2025年製作(予定)
メーカー:nico labo 原型製作:増宮宏一

フィギュア・プラモデル・ガレージキットの製作代行
2024年12月製作開始
次の依頼品は『機動戦士Zガンダム』に登場する資源採掘艦ジュピトリスです。
ジュピトリス本来の任務はヘリウム3採取で武装もほとんどありませんが、内部工場で生産されたメッサーラやジ・OなどのMSを搭載していてシロッコの移動基地としてグリプス戦役に参戦しました。
富野監督は『2001年宇宙の旅』の大ファンとして有名で、ジュピトリスはこの映画に登場する木星調査船「ディスカバリー号」がイメージソースではないかと思います。ファーストガンダムには未登場ですが、木星帰りのニュータイプ「シャリア・ブル」が乗っていたのもこの艦ではないかと勝手に想像しています。
全長2000mという巨大艦とあって、1/5000でありながら完成後の全長は50cm近くになります。メーカーのメイディックモデルはZガンダムを中心にアレンジが強めのMSや小林誠氏のメカなどのレジンキャストキットを発売しているようですが、黎明期ガレージキットと同程度のクオリティでパーツの歪みや成形不良部分がかなりあります。
組み立て説明書
組み立て説明書は不鮮明なコピー3枚とちっちゃい塗装見本写真が1枚付いているだけです。これをヒントにパズルのように組み立て方を推理しなければなりません。まあ、ガレージキットなので仕方ありませんが・・・😅😅😅
ヘリウムタンクラック
ヘリウムタンクとラックを塗装して組み立て。メイデックモデルさんは変に律儀なようで、きちんと作った原型を複製するのではなく、おネジ形状のパーツも一個ずつ原型を作っているため、全てのパーツの形状が微妙に異なっています。
2024年9月完成
メーカー:HOBBY BASE 烈風 原型製作:藤縄和彦
セーラー戦士5作目で、セーラーサターン3作目になります。
セーラーサターンこと土萠ほたるはテレビアニメ第3作『美少女戦士セーラームーンS』の後半から登場。活躍場面はそれほど多くありませんが、物語のキーになるキャラで陰のある設定が大きいお友達にウケたのか亜美ちゃんを抜いて一番人気になりました。実際かえる工房でもほたるちゃんは圧倒的な稼ぎ頭だったりします。
顔と右太ももを交換。これだけで全く違うフィギュアのように見えます。
表情の違う4種類の顔パーツが交換可能
スカートは脱着可能
「HOBBY BASE 烈風」の製品は微妙に感じるものが多くてなかなか手が出せなかったのですが、このキットは完成写真に惚れ込んでプレ値も気にせず速攻でポチってしまいました(^◇^;)・・・。原型製作の藤縄和彦氏は聞いたことがありませんでしたが、竜人氏や智恵理氏に匹敵する素晴らしい造形力だと思います。
サイレンスグレイブ
レジンキットのお約束で、杖の部分に歪みがあり真円がきちんと出ていません。柄のお尻の三角錐の部分の造形が大雑把ですが、改造しても大変なだけで見栄えはたいして変わらないので、今回はこのまま製作します。
頭部、腰、右太もも、前後リボンは磁石接続で自由に脱着が可能です。
2024年製作予定
メーカー:G-PORT 原型製作:石田昌也(マックスファクトリー)
セーラー戦士6作目で、セーラーサターンの4作目になります。
G-PORTのガレージキットはシリーズ共通で同じ箱絵を使っていて、ちょっと見ただけではムーンなのかマーキュリーなのか分かりにくく完成写真もついていません。箱絵はよりも完成写真がついているほうが有難いのですが・・・。後期のキットからは箱の横に完成写真がついて少しマシになったのですが・・・。
パーツ一覧
サイレンスグレイブやソデなど他のセーラー戦士とデザインが違うため、パーツ数17点とやや多め。リューノスやアミエグランのキットは成人女性の体格で造形されていますが、このキットは設定通り他のセーラー戦士より一回り小柄に造形されています。
2024年製作予定
メーカー:グリフォンエンタープライズ 原型製作:石川 智
青い地球を守るため、胸の鼓動が天を衝く!エスカレイヤー、悪の現場に只今参上!
