴の跡がうまく消えなくて苦労しました。

ボディパーツ接着

ウインドウ、前後グリルなどを接着。塗料の厚みで合わなくなった部分を削って調整しました。

最終組み立て

完成

ボディをシャーシに取り付け、ワイパー、ミラーなどを接着して完成です。

No.80 アオシマ 1/150 粉粒体運搬トレーラー(太平洋セメント)

2024年10月完成

この仕事を始めてから、それまであまり興味のなかったアイテムの製作をすることが増えました。今回のご依頼は粉粒体運搬車(ふんりゅうたいうんぱんしゃ)!(@_@)!!要するにセメントなどを運搬するトラックのことです。これを「太平洋セメント」専用車にリペイントしました。

製作記録

ご依頼品はアオシマ製の1/150 リアルディティール トレーラートラックシリーズのもので、ミニカーといってもほとんどのパーツはプラスチックと軟質樹脂製です。

ボディの分解と塗装剥離

パーツ一覧

食玩のような簡素な箱に本体と軟質樹脂製のバックミラー+サイドガードのパーツが付属します。

トラクター部分解

ネジ止めはなしですが、接着部はごく部分的だったので、割と簡単に分解できました。

トレーラー部分解

ネジを外せばシャーシは簡単に分解できましたが、細かいパイプ類は無理にイジると折れそうなので、分解は最小限にとどめました。

タンクパーツ接着

タンク部分は上下2パーツ構成ですがかなり段差やスキマがあるので、きちんと接着して接着線を消しました。

リペイント

デカール作成

ネットで拾った画像を加工して版下にします。とりあえず普通紙に印刷してバランスをチェックしてからデカールを作成します。

塗装剥離

プラスチック製なので、クレオスの薄め液とIPAを使って塗装剥離。時間は少しかかりましたが、なんとか剥がれてくれました。

キャブ塗装

キャブは少しクリーム色がかった白なので、クレオスの316ホワイトFS17875で塗装しました。

タンク塗装

タンク部分は明るいグレーなので、クレオス315グレーFS16440で塗装。

デカールはり

A-oneの「自分で作るデカールシール」で作成したデカールを貼り付け。通常の水転写デカールに比べて位置調整が難しいのですが、なんとかうまく行きました。

最終組み立て

トラクター部完成

フロントグリル、灯火類など細部を塗装してから組み立て。

トレーラー部完成

全体にセミグロスクリアーを吹いてデカールを馴染ませてから、パーツを組み立て。

完成!

トラクター部とトレーラー部を連結させて完成。連結部は差し込むだけなので、角を曲がる状態も再現できます。

No.79 ハセガワ1/12 スズキ GSX-R750(逮捕しちゃうぞ白バイ仕様)

2024年11月完成

次のご依頼品は藤島康介の漫画「逮捕しちゃうぞ」に登場するGSX~R750白バイ仕様。かえる工房はカウル付きのバイクはあまり好きではないのですが、スズキの油冷エンジンに惚れこみ、本気で購入を検討しました。その頃、油冷エンジンの初代は中古しかなかったため、あちこちの中古屋を回りましたが、どの個体もリヤカウルのカカトが当たる部分の塗装が剥げていたのが印象的でした。

油冷4ストロークDOHC直列4気筒    最高出力 77ps/9,500rpm            乾燥重量 179kg   1985年発売   販売価格78万円

 

製作記録

パッケージイラストでは夏美と美幸が乗っていますが、実際は恋人(?)の白バイ警官中島くんのために美幸が改造したものです。カウル左右の赤色灯とヘッドライト部に埋め込まれたスピーカーが特徴で、ヨシムラ製のマフラーとキャブレター、ブレンボ製のブレーキキャリパーに換装していますが、このキットにはヨシムラのステッカーは付属せず、キャブレターもブレーキもノーマルのようです。

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は180点強。この前作ったマッハ同様、完成後には全く見えなくなる部分まで細かくパーツ分割されています。ハセガワのバイクや車のキットはなぜかやたらとゲートが多くて処理に手間がかかります。

デカール

黒のストライプは全てデカールで再現。ナンバープレートは劇中通りに「墨東 た・110」のデカールが付属します。

仮組み

主要パーツの仮組み完了。ステーが繊細すぎてカウルの仮組みが難しいので、まずフレームを完成させてから仮組みをすることにしました。

エンジン・フレーム

エンジン完成

キットの指定ではキャブ以外はセミグロスブラックの指定ですが、あまりに単調なので、エアクリーナーボックスは少量のグレーを混ぜて色調を変えました。

フレーム塗装

左右のフレームを繋ぐ横桁は全て別パーツ。タミヤのキットに慣れているのでつい接着してしまいましたが、先にヘッドパイプのみ接着してエンジンを乗せるときに横桁を接着した方が良かったかも・・・。

