ピンセット・ピックアップツール

昔はピンセットといえば何も考えずにタミヤのものを使っていましたが、バイクやカーモデルのディティールアップや1/43のメタルキットを作るようになって、虫ピンや極小メタルパーツをもっと楽に扱えないものかとよりよいツールを探し、現在ではお気に入りになったものを紹介します。

1.TENIR ピンセット

  価格:各1,650円(税込)

左がスタンダード、右が先曲がり。TENIRはスイスのブランドですが、クレオスが代理店になっていて比較的容易に入手できます。

上がタミヤのストレートタイプ、下がTENIRのスタンダードタイプ。こうしてみるとそれほど違いはないように見えますが、TENIRのほうが動きがしなやかで微妙な力加減を調節できます。

0.35mmのインセクトピンをつまんでみました。TENIRのピンセットは先端が非常に細くて精度も高いのでこのくらいのパーツでも簡単につまめます。先端が繊細で注意して扱わないと簡単に曲がってしまいます。

2.ファレホ ピックアップツール

  価格:1,364(製込) 

アクリル塗料で有名なスペインのファレホ製のピックアップツール。ミラクルアッパーと同じように先端が吸着式になっていますが、先端が細く非常に吸着力が高いため、極小パーツにも対応できます。

使い捨てのミラクルアッパーと違って先端部分にウレタンのような吸着部がついています。

シートに志賀昆虫針3号をカットして埋め込みます。ピンセットと違ってこれなら飛ばしてしまう心配はありません。

3.ビューティーネイラー ミラクルピックアッパー

  価格:385円(税込)

ネイルアート専用ツールで、吸着力がある先端でラインストーンなどをつまみ上げます。1番の特長は非常に安価なことです。

色鉛筆のような形状で吸着力が弱まったら、キャップの部分の鉛筆削りで削るようになっています。

1/20のF1エンジンのファンネルカバーをつまみあげたところ。先端ではなく腹の部分に吸着させた方がいいようです。このくらいのサイズが一番使いやすく、さらに小さいものになると吸着力が不足します。

4.フィニッシャーズ ダストピック

  価格:1,650円(税込)

カーモデル専門のフィニッシャーズらしく、塗装面のホコリ取り専用のツールです。ピンセットでもとれないほどの極小のホコリをエッチング製のピックに引っ掛けて取り除くというものです。

このようにデザインナイフのホルダーなどにセットして使います。

クレオス Mr.エアブラシカスタム018 ダブルアクション

ノズル:0.18mm カップ容量:10cc  価格:33,000円(税込)

口径0.18mmでかえる工房の知る限り世界でもっとも細吹きができるエアブラシです。ずっと欲しかったのですが、かなり高価なのでずっとエアテックスの0.2mmで代用していました。

塗料カップのフタ

プロコンBOYと同じサイズですが、なぜかこちらは鏡面仕上げの美しいフタが付属。コストの問題かと思いましたが、アフターパーツの価格は梨地のものと同額でした。(´・ω・)

クレオス プロコンBOY WA プラチナ0.3 Ver.2

ノズル:0.3mm カップ容量:10cc  価格:14,630円(税込)

現在のところこれをメインに使用しています。選んだ理由は単純に「一番人気のあるモデルだから」というもの。「エアアジャストシステム」「エアアップ機構」「セミイージーソフトボタン」と豪華スペックで、ボタン操作が滑らかで気に入っていますが、個人的には4つほど不満点があります。

不満点①エアアジャストシステム

全開にしても全閉にしても風量にほとんど変化がなく、「回しすぎると破損する」という代物です。かえる工房は別売の「ドレン&ダストキャッチャーⅡ」を使っているためそもそも無用の長物でハンガーに引っかかって取り回しが悪いだけです。

不満点②塗料カップのフタ

塗料カップのフタが梨地の安っぽいもの(左)で、ピッタリとおさまらずすぐに外れてしまいます。結局、クレオスのオンラインショップで鏡面のフタ(右)を購入。見た目もキレイだし梨地のものよりキチンと収まります。

