No.108 FLEETMO 1/1700 ドゴス・ギア

2026年製作予定

ラーディッシュに続いて次の依頼品も『機動戦士Zガンダム』に登場する宇宙戦艦、ドゴス・ギアです。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

 

 

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約100点。成形はなかなかキレイでモールドも繊細。砲塔などは金属パーツで再現されています。

組み立て

塗装

ハセガワ 1/12 白鳥のジュン

2025年7月完成

メーカー:ハセガワ 原型製作:あらけん氏

発売予定日が少しずれ込みましたが、ハセガワの「白鳥のジュン」がようやく到着!

『科学忍者隊ガッチャマン』はアカ抜けたデザイン、ハードなSF設定、シリアスなストーリー展開は当時のアニメとしては飛び抜けたもので、1972年から1974年にかけて全105話が放送されました。映画評論家の町山智浩氏の話によると、当時のアメリカの男の子は日本から輸入されたこの作品を見てジュンのパンチラキックにトラウマを植えつけられたそうです。

ジュンのフィギュアもいつか作ってみたかったのですが、造形的にクセが強いものやとんでもないプレミア価格のものしかなく、ハセガワさんが手軽な価格でリリースしてくれたのを見つけて迷わず予約してしまいました。まあ、個人的には1/8〜1/6くらいのサイズで出してくれると嬉しいのですが・・・。

製作記録

原型製作のあらけん氏はかなりの手練れのようで、派手なポーズを取りながらもどの角度から見ても破綻のない造形力が素晴らしいです!バイザーとマントの処理に少し不満が残ったので、もう一度キットが手に入ったらリベンジするつもりです。

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は全16点。小さいながらもディスプレイベースが付属しています。いちばんの制作ポイントは巨大なマントをどう処理するかです。

バイザー

バイザー部は透明レジンで再現されている・・・のはいいのですが、表面が曇っていいてこのままでは顔がはっきり見えなくなります。

デカール

瞳デカールは左視線、正面、右視線の3種類がそれぞれ2セット付属。さらにバードスーツのエンブレムもデカールで再現されています。

組み立て説明書

アニスと同様、親切な説明書で細かいパーツの塗装指示もきちんと書いてあります。

組み立て

離型剤落とし

いつものように中性洗剤を混ぜたお湯で20分ほど煮沸。お湯が冷めたら奥まった部分を歯ブラシで磨きました。

軸打ち

ゲート切り跡やバリを大まかに整えて1mm〜1.5mm真鍮線で軸打ち。マントをどうするか悩みましたが、左右を接着して塗装後に首から通して接着することにしました。接着時にパーツが多少開くようにエリの部分は接着しませんでした。

仮組み

主要パーツの仮組み完了。ジュンのイメージ通りのダイナミックなヒザ蹴りポーズでありながら、どの角度から見ても破綻のない造形が素晴らしいです。やられ役にギャラクター兵士のフィギュアも欲しいところです。

下地処理

120番〜600番のヤスリでバリや段差を消して、プライマーサーフェイサーで下地塗装をしました。

ディスプレイベース

キット付属のベースはコンパクトでかっこいいのですが、すぐにコケてしまうので、waveのDベースメカ(丸S)と組み合わせました。

塗装

肌部分の塗装

今回はクレオスのLASCIVUSシリーズを使用。ホワイトの下地にCL01ホワイトピーチをベタ塗り、CL03クリアーペールレッドでシャドー入れをしてから、CL09スムースパールコートで仕上げましたが、なかなかいい感じです。

ベルトのバックル

バックルのGマークはデカールを使用。蒸しタオルとマークソフターを使って強引に馴染ませました。デカールを使うなら事前に凹モールドを埋めておいた方がよかったかもしれません。

ホワイト部分の塗装

肌部分をマスキングしてホワイト部分を塗装。ガイアカラーのEXホワイトの下地にクレオスのパールホワイトでコーティング。ヘルメットのオレンジ部分はマスキングをしてオレンジ+蛍光オレンジ(少量)で塗装。

