塗装テスト(グレー系)

グレー系の塗料といえばミリタリーモデルでよく使われ、特にクレオスのMr.カラーは種類が豊富でいいのですが、名称が専門的でわかりにくいので、わかりやすく一覧にしてみました。

1.クレオス Mr.カラー

  価格:220円(税込) 容量:10ml

戦車や飛行機モデルに特化した塗料がたくさん発売されていますが、名前だけではどんな色か全く分からないので、明るい(と思われる)順に並べてみました。

315 グレーFS16440

「グレー」といってもほとんどホワイトに近い色で、航空機の明るいグレーに使うものです。

11 ガルグレー

こちらも米海軍機に使われる明るいグレーですが、グレーFS16440に比べるとグレー寄りの色です。

116 RLM66 ブラックグレー

40 ジャーマングレー

写真では明るめに写っていますが、ほとんど黒に近いグレーです。ブラックではのっぺりしてしまう時、ニュアンスをつけるときに使っています。

タミヤ 1/24 ホンダ・シティターボ+モトコンポ

2022年10月完成

次の依頼品は80年代の名車、懐かしのホンダ・シティターボです。

かえる工房の好みはほとんどが60〜70年代車ですが、初代シティも結構好きで、背の高い独特のボディデザイン当時のシビックと比べてすごくオシャレでアカ抜けたデザインでした。、折りたたみ式の小型バイクが搭載でき、1.2Lターボエンジンは100馬力を叩き出すと夢がある車でした。(^∇^)

タミヤのカーモデルやバイクモデルは一般にメジャー志向で、リアルタイムで人気のあるモデルをキット化する傾向があります。このキットも1981年に初代シティが発売されヒットしたことを受けてすぐにモデル化されたものです。

タミヤの1/24スポーツカーシリーズ初期の製品はプラモデルと玩具の中間的なコンセプトで、パーツ数はできるだけおさえ、ヘッドライト点灯、モーターで走行可となっています。個人的にハコ車はボディのフォルムが全てだと思っているので、こういうキットは結構好きだったりします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約45点。インテリアや足回りも最低限のパーツ構成になっていて、フロントグリルやウィンカーも一体成形されています。逆に最近では全く見かけなくなったドライバーフィギュアが付属しています。

タイヤ、デカールなど

年代物のキットなので、デカールの劣化が心配なので、黄ばみ取りをしてからクリアーコートをした方がよさそうです。今回はモーターライズ用のパーツは使用しません。

モトコンポ

シティのウリの一つ、モトコンポが付属。ハンドルを折りたたむとシティのトランクにすっぽり収まる超小型バイクです。パーツ数7点のシンプルなキットですがけっこう精密にできています。

仮組み

中性洗剤でパーツ洗浄をおこなってからとりあえず仮組み。う〜む、なかなかカワイイ❤️❤️❤️。目的地に着いたらトランクから下ろした折り畳みバイクで周囲を散策・・・なかなかグッとくるコンセプトです。

ボディの製作

パテ盛り①

全体のプロポーションはいいのですが、パーティングラインの段差が目立つのでパテ盛りをしました。

パテ盛り②

シートのヘッドレストやフェンダーミラーなど、厚みのあるパーツには派手なヒケがあるので、ここもパテ盛りをします。

表面処理

パテ盛りをした部分を中心に240番→400番→600番とヤスリがけ。ヤスリがけでモールドが消えないようにウィンカーとフォグランプにマスキングをしておきます。

下地塗装

モールドがツブレるのを避けるため、サーフェイサーのかわりにフィニッシャーズのファンデーショングレイを吹き付け。800番のヤスリで細かいキズを消したら、次はいよいよ塗装です!😁😁😁😁

本塗装

クレオスのブラックで塗装。砂吹き→セミウェット→ウェットと塗料を徐々に薄くしていってツヤを出します。

デカール

さほど変色は見られませんが、年代ものですので、念のためワレ防止のクリアコーティングをしました。経年のせいかデカールが浮いてくるのに半日ほどかかりましたが、なんとか使えました。

