No.60グンゼ産業 1/32 キャデラック 1959 エルドラド セビル

2023年12月完成

次の依頼品はグンゼ産業1/32アメ車シリーズのキャデラック・エルドラド。かえる工房は日本車や欧州車だけでなく50〜70年代のアメ車もケッコー好きなのですが、勉強不足でコブラとコルベット以外はどれもこれも同じに見えてしまいます。(⌒-⌒; )

昔、これと同じシリーズの「‘63 サンダーバード」を作ろうと購入したのですが、その頃は知識や経験不足でメッキパーツの扱いに失敗して挫折してしまいました。当時、LSの1/32シリーズにハマっていたので50〜60年代の国産車と並べたかったのですが、結局実現しませんでした。・・・(*´ω`*)

今回はお手軽コースでのご依頼のためクリアーコートもしていないので、いまいちツヤが出ませんでしたが、まあまあキレイに仕上がりました。

製作記録

今回は依頼者様がボディとシャーシの塗装まで進めたキットを引き継いで完成させるというものです。

キットレビュー

仮組み

とりあえず主要パーツを仮組み。バカでかい車体と意味のないテールフィンが50年代の「ザ・アメ車」という感じで実にカッチョいい!

ホイール

メッキされたホイールはノーマルタイプとワイヤーホイールタイプの2種類が付属。今回はワイヤーホイールを使用します。

ルーフ

ルーフはハードトップ、ソフトトップ閉状態、ソフトトップ開状態の3種類が付属。

オプションパーツ

オプションパーツとしてアンテナ、車内電話、スペアタイヤなどが付属。今回はサイドミラーだけ使用します。

ボディ

テールフィンのバルジ①

ボディは塗装済みですが、別パーツのテールフィン裏側のバルジが未塗装だったので、クレオスのスカイブルーで塗装。

テールフィンのバルジ②

このようにテールフィンの裏側に接着します。塗装済みのボディ色と合わなかったので、少し色慣らしをしました。

メッキパーツの塗装

50年代アメ車とあって窓枠やモールは全てメッキ。どう処理するか考えた結果、今回はンダムマーカーEXメッキシルバーを使用しました。

シャーシ・内装

内装の塗装

内装はセールカラーとセールカラー+レッドブラウンで塗り分け。仕上げにモール部分をエナメル塗料のクロームシルバーで筆塗り。

内装完成

塗装済みのパーツを組み立ててコクピット完成。ドアの内張りの合いが悪いので少しすり合わせが必要でした。

ホイール・タイヤ

立体感を出すためにワイヤーホイールにエナメル塗料のブラックでスミ入れ。昔懐かしのホワイトリボンタイヤもやはりエネメル塗料で筆塗りしました。

前後グリル

前後グリルのメッシュ部をブラックでスミ入れ。ウィンカーを塗装してボディに接着。あとはソフトトップとサイドミラーをつければ完成です。

製作記録 LS 1/32 日野コンテッサ1300クーペ

積みプラ整理シリーズ車編。

今は無きLSの製品です。今もアリイが生産していますが、LS時代の箱絵は雰囲気があってすごくイイ!(^_^)。

投稿を表示

ルノー4CVのライセンス生産をした技術を生かして日野が独自に開発した車で、ミケロッティデザインのボディが美しい(^_^)。

ヨーロッパ車のデザインは日本車にない独特の雰囲気があります。

60年代の車としては車高がえらく低く見えるので少し上げようかと思ったのですが、実車写真と見比べるとこのくらいでちょうどいいようです。

ルノー4CVの技術の影響を受けているためRRレイアウトになっています。

そのため、リヤのオーバーハングが長く廃熱グリルが後ろにあります。

今やほとんど絶滅したRR車ですが、FRやFFを見慣れた現在の目で見るとラジエーターグリルのない顔は非常にユニークに見えます。

シャーシ完成。

内装はセミグロスブラックで塗装。

サーフェイサー⇒ベースホワイトで下地塗り。

いよいよボディの塗装に入ります。

クレオスのMr.カラーにワインレッドがなかったので、マルーンにブルーを混ぜて若干暗くしましたが・・・

ちょっと暗くなりすぎました。

(´・ω・`)

・・・薄め液にドボンして塗り直し。

( ノД`)シクシク・・・

今度はマルーンをそのまま塗装。

少し明るいようですが、このくらいのほうがカッコいいかな?

デカールを貼って光沢クリアでコーティング。古いキットでデカールが劣化していて苦労しました。

「クリア⇒研ぎ出し」を何度か繰り返し、いい感じにツヤがでてきました。

窓枠にハセガワのミラーフィニッシュをはりこんで完成!