ピンク部分の塗装

蛍光ピンク+ホワイト(5:5)で下地塗装をして、蛍光ピンク+ホワイト(少量)でシャドー入れ。胸のマークはデカールを使用しました。

マントの塗装

表はホワイト部分同様、ガイアカラーのEXホワイト→クレオスのパールホワイトで塗装。裏側はクレオスのキャラクターレッドをベタ塗り。

頭部の塗装

瞳とマユはキット付属のデカールを使用。前髪と唇はエナメル塗料で筆塗りしました。よく見るとオレンジのはみ出しがあるので、この後タッチアップをします。

バイザーの塗装

コンパウンドでピカピカに磨いて、裏側からクリアーイエローで塗装しました。

ディスプレイベース塗装

全体をクレオスの RLM75グレーバイオレットで全体を塗装。

最終組み立て

各部パーツを接着して完成!

ハセガワ 1/12 アニス・ファーム

2025年6月完成

メーカー:ハセガワ 原型製作:つるぎ だん

アニス・ファーム3作目。

「超音戦士ボーグマン」は30年以上前の作品ですが、当時のアニメファンの心によほど深く食い込んでいるのか、21世紀になってからも新製品が次々と発売されています・・・まあ、アニスのフィギュアだけですが・・・😅😅😅

昔のハセガワは飛行機専門メーカーのイメージでしたが、やはりそれだけでは苦しいのか、80年代にはカーモデルにも手を広げ、最近では特撮やアニメメカ、美少女フィギュアなども数多く発売しています。かえる工房も次に発売予定の「白鳥のジュン」を予約していたりします。😆😆😆

  

製作記録

キットレビュー

レジンパーツ

左右の脚がつながっているのが少し気になりますが、レジンフィギュアとしては標準的なクオリティで特に苦労するところはなさそうです。

瞳デカール

1/12サイズのアイペイントはきついな〜・・・と思っていましたが、ちゃんとデカールが付属していました。最近のメーカーもののフィギュアでは瞳デカール付きが一般的なようです。

組み立て説明書

組み立て方や塗装指示が細かく指示されています。ガレージキットでは「完成写真を参考に自由に塗装してください」というものがよくありますが、この辺はメーカーもののプライドを感じさせます。

