2024年製作予定
メーカー:スカイチューブ
一時1/12のアクションフィギュアにハマっていたころに購入して、仮組みをしたところで飽きてしまって倉庫の奥にしまってあったものを引っ張り出しました。
同じシリーズの「木馬」が欲しかったのですが、すでに生産終了しているようで、ネット検索をしてもほとんど売り切れかプレ値になっています。
製作記録
キットレビュー
パーツ一覧
組み立て
塗装
サイレンスグレイブ
ディスプレイベース
フィギュア・プラモデル・ガレージキットの製作代行
2024年製作予定
メーカー:スカイチューブ
一時1/12のアクションフィギュアにハマっていたころに購入して、仮組みをしたところで飽きてしまって倉庫の奥にしまってあったものを引っ張り出しました。
同じシリーズの「木馬」が欲しかったのですが、すでに生産終了しているようで、ネット検索をしてもほとんど売り切れかプレ値になっています。
パーツ一覧
カーモデルのボディ色はやっぱり赤!(個人の感想)。しかし、一口に赤と言ってもさまざまな色合いがあります。ポルシェ911の赤とフェラーリの赤はやはり差別化したい!・・・ということで各社から発売されている赤塗料の比較テストを行いました。ソリッドカラーのレッドは全てガイアノーツのピンクサフで下地塗装をしています。
価格:420円(税込) 容量:20ml
カーモデル専門のメーカーとあって、車やバイクのボディ色に対応した各種カラーが発売されています。容量はクレオスやタミヤの2倍で価格は2倍弱、さらに濃いめに調整されているので、かなりお買い得かもしれません。欠点は容器で、フタとラベルの色が全て同じで見分けにくいことと、中ブタが別体になっていて扱いが面倒なことでしょうか。
ブライトレッド
フィニッシャーズカラーでは一番明るい赤で、クレオスのシャインレッドに近い色です。
ピュアレッド
ブライトレッドよりやや濃い赤です。
リッチレッド
ピュアレッドよりやや明るめで、スタンダードな赤です。クレオスのレッドに近い色です。
シルクレッド
リッチレッドよりやや濃い赤です。
ディープレッド
フィニッシャーズの塗料では一番濃い赤。アルファロメオなどに使えそうです。
価格:220円(税込) 容量:10ml
この中では一番歴史の長い塗料で、かえる工房はアメリカのレベル社と提携した「レベルカラー」の時代から愛用しています。一番の長所は最もポピュラーでタミヤ以外の国産キットはたいていMr.カラーで指定されており、どこの模型店でも手に入ることです。
3 レッド
大昔から愛用しているレッド。かえる工房にとってレッドといえばこの色が基準になります。
79 シャインレッド
上のレッドに比べてかなり明るい赤。フィニッシャーズほど細分化されていないので選択に迷うことはありません。
171 蛍光レッド
レッドといってもオレンジに近い色です。F1などのマルボロレッドに使えそうなので、いつか試してみます。
171 クリアーレッド
シルバーの下地にクリアーレッドを重ね吹き。通常のメタリックカラーより深みがあるので気に入っています。CB750Fの外装やフィギュアのコスチュームなどで使用しています。
171 クリアーレッド+クリアーブラック
暗い赤を表現するため、シルバーの下地にクリアーレッド+クリアーブラックを重ね吹きしました。ブラックの割合が少なかったのか上とそれほど変わりませんでした。
171 クリアーレッド
下地を黒鉄色に変えてクリアーレッドを重ね吹き。かなり感じが変わりました。セーラーサターンのリボンはこの方法で塗装しました。
価格:220円(税込) 容量:10ml
タミヤの塗料はアメリカのパクトラ社と提携したエナメル塗料の「パクトラタミヤカラー」を販売し続け、一昔前はラッカー系なら「レベルカラー」、エナメル系なら「パクトラタミヤカラー」の二択でした。そのためかタミヤのラッカー系塗料は缶スプレーのみで、ビン塗料は2017年になってやっとが発売されました。
