ミニカーリペイント

※金属製ミニカーが対象です。ボディがプラスチックやレジン製の場合はご相談ください。

基本メニュー

①おまかせコース
明らかなミスやごく簡単な修正は無料で承りますが、微妙な形状や色合いについてはこちらにお任せいただきますので、事前にできるだけ正確な指示をお願いします。
作業開始後の依頼内容変更は追加料金が発生します。

②こだわりコース
作業内容はおまかせコースと同じですが、工程ごとにチェックしていただき、微妙な形状や色合いなどをお客様が納得いくまで修正します。費用も手間もかなりかかりますが、理想通りの完成品を手に入れたいお客様にオススメします。

①パーツ分解

カシメ部を削り、接着部を溶剤や熱湯で溶かしてパーツを完全に分解します。

②破損部の補修

パーツがガッチリ接着されていて分解時に破損してしまった場合はできるだけ目立たないように修復します。写真の作例では二つに裂けた天井の内張りを繋ぎ直しました。

③塗装剥離

オリジナル塗装に重ね塗りするとシャープさが失われるので、剥離剤を使って塗装を全剥離します。(プラスチックやレジン製ミニカーではボディも溶けてしまうので不可能です)

④塗装剥離

オリジナルの塗装をキレイに剥がします。

⑤下地処理

模型用塗料は金属面には定着しにくいので、メタルプライマーやプライマーサーフェイサーで下地処理をします。

⑥下地塗装

リペイントの赤の発色を良くするためにピンクサーフェイサーで下地塗装をします。

⑦塗装テスト

本塗装の前に塗装テストを行います。塗装テストは3種類まで行いますが、それ以上のテストが必要な場合や調色が必要な場合は「こだわりコース」で注文をお願いします。

⑧本塗装

作例では5種類の塗料をテストした結果、フィニッシャーズの「シルクレッド」を使用しました。

内装のリペイント

①パーツ分解

ボディと同じようにパーツを分解します。

②再塗装

内装をブラックで再塗装。フロアのチェック模様はシールを自作して再現しました。

オプションメニュー

①クリアーフィニッシュ1

ラッカー系のクリア塗料でボディをクリアコートして塗装面やデカールを保護します。さらにクリアー面をコンパウンドやワックスで磨き込んで光沢をだします。

②クリアーフィニッシュ2

作業内容はクリアーフィニッシュ1と同じですが、ウレタン系クリア塗料を使用します。ウレタン塗料は値段が高く扱いも難しいので料金は高めになりますが、塗膜が頑丈で硬質感のあるカチッとした仕上がりになります。

 

No.72 Cararama 1/24 BMW Z4 クーペ(リペイント)

2024年5月製作開始

次の依頼品はBMW Z4のリペイント 。BMWといえば箱型セダンのイメージがありますが、Z4はジャガーEタイプのようなロングノーズ、ショートデッキは一目でスポーツカーと分かるスタイリングです。

製作記録

「Cararama」というのは香港のミニカーメーカー「HONGWELL」のブランドのようです。ドアやボンネットは全て開閉可能。細部の作り込みが甘く塗装が波打っているなど、エブロや京商などのミニカーと比べると明らかにクオリティが低く大味な作りですが、全体のフォルムはなかなかカッチョいいです。

ボディの分解と塗装剥離

ボディ分解

ドアとボンネットのヒンジはネジ止め。それ以外のパーツははめ込みかカシメで固定されていて接着剤はほとんど使われていません。

リヤハッチ

ヒンジがハメ殺しになっていて分解不可能。ヒンジをカットして固定式にした方がキレイに塗装できるのですが、依頼者様のご希望で可動を活かすことにしました。

シャーシ分解

背もたれは外せましたが、シートはフロアと一体成形。成形色の黒一色で塗装箇所はほとんどありません。

コクピット

お客様のご希望は左ハンドル仕様のミニカーを右ハンドルに改造するというものですが、パーツ数が少なくシンプルな構成なのでなんとかなりそうです。

コクピット改造

ダッシュボード

写真の四角の部分を切り取って右に移植します。ダッシュボードにきついテーパーがついているところはパテで修正する予定です。

ボディのリペイント

塗装剥離①

ボディを金属パーツだけに分解して「ナトコ スケルトンM-201」をハケで塗り付け。数分で塗料がモコモコと浮いてきます。

塗装剥離②

オリジナルの塗料を完全に剥離できました。

内装のリペイント

組み立て

No.73 オートアート 1/18 日産 スカイラインGT-R(KPGC10)