組み立て

軸打ち

1mm真鍮線で軸打ち。小スケールだし破損しやすいパーツもないので、今回は磁石接続は行いません。

ディスプレイベース

キットにはベースが付属しないのでジャンクパーツから適当なものをチョイス。スタンド用の穴が空いていたので丸モールドパーツを接着。

仮組み

ごく普通の立ちポーズで極端なアレンジもなく面白みはありませんが、万人に受け入れられる無難な造形です。

表面処理

捨てサフを吹いて240番〜600番のヤスリで磨いて表面処理。バリや段差もわずかで特に苦労するところはありません。

塗装

塗装①

肌はガイアフレッシュ、上着は蛍光ピンク+ホワイトで塗装。髪はオレンジ、ブーツはブラウンで下地塗装をしました。

瞳デカール

瞳デカールは左目線のものを使用。筆塗りアイペイントだと全体作業の半分近く時間がかかるのにあっという間に完成です。

塗装②

髪はオレンジの下地にエナメル塗料でスミ入れをしてから、オレンジ+クレオス131赤褐色+クリアーで色慣らし。

塗装③

ブーツはブラウンで下地塗装をしてからエナメル塗料でスミ入れをして、クレオス131赤褐色+クリアーで色慣らし。

塗装④

手袋とソックスはノーツフレッシュの下地にエナメル塗料のクリアーオレンジでシャドーを入れて、雲母堂本舗CCパール(イエロー)+クリアーで本塗装しました。

塗装⑤

スカート、ジャケットは一体成形で塗装が少しメンドー。きれいにマスキングするのは無理だと判断して筆塗りに変更しました。

完成

上着はセミグロス、手袋、ソックス、スカートは光沢でクリアーコート。イヤリング、ブローチ、ベルトなど細部を塗装して完成です。

No.96 んどぱら屋 1/1200 ラーディッシュ

2025年9月完成

次の依頼品は『機動戦士Zガンダム』に登場するラーディッシュです。ラーディッシュはアイリッシュ級宇宙戦艦の2番(3番?)艦で、アーガマの設計をベースに特殊機能を廃して武装を強化したものです。主砲の大型連装メガ粒子砲を船体の上下に、副砲の単装メガ粒子砲を両舷上下に4基、ブリッジ後方に1基備えています。艦長はヘンケン・ベッケナーで、エマ・シーンのガンダムMk-IIを救うために艦を盾にしてヤザン・ゲーブルのハンブラビに撃沈されました。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

ホワイトベースやアーガマのようなヒロイックさはありませんが、ミリタリーテイストが強化されファーストガンダムのサラミスやマゼランのようなシブさが素晴らしいです。

 

 

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約70点。アマチュアディーラーの製品のようですが、以前製作したメイデックモデルのジュピトリスに比べると気泡は少なく、一つ一つのパーツのエッジがピシッと立っています。

ブリッジ

ブリッジは通常パーツの他に透明レジンのものが付属。特に説明はありませんが、窓の部分をマスキングして塗装するということのようです。

搭載MS

今回は製作しませんが、甲板に並べられるように同スケールのネモ、GMⅡが付属しています。

組み立て説明書

例によってパーツ一覧写真のみで、組み立て方は設定画を見て自分で考えてくださいという仕様です。完成写真もなく、塗装指示ももちろんありません。

パーツ状態①

説明書がいい加減な代わりに、左右パーツには「L」「R」、セットになるパーツには「A〜D」と刻印が入れられ、組み立てに迷わないように配慮されていて、下手なプラモデルよりも親切な設計です。

パーツ状態②

前部甲板の中央部分が曲がっていましたが、レジンキットの場合、熱すれば簡単に修正できるので問題ありません。

組み立て

離型剤落とし

いつものように中性洗剤を混ぜた熱湯で20分ほど煮沸。お湯が冷めてから歯ブラシで奥まった部分を磨きました。

軸打ち

船体前後とエンジンブロックを2mm真鍮線で軸打ち。パーツの精度が高く、しっかりしたダボが入っているので、軸打ちは最小限にしました。

船体後部

全体的にパーティングラインが目立たないように工夫されていますが、このようにモールドをまたいでいる部分は完全に削ってから新規にモールドを追加します。

ディスプレイスタンド①

昔ガンプラ用に購入したものの、未使用になっていたものを流用。パッケージを捨ててしまったのでメーカーなど詳細は不明ですが、サイズ的にはピッタリです。

ディスプレイスタンド②

差し込み部分が細くて短いのでプラ板積層でボリュームアップしました。受け側には長方形のポリキャップを3枚使用します。ジャンクパーツから見つけたもので詳細不明ですが、確かwaveのものだったと思います。