デカールはりとエンブレム塗装

エンブレムのモールドは筆の腹をこすりつけるという伝統的な方法で塗装。デカールが古いせいか「turbo」の文字は発色がイマイチ。

赤モールの塗装

前後左右のモール部分にエナメル塗料を流し込むようにして塗装。下地にホワイトを塗ったので発色もバッチリです。

マスキング

ボディに光沢クリアーをかけて十分乾燥させてからマスキング。

コクピット・シャーシの製作

インテリアの塗装

まず下地にホワイトを吹いてからシャンレッドで塗装。赤部分をマスキングして黒部分を塗装。カラフルでなかなかオシャレです。

シートの塗装修正

塗装後に中央のクッションは上から2段目だけ黒だったことに気がついて修正。デカールをはる前に気がついてよかったです。

コクピット完成

シートとフロアにつや消しクリアをかけてコクピット完成。

シャーシ完成

セミグロスブラックとシルバーで塗り分けてシャーシーが完成。パーツ数が少ないので、この辺はあっという間に完成しました。

ウィンドウのフチ塗装

リアウィンドウは黒いふちどりが入っていますが、ここは説明書の通りにエナメル塗料を裏から筆塗りをしました。

小物の塗装

ルームミラーはフラットホワイトでその他はセミグロスブラックで塗装。ミラーの鏡面にはミラーフィニッシュをはりこみ。

モトコンポの製作

ボディの接着

ボディ左右を接着してパテ盛り。Fタイヤが後ハメできるように、フォークのピンを短くカットしました。

ボディの塗装

ホワイトで下地塗りをしてから本塗装。発色を良くするために通常のイエローに蛍光イエローを混ぜています。

デカールはり

「HONDA」と「MOTOCOMPO」のデカールをはってクリアーコート。

黒部分の塗装

セミグロスブラックで黒部分を塗装。だいぶ精密感が出てきました。

ホイールの塗装

ホイールを塗装して接着。ようやく地上に立ちました。

最終仕上げ

基本塗装完了

ボディ、シャーシの基本塗装完了!主要パーツを組み立てて灯火類や小物を取り付ければ完成です。

ピンセット・ピックアップツール

昔はピンセットといえば何も考えずにタミヤのものを使っていましたが、バイクやカーモデルのディティールアップや1/43のメタルキットを作るようになって、虫ピンや極小メタルパーツをもっと楽に扱えないものかとよりよいツールを探し、現在ではお気に入りになったものを紹介します。

1.TENIR ピンセット

  価格:各1,650円(税込)

左がスタンダード、右が先曲がり。TENIRはスイスのブランドですが、クレオスが代理店になっていて比較的容易に入手できます。

上がタミヤのストレートタイプ、下がTENIRのスタンダードタイプ。こうしてみるとそれほど違いはないように見えますが、TENIRのほうが動きがしなやかで微妙な力加減を調節できます。

0.35mmのインセクトピンをつまんでみました。TENIRのピンセットは先端が非常に細くて精度も高いのでこのくらいのパーツでも簡単につまめます。先端が繊細で注意して扱わないと簡単に曲がってしまいます。

2.ファレホ ピックアップツール

  価格:1,364(製込) 

アクリル塗料で有名なスペインのファレホ製のピックアップツール。ミラクルアッパーと同じように先端が吸着式になっていますが、先端が細く非常に吸着力が高いため、極小パーツにも対応できます。

使い捨てのミラクルアッパーと違って先端部分にウレタンのような吸着部がついています。

シートに志賀昆虫針3号をカットして埋め込みます。ピンセットと違ってこれなら飛ばしてしまう心配はありません。

3.ビューティーネイラー ミラクルピックアッパー

  価格:385円(税込)

ネイルアート専用ツールで、吸着力がある先端でラインストーンなどをつまみ上げます。1番の特長は非常に安価なことです。

色鉛筆のような形状で吸着力が弱まったら、キャップの部分の鉛筆削りで削るようになっています。

1/20のF1エンジンのファンネルカバーをつまみあげたところ。先端ではなく腹の部分に吸着させた方がいいようです。このくらいのサイズが一番使いやすく、さらに小さいものになると吸着力が不足します。

4.フィニッシャーズ ダストピック

  価格:1,650円(税込)

カーモデル専門のフィニッシャーズらしく、塗装面のホコリ取り専用のツールです。ピンセットでもとれないほどの極小のホコリをエッチング製のピックに引っ掛けて取り除くというものです。

このようにデザインナイフのホルダーなどにセットして使います。

タミヤ1/24 NISSAN フェアレディ240Z(ストリートカスタム)