TS-85 ブライトマイカレッド
1/20フェラーリF1用に開発された塗料です。クレオスのレッドよりやや濃い赤で、フィニッシャーズのシルクレッドに近い感じです。タミヤのHPには「メタリックレッド」と説明されていますが、メタリック感はほとんどありません。
TS-31 ブライトオレンジ
価格:275円(製込) 容量:15ml
2024年製作予定
依頼品のソフビガンダムの頭部改造に合わせて1/144ジムとボールをセットで製作することにしました。ジムの見せ場というとジャブローでシャアのズゴックに腹を貫かれるシーン、ソロモン線でビグザムに焼かれるシーンなどが印象的で、哀愁と諦観のあるやられメカを目指すつもりです。
かえる工房はかつて旧キットのジムⅡをベースにジムⅢを作ったり、MSVのパーツを流用してジムキャノンを作ったりしましたが、実はノーマルのジムをきちんと作るのは初めてだったりします。
ボールは旧キットを作ったことがありますが、ヤフオクで手頃なキットが入手できたので、今回はHGUC版を製作します。
パーツ一覧
パーツ数は70点程度。
パーツ一覧
2024年4月製作開始
セリカGT-Rと同じお客様からセットで注文をいただきました。かえる工房にとって「スバル」といえば「スバル360」の印象が強いのですが、90年代に入ると世界ラリー選手権(WRC)に本格的に参戦を始め、モータースポーツの世界でも一時代を築きました。『頭文字D』の主人公の父親の愛車が初代インプレッサですが、「プロジェクトD編」に入った頃から飽きてしまったのですっかり忘れていました。(^◇^;)
ハセガワのカーモデルはパーツ状態で見ると繊細なモールドが美しくすばらしいキットに見えるのですが、繊細すぎて破損しやすかったりプラモデルとして効果的なアレンジが足りなかったりして、実際に組んでみるとストレスを感じることがよくあります。このキットも足回りの精度に問題があってアライメントがきちんと出ないというウワサを聞きました。スバル車の特徴は水平対抗エンジンですが、残念ながらこれはエンジンレスキットです。
パーツ一覧
パーツ数は約70点。タミヤのセリカGT-R同様エンジレスキットですが、パーツが細かく分割されていてフロアマットを再現するシールやウィンドウのマスキングシートが付属するなど差別化が図られています。
シャーシ仮組み
タミヤのセリカより新しいキットでパーツ数も多めですが、パーツの精度が低く仮組みが必須です。特にリアの足回りはパーツが微妙に歪んでいて、きちんとアライメントを出すのに苦労しました。
2024年4月製作開始
次の依頼品はタミヤの5代目セリカGT-R。5代目セリカT180型は直4ターボに4WDで武装されラリーカーのベースとなった名車ですが、かえる工房にとって「セリカ」といえば初代セリカ「ダルマセリカ1600GT」か「リフトバック2000GT」なのですが・・・(^o^)。「GT-R」といえばかえる工房にとっては「スカイライン」か「ベレット」なのですが、今回は「セリカ」です。(シツコイ・・・)
組み立て説明書によるとキットの発売は実車がデビューしたのと同じ1989年。タミヤのカーモデルは時代の最先端のものをキット化する傾向がありますが、もう少しヒストリックカーにも力を入れてもらいたいものです。(^◇^;)
パーツ一覧
パーツ数は約50点。以前製作したシティターボがスポーツカーシリーズNo.30で、このキットがNo.56。さすがにモーターライズではなくなりましたが、パーツは少なめで、おもちゃ的プラモからディスプレイキットに移行する過程が見えて興味深いです。
シャーシ仮組み
タミヤらしく少ないパーツ数でカチッと組み上がります。ただ、プロペラシャフトがえらく細いのですが、実車でもこんな感じなのでしょうか?