アダルトゲーム「超昂天使エスカレイヤー」のヒロイン、高円寺沙由香が変身するエスカレイヤーです。かえる工房はあまりゲームに興味がないのですが、OVAでこの作品を知りました。アダルトアニメやゲームの中には「美◯女◯士◯ーラー◯ーン」のパロディ的作品は結構ありますが、同人作品的なものばかりで、商業作品としてセンスまとめられたのは本作のみではないでしょうか?
エスカレイヤーのフィギュアはかなり発売されていますが、デザインの可愛らしさからか18禁以外のもののほうがよく見かけるような気がします。
2023年10月完成
メーカー:アミエ・グラン 原型製作:湊川あまは
セーラー戦士4作目にしてセーラーサターン2作目。
セーラー戦士の中で1番のお気に入り、土星を守護星に持つ破滅と誕生の戦士サターンこと土萠ほたるちゃんです。湊川あまは氏原型のこのキットは身体をひねってサイレンスグレイブを構えたダイナミックなポーズがカッチョいいです。(*´Д`*)
最近はヤフオクでもほとんど見かけることがなくなったレアキットです。押し入れから出しては仕舞い込んでを繰り返していましたが思い切って製作することにしました。ところで商品名が「セーラーサターンA」となっているのですが、この「A」って何でしょうか?
セーラーサターンの造形物では竜人氏のミュージカルver.が非常にノーブルな雰囲気で、個人的にはこれがNo.1だと思っていますが、それとは対照的にアミエ・グランのキットはグラマーなプロポーションと派手なアクションポーズが魅力です。いつか、コトブキヤ屋やりゅんりゅん亭のキットも作ってみたいと思っています。
2022年10月完成
メーカー:クレイズ 原型製作:宮川武
さくらちゃん9作目。
かえる工房が「OP1ver.」と同じくらいお気に入りの「ねこみみver.」。アニメ本編では第8話「さくらのライバル登場!」のバトルコスチュームですが、この回は小狼の登場編でさくらちゃんがイマイチ活躍できなかったのが残念です。「ねこみみver.」はB=CLUBからはレジンキットが、フリューからは完成品フィギュアが発売されていますが、どちらもビミョーなデキで、さくらちゃんといえばやはり宮川武氏でしょう!躍動感あふれるポージングが素晴らしいキットです。
以前、ソフビの半完成品を手に入れた時は杖を塗装し、ディスプレイベースを作製しただけでしたが、今回はレジンキットなので完全に自分流に仕上げるつもりです。
パーツ一覧
パーツ数は23点。あちこちにバリや段差や形くずれが見られますが、この時期のキットとしては標準的なものです。いつも感じることですが、クレイズのキットはどうしてケロちゃんがついていないのでしょうか?