ディスプレイスタンド③

船体下面を四角く削り込み、ポリキャップの形状に合わせてプラ板を接着。

ディスプレイスタンド④

ポリキャップ3枚をセット。ピッタリ収まりました。

ディスプレイスタンド⑤

最後にプラ板で作ったフタを接着してガッチリ固定します。

ディスプレイスタンド⑥

仮組みをした船体を載せてみました。やはりレジンキットは重量があるので少し不安ですが、前後バランスがちょうどいいので普通に飾るだけなら大丈夫でしょう。

塗装

サフ吹き

塗装や組み立ての段取りを考えて、ギリギリまで組み立ててから塗装作業開始。まず下地にプライマーサーフェイサーを吹きます。

赤部分の塗装

ホワイトで下地塗装をしてからクレオスのモンザレッドで塗装。マスキングの都合を考慮して赤部分から始めました。

緑部分の塗装

赤部分をマスキングして本体色を塗装。HGUCネモのカラーチャートを参考にクレオス391ターコイズグリーン+ブルー+イエロー(8:1:1)で調色しました。

グレー部分の塗装

甲板などグレーの部分はメカサフheavyを砂吹きして少し荒れた感じにしました。

後部甲板

設定画ではよく見えませんが、このキットでは船体後部の突起を甲板と解釈しているので、主甲板同様に塗装。天地が逆になっているのが宇宙戦艦らしくてGOODです👌👌👌

マーキング

MSハンガー左右の部分にスペースがあるのでデカールを貼りました。ラーディッシュはアイリッシュ級戦艦の3番艦という説もありますが、今回は2番艦としました。

エンジン機関部

エンジン後部のロケットノズル部はブラック→スーパージュラルミンで塗装しました。

ディスプレイスタンド

表記はありませんが、おそらくABS製なので、溶剤に侵されないように下地にマルチプライマーを吹いて、濃いめのフラットブラックを砂吹きで塗装しました。

基本塗装完了

ブリッジの窓や甲板の黄色部分など細部を塗装して基本塗装完了。

アンテナ追加

キットのパーツはブリッジ左右のアンテナが省略されているので、0.3mm真鍮線を追加。

スミ入れ

基本塗装のままでオモチャっぽいので軽くスミ入れ。エナメルのレッドブラウンをシャビシャビに薄めてモールドやパネルラインに沿って流し込み。乾燥したらはみ出した部分を綿棒やドライブラシ筆で拭き取ります。

No.89 1/7 セーラーサターン ミュージカルver.

2025年6月完成

メーカー:リューノス 原型製作:竜人

次の依頼品は「セーラーサターン ミュージカルver.」。ありがたいことに当工房のHP作品を気に入ってご注文いただきました。基本的にはかえる工房作品と同仕様ですが、リボンやヒジの部分をオリジナル通りにブラックで塗装し視線を微調整します。

 

 

 

例によってスカートはキャストオフ可能

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

ベースや武器を含めてパーツ数は26点。無意味なパーツ分割はなく成形もキレイで軸打ち用のダボがしっかり入っています。造形の絶妙さも含めてで歴史に残る傑作キットだと思います!

組み立て

左モモの接続

中性洗剤で煮沸して離型剤落としをして、大まかにバリを取ってから組み立て作業開始。モモと腰の接続は2mm真鍮線で軸打ちをしてから3mmネオジム磁石を2か所に埋め込みました。

ベースの接続

前回の製作では軸打ちが1か所、磁石が2か所でしたが、イマイチ安定が悪かったので、今回は1.5mm真鍮線2本、3mmネオジム磁石1か所に変更しました。ベースは厚みがあまりないので真鍮線はベース側に接着します。

腰の接続

左モモ同様2mm真鍮線で軸打ち、3mmネオジム磁石を2か所に埋め込み。この辺は定番工作なので悩むことはありません。

スカートの接続

以前の製作では「どこまで細かく磁石接続ができるか」がテーマだったので、スカートのフリル(赤丸の部分)のフチに極小の磁石を埋め込みましたが、そもそもはさみ込むだけでもしっかり固定できるので、今回は省略。

髪の接続

最終的には接着する予定ですが、作業上の利便を考えて軸打ち以外に磁石も埋め込んでおきます。

首の接続

1.5mm真鍮線で軸打ち+3mmネオジム磁石を埋め込み。

腕の接続

肩とヒジにも1.5mm真鍮線で軸打ち+3mmネオジム磁石を埋め込みました。

エリの接続

両肩とエリに3mmネオジム磁石を埋め込み。エリのパーツは厚みがないので、厚さ1mmのものを使用しました。

胸リボンの接続

エリと同じように3mmネオジム磁石を埋め込み。

腰リボンの接続

胸リボン同様、3mmネオジム磁石を埋め込み。ピッタリ位置が合うようにリボン側の穴は貫通させて後からパテで修正します。

イヤリング組み立て

イヤリングはパーツを薄く削ぎ取って張り合わせ、2mm真鍮線で丸パーツに接続と、超細かい作業作業になります。

サイレンスグレイブの組み立て

柄の部分は歪みを修正するより早いので、WAVE3.5mmプラパイプに置き換えて1.5mm真鍮線で軸打ち。刃先は08mm真鍮線で軸打ちして塗装後に接着します。

手首との接続

右手と柄に2mmのネオジム磁石を埋め込んで脱着可能としました。

仮組み完了

久しぶりにこのキットを組んで竜人氏造形の凄さを再認識。首の傾げ方、背筋の反らし方、腰のひねり、脚の組み方など、ただの立ちポーズなのにセーラーサターンの性格や位置付けなど微妙なニュアンスが表現されていることに驚かされます。