2024年5月製作開始(予定)

次のミニカーリペイントの依頼品は初代GT-R(KPGC10)、いわゆる「ハコスカ」というやつです。オートアートのレーシングタイプをベースにして走り屋仕様に改造されています。色は違いますが、漫画『シャコタン☆ブギ』のジュンちゃんのハコスカを思い出します。

製作記録

1/18の大スケールとあって、ドアやボンネットは全て開閉可能。フロントには精密に再現されたS20型エンジンが鎮座していますが、KGC10型のL型エンジンが乗っていれば完璧に一昔前の走り屋仕様になるなのですが・・・。

ボディの分解と塗装剥離

分解

破損パーツの補修

ボディのリペイント

最終組み立て

No.71 ハセガワ 1/24 スバル インプレッサ WRX

2024年4月製作開始

セリカGT-Rとセットでいただいた依頼品です。インプレッサWRXは1992年にデビューし、世界ラリー選手権(WRC)で活躍してスバルの名を世界に広めた名車です。一見、普通の4ドアセダンですがボンネットにエアスクープ、リアにスポイラーを装備と、かえる工房の好物「羊の皮をかぶった狼」です。

『頭文字D』の主人公の父親の愛車がこの初代インプレッサですが、「プロジェクトD編」に入った頃から飽きてしまったのですっかり忘れていました。(^◇^;)

ハセガワのカーモデルはパーツ状態で見ると繊細なモールドが美しくすばらしいキットに見えるのですが、繊細すぎて破損しやすかったりプラモデルとして効果的なアレンジが足りなかったりして、実際に組んでみるとストレスを感じることがよくあります。昔のハセガワはタミヤに次いで「国内第二の模型メーカー」というイメージだったのですが、得意の飛行機模型と違ってカーモデルはどうもすっきりしない点が目立ちます。

キットの問題点

①よく見るとバリやヒケが結構ある。特に足回りやサイドミラーなどの小物の成形がヒドい。

②足回りパーツの精度が低く、ドライブシャフトが歪んでいるためリアタのアライメントがきちんと出ない。

③センターピラーのウィンドウの塗り分けラインがおかしい。(実車と比較をしていないので断言できませんが)

④取り付けダボの合いが悪かったり、そもそもダボがなくて接着位置が分かりにくい部分が多い。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約70点。タミヤのセリカGT-R同様エンジレスキットですが、パーツが細かく分割されていてフロアマットを再現するシールやウィンドウのマスキングシートが付属するなど差別化が図られています。

ボディの成形

ボディはモールドが浅くてぼんやりとしていてルーフ裏側には大きなゲートが残っています。どうもハセガワさんが契約してる金型屋さんはかなり技術力が低いようです。

仮組み①

タミヤのセリカより新しいキットですが、パーツの精度が低く仮組みは必須です。特に足回りのパーツにバリが多く時間をかけてすり合わせをしました。

仮組み②

一応仮組みはできましたが、リアの接地が悪くて少しガタつくのでさらに調整が必要です。ボディにも若干ヒケがあり、モールドが浅めなので掘り直したほうが良さそうです。

ウィンドウのライン

ウィンドウのフチはブラックで塗装しますが、塗装用のケガキ線がずいぶん前に飛び出しています。普通はセンターピラーに重なるものだと思うのですが・・・。

表面処理

捨てサフ吹き

パーティングラインやヒケの目立つ部分にサフ代わりのファンデーショングレーを吹いて240〜800番のヤスリで表面処理。ついでにモールドを掘り直しました。

ボディ製作

下地塗装①

セリカ同様ボディ色はレッド系なのでやはりピンクサフで下地塗装。

下地塗装②

下地塗装をしてからフロントフェンダーにヒケがあることを発見!溶きパテを盛って処理をしました。

本塗装

ボディ色はフィニッシャーズのディープレッドを使用。アルファロメオなどに使われる色でセリカのリッチレッドよりかなり暗い赤です。

シャーシ製作

塗装

シャーシ関連パーツの塗装完了。改めて確認すると一体成形になったドライブシャフトが微妙に反っているためリアタイヤのアライメントが狂うことがわかりました。

アライメント調整

足回りパーツを取り付けてから、リアヤスとタイヤハウスの接続部に接着剤を流し込み。接着部が固まるまで指で押さえて四輪がきちんと設置するように調整しました。

シャーシ完成

足回りのアライメントが決まったら、シャーシ関連パーツを取り付け。軽くスミ入れをしてシャーシは完成です。

ホイール塗装

リムはメッキの地肌をそのまま生かし、スポーク部を黒鉄色で塗装。

コクピット製作

フロアマット

フロアマットには起毛シールが付属。ノリが強くて微調整がしにくいので、はみ出した部分はナイフでカットしました。

コクピット完成

内装はブラックと36 RLM74 グレーグリーンで塗り分け。シートの模様はデカールで再現します。

No.70 タミヤ 1/24 トヨタ・セリカ GT-R(T180型)