ソフビver.と比較。同一原型だと思っていましたが、首や足の角度、スカートの開き方などがけっこう変わっていました。ソフビ版のほうがクセがないところを見るとレジン版をベースにリニューアルしたのではないかと思います。
ショック!!靴のマスキングをはがしたら、カカトのあたりの塗装がΣ੧(❛□❛✿)・・・。離型剤落としが不十分だったのか下地のサーフェイサーまで完全にはがれてしまいました・・・気を取り直してマルチプライマーを吹いてタッチアップ。
手首の加工
右手首はただのグーで、説明書では両面テープで貼るように指示されていますが、それではあんまりなので、きちんと握れるように右手首に3mm径の穴を空け、杖のお尻をカットして差し込めるようにしました。
2022年7月完成
メーカー:ケルベロスプロジェクト 原型製作:強龍
セイバーさん3作目
1作目は私服ver.、2作目はオルタランジェリーver.、今回はメイドVer.です。ケルベロスプロジェクトのキットは見かけることが少なくて今回が初めての製作です。『Fate』シリーズ本編はやたら暗い世界観がイマイチ肌に合わないのですが、スピンオフの『Carnival Phantasm』や『プリズマ☆イリヤ』はくだらないドタバタアニメで、私はむしろこちらのほうが好みです。特にセイバーがメイドになって喫茶店でバイトをするエピソードがお気に入りでときどき見返しています。
仮組み
クイっとお尻をつきだしたポーズがなかなかかわいいです。説明書には1/6と表記されていますが、全高は21㎝とやや小さく、直立した場合の身長を22㎝とすると、1/7なら154㎝となり設定身長にぴったり合います。
アイペイント①
①まゆと唇を描き込み、黒目部分を蛍光グリーンで塗りつぶし。
②シアン+マゼンタでアイラインと瞳孔を描き込み。
③今回は黒目のシャドーにも蛍光色を使いました。
④仕上げにハイライトを入れて完成。
今まで使っていたウレタンニスがなくなったので、LIFELEXの水性ニス(オールナット)を試してみました。においが少なく水で洗い流せるので、扱いは楽ですが、ウレタンニスのようなテラテラのツヤにはならないようです。
ホットケーキ、カレーライス、スパゲッティ、オムライスを使用。セイバーさんにはラーメンや丼物も似合うのですが、そういうのは可愛くないためか売っていませんでした。裏側から3mmネオジム磁石を埋め込んで自由に交換できるようにしました。
2022年6月完成
メーカー:マックス・ファクトリー 原型製作:智恵理
さくらちゃんのレジンキット8作目です。
本来、魔法少女アニメにはそれほど興味はなかったのですが、なんとなくレンタルビデオを借りてOPののイントロを一目見て見事にハマってしまいました(⌒-⌒; )。OPを見ただけで「この作品はなにか特別なものだ?」と感じてのめり込んだのは「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」以来のモノでした。
というわけでメインビジュアルでもあるこのピンクのドレスver.がいちばんのお気に入りなのですが、フィギュア化にはなぜか恵まれず、クレイズのもB-CLUBのもいまいちビミョーなデキです。そんな中でこのさくらちゃんはダントツにデキがよく、原型製作の智恵理さんらしい躍動感あふれるポーズが素晴らしいキットです。
大人の事情で最近のものはスパッツやドロワースになっていますが、古いキットなのでパンチラもOKです!(^_^;)
キット内容
WF限定品のためか雑誌などで見かけたことがなく、ネットオークションで見つけて初めて知りました。マックスファクトリーのレジンキットは初めてですが、内容はレジンパーツ、完成写真、説明書と一般的なものです。
透明レジンパーツ
背中の羽、封印の杖、ディスプレイベースは透明レジン製。コンパウンドで磨き込んでできるだけピカピカに仕上げたいところです。例によって杖の部分が曲がっていましたが、離型剤落としの際に煮沸して歪みを修正しました。
今回は蛍光塗料を使用して明るく可愛い感じに仕上げることを狙いました。
羽根かざりと柄の塗装
羽根かざりはホワイトで塗装して軽くシャドー入れ。柄の部分ばピンク+蛍光ピンクで塗装。クチバシと目玉の部分が透けているのがわかるでしょうか?なりきり玩具などを見るとこのように仕上げるのが正解のようです。
ケロちゃんを接続
タミヤの2mm透明ソフトプラ棒で接続しましたが、柔らかすぎてスプリングのようにビヨヨ〜ンっとやたら揺れるのがうっとうしいし、思ったよりケロちゃんが重くてヘタってきそうなので、アクリル丸棒を購入しましたが・・・。
takedaアクリル丸棒
画材屋などでよく見かけるメーカーなので信用して購入しましたが、精度が低く2.1mm〜1.9mmまでバラつきがありました。メーカーに文句を言うと「使用用途が模型・工作用の芯材、補強材となりますので精密さを求めていないため、寸法には誤差がございます」とのこと。精密工作には使用しない方がよさそうです。
最終組み立て
ケロちゃんはアクリル棒を差し込むだけですが、それ以外のパーツは磁石接続で自由に脱着できます。