塗装

仮塗装

「こだわりコース」でのご注文ですので仮塗装を行い、イメージに合わない部分をお客様にチェックしてもらいます。

下地塗装

お客様のご希望をチェックしたら、シンナー風呂にドボンして塗装剥離。改めて表面処理をしてプライマーサーフェイサーで下地塗装しました。

肌塗装

サフレス塗装の予定でしたが、パテが必要なキズが見つかったので、通常塗装に変更。下地にノーツフレッシュホワイトをベタ塗りし、サフレスピンク+オレンジでシャドー入れをしました。

髪塗装①

下地にクレオスのパープルをベタ塗り。

髪塗装②

パープル+クリアブラックでシャドーを入れました。

アイペイント①

シアン+マゼンタでまゆとアイラインを描き込み。

アイペイント②

シアン+マゼンタ+ホワイトで虹彩部分を塗りつぶし。

アイペイント③

シアン+マゼンタで黒目のフチと瞳孔を描き込み。二重のアイラインを細く修正しました。

アイペイント④

上まつ毛と下のアイラインを追加。

アイペイント⑤

下まつ毛と瞳のハイライトを入れて完成!

白部分の塗装

レオタード、手袋は下地ホワイト→クレオスのXC08ムーンストーンパールで塗装。セーラースーツの超常的な雰囲気を出すために表面がテラテラになるように薄めた塗料を何回も吹き重ねました。

紫部分の塗装

エリ、スカート、ブーツはシルバーの下地にクレオスのクリアーパープルを重ね吹き。ブーツが少し柚子肌になってしまったので、1000番のヤスリで磨いて再塗装。

黒部分の塗装

リボン、ヒジの部分は完成見本通りブラックで塗装。スカートやブーツ同様、シルバーの下地にクリアーブラックでキャンディ塗装をしました。

細部の塗装

スカート、エリ、リボンのフチなどモール部分をエナメルゴールドとシルバーで筆塗り。ブーツのヒモは白のバージョンもありますが、今回はブラックで塗装しました。

髪の接着

①顔をマスキングして髪を接着

②接着部を瞬着パテで埋めて表面処理

③接着部を中心にプライマーサフを吹き直し

④パープル→パープル+クリアブラックでシャドーを入れて完了

サイレンスグレイブ①

刃の部分はSHOW UPのリアルクロームライトで塗装。柄の部分は下地に黒鉄色をベタ塗りをしてから、クリアーパープルを軽く重ね吹きしました。

サイレンスグレイブ②

柄の部分に虫ピンの頭を埋め込んで金具を再現しました。

ディスプレイベース

以前の製作と同様にラップ塗装。ブラック→シルバー→クリアーバイオレットで塗装して、ウレタンクリアーでコーティング。表面をヤスリで研ぎ出してコンパウンドをかけてツヤ出しをしました。

No.84 メイデックモデル1/5000 ジュピトリス

2025年3月完成

次の依頼品は『機動戦士Zガンダム』に登場する資源採掘艦ジュピトリスです。

ジュピトリス本来の任務はヘリウム3採取で武装もほとんどありませんが、内部工場で生産されたメッサーラやジ・OなどのMSを搭載していてシロッコの移動基地としてグリプス戦役に参戦しました。

富野監督は『2001年宇宙の旅』の大ファンとして有名で、ジュピトリスはこの映画に登場する木星調査船「ディスカバリー号」がイメージソースではないかと思います。ファーストガンダムには未登場ですが、木星帰りのニュータイプ「シャリア・ブル」が乗っていたのもこの艦ではないかと勝手に想像しています。