2024年4月製作開始

次の依頼品はタミヤのセリカGT-R。

かえる工房にとって「セリカ」といえば初代の「ダルマセリカ」こと1600GTなのですが、1989年にデビューした5代目セリカT180型は直4ターボエンジンを搭載しラリーマシンのベースにもなった名車です。

組み立て説明書によるとキットの発売は実車がデビューしたのと同じ1989年。タミヤのカーモデルはその時代の最先端のものをキット化する傾向がありますが、個人的にはもっとヒストリックカーにも力を入れてもらいたいと思っています。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約50点。以前製作したシティターボがシリーズNo.30で、このキットがNo.56。さすがにモーターライズではなくなりましたが、パーツは少なめで、おもちゃ的プラモからディスプレイキットに移行する過程が見えて興味深いです。

仮組み①

パーツ数は少なめですがタミヤらしくカチッと組み上がり、4WDの足回りの雰囲気をよく再現しています。

仮組み②

エキパイの左にドライブシャフトが通ります。えらく細いように感じますが、実物でもこんなに細いのでしょうか?

訂正:コメントでもご指摘がありましたが、このキットのセリカはFFなので、エキパイの隣のパイプはドライブシャフトではないそうです。フロアトンネルがあるのでFRか4WDだと思い込んでいましたが、おハズカシイ・・・(⌒-⌒; )

仮組み③

接地性は良好。2代目、3代目の角張ったデザインとは全く違うヌルッとした曲面主体のデザインです。リトラクタブルライトは固定式になっています。

表面処理

捨てサフ吹き

サフ代わりにフィニッシャーズのファンデーショングレーを吹いて、180〜600番のヤスリでパーティングラインやヒケの目立つ部分を整えました。

ボディ製作

下地塗装

ボディはレッドで塗装するので、下地はガイアノーツのピンクサフで塗装しました。

本塗装

ボディ色はフィニッシャーズのリッチレッドを使用。複数の塗装見本から依頼者様に選んでもらいました。

デカールはり

フロントグリルは透明の別パーツになっていますが、デカールはりの段階でボディに接着して、クリアーコートをかけることにしました。

シャーシ製作

塗装①

シャーシはボディと同色で塗装。マスキングをしてからエンジン部やタイヤハウスをブラックで塗装します。

塗装②

シャーシ関連パーツの塗装完了。あとはエナメル塗料筆塗りで細部塗装をしたら組み立てに入ります。

シャーシ完成

各パーツを接着してから軽くスミ入れをしてシャーシ側は完成です。

コクピット製作

コクピット完成

塗装指示がエナメル塗料だったので、近似色としてクレオスのラッカー系塗料C317グレー FS36231とC-331ダークシーグレーで塗り分けました。

No.66 T-Modell 1/43メルセデスベンツEクラスワゴン

2024年3月完成

なぜかミニカーリペイントのご依頼が続いていますが、今回はメルセデスベンツEクラスをホワイトに再塗装しました。

「T-Modell」というブランドは初めてですが、ケースの形からするともしかしたらエブロのOEM品なのかもしれません。

製作記録

分解

分解①

シャーシ裏のネジを外せばシャーシとコクピットが分解可能。ボディはダイキャスト製ですが、前後フェンダーのみプラスチック製になっています。

分解②

主なパーツは接着部を溶かして分解できましたが、ルーフキャリアとアンテナがどうしても外れないので熱湯につけて分解。

分解③

ボディパーツ分解完了。少し破損したパーツもありますが、目立たない部分なので、きちんと修復すれば問題なさそうです。

破損部の補修

二つにちぎれた天井内張りを丁寧に繋ぎ合わせ、キズをパテで埋めました。

塗装剥離

いつものように剥離剤を塗ってオリジナルの塗装を剥がします。

ナンバープレート

なぜかフロントフェンダーとリアハッチはプラスチック製の別パーツ。国内用のオリジナルナンバープレートに変更するため、0.5mmプラ板を切り出したプレートを接着。

リペイント

下地塗装

プライマーサーフェイサーを吹いて表面処理をしてから、ファンデーショングレーで下地塗装をしました。

本塗装

前後のプラスチックパーツを接着して、フィニッシャーズの「ファンデーションホワイト」で本塗装。

仕上げ

ボディ下部のシルバーラインはデカールで再現。クリアーコートをしてから研ぎ出し、コンパウンド研磨を行ってボディはほぼ完成。

内装

内装の分解

リペイントをするために内装を分解。細部塗装は不要のためシートはつけたままにします。

内装の塗装

内装をつや消しブラックでリペイント。

完成!