2024年12月完成

スカイラインと並んでニッサンのスポーツカーを代表する「フェアレディZ」。その初代S30です。日本のスポーツカーを北米に認知させた名車としてNHKのドキュメンタリー番組「プロジェクトX」にも取り上げられました。日本では70年代の走り屋(暴走族?)御用達の車で90年代になっても漫画の「シャコタンブギ」「湾岸ミッドナイト」などにも登場しました。ボディカラーからしてもこのキットが「悪魔のZ」をイメージしていることは間違いないのですが、版権上の問題か違法改造車のイメージを嫌ったのか「ストリートカスタム」の名前で発売されました。

プラモデルは昔フジミの「湾岸ミッドナイト・悪魔のZ」を購入しましたが、あまりのデキの悪さにイヤになって途中で放り出してしまいました。後年ハセガワからS30シリーズがライナップされて購入を検討していたところタミヤから「240ZG」が発売されました。なぜかタミヤはGノーズのZが好きなのですが、GT=Rも「ストリートカスタム」が出ていたので、様子を伺っていましたが、思ったとおり「ストリートカスタム」の発売が発表されたので速攻でポチってしまいました。d(^_^o)

L24型 2,393cc SOHC直列6気筒 最高出力150HP                   全長4305mm 全幅1690mm 全高1285mm 1971年発売

ちなみに「悪魔のZ」はS30ZをベースにL28を3.1 Lにボアアップしたエンジンに換装しTD06ツインターボを装備して、最高出力600馬力、最大トルク80kg·mを絞り出すというモンスターマシンです。

①TD06ツインターボとインタークーラー、タワーバーを追加

②タイヤを太いものに交換して、車高を下げる

③オーバーフェンダーのリベットを埋める

④ヘッドライトカバー(ついていないようにも見えますが・・・)

⑤コクピットにロールバーを設置

⑥6点式シートベルトのスポーツシートに交換

⑦四輪ディスク(おそらくロッキードかブレンボ)に交換

⑧砲弾型のドアミラーに変更(中期以降)

⑨アンダーパネルを追加(中期以降)

・・・というわけでかなりの改造が必要なので、今回は「なんちゃって仕様」として基本ストレートに製作する予定です。

 

 

 

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数はおよそ180点。日本仕様と北米仕様のコンパチキットで不要パーツが結構あるので、実際に使用するのは150点程度でしょうか?タミヤらしくパーツ数は抑えられています。

組み立て説明書

塗装ガイドと組み立て説明書の2部が付属。組み立て説明書は20ページの冊子形式になっていて非常に見やすいです。

ウィンドウと窓枠

旧車で悩みどころの窓枠はメッキモールが別パーツ化。アオシマのトヨタ2000GTも同様の形式をとっていますが、今後この形式が定番化してもらいたいものです。

ボディパーツ

ノーズやオーバーフェンダー、開閉式のボンネットはもちろんですが、固定式のリアハッチもなぜか別パーツになっています。カウルトップも2種類付属していて日本仕様と北米仕様を選ぶことができます。

オーバーフェンダー

バリエーション展開のためオーバーフェンダー、スポイラー、ミラーなどの取り付け穴を自分で開ける必要があります。少し手間ですが、取り付け位置がきちんと決まるのでこのような構成は大歓迎です👍👍👍

足回りパーツ

足回りはノーマルパーツ(上)と別に車高を下げるための別パーツ(下)が付属。どうせならリアのディスクブレーキも追加してもらいたかったですが・・・。サードパーティーからディティールアップパーツが出るのを待ちましょう。

仮組み

主要パーツの仮組み完了。やはりタミヤさんのキットは精度が高く組み立てやすさも配慮されていて、ストレスなく組み上がります。

ボディ製作

表面処理

成形が非常にキレイでパーティングラインもほとんど目立たないので。表面処理をしなくてもいいくらいですが、一応、600番のヤスリでパーティングっラインのあたりを中心に磨きました。

下地塗装

暗いメタリックブルーにしたいので、下地塗装はブラック。接着はできるだけ塗装前に済ませる派ですが、カウルトップを接着してしまうと、ウィンドウがはめらfれなくなるので注意が必要です。