不満点③ニードルアジャスター

お尻についたアジャスターでニードルの後退量を調整できますが、これが緩くてすぐに狂ってしまいます。

不満点④エアバルブの角度

「手に馴染みやすく」ということでエアバルブに角度がつけてあります。欠点というわけではありませんが、普通のエアブラシと並行して使っていると少し違和感を感じます。

WAVE スーパーエアブラシ アドバンス

ノズル:0.3mm カップ容量:10cc  価格:15,180(税込)

0.3mm口径はもっとも使用頻度が高いので、サブにWAVEのスーパーエアブラシ アドバンスを購入。今の所非常に調子が良くプロコンBOYのような欠点がないので、いずれこちらがメインになるかも・・・。

ニードルキャップ

ニードルキャップはクラウンタイプとフラットタイプの2種が付属していて、ユーザーが好みによって選べるようになっています。

エアマチックシステム

プロコンBOY の「エアアジャストシステム」と似たようなものですが、こちらはダイヤルが回しやすく効果もはっきりと分かります。

塗装テスト(シルバー系)

ミニカーリペイントでシルバー系希望のお客様が続いたので、各社から発売されているシルバー系塗料をテストしました。特にタミヤはバイクやF1モデルを意識しているのか、シルバー系の塗料が非常に豊富です。

1.タミヤ ラッカー塗料

  価格:220円(税込) 容量:10ml

LP-38 フラットアルミ

その名の通りつや消しのアルミ色ですが・・・なんというかシルバーではなくコンクリートのようなグレーに見えます。エナメル塗料のフラットアルミはちゃんと金属感があるのですが・・・(−_−;)

LP-48 スパークリングシルバー

一般的なシルバーに比べて発色がよくキラキラしています。カーモデルのシルバーボディに似合いそうです。

LP-63 チタンシルバー

やや金色がかったシルバーです。その名の通りチタンパーツを多用したバイクやカーモデルに重宝します。

LP-70 アルミシルバー

通常のシルバーに比べると白っぽい色合いです。LP-38 フラットアルミはつや消しがキツすぎるので、アルミシルバーを混ぜることで調整ができます。

LP-72 マイカシルバー

メーカーHPには「若干の青味を含んだ明るい銀色」とありますが、塗装テストのピースを見る限り金色がかっているように見えます。

2.クレオス Mr.カラー

  価格:220円(税込) 容量:10ml

159 スーパーシルバー

特にクセのないシルバーですが、クレオスの通常のシルバーに比べるとやや高級感があります。

SM208 スーパージュラルミン

メッキ塗料ではありませんが、金属感のあるシルバーになります。Mr.カラーのスーパーメタリック2シリーズは発色に高級感があってなかなかいい感じです。

3.フィニッシャーズ カラー

  価格:420円(税込) 容量:20ml

ライトガンメタル

明るめのメタリックグレイでハコスカなどにピッタリです。タミヤのメタリックグレーがつや消しなので、光沢塗装にはこれを使います。

塗装テスト(レッド系)

カーモデルのボディ色はやっぱり赤!(個人の感想)。しかし、一口に赤と言ってもさまざまな色合いがあります。ポルシェ911の赤とフェラーリの赤はやはり差別化したい!・・・ということで各社から発売されている赤塗料の比較テストを行いました。ソリッドカラーのレッドは全てガイアノーツのピンクサフで下地塗装をしています。

1.フィニッシャーズ カラー

  価格:420円(税込) 容量:20ml

カーモデル専門のメーカーとあって、車やバイクのボディ色に対応した各種カラーが発売されています。容量はクレオスやタミヤの2倍で価格は2倍弱、さらに濃いめに調整されているので、かなりお買い得かもしれません。欠点は容器で、フタとラベルの色が全て同じで見分けにくいことと、中ブタが別体になっていて扱いが面倒なことでしょうか。