No.60グンゼ産業 1/32 キャデラック 1959 エルドラド セビル

2023年12月完成

次の依頼品はグンゼ産業の1/32キャデラック・エルドラド。かえる工房は日本車や欧州車だけでなく50〜70年代のアメ車もケッコー好きなのですが、勉強不足でコブラとコルベット以外はどれもこれも同じに見えてしまいます。(⌒-⌒; )

昔、これと同じシリーズの「‘63 サンダーバード」を作ろうと購入したのですが、その頃は知識や経験不足でメッキパーツの扱いに失敗して挫折してしまいました。当時、LSの1/32シリーズにハマっていたので50〜60年代の国産車と並べたかったのですが、結局実現しませんでした。・・・(*´ω`*)

 

今回はお手軽コースでのご依頼のためクリアーコートもしていないので、いまいちツヤが出ませんでしたが、まあまあキレイに仕上がりました。

製作記録

今回は依頼者様がボディとシャーシの塗装まで進めたキットを引き継いで完成させるというものです。

キットレビュー

仮組み

とりあえず主要パーツを仮組み。バカでかい車体と意味のないテールフィンが50年代の「ザ・アメ車」という感じで実にカッチョいい!

ホイール

メッキされたホイールはノーマルタイプとワイヤーホイールタイプの2種類が付属。今回はワイヤーホイールを使用します。

ルーフ

ルーフはハードトップ、ソフトトップ閉状態、ソフトトップ開状態の3種類が付属。

オプションパーツ

オプションパーツとしてアンテナ、車内電話、スペアタイヤなどが付属。今回はサイドミラーだけ使用します。

ボディ

テールフィンのバルジ①

ボディは塗装済みですが、別パーツのテールフィン裏側のバルジが未塗装だったので、クレオスのスカイブルーで塗装。

テールフィンのバルジ②

このようにテールフィンの裏側に接着します。塗装済みのボディ色と合わなかったので、少し色慣らしをしました。

メッキパーツの塗装

50年代アメ車とあって窓枠やモールは全てメッキ。どう処理するか考えた結果、今回はガンダムマーカーEXメッキシルバーを使用しました。

シャーシ・内装

内装の塗装

内装はセールカラーとセールカラー+レッドブラウンで塗り分け。仕上げにモール部分をエナメル塗料のクロームシルバーで筆塗り。

内装完成

塗装済みのパーツを組み立ててコクピット完成。ドアの内張りの合いが悪いので少しすり合わせが必要でした。

ホイール・タイヤ

立体感を出すためにワイヤーホイールにエナメル塗料のブラックでスミ入れ。昔懐かしのホワイトリボンタイヤもやはりエネメル塗料で筆塗りしました。

前後グリル

前後グリルのメッシュ部をブラックでスミ入れ。ウィンカーを塗装してボディに接着。あとはソフトトップとサイドミラーをつければ完成です。

No.64 京商 1/18 フォルクスワーゲン ザ・ビートル

2024年3月完成

アウディA4の次は1/18ミニカーのリペイント。京商の「ザ・ビートル」を小改造して「2019年デザインマイスター」のプラチナムグレーメタリックにリ再塗装するというご依頼です。

「お手軽フィニッシュ」でのご依頼で研ぎ出し仕上げを行なっていないため、「鏡面」とはいきませんがウレタンクリアーを使ったのでまあまあきれいなツヤが出ました。

ドア、ボンネットなどは開閉可能

製作記録

1/43のような極小パーツがないので破損や紛失の心配は少ないですが、パーツ数や可動部が多くて分解にかなり手間ががかかりそうです。

ボディの分解と塗装剥離

分解①

1/43ミニカーであればシャーシ裏に固定用ビスが剥き出しになっていて簡単に分解できるのですが、これはネジ穴が隠されています。とりあえずエキゾーストパイプを分解しましたが、ネジ穴は見当たりません。