全長2000mという巨大艦とあって、1/5000でありながら完成後の全長は50cm近くになります。メーカーのメイディックモデルはZガンダムを中心にアレンジが強めのMSや小林誠氏のメカなどのレジンキャストキットを発売しているようですが、黎明期ガレージキットと同程度のクオリティでパーツの歪みや成形不良部分がかなりあります。

 

 

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約100点。ハセガワのバイクキットなんかよりはグッと少ないですが、ガレージキットのお約束として成形不良部分がかなりあります。

組み立て説明書

組み立て説明書は不鮮明なコピー3枚とちっちゃい塗装見本写真が1枚付いているだけです。これをヒントにパズルのように組み立て方を推理しなければなりません。まあ、ガレージキットなので仕方ありませんが・・・😅😅😅

組み立て

説明書のミス①

いきなり説明書のミスを発見。説明書の写真を信じるなら船体中央部は切り欠きが短いほうが前になりますが、それでは翼のパーツが合わなくなります。

説明書のミス②

このように切り欠きが長いほうが前になるのが正解です。

船体中央部仮組み

1.5mm真鍮線を埋め込んで船体部を仮組み。説明書を信じて前後逆に組んでしまったため二度手間になってしまいました。(・ω・`)

気泡埋め

それほど古いキットではないようですが、薄いパーツにはけっこうハデに気泡が入っています。

エンジンノズル

メカ部分には精密なモールドが入っていてこのキットの見せ場になっています。

居住区

居住区はアーム部分がモロくて破損しやすいので注意が必要です。表裏のアームが直角になっていませんが、各種資料で確かめたところこのくらいの角度で正しいようです。

前部コンテナ部軸打ち

最初は真鍮線で三つのコンテナを串刺しにしようかと思いましたが、歪みが出そうだったので、左右の柱部分に1.5mm真鍮線を埋め込んで固定することにしました。

前部コンテナ部仮組み

前部コンテナ部仮組み完了。柱部分にかなり歪みが目立ったので、熱湯につけて何度か修正しました。

船体下部の組み立て

船体下部の組み立ては詳しい説明もなく、設定資料を見ても詳しい構造が分からないので、パーツ形状から推測して組み立てました。

仮組み完了

軸打ちは100ヶ所ほど。組み立て説明書が分かりにくくて何度もやり直しをしたため、仮組みだけで1ヶ月ほどかかりました。

モールド掘りなおし

モールドがくずれていたり消えたりしている部分が結構あるので、掘り直し。今回からファンテックのスジ彫りカーバイトを使用しました。値段が高いのが難点ですがなかなかいい感じです。

モールド追加

さすがにガレージキットらしくモールドを入れ忘れている部分がありました。あまり目立たない部分ですが、プラ板を張り込んでモールドを再現しました。

表面処理

捨てサフを吹いてヤスリで磨いてを繰り返し、だいたい表面が整ってきました。まだ細かいパーツが残っていますが、ヤスリがけに飽きてきたので、残りのパーツの表面処理は塗装と並行して行います。

ヘリウムタンク

最大の難関、ヘリウムタンクです。単純な形状なのに型ズレやモールドのつぶれがひどく、技術的には難しくはありませんが、同じ修正作業を20回も繰り返さなければなりません。😅😅😅

塗装

船体塗装①

いろいろな塗料を試した結果、グレー部分はクレオスのRLM66ブラックグレーを使用することにしました。

船体塗装②

船体主要パーツの基本塗装完了。レジンの塊でパーツ単体でもかなり重いので、組み立ては最終段階で行います。

コンテナ部塗装

イエロー+黄燈色+ファンデーショングレー(極少量)で調色して、船体前部のコンテナ部を塗装。

ヘリウムタンク塗装

ホワイト+グリーン(少量)で塗装。船体前部の基本塗装と組み立てはこれで完了です。

エンジンノズル塗装

オレンジ+レッド(少量)でノズルを塗装。ノズル本体はメタリック色でも良かったのですが、お客様のご希望でアニメ設定通りに本体色で塗装しました。

船体中央部

船体中央部を組み立て、下面ヘリウムタンクとエンジンノズルを接着。このヘリウムタンクはかなり重いものですが、ステーが異常に細く、何度も折っては修復を繰り返しました。