2024年4月製作開始
バンプレスト一番くじガンダムのソフビフィギュアの頭部のみをジムに改造するというご依頼が入りました。
HGUC1/144ジムとの比較
「ビッグソフビ」の名に違わず全高約35cmで、スケールに換算すると1/50にもなるビッグスケールフィギュアです。
MG1/100ジムとの比較
MGジムver.2を参考に改造します。全体のフォルムはぼ同じですが、細部が大胆に省略されて簡易量産型と一目で分かる秀逸なデザインです。初めて見た時はその分かりやすさにひっくり返ってしまいました。
頭部分解
首はねじ込み式。ドライヤーで温めてアンテナと顔を分解しました。この頭部を芯にしてジムに改造します。
パテ埋め
とりあえず、アンテナと顔を取り外した部分をパテ埋め。耳の部分の処理をどうするか悩み中。
耳部分切り取り
中空のソフビでは削っても穴が開くだけなので、思い切って全てカットしました。
後頭部パーツ製作①
カットしたパーツの裏にメンソレータムを塗ってからエポキシパテを詰め込みます。
後頭部パーツ製作②
パテが硬化したらソフビのパーツをはがします。これでガンダムの後頭部より一回り小さいパーツができました。
後頭部パーツ製作③
このようにガンダムの後頭部に接着して耳と後頭部の膨らみのないジムヘッドの芯にします。
2024年3月製作開始
しばらくミニカーリペイントが続きましたが、次のご依頼は1/43のF1メタルキット、マクラーレンMP4/8ブラジルGP仕様(アイルトン・セナ車)です。
MP4/8は当時無敵のホンダエンジンを失い、非力なフォードHBエンジンを搭載するしかなかったため当初は苦戦が予想されましたが、フタを開けてみると優勝5回の好成績を残しました。アイルトン・セナは翌94年にウィリアムズに移籍したため、MP4/8がマクラーレン時代最後のマシンということになります。
1/43のF1キットは昔大量に作りましたが、その時はタメオのルノーRS01、ウィリアムズFW06、タイレル006と足回りやエンジン周りが複雑なものがほとんどでした。BBRのキットは初めてですが、SRCやタメオの初期キットと似た感じのシンプルなキットです。
MP4/8といえばコクピットの左右につけられたバージボードが特徴ですが、ブラジルGPではこれを外していたようです。
パーツ一覧
ホワイトメタル製のボディとホイール、エッチング製のウィング、足回りなどが付属します。エンジンレスキットなのでF1キットとしてはパーツ数は少なめです。
エッチングパーツ①
前後ウィングは全て真鍮のエッチングパーツを折り曲げて組み立てます。
エッチングパーツ②
足回りはウィングより厚いエッチングパーツで作られていますが、材質に粘りがなく折れやすいので注意が必要です。
デカール
イタリア製のキットはだいたいデカールの質がいいし2セット付属しているので安心です。この辺は国産のプラモデルでも見習ってもらいたいところです。上の方に「Marlboro」マークがまとめられ折り線がついているところを見ると輸出先の国によってはカットするのかもしれません。
ホイール
メタル製のホイールパーツにエッチングのスポークをはさんで組み立て、さらに真鍮削り出しのリムを接着するという構造です。
タイヤ
「GOODYEAR」ロゴが印刷済み。経年劣化のせいか、少し硬化しています。
ディスプレイケース
ミニカーショップロムの1/43アクリルケースを使用。少し値段がはりますが、タミヤやWAVEのものに比べて高級感があります。
脱脂作業
パーツをアセトンに数分漬け込んで、表面の離型剤を除去。表面にシールを剥がしたような跡があったので、さらに歯ブラシで磨きました。
ネジ止め固定
WAVEの黒い瞬間接着剤でシャーシに3mmナットを固定。ディスプレイベースには固定用の穴が最初から空いているので便利です。穴は三つ空いているので適当な位置のものを一つ選びます。
ボディ&シャーシ
ボディのパーティングラインはけっこう大きな段差があったので、パテ埋めをして修正。ヤスリで表面を磨いて表面処理完了。
前後ウィングの組み立て①
エッチングパーツを折り曲げてウイングと翼端板を接着。直角がキチンとでるように真鍮ブロックで固定して一晩硬化させます。
前後ウィングの組み立て②
ウィング完成。フロントウィングのボーテックスジェネレーターの部分にスキマができるのでパテ埋めをしました。
仮組み完了
全体的なプロポーションや接地性は悪くないですが、足回りの組み立てを少し検討する必要があります。
フロントサスペンション
フロントサスは上下一体のままでは塗装後にボディにはめるのが難しいので、アッパーアームとロワーアームに分割します。
リアサスペンション
リアもアッパーアームとロワーアームを分割。ドライブシャフトを通さないとアップライトがしっかり接着できないので、ドライブシャフトを半分にカットして後ハメができるように加工しました。
下地塗装完了
マルチプライマーで足付けをした後、ファンデーショングレーで下地塗装。この状態で細かいキズを修正したら、次はいよいよ本塗装に入ります。