ブライトレッド

フィニッシャーズカラーでは一番明るい赤で、クレオスのシャインレッドに近い色です。

ピュアレッド

ブライトレッドよりやや濃い赤です。

リッチレッド

ピュアレッドよりやや明るめで、スタンダードな赤です。クレオスのレッドに近い色です。

シルクレッド

リッチレッドよりやや濃い赤です。

ディープレッド

フィニッシャーズの塗料では一番濃い赤。アルファロメオなどに使えそうです。

  

2.クレオス Mr.カラー

  価格:220円(税込) 容量:10ml

この中では一番歴史の長い塗料で、かえる工房はアメリカのレベル社と提携した「レベルカラー」の時代から愛用しています。一番の長所は最もポピュラーでタミヤ以外の国産キットはたいていMr.カラーで指定されており、どこの模型店でも手に入ることです。

3 レッド

大昔から愛用しているレッド。かえる工房にとってレッドといえばこの色が基準になります。

79 シャインレッド

上のレッドに比べてかなり明るい赤。フィニッシャーズほど細分化されていないので選択に迷うことはありません。

171 蛍光レッド

レッドといってもオレンジに近い色です。F1などのマルボロレッドに使えそうなので、いつか試してみます。

171 クリアーレッド

シルバーの下地にクリアーレッドを重ね吹き。通常のメタリックカラーより深みがあるので気に入っています。CB750Fの外装やフィギュアのコスチュームなどで使用しています。

171 クリアーレッド+クリアーブラック

暗い赤を表現するため、シルバーの下地にクリアーレッド+クリアーブラックを重ね吹きしました。ブラックの割合が少なかったのか上とそれほど変わりませんでした。

171 クリアーレッド

下地を黒鉄色に変えてクリアーレッドを重ね吹き。かなり感じが変わりました。セーラーサターンのリボンはこの方法で塗装しました。

3.タミヤ ラッカー塗料

  価格:220円(税込) 容量:10ml

タミヤの塗料はアメリカのパクトラ社と提携したエナメル塗料の「パクトラタミヤカラー」を販売し続け、一昔前はラッカー系なら「レベルカラー」、エナメル系なら「パクトラタミヤカラー」の二択でした。そのためかタミヤのラッカー系塗料は缶スプレーのみで、ビン塗料は2017年になってやっとが発売されました。

TS-85 ブライトマイカレッド

1/20フェラーリF1用に開発された塗料です。クレオスのレッドよりやや濃い赤で、フィニッシャーズのシルクレッドに近い感じです。タミヤのHPには「メタリックレッド」と説明されていますが、メタリック感はほとんどありません。

TS-31 ブライトオレンジ

4.ガイアノーツ

  価格:275円(製込) 容量:15ml

エアブラシ関連ツール

クレオス ドレン&ダストキャッチャーⅡ

エアブラシを3本同時に使えるようになったのはいいですが、使用するエアブラシを変えるたびにエア圧を調整し直すのが面倒なので購入してみました。

タミヤ エアブラシ用三連ジョイント

エアブラシの使い分けをするたびにホースの差し替えをして、そのたびにカップに入った塗料をこぼしたり・・・ということを繰り返していたので、三本のエアブラシを同時に使えるように三連ジョイントで接続しました。おかげで非常に作業効率が上がりました。

クレオス Mr.エアブラシスタンド

クレオスのスタンドと組み合わせてセットすると、ちょっとした要塞のようなルックになりました(^_^)。

ヤマゼン YDA-500W 食器乾燥機

塗装スペースが屋外にあるためドライブース導入を検討しましたが、クレオスのものはすでに絶版になっていました。ネットで調べると食器乾燥機が流用できることを知って購入しました。中の食器を支えるための突起を切り取り「Mr.ネコの手ステーション」を敷き詰めました。おかげで雨の日でもカブることがなくなり、ホコリ除けとしても重宝しています。

カーモデルのクリアーコート

レーシングカーなど大きいデカールをはったモデルのクリアーコートにずっと悩んでいました。時間をかけてデカールをしっかり乾燥させたり、砂吹き塗装を試したり、いろいろやってみましたが、デカールが浮いてきたり、ブツブツができたりすることを完全に防ぐことはできませんでした。結局デカールの傷んだ部分をタッチアップしたり、ヒドイ時は完全に塗装をやり直ししなければなりませんでした。

