1/43 TOYOTA LJ73 YAMATO PARIS DAKAR 1990

メーカー:Dan’s model

2023年5月製作開始

依頼人様がランクル好きのようで、今回もランドクルーザー70系です。以前製作したDan’s modelと同じキットの色変えモデルです。

ランクルシリーズは歴史が長くバリエーションが豊富で形式名も複雑なのですが、「LJ73」の「7」は70系、「3」はホイールベース(おそらミドル)、「L」はライト系を表しているらしいです。ちなみに「FJ」の「F」はガソリンエンジン車、「BJ」の「B」はディーゼルエンジン車のことだそうです。かえる工房はもともとランクルにはそれほど興味がなかったのですが、この依頼品製作を通じてだいぶ勉強させていただきました(^∇^)。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約20点。足回り、シート、ダッシュボードなどはシャーシと一体成形されています。

デカール

1/43ガレージキットでは普通のことですが、デカールは巻いた状態で箱詰めされていてかなりシワシワになっていて一部破れがあります。

組み立て

シャーシの補修

シャーシ右後部が大きく欠けてしました。完成後に見ることはほぼないと思いますが、一応プラバンとパテで修正しました。

車軸の新造

キットに付属する車軸はテキトーに切ったのか、切り口が汚く曲がっているので、1.5mm真鍮線で新造。タイヤのゴムはしっかりしていて問題ありませんでした。

仮組み

主要パーツの仮組み完了。パーツ数が少ないのでここまでは実に簡単です。

塗装

最終組み立て

1/43 TOYOTA LAND-CRUISER Chassis long pick-up PASTIS 51

メーカー:MINI-RACING

2023年5月製作開始

パリ・ダカシリーズ3作目。キット名には入っていませんが、トヨタランドクルーザーの「40系」でランクルシリーズの原型になった車のようです。二輪で言うとHONDAの「ドリームCB750FOUR」のようなものでしょうか?

今回も資料らしい資料がなく組み立て説明書もテキトーなイラストだけなので、想像でどう補うかがキモになります。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約60点。荷台にいろいろな装備を積むので、GAFFEやDan’s modelのキットと比べて圧倒的にパーツ数が多いですが、デカールが小さいことを考えるとむしろ楽かも?

ボディパーツ

ボディは国産ガレージキットに近い柔軟性のあるレジンで成形。GAFFEのキットのようにヒビ割れの心配はなさそうですが、モールドがモッサリしていて成形不良の部分や派手なバリがあります。

組み立て

リアフェンダーの修正

左リアフェンダーに成形不良があったので、「黒い接着剤」を持って形状を修正しました。

フレームの修正

細長いパーツが歪むのはレジンキットあるあるですが、このキットもラダーフレームが派手に歪んでいたので、熱湯で煮沸して修正。

コクピット組み立て

キットのままではシートの後部が干渉してボディがハマらないので、ギリギリまで前に移動させて接着。ボディはフィットしましたがハンドルがシートの上にのっかってどこにドライバーが乗るんじゃい?というマシンになってしまいました(−_−;)。

シャーシ組み立て

メタル製のデフとドライブシャフトがついていますが、シャーシとの接合部がない(−_−;)・・・。仕方なく、デフを接着するためのダボをプラ棒で作製。それだけでは強度不足なので、車軸に接着。

仮組み

主要パーツを仮組み。荷台にはスペアタイアを4本積みます。ランクルの中では個人的にこの40系がいちばんカッチョいいと思います。

表面処理

プライマリーサーフェイサーを吹いて荒れの目立つ部分を400〜600番のヤスリで磨いて表面処理。

本塗装

ボディはクレオスのスカイブルーで、シャーシはセミグロスブラックで塗装。

塗装

最終組み立て