本塗装
表面処理を完了してからピュアホワイトで本塗装。
シャーシ・足回りの塗装
シャーシや足回りなどはセミグロスブラックで塗装しました。
2024年3月完成 定価:4,400円
オートバイシリーズ第7弾はホンダドリームCB750FOURです!(^∇^)
「大型バイク=ナナハン」の名称を浸透させ、量産車で初の最高速200km/hオーバーを達成してホンダの名前を世界に知らしめた名車です。長らく1/12スケールのプラモデルがありませんでしたが、アオシマから発売されると聞いて速攻でポチってしまいました。
空冷4ストローク2バルブSOHC4気筒 最高出力 67ps/8,000rpm
乾燥重量 235 kg 1969年発売 販売価格38万5,000円
かえる工房にとってCBと言えばCB750Fがドンズバ世代で、「ドリームナナハン」は子供時代に漫画や映画で見ただけのまさしく夢のバイクでした。K0は『ワイルド7』の飛葉ちゃんの愛車として有名ですが、将来K2が発売されたら赤に塗装して『750ライダー』の早川光くんのマシンも作るつもりです。
上から見ると幅広のタンクがいかにも「ナナハン」という感じです。ただ、サイドカバーが飛び出していて足つき性に問題があったため後に小型化されたそうです。
アオシマのバイクキットはZⅡを作ったことがありますが、かなり古いキットでいろいろビミョーな点がありました。今回のCB750は新金型の最新キットなのでかなり期待しています。アオシマといえば昔はスーパーカーブームやガンプラブームに便乗してオモチャっぽいキットを乱発するメーカーという印象でしたが、90年代以降はしっかりしたキットを発売するようになり、かえる工房のランキングではハセガワやフジミを抜いて国内模型メーカーNo.2になっています。(^∇^)
外装パーツ
かえる工房はスケールキットでは塗装をするのが当たり前だと考えているので、カラフルな成形色を使うのに否定的ですが、このキットではボディ色に塗装するパーツのみブルーに色分けされていて製作の便宜を図っているようです。
シリンダー①
シリンダーは冷却用フィンを一枚づつ重ね合わせる方式。フィンを薄く再現するためでしょうが、ちょっとメンドくさそうです(´・_・`)。上部は6枚、下部は9枚の計15枚。順番を間違えないように切り出してからきちんと並べます。
シリンダー②
シリンダーフィンの取り付けダボは組み立てミスを防ぐために、一枚一枚形状が変えてあります。ここ以外にもホイールやキャブなど位置を間違えやすいパーツには同じような処理がされています。こういうユーザー視点に立った設計がされているとすごく感動します。(^∇^)
クランクケース
ミッションやオイルパンにも内部構造がモールドされています。完成すれば100%見えなくなるのに・・・。これは「整備中のジオラマをつくってね♡」というメーカーからのメッセージなのでしょうか?
ウィンカーとブレーキランプ
ウィンカーとブレーキランプはクリアーオレンジとクリアーレッドで成形されていて塗装不要。他の色に塗装する可能性はほとんどないのに塗装の必要なクリアーパーツを採用するメーカーが多いのはコスト的な問題なのでしょうか?
塗装テスト(キャンディゴールド)
取説にはカッパー+クリアオレンジ(1:5)と指示されていますが、キャンディ塗装をすることにしました。写真はカッパーの下地にクリアイエロー+クリアオレンジ(少量)を吹いたもの。
2024年1月製作開始(現在休止中)
メーカー:EBO 原型製作:模型サークルEBO 定価:12,000円
1988年のアニメ「超音戦士ボーグマン」のヒロイン、アニス・ファームの水着フィギュアです。「ボーグマン」は当時大人気の「聖闘士星矢」のフォロワーの一つで、今見るとお尻がむずがゆくなるようななんとも言えない作品ですが、きくちみちたか(麻宮騎亜)氏のキャラデザインが新鮮でした。中でもアニスは人気があって今でもフィギュアの新製品が発売されています。
メーカーの模型サークルEBOさんはアニスがお気に入りのようで、「すわりアニスver.」の他に「テニスver.」「スイカわりver.」「レオタードver.」「あいどるver.」「バニーガールver.」「タンキニver.」などが発売されています。外箱は最近のガレージキットとは思えないほどショボイもので、完成写真も組み立て説明書もないという実に男らしい仕様です。(^∇^)
その後、仮組を進めましたがとんでもなくひどいキットであることが判明。パーツの合いが悪いのですが、3Dレジンはカチカチで削りにくいというシロモノ。かなり手間がかかりそうですが、現在、精神的にキツイ状態なので、元気になったらいつか完成させるつもりです。
パーツ一覧
パーツ数は11点。髪はクリアーパーツで、巨大なガチャポンのようなディスプレイベースが付属。3Dプリンター出力キットで「スタンダードフォトポリマーレジン」というものを使っています。通常のレジンより硬くベタついた素材です。かえる工房は初体験ですが、うまく料理できますかどうか・・・。