分解②

リアフェンダーの部分だけがプラスチック製だったので、とりあえず取り外しましたが、やっぱり分解用のビスは見つからない・・・(´・_・`)

分解③

ようやく発見!タイヤハウスの中に小さなビスが一本ずつ隠されていました。しかし、このままではドライバーが入らないのでホイールを外す必要があります。

分解④

ホイールの外し方が分かりませんでしたが、タイヤを外すとなんとかドライバーが入りました。ビスを外すとシャーシとボディが分解できました。

分解⑤

リアウィンドウは両面テープで貼り付けられていただけなので、かんたんに外せました。今回リアスポイラーは使用しないのでこちらも分解します。

分解⑥

ここまで目立った破損なく分解できましたが。右のドアの内張はガチガチに接着剤がつけられていて、ヒビと小さな穴が空いてしまいました。それほど目立たない部分ですし、このくらいならなんとかリペアできるでしょう。

分解⑦

一番手こずったのがダッシュボード。左右のネジを外してカシメの部分も削ったのですが、さらに強力な接着剤でガッチリと固定されていました。

分解⑧

結局、中央の接着部をカットしてボンネットのヒンジ部分を取り外し。力がかかる部分なのでしっかり補修する必要があります。

分解完了

なんとかボディに接着された樹脂パーツを全部分解できました。

小パーツの保管

灯火類やビスなどの小パーツは紛失したり、組み立て方を間違えたりしないようにピルケースに入れて保管しておきます。

破損パーツの補修

ドア内張りの補修

ウィンドウとドア内張りは一体成形になっていて分解できないので、キズや汚れがつかないようにマスキング。裏側から瞬着パテで割れた部分を補修して、表から溶きパテを流し込んでキズを消します。

ルーフ内張の補修

やはり分解時に欠けてしまったルーフ内張の角の部分を瞬着パテとポリパテで補修。

ボンネットヒンジの補修①

分解時に失われたヒンジの中央部分をプラ板で自作。力のかかる部分なので接着部に瞬着パテをたっぷりと盛りつけて補強します。

ボンネットヒンジの補修②

ボンネットがスムーズに開閉するかチェック。特に問題はないようです。

リアフェンダーのダボ補修

リアフェンダーを外す時に折れた右側のダボを補修。力のかかる部分ではないのであまり問題ありませんが、瞬着パテでアルミ線を固定しました。

サンルーフの処理

サンルーフのモールドは不要なので、黒い接着剤で埋めてしまいます。

ボディのリペイント

塗装剥離①

前回からはがし剤を「ナトコ スケルトンM-201」に変更。取り扱いは要注意ですが、あっという間に塗装が浮いてきました。

塗装剥離②

はがし剤を2〜3回塗ると、古い塗装がスッキリキレイにはがれました。ホームセンターで買った水性剥離剤はもう使う気になりません。

下地処理

ボディパーツにプライマーサフを吹いて表面のキズをチェック。

タミヤTS40メタリックブラック

実車写真やタッチアップペンを参考に塗装テストを行った結果タミヤのメタリックブラックを選択。しかし、ビン入りが売り切れでスプレーしか売っていませんでした。(´・_・`)

ボディ塗装

スプレー塗料をビンに移してエアブラシで塗装。なかなかいい感じになりました。

ドア内張り

ドア内張りの周囲もボディ色で塗装。

部分塗装

ボディ色が黒っぽいので分かりにくいですが、エンジンルーム部分をセミグロスブラックで、ライト部をシルバーで塗装。

ウレタンクリアーGP1

クリアコートは通常フィニッシャーズのオートクリアーを使っていますが、今回は可動部のハゲが心配なので硬度の高いウレタンクリアーを使用します。

クリアコート

ボディパーツにクリアーコート完了。ウレタンクリアーが硬化したら表面のホコリをチェックします。

組み立て

1/43と比べるとパーツ数が多く可動部もありますが、せっかく再塗装したボディにキズをつけないように注意して組み立てます・・・。

最終組み立て

パーツや可動部が多いので思ったより組み立てに時間がかかってしまいましたが、ようやく完成!