Mr.カラー スーパークリアーⅢ

クレオスのGXシリーズは通常のMr.カラーよりツヤがキレイで長年愛用してきましたが、デカールが溶けやすいので、今ではデカールを使わないフィギュアやロボットなどで使用しています。

フィニッシャーズ オートクリアー

「デカールに優しい」というウワサを聞いて、カーモデル専門メーカー、フィニッシャーズのオートクリアーを試してみました。写真はオートクリアーと専用のピュアシンナーがセットになったお試しセットです。

説明書

通常はクリアー1:シンナー2.7で、厚塗りの場合はクリアー1:シンナー0.5〜1で希釈し、重ね塗装は3〜5回程度。簡単なコピー説明書ですが、ずいぶん親切に説明してくれます。

ウィリアムズFW16

FW16にオートクリアーを使用。今まで散々苦労したのがウソのように一発でキレイな光沢がでました。気のせいかもしれませんが、ホコリもつきにくくなったようです。

デカールに優しいだけでなくツヤもきれいだし、気のせいかもしれませんがホコリもつきにくいように感じました。欠点としては①近所の店には置いてない、②値段が少し高い、③少し匂いがきつい、④乾燥に時間がかかる、などです。④の乾燥時間がかかるのはおそらくリターダーが大量に入っているからでしょうが、これは同時にきれいなツヤを出すためなので欠点とは言えないかもしれません。

フィニッシャーズ ウレタンクリアーGP1

クレオス Mr.リニアコンプレッサー L5 レギュレーターセット

私が長年愛用していたコンプレッサーは自転車屋さんの空気入れのようにデカくて重くてやかましいし、レギュレーターがついていないためエア圧を調整することもできませんでした。

そこで、思い切って最新のものに買いかえることにしました。しかし、各社から様々なものが発売されどれがいいか分からないので、とりあえず人気No.1のクレオスの「リニアコンプレッサー」を選びました。

これhが非常に軽くてコンパクト!振動も作動音も電動ラジコンカーのモーター音くらいでしょうか?作業をしながらラジオを聞くこともできます。

サイズ:160x120x160㎜   重量 : 2.4kg

最高圧力:0.12MPa   作動音 : 50dB

リニア駆動フリーピストン方式   価格:38,500円(税込)

本体のハンドル部分にホルダーを取り付けてレギュレーターやエアブラシを置くことができます。私はエアブラシ3本を同時に使っているので、これは使わずに別売のホルダーを使っています。

レギュレーターと水抜き。水抜きは塗料ビンを流用したチープなもので、たまった水を捨てる時はビンの部分を回して外しますが、つくりがいささかチープで、フタの部分もいっしょにクルクル回ってしまいます。

レギュレーターの左にあるネジでエア圧の調整ができます。電源を入れると、レギュレーターの針がいったん0.12Mpaあたりまで上がり、エアブラシを吹き始めると設定した圧力まで下がりますが、少しタイムラグがあるので注意が必要です。

ただ、最高圧力が0.12Mpaというのは0.5mmエアブラシを使って広い面積を塗装したり、ウレタン塗装をしたりするには全くパワーが足りないので、1年ほど使用したのちエアテックスのコンプレッサーに買い替えました。ガンプラなど塗装面積の狭い塗装が専門の人にはピッタリですが、幅広い塗装をしたい人にはオススメできません。

レジンキットフィギュアの磁石接続

かえる工房では1/8以上のフィギュアを製作する場合、主要パーツを接着しないでネオジム磁石で接続します。この方法には以下のようなメリットがあります。

①塗装中に色合いをテェックしたい時に簡単に仮組みができる。

②最終組み立てで接着剤を使用しないため、塗装面を汚すリスクがなくなる。

③輸送する場合、分解して梱包すればコンパクトになり破損の危険も減る。

④パーツが磁石でヒコヒコくっつくのがなんか面白い(^◇^)。

1.材料とツール

ネオジム磁石①

5mm以上の大きめのものなら百均でも手に入りますが、3mm〜1mm径の小型のものはハイキューパーツから模型用のものが発売されています。

ネオジム磁石②

1/6〜1/8フィギュアの場合、主に3mm×3mmの磁石(左)を使用。ごく細かい部品には2mm×1mm(右)を使うこともあります。写真のように繋いだ状態にしておくと作業がはかどります。