リアフェンダー加工

リアフェンダーの左右をカットしてフェンダーレス仕様に改造します。

エンジン・フレーム完成

ここまでは説明書通りのストレート組みで塗り分けも少ないので、割とサクサク進みました。

カウルの仮組み

完成したフレームにセンターカウルとアンダーカウルを仮組み。合いは悪くありませんが、ステーが非常に細いので扱いに注意が必要です。

シールドパーツ

ハセガワキットの特徴として、やたらにゲートが多いということがあります。成形不良を減らすためでしょうが、メッキパーツやクリアーパーツの扱いにはもう少し考えてもらいたいものです。(~_~;)

足回り

ホビーデザインのディティールアップパーツ

チェーン、チェーンガード、前後スプロケット、ブレーキディスク、マフラーのヒートガード、ミラー鏡面、ナンバープレートなどが付属します。

エッチングパーツ

ブレーキディスク、チェーンなど足回りパーツのみ使用します。チェーンは極小のコマを一つづつ接着する仕様で思ったより手間がかかりそうです・・・(´・_・`)

フロントブレーキディスク

エッチングパーツを2枚重ねして、キットパーツから切り出したスポーク部に接着します。写真下はフロントスタブライザーです。

リヤブレーキディスク

こちらは3枚重ねにして、ボルト部分に極小のピンを接着します。

チェーン・スプロケット

100本以上の極小ピンで2枚のチェーンパーツを繋いで、さらに外側にリンクを一つづつ接着と、まるで何かの修行のような作業です。チェーンの製作だけで2週間ほどかかってしまいました。(@_@)

リヤ足回り

チェーンが組み上がったので塗装して組み立て。ホイールはフィニッシャーズのピュアホワイト、スイングアームはタミヤのアルミシルバーを使用。ブレーキディスクとスプロケットはエッチングパーツの素材の色を生かしてクリアー仕上げにしました。

フロント足回り

エッチングのブレーキディスクはリア同様にクリアー仕上げ。ブレーキキャリパーの合いが悪いので、かなりすり合わせが必要でした。

マフラー

エキパイ×4パーツ、マフラー部×2パーツとえらくシンプルな構成。見えないところをやたら細かくパーツ割りするくらいなら、こういう大事な部分にもっと凝ってもらいたいものです。

マフラー・オイルクーラー

前後足回り、マフラー、オイルクーラーを塗装して本体に接着。

ステアリングダンパー

組み立て説明書ではフレーム側のステーを事前に接着するよう指示されていますが、位置決めがかなりシビアなので、フォークを組みながら現物合わせした方がうまく決まります。ステアリングに連動して稼働しますが、例によって完成するとほぼ見えなくなります。(*´ω`*)

カウル・タンク

アンダーカウル加工

アンダーカウル左側の形状がノーマルとは違います。複雑な切り欠きが入っていますが、パーツ裏にモールドが入っているのでそれに沿って慎重に切り抜きます。

リヤカウル加工

ヘルメットホルダーとタンデムグリップは使用しないので穴埋め。シングルシートに結構段差ができるので、パテ埋めをして成形。アンテナ部は真鍮線で軸打ちをしました。

シート

シートの縫い目部分のモールドが恐ろしく甘く、少し厚塗りをすれば消えてしまいそうだったので、しっかりと掘り直しました。

表面処理完了

カウル裏側をセミグロスブラックで塗装してからマスキング。サフ代わりにファンデショングレーを吹いて400〜600番のヤスリで表面処理。カウルの接着線がなかなか消えずに苦労しました。

基本塗装

ホワイトの部分をフィニッシャーズのピュアホワイトで塗装。ブラックのラインはタンクやカウル全体につながるので、シャーシに組み込んだ状態でデカール貼りをします。

クリアーコート

デカール乾燥後にクリアーコート。今回はフィニッシャーズのウレタンクリアーGP1を使いました。

シート塗装

レザーの質感を出すため、ブラックにごく少量のグレーを加えて砂吹きで塗装しました。

ヘッドライト完成

左はヘッドライト、右はスピーカーという特徴的なカスタムがされています。ヘッドライトはメッキ落としをしてリフレクターの部分をガイアカラーのプレミアムミラークロームで再塗装。

最終組み立て

カウル取り付け

おそらく実物通りなのでしょうが、カウルの組み立てがやたら繊細なので、カウルを先に本体に取り付け、シールドの接着とリベット埋め込みは後回しにしました。

灯火類組み立て

かなり手間取ってしまいましたが、カウルの取り付けが完了。ウィンカーや赤色灯を接着。もう少しで完成です。