本塗装


少し暗い色にしたかったのでクレオスのGX216メタルダークブルーにGX108クリアバイオレットを少量混ぜました。

研ぎ出し


フィニッシャーズのウレタンクリアーGP1でコーティング。完全乾燥を確認したら研ぎ出しに入ります。

ウィンドウ接着

研ぎ出しが完了したので、窓枠とウィンドウを接着。ハイグレード模型用セメダインは塗装面を侵さないので安心ですが、硬化に時間がかかるのでテープで固定します。

シャーシ製作

シャーシ塗装

シャーシはボディと同色で塗装。エンジンルーム前後のバルクヘッドは組み立て時に接着します。

足回り組み立て

ブラックで足回りを塗装し、細部はエナメル塗料で筆塗りしました。

エンジン組み立て

フラットアルミ、スーパージュラルミン、ブルーなどで塗装。ベタ塗りでは安っぽいので、少し汚し塗装を入れる予定です。

マフラー改造

キットのマフラーは縦のデュアルタイプになっていますが、これをカットして3.8mm径の真鍮パイプに置き換えました。

シャーシ完成

マフラーはメタリックグレイとスーパージュラルミンで塗装。エンジンは右に20°ほど傾けて搭載するのですが、実車についてそれほど詳しくないため、かなり悩んでしまいました。

ホイール塗装

スポーク部はガンメタルで、リム部分はスーパージェラルミンで塗装。リム部分が別パーツになっているのでマスキングは不要。タミヤさんは本当にユーザーファーストで素晴らしいです。

コクピット製作

リベット追加

シート背もたれには4本のボタン?のモールドがありますが、削り取って虫ピンの頭に置き換えました。シャーシ側にもボルトがたくさんあるので、そちらも同じように加工した方がよかったかも・・・。

リベット追加②

こういう感じになります。下手に塗装をするより簡単でキレイに仕上がります。

ダッシュボード完成

メーター部はデカールを貼ってからエネメルクリアでガラス風に光沢を入れました。

コクピット完成

旧車らしくほぼ黒一緒のスパルタンなカラーリングです。写真ではよく分かりませんが、内装のモールがインレットシールで再現されています。ダッシュボードの接着位置が曖昧なので注意が必要です。

最終組み立て

主要パーツ完成

ボディ、コクピット、シャーシがそれぞれ完成。あとはこれを組み立てて仕上げに入ります。

ボンネットヒンジ

ボンネットヒンジは完成後に差し込めるようになっていて非常に扱いやすいです。塗料の厚みで動きが硬いので少しすり合わせをしました。

ナンバープレート①

アオシマのナンバープレートメーカーで作成した画像を「A-one手作りステッカー」に印刷。小サイズのものは使用せず、大サイズの画像を1/24に縮小したほうが鮮明に印刷できます。

フロントバンパー

ここまで進めて初めて気が付きましたが、ナンバープレートはリアのみなので、フロントバンパー下のナンバープレートのステーをカットしました。

ナンバープレート②

アニメ版、実写版で微妙に異なるようですが、今回は原作版の「横浜 33 て 53-68」を作成しました。

クレオス Mr.エアブラシカスタム018 ダブルアクション

ノズル:0.18mm カップ容量:10cc  価格:33,000円(税込)

口径0.18mmでかえる工房の知る限り世界でもっとも細吹きができるエアブラシです。ずっと欲しかったのですが、かなり高価なのでずっとエアテックスの0.2mmで代用していました。

塗料カップのフタ

プロコンBOYと同じサイズですが、なぜかこちらは鏡面仕上げの美しいフタが付属。コストの問題かと思いましたが、アフターパーツの価格は梨地のものと同額でした。(´・ω・)

クレオス プロコンBOY WA プラチナ0.3 Ver.2

ノズル:0.3mm カップ容量:10cc  価格:14,630円(税込)

現在のところこれをメインに使用しています。選んだ理由は単純に「一番人気のあるモデルだから」というもの。「エアアジャストシステム」「エアアップ機構」「セミイージーソフトボタン」と豪華スペックで、ボタン操作が滑らかで気に入っていますが、個人的には4つほど不満点があります。

不満点①エアアジャストシステム

全開にしても全閉にしても風量にほとんど変化がなく、「回しすぎると破損する」という代物です。かえる工房は別売の「ドレン&ダストキャッチャーⅡ」を使っているためそもそも無用の長物でハンガーに引っかかって取り回しが悪いだけです。

不満点②塗料カップのフタ

塗料カップのフタが梨地の安っぽいもの(左)で、ピッタリとおさまらずすぐに外れてしまいます。結局、クレオスのオンラインショップで鏡面のフタ(右)を購入。見た目もキレイだし梨地のものよりキチンと収まります。