ヘリウムタンクラック

ヘリウムタンクとラックを塗装して組み立て。メイデックモデルさんは変に律儀なようで、原型を一個作って複製すればいいのに、同じ形状のパーツを一個ずつ作っていて、全てのパーツの形状が微妙に異なっています。

基本塗装完了

塗装の済んだパーツを仮組みして塗り漏らしがないかチェック。

デカールはり

市販の汎用デカールを使って各部にデカール貼り。ティターンズと連邦軍のマークはガンダムデカールから適当な大きさのものを使用しました。

アンテナパーツ

0.8mm真鍮パイプと0.5mm真鍮線を組み合わせてアンテナパーツを製作。これを全部で21本作り、船体各部に埋め込みます。

ヘリウムラックの補助バー

説明書がざっくりしていて組み立てにかなり悩みましたが、最後まで分からなかったのがこのパーツ。完成写真を拡大してやっと見つけたのですが、ヘリウムラックを支える補助バーでした。

ディスプレイベース

材料

ホビーベース「プレミアムパーツコレクション トラスセット」とタミヤの「ディスプレイベース ラージ300×160」を使用。トラスは大、中、小の3サイズが付属し、つないで長さを調節することができます。

組み立て①

ベースの3カ所に5mm径の穴を開けてトラスのベースパーツを接着。左と中央はトラス中サイズを、右はトラス小×2を使用します。

組み立て②

中央部のトラスは少し長いので10mmほどカットして再接着。補強のために1mm真鍮線を埋め込みました。

組み立て③

船体裏側にも5mm径の穴を開けてトラスのダボがはまるようにします。

補強

プラ製のトラスだけではレジンの塊を支えるには心ともないので、中心に2mm真鍮線を埋め込んで補強しました。

組み立て完了

ジュピトリスの船体を載せてみましたが、サイズ的にもピッタリで問題はなさそうです。

塗装

ベース部分はセミグロスブラックで、トラス部分は黒立ち上げ塗装のシルバーで塗装。ぐっと高級な感じになりましたが、写真で見ると無塗装との差がわからないのが悲しい・・・(・ω・`)

細部塗装、スミ入れをしてから、仕上げにフラットクリアーを吹いて完成!

アニス・ファーム(私服ver.)

2024年11月完成

メーカー:MERSA  原型製作:MERSA

『セーラームーン』、『カードキャプターさくら』、『エヴァンゲリオン』ばかりに偏りがちなので、今回はガラッと趣向を変えて『超音戦士ボーグマン』のヒロイン、アニス・ファーム😆😆😆!菊池通隆氏のキャラクターデザインはなかなか魅力的で、いつか作りたいと思っていましたが、まさか21世紀になってこんなに次々と新製品が発売されるとは思ってもみませんでした。

 

80年代には「アニメは子供のもの」という常識から脱却しようと先進的な設定やデザインの作品が次々と制作されましたが、そのほとんどが「意余って力足らず」という感じで、この『ボーグマン』もヒロインのアニスは非常に可愛いのですが、アニメ本編はストーリーも作画も非常に微妙で、脳内補完しながら鑑賞する必要がありました。😅😅😅

 

製作記録

今年初めに「模型サークルEBO」のキットに手をつけ始めたのですが、あまりのデキの酷さにMERSAさんのキットに変更しました。MERSAさんのフィギュアはデフォルメのキツいものが多くてあまり好みではないのですが、この製品はバランスがよく、キッチリ服を着ているのにエロチックな造形が気に入っています。

