綾波レイ パジャマベイビー(脱衣ver.)

PVCフィギュア改造

2024年2月完成

前回の製作は露出度の高いコスチュームでしたが、今回はしっかり服を着たフィギュアを脱がすことにチャレンジ。何をベースにするか考えた結果、「綾波レイ パジャマベイビー」を選択。かえる工房は「アスカ派」というわけではないのですが、なぜかアスカのフィギュアばかり作っているので、今回は綾波を選びました。

 

この手のフィギュアはオークションに出品しませんので、興味のある方は「見積もり依頼・問い合わせ」からご連絡ください。

製作記録

レビュー

原型製作はVISPOの片桐克洋氏。造形に色気があってかえる工房の好きな原型師さんの一人です。

造形は素晴らしいのですが、2006年発売のプライズフィギュアとあって、ゲート跡や接着線がけっこう目立ち、塗装も少し退色しているようです。

パーツ分解

最近はあまり見かけませんが、2本のビスで両足を固定しています。このビスを外せばベースは簡単に分解できる・・・と思ったのですが。

毛布にも2本のダボがあってがっちりと接着されていました。1本はなかなか外れなかったので、ベースの裏からドリルでえぐって分解しました。

分解完了

接着剤がたっぷりついていてどうしても外れない部分はナイフで切り離して分解完了。パジャマの下にはなんとパンツや素肌がちゃんと再現されていました。

仮組み

このようになりました。今回の目標はボディを徹底的に造形することでしたが、結局、肩と胸を造形するだけになりました。(´・_・`)

改造・組み立て

不要部の切り取り

キズがつかないように顔をマスキングして肩と胸のパジャマ部分を削り取り。胸の造形さえすればすぐに完成しそうですが、ボディや足に接着跡やパーティングラインがけっこう残っているので、それなりに手間がかかりそうです。

腕の接続

腕の接続部にスキマができるので、パテで修正。改めて造形しなおすので、一旦胸を全て削り落としましたが・・・なんかこのまま仕上げればオトコの娘になりそうです・・・(⌒-⌒; )。

乳房の造形①

胸の中心に真鍮線で軸打ちをして、それを中心にエポキシパテで乳房を造形。造形の都合を考えてこの段階ではボディから外せるようになっています。

乳房の造形②

乳首の位置に穴を開けて乳房を造形。大まかな形状ができたら胸に接着してさらにラインを整えます。

アームレット

腕を接着してしまうと塗装がやりにくいので、腕にアームレットを造形して、塗装後に接着できるように加工しました。

ショーツ①

完全な「全裸」というのはあまり好きではないので、ショーツは残します。お尻の辺りにパテを盛って、ショーツの後ろが少し浮いた感じにします。

ショーツ②

このままで水着のようにも見えるので、プラ板とパテで小さなリボンを作ってショーツの前にをつけました。

下地塗装

プライマーサーフェイサーを吹いて表面の荒れた部分を修正。次はいよいよ塗装に入ります!

塗装

肌の塗装①

ベース色としてファンデーションホワイト→ノーツフレッシュホワイトをベタ塗り。

肌の塗装②

ガイアカラーのサフレスフレッシュピンク+サフレスフレッシュオレンジでシャドー入れ。時々マスキングをはがして顔の色と合っているかをチェックします。

パンツの塗装①

腰も太ももも分解できないので、少し面倒ですが、肌部分をマスキングします。

パンツの塗装②

シルク生地の感じを出すためにホワイト→ムーンストーンパールを重ね塗り。

髪の塗装①

下地としてガイアカラーのサーフェイサーEVOスカイブルーを塗りましたが、なかなかいい色なのでそのまま生かすことにしました。

髪の塗装②

髪のモールド部にクリアーブルーでシャドーを入れて立体感を出します。

毛布の塗装①

オリジナルでは茶色ですが、ちょっと地味な気がしたので、ピンクに塗装。明るいピンクで基本塗装をして、濃いピンクでシャドーを入れました。

完成!