不満点③ニードルアジャスター

お尻についたアジャスターでニードルの後退量を調整できますが、これが緩くてすぐに狂ってしまいます。

不満点④エアバルブの角度

「手に馴染みやすく」ということでエアバルブに角度がつけてあります。欠点というわけではありませんが、普通のエアブラシと並行して使っていると少し違和感を感じます。

WAVE スーパーエアブラシ アドバンス

ノズル:0.3mm カップ容量:10cc  価格:15,180(税込)

0.3mm口径はもっとも使用頻度が高いので、サブにWAVEのスーパーエアブラシ アドバンスを購入。今の所非常に調子が良くプロコンBOYのような欠点がないので、いずれこちらがメインになるかも・・・。

ニードルキャップ

ニードルキャップはクラウンタイプとフラットタイプの2種が付属していて、ユーザーが好みによって選べるようになっています。

エアマチックシステム

プロコンBOY の「エアアジャストシステム」と似たようなものですが、こちらはダイヤルが回しやすく効果もはっきりと分かります。

塗装テスト(シルバー系)

ミニカーリペイントでシルバー系希望のお客様が続いたので、各社から発売されているシルバー系塗料をテストしました。特にタミヤはバイクやF1モデルを意識しているのか、シルバー系の塗料が非常に豊富です。

1.タミヤ ラッカー塗料

  価格:220円(税込) 容量:10ml

LP-38 フラットアルミ

その名の通りつや消しのアルミ色ですが・・・なんというかシルバーではなくコンクリートのようなグレーに見えます。エナメル塗料のフラットアルミはちゃんと金属感があるのですが・・・(−_−;)

LP-48 スパークリングシルバー

一般的なシルバーに比べて発色がよくキラキラしています。カーモデルのシルバーボディに似合いそうです。

LP-63 チタンシルバー

やや金色がかったシルバーです。その名の通りチタンパーツを多用したバイクやカーモデルに重宝します。

LP-70 アルミシルバー

通常のシルバーに比べると白っぽい色合いです。LP-38 フラットアルミはつや消しがキツすぎるので、アルミシルバーを混ぜることで調整ができます。

LP-72 マイカシルバー

メーカーHPには「若干の青味を含んだ明るい銀色」とありますが、塗装テストのピースを見る限り金色がかっているように見えます。

2.クレオス Mr.カラー

  価格:220円(税込) 容量:10ml

159 スーパーシルバー

特にクセのないシルバーですが、クレオスの通常のシルバーに比べるとやや高級感があります。

SM208 スーパージュラルミン

メッキ塗料ではありませんが、金属感のあるシルバーになります。Mr.カラーのスーパーメタリック2シリーズは発色に高級感があってなかなかいい感じです。

3.フィニッシャーズ カラー

  価格:420円(税込) 容量:20ml

ライトガンメタル

明るめのメタリックグレイでハコスカなどにピッタリです。タミヤのメタリックグレーがつや消しなので、光沢塗装にはこれを使います。

タミヤ 1/12 ヤマハYZR500(OW70)

2024年4月製作開始

オートバイモデル第9弾はタミヤ 1/12 ヤマハYZR500(OW70)。レースマシンはあまり興味がないのですが、いつかは偉大なる「キングケニー」のマシンを作ろうとかなり前に購入したキットを引っ張り出してきました。

かえる工房はバイク大好き人間なので、かなり前に購入していましたが、倉庫のスミに積みっぱなしになっていたものをレーシングライダーの依頼品のために仮組みをしてその流れで完成させることにしました。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数はライダーを入れても100点弱。ハセガワやアオシマのバイクキットはパーツ数を増やす方向に進化していますが、タミヤは最近のキットでもできるだけパーツ数を抑えるようにしています。ただ、20年ものキットのためデカールはヘロヘロになっていて使い物になりません。

仮組み

古いキットのためかモールドが甘いところやパーツの合いが悪いところが目立ちます。エンジン部は完成後にはほとんど見えなくなるので、今回はカウルのディティールと塗装に集中する予定です。

エンジン・フレーム

フレーム接着

古いキットなのでピタリとは合いませんでしたが、骨格となるパーツなので、接着剤をたっぷりとつけて輪ゴムやクリップで固定します。

足回り

外装