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は本体が24点と椅子(?)パーツが5点。材質は一般的なレジンキャストキットですが、成形は非常にキレイです。スケール表記はありませんが、頭部やボディのサイズからするとおおむね1/5〜1/6ぐらいになります。

仮組み

パーツの精度が非常に高く、バリや段差ズレもほとんどなく、特に修正をしなくてもパチピタで組み上がります。

つま先の湯口

成形上、唯一気になったのはつま先に湯口があること。このキットのチャームポイントで造形的にも微妙な部分なので、ここはなんとかしてもらいたかったところです。

ディスプレイベース

パーツ一覧

パーツ数は5点。シンプルな構成ですがメカ部分に細かいモールドが入っていてなかなか凝っています。

湯口の成形

湯口は後ろの目立たないところにありますが、モールドがなくて寂しいので、ディティールパーツを適当に接着しました。

塗装

クレオスのレッド、クレオス316ホワイトFS17875で塗装。メカ部分はブラック→ライトガンメタル→アルミシルバーで立ち上げ塗装。レッド部分はレッド+クリアブルーでシャドーを入れました。

完成

パーツを組み立てて、エナメル塗料筆塗りで細部塗装をして完成。今回はフィギュア形状が特殊で、作業台が使えないのでディスプレイベースを先に完成させました。

組み立て

磁石接続

今回、磁石接続は少なめです。腰と両肩以外に、髪にもネオジム磁石を埋め込んで脱着可能としましたが、写真を撮り忘れてしまいました。😅😅😅

表面処理①

捨てサフを吹いて120番〜600番のヤスリで磨いて表面処理。肌部分はサフレス塗装をするので特に念入りに磨きました。

表面処理②

、パーツ成形は概ね良好ですが背中のセンター線に若干スキマができるのとぬいしろの部分のモールドが甘いので瞬着パテで修正して掘り直しました。

塗装

肌の塗装

肌部分はサフレス塗装。塗装面を念入りに磨いてからマルチプライマー→サフレスピンク+サフレスオレンジで塗装。今回はサフレスピンクを強めにしてみました。

スカートとシャツの塗装

スカートはブラック+グレー(少量)で塗装してクリアパープルでコーティング。シャツは蛍光ピンク+ホワイトを基本色として、基本色+クリアレッドでシャドーを入れました。

ソックスの塗装

ソックスはノーツフレッシュで下地塗装をしてからクリアオレンジでシャドー入れ。仕上げに雲母堂本舗CCパール(イエロー)+クリアイエローカラーでコーティングしました。

ジャケットの塗装

アニメ本編ではジャケットはもっと白っぽい色ですが、メリハリがなくなるように感じたので、完成見本を参考に紫を強めにしました。手袋?はソックスと同じカラーで塗装しました。

ジャケットのエリの塗装

エリはスカイブルーで塗装。ほとんどのパーツが色ごとに分割されているので、塗装作業は実にスムーズに進みました。

ソニックレシーバー

クレオス SM208 スーパージュラルミンで塗装。メッキ感がよく出て最近お気に入りの塗料です。銀一色では少し寂しいのでセンサー部?にクリアレッドで差し色を入れました。

髪の塗装

レッドブラウン+オレンジ+ホワイト(少量)で基本塗装をして、基本色+レッドブラウンでシャドー入れをしました。

アイペイント①

レッドブラウンでまゆとまつ毛を、オレンジ+ブラウンでアイラインと黒目の輪郭を描き込み。

アイペイント完成

瞳孔、虹彩、ハイライトを入れてアイペイント完成。肌はフラットクリアーでコートし、瞳はUVジェルクリアで仕上げました。今回、他の依頼品の作成で忙しかったので、過程写真は省略しました。

後頭部

後頭部の小さなポニーテール?とリボンは別パーツ。髪を上下脱着できるようにリボンは上パーツに、ポニーテールは下パーツに接着しました。

完成

非常にデキのいいキットだったので、全くストレスなく製作できました!今回は磁石接続は髪、肩、腰の三か所だけ。ディスプレイベースはダボに差し込むだけですが、バランスがいいので全く問題ありません。