今回の目的はきっちり着込んだ服を脱がしてボディを作り込むことでしたが、パジャマの下に素肌がきっちり造形されていたので、結局おっぱいを作るだけになってしまいました。(⌒-⌒; )

ホシノ・フミナ バニーver.

2022年12月完成

フィギュア改造リペイント

フィギュア改造リペイントシリーズ第5弾。今回はプラモデルとPVCフィギュアの合体にチャレンジです。

製作記録

レビュー

ホシノ・フミナ(バンダイ)

パーツ数は35点でパチ組みだけなら30分ほどで完成。ガンプラが作れる人なら誰でもかんたんに組み立てられます。低年齢層やビギナー層を重視するバンダイらしいキットです。

パーカーを着た状態と脱いだ状態が選択可能。パーツごとに色分けがされており、肩ヒモとネコマークのみシールで再現。首とポニーテールはボールジョイントで可動させることができます。

塗装不要の瞳パーツがすばらしく、パチ組みしただけででも十分鑑賞に耐えますが、ボディがないのはちょっとサビしい・・・。

長門有希バニーver.(アトリエ彩)

ジャンク品を格安で入手。造形は素晴らしいのですが、塗装面にキズやベタつきがありディスプレイベースが欠品しているなど、どうしようもない状態なので今回のドナーに選びました。

ジャンクパーツから適当なベースをチョイス。製品では5mmプラ棒を両足に差し込む仕様になっていますが、安定性がイマイチなので真鍮線で補強します。

分解

いつものように熱湯でゆでて分解・・・ですが、少し熱しただけで簡単にバラすことができました。メーカーによって接着剤の強度がかなり違うようです。

頭部、手首はもともと脱着可能。ハイヒールとカフスは一体成形ですがここまでバラせればリペイント作業には問題ないでしょう。

とりあえずホシノ・フミナの頭をのせてみましたが、バランスは悪くないようです。頭頂高は約25センチ、スケールにすると1/6程度です。

組み立て・表面処理

頭部の組み立て

作業の手順を考えて、前髪の3パーツを先に接着し、取り付けダボを削って後ハメができるように加工にしました。

ヘアバンドの造形

後ろ髪に適当なパーティングラインがあったのでそれにそってヘアバンドのモールドを入れました。

ミミの接続

1mm真鍮線でバニーの耳をヘアバンドに接続。なかなか似合います。

大失敗!

塗装面が荒れていたので、シンナー風呂につけましたが、特殊な塗料を使っていたのか、塗料が溶けずに塗装面がそのまま本体からベロンとハガれて表面がボロボロにΣ(‘◉⌓◉’)。

気を取り直してパテ埋めとヤスリがけで荒れた肌表面を修正。なんとか見られるようになりました。

リペイント

肌部分の塗装①

ガイアカラーのノーツフレッシュをベタ塗りして、ノーツフレッシュピンクでシャドー入れして色合いをチェック。少し赤みがきつすぎるのでノーツフレッシュオレンジを薄く吹いて調整します。

肌部分の塗装②

肌の色を調整したものに瞳パーツをつけて色合いをチェック。塗装不要の瞳パーツがすばらしいです。

髪の塗装

タン+ブラウン+オレンジを基本色にして軽くシャドーを入れました。

白部分の塗装

衣装やウサミミなどの白部分を塗装。下地にホワイトをベタ塗りしクリアーブルーでシャドー入れ。仕上げにXC08ムーンストーンパールでコーティングしました。

組み立て

塗装のできたパーツをエポキシ接着剤で接着。PVCフィギュアは弾力で押し返されてスキマができることがるので念のためテープで固定。

小物の接着

エリ、シッポなど小物を接着して完成!

ホシノ・ルリ(ビキニver.)