No.63 スパーク 1/43 アウディA4 オールロード

2024年3月完成

久々にミニカーリペイント。今回はホワイトのアウディA4をレッドに再塗装するというご依頼です。

 

製作記録

ケースにはブランド名がありませんが、車体裏に「スパークモデル」の刻印が。スパークモデルといえば完成品ミニカーとしては珍しくボディにレジンキャストを使用していますが、この製品はダイキャスト製のようです。

ボディの分解

ウィンドウの分解

シャーシ裏のビスを外してシャーシを分解。ウィンドウはボディ裏側の2か所で固定されているので、カシメの部分をリューターで削って外します。

パーツ一覧

前後ウィンドウ、サイドミラーはわりとかんたんに分解できました。あとはフロントグリルや前後ランプが外せればいいのですが、接着剤でガッチリ固められていてキレイに外すのは難しそうです。

テールランプ&テールランプ

小物パーツは溶剤で接着剤を溶かして外しますが、ルーフキャリアと右のテールランプは接着剤がベッタリとつけられていてなかなか外れず、結局破損してしまいました。

アサヒペン 強力塗料はがし液①

愛用の塗料剥がし液。たいていのミニカーはこれで塗装剥離ができるのですが・・・。

アサヒペン 強力塗料はがし液②

特殊な塗料を使っているのか、はがし液を何度塗ってもなかなか塗料が浮いてきません。塗料が柔らかくなった部分をスクレーバーで削りましたが、キレイにははがれてくれません。(´・ω・`)

ナトコ スケルトンM-201①

あまり使いたくなかったのですが、業務用の強力剥がし剤を使用することにしました。

ナトコ スケルトンM-201②

ハケでたっぷりと塗りつけてしばらくすると、あんなにガンコだった塗装があっという間にモコモコと浮いてきました!(@_@)

ナトコ スケルトンM-201③

浮いた塗料をスクレーバーで掻き取り、ふたたびはがし剤を塗り付け・・・を数回繰り返すとオリジナルの塗料がキレイに落ちました!最後にはがし剤を水で洗い落として完了です。

ナトコ スケルトンM-201④

注意書きのアップ。何やら恐ろしいことがいっぱい書いてあります。塩基性(アルカリ性)で毒性が強いので、参考にされる方は自己責任でお願いします。作業にはゴーグル、マスク、手袋などが必須です。

破損部の修復

テールランプの修復①

三つにちぎれた右のテールランプを再接着。欠けた部分にパテを盛って修復します。

テールランプの修復②

なんとか修復完了。左のテールランプは無傷ですが、このままでは左右のバランスがおかしいので、右と同じように加工します。

ルーフの穴埋め

ルーフキャリアの修復はあきらめて、取り付け穴をポリパテで埋めました。

ボディのリペイント

下地処理

模型用塗料は金属表面に食いつかないので、プライマーサーフェイサーを吹いて下地処理をします。

下地塗装

ボディ色のレッドの発色を高めるため、下地にガイアカラーのピンクサフを塗装。

本塗装

ボディカラーは依頼者様とご相談の上、フィニッシャーズのシルクレッドを使用。

エンブレム①

塗装剥離の作業で溶けてしまったマーキングの再現。アウディマークはZoomOn Modelのメタルステッカーを使用します。

エンブレム②

リアのセンターにエンブレムを貼ります。メッキシールはデカールと違って立体感があってなかなかカッチョいいです。プラモデルについているインレットシールと同じ圧着式です。

クリアコート①

フィニッシャーズのオートクリアーでクリアーコート。このまま1週間ほど乾燥させます。

クリアコート②

クリアー乾燥後に1500番のヤスリで表面のホコリを落として2回目のクリアコート。だいぶツヤが出てきました。

モール塗装①

塗装が十分乾燥したら、2,000〜3000番のヤスリで塗装面を研ぎ出し。コンパウンドで磨いてからボディをマスキングしました。

モール塗装②

フェンダーとモール部分をセミグロスブラックで塗装。ボディのレッドに黒の差し色が入って、全体がしまった感じになりました。

モール塗装③

モールのメッキ部分にハセガワのミラーフィニッシュをはりこみ。

小物パーツ再接着

ウィンドウ、ミラー、などの小物パーツを再接着。せっかく塗装したボディを汚さないようにハイグレード模型用セメダインを使用しました。

内装のリペイント

内装の分解

接着部を溶剤で溶かして分解。

再塗装

内装を全てブラックで再塗装しました。

フロアマット

フロアマットは赤と黒のチェック模様ですが、これを塗装で再現するのは大変なので、シールを自作しました。

内装完成

フロアマットのシールを貼り付けて、各部を接着。内装はこれで完成です!

最終組み立て

ボディ、内装、シャーシを組み立てて完成!ボディ色はやっぱり赤のほうがグッとスポーティーに見えます。