バンパー、グリル類は塗装で対応しました。

製作記録 LS 1/32 トヨタスポーツ800

ン十年も積みプラになっていたヨタハチを倉庫の奥から引っ張り出しました。改めてみるとこのキット、箱絵が異常にカッチョイイ!Σ(・ω・ノ)ノ!

クリーム色とレッドの不思議な成型色をしています。今回、箱絵のイメージでシルバー塗装にします。

基本的に素組みの予定ですが、エキゾーストパイプだけはあまりにもしょぼいので、メッキパイプに置き換えました。

下地にブラックを塗装。

タミヤのLP48スパークリングシルバーで塗装。このカラー非常に美しくて気に入っています。

シャーシとコクピット完成。

ボディ塗装完了!光沢クリアーを吹いて軽く研ぎ出しをしました。

窓枠にミラーフィニッシュを貼りこみ、小物を接着して完成!

アオシマ 1/32 いすゞフォワード平ボデー

2021年3月完成

 

 

颯大丸に続いてトラック作製の依頼品が入りました。いすゞフォワードです。

10輪トラックの颯大丸に比べると一回り以上小型ですが、パーツ数はそれほど変わりません。

アオシマも昔に比べるとぐっとレベルアップしていますが、やはり、あちこちに緩いところが目立ちます。今回はキャブの塗装指示が抜けていたり間違っていたりしてかなり悩みました。

荷台には木目モールドがきれいに入っていたので、これを生かすため下地にタンを塗ってウェザリングカラーのステインブラウンでスミ入れをしました。

こんな感じになりました!木製の床の実感がよく出ました。

荷台内側の四角も説明書の指示ではフラットブラックですが、箱絵では白のまま。実車ではブラウンのものもありましたが、今回は説明書通りにフラットブラックを塗装。チマチマとマスキングテープを貼りこんでから白を塗装しました。

基本塗装終了!

キャブ内部。この後、少しツヤを落としスミ入れをして完成。

キャブの塗装。窓枠の形状が特殊で、しかも説明書の塗装指示が抜けていたので、どうやって塗装するかかなり悩みました。

完成!

1/32 ユニックパーツ

トラックに取りつけるユニックパーツの依頼製作です。

時々「ユニックを購入したい」という問い合わせがありますが、当工房は「お客様持ち込みのキットの「製作を代行」するだけですので、キットをお探しの方はヤフオクなどで検索してください。

製作記録

依頼者様から届いた状態。詳細は不明ですが、3Dプリンタでナイロン樹脂を切り出したガレージキットのようです。

塗装のためにいったん分解しますが、説明書もなにもないので、組み立てかたを忘れないように写真を撮っておきます。

釣り用のテグスでクレーンのチェーンが再現されています。

ナイロン樹脂に塗装をするのは初めてなのでしっかり脱脂洗浄をしてプライマーサーフェイサーで下地処理をしました。

充分乾燥させてから目立たない部分をこすってみましたが、サーフェイサーの定着に問題はなさそうです。

仮組み状態。クレーンの伸縮等、可動部分の塗装がはげないように慎重にすり合わせをします。

依頼者様のご希望はメタリックブルーで塗装でしたので、発色が良くなるように下地にブラックを塗装しました。

乾燥後に仮組みをして、もう一度すり合わせをします。

本塗装。なかなかきれいな色が出ました。

完成!さいごにテグスを張りなおします。

アオシマ 1/32 デコトラ 颯大丸

 

製先記録

製作代行の依頼品です。デコトラは初めてですが、今までに死ぬほどカーモデルを作ってきたので軽い気持ちで引き受けました。

1/32だからとなめてかかっていましたが、依頼品が到着してビックリ!Σ(゚Д゚)。10輪トラックがこんなに大きいとは知りませんでした。隣は比較用の1/32ホンダS600です。

1/144ザクとの比較。MSを2機くらい搭載できそうです。

仮組みをしてみてどうもコンテナとキャブの隙間が妙に広すぎるように感じました。

依頼者様と相談の上、コンテナを前進させ、後ろに飛び出したシャーシをカット。

上がノーマル、下が改造後。実車についての知識がないのでどちらが正しいか分かりませんがこのくらいのほうが自然な感じがします。

キャブ内部完成。ダッシュボード上のデカールがうまく貼れなかったので、この上からもう一枚重ねました。

シャーシ完成。細かいパーツが多かったですが、塗り分けが少ないので割とスムーズに完成。

キャブの銀塗装の発色をよくするため下地にブラックを塗装。

戻しムラが出て一度塗装をやり直しましたが、何とか完成!やっぱり銀塗装は難しい・・・(´・ω・`)フェンダーの銀はハセガワのミラーフィルムを貼りこみました。