ピンバイス各種

軸うちと同様、ケガキ針と0.5mm〜3.0mmのピンバイスを使います。

WAVEのHGワンタッチピンバイス

4mm以上の大型磁石を埋め込みたい場合はWAVEのHGワンタッチピンバイスを使用します。セットで購入すると4.0mm、5.0mm、6.0mmのドリルが付属します。

瞬間接着剤など

左から瞬間接着剤、シアノン、メンソレータム、硬化促進剤。この辺も軸打ちと同じものを使用します。

瞬間カラーパテ

シアノンが入手しにくいので、最近はガイアノーツの瞬間カラーパテを使っています。シアノンに比べてドロッとしていてよりパテに近い感じです。各色が発売されていて混色も可能です。

2.基本編

磁力が効けば十分なので軸打ちほどの精度は必要ありません。ちょっとしたコツがありますが、軸打ちがきちんとできる人であれば簡単にできると思います。まだ軸打ちに自信のない方は下のリンクからどうぞ。

★ちょっとしたコツ

①穴はやや深めに掘って、磁石同士がピッタリ接するように固定する。

②磁石を無理に押し込むと修正したい時に抜けなくなることがある。

③磁石を抜きたい時は熱湯につけるとレジンが柔らかくなって簡単に抜ける。

④逆にゆるすぎる場合は瞬着を一滴垂らして固定する。

セーラーサターンミュージカルver.

太ももの接続。2mm真鍮線で軸打ちをして周囲の3か所に3mm×3mmの磁石を埋め込みました。腰やモモは面積が広いので比較的作業が容易です。

セイバーオルタ

上半身と左右のモモに分割されているので上下左右それぞれ2か所に3mm×3mmの磁石を埋め込みました。このように込み入った部分は真鍮線や磁石が相互に干渉しないように注意しましょう。

3.応用編

セーラーサターンミュージカルver.

ヒジは面積が狭いので、通常とは逆に中心に磁石を埋め込んでサイドに真鍮線で軸打ちしました。あまり荷重のかからない部分なので特に問題ありませんでした。

セーラーサターンミュージカルver.

スカートのフリルも磁石接続にしました。スペースがあまりないので最初は1mm径磁石を使いましたが、磁力が弱すぎて使い物にならないので2mm径のものに変更しました。内側に若干はみ出してしまいましたが普通見えないところなのでまあ、いいでしょう。

木之本桜3rdOPver.

これも腕の接続面の面積が狭いですが腕が胸に密着しているので、軸打ちとは方向を90度変えて磁石を埋め込み、腕と胸が接続するようにしました。

アスカ ゴスロリバージョン

ここは思い切って3mm磁石のみで接続。軸打ちを省略したのを補うために受け側の穴に磁石がはまり込むように加工。ほとんど荷重のかからない部分なのでこれだけで十分です。

4.ディスプレイに応用

アスカ ハイグレードクリスマスver.

PVC製の完成品ですが、バランスが悪くてすぐにコケてしまうので、ヒザに3mmの、ベースに15mmのネオジム磁石を埋め込みました。

ホシノルリ水着ver.

ベースを立てた状態でディスプレイしたいので、フィギュアの背中とベースにネオジム磁石を埋め込みました。

フィギュア全体の重量を固定するため、本体には6mm×2.5mm×4個、ベースには13mm×2.5mm×4個と大型磁石をそれぞれ二か所に埋め込みました。通常のピンバイスでは6mmサイズがないのでWAVEのHGワンタッチピンバイスを使用し、13mmの穴はリーマーで強引に広げました。

アスカ ゴスロリバージョン

キットにはディスプレイベースとお尻にダボがあり接着する仕様になっていましたが、5mm磁石を埋め込みました。