2022年8月完成

PVCフィギュア改造リペイント

フィギュアすげ替えシリーズ第4弾。ミンメイ水着ver.のアイペイントに手こずっている間に、並行してホシノ・ルリビキニver.を作製することにしました。

製作記録

レビュー

ホシノ・ルリ The prince of darkness プレミアムフィギュア

全高約22センチで、スケールにすると1/7程度になります。造形はなかなかいいのですが、プライズフィギュアの宿命として塗装や細部仕上げに雑なところが見られます。

綾波レイ エクストラサマービーチフィギュア

このシリーズは安価で入手できるので、リペイントの素材にするためにストックしておいたものです。写真は日焼けバージョンですが、製作には通常バージョンを使用しました。

PVCフィギュアの分解

使用パーツ一覧

「プレミアムビーチフィギュア」同様、両足のみプラスチック製。水着部分の分解はできないのでマスキングで塗装するしかありません。

仮組み

ルリちゃんの首をくりぬき、とりあえず仮組み。なかなかバランスよくおさまりました。

組み立て・表面処理

頭部に2mm真鍮線を固定し、首に空けた穴に差し込んで接続します。

ビキニのストライプはけっこう凸凹があるので、シンナー風呂にドボンして塗装を全て剥離。強力な塗料を使っていたのか通常のうすめ液ではなかなか落ちないのでツールクリーナーを使いました。

ボディ部のバリやパーティングラインを処理して、プライマーサーフェイサーで下地塗装。今回ヘッドはオリジナルのままでいこうと思います。

リペイント

肌の塗装

基本色としてノーツフレッシュホワイトをベタ塗りしてノーツフレッシュホワイト+ノーツフレッシュピンクでシャドー入れ。今回頭部はオリジナルのまま使用するのでできるだけ近い色になるよう注意しました。

ビキニの塗装

いろいろ迷いましたが、ビキニは結局オレンジに。基本色としてホワイト+蛍光オレンジをベタ塗りして蛍光オレンジでシャドー入れ。ボディが分解できなかったためマスキングがなかなかめんどうでした。

ボディの組み立て

マスキングをはがして両足を接着。PVCフィギュアは弾力性があって接着部が押し返されることがあるので、マスキングテープで固定しておきます。

蛍光色はパッと明るい感じがしてカワイイのですが、いささが強すぎたようです。通常のオレンジを少し混ぜた方がよかったかもしれません。

リン・ミンメイ(水着ver)

2020年8月完成

PVCフィギュア改造リペイント

前回作ったリン・ミンメイ(愛・おぼえていますかver.)がなかなか好評だったので、第2弾を製作。「プレミアム サマービーチ フィギュア 綾波レイ」のボディを流用して水着verを作ってみました。

製作記録

レビュー

「30thアニバーサリーSQフィギュアシリーズ リン・ミンメイ」。ステッキ欠品のものを中古ショップで入手。

「プレミアム サマービーチ フィギュア 綾波レイ」。全高約21㎝でミンメイとほぼ同じサイズ。スケールにすると1/7〜1/8程度です。

造形はいいのですが、近くで見るとパーティングラインやバリがけっこう残っているので、今回は表面処理をしてリペイントをすることにしました。

分解

塗装しやすいように、可能な限り細かく分解。ボディと顔は一体成形ですが、髪、両腕、両足は分解できました。ヘタリ対策でしょうか?両足だけはプラ製でした。

ミンメイの頭部も分解。前回と同様に帽子の取り付けダボを切りとって髪を整形しなおします。

組み立て

綾波の顔を切り飛ばしてミンメイの顔がはまるように首の形状を修正。2mm径の穴を開けて真鍮線で接続できるようにしました。

後ろ髪の中に大きなダボがあるので、ここに2mm真鍮線を固定。顔は首の入る部分をくりぬいて綾波のボディに合うように調整。

プルタックで各パーツを仮組み。サイズ的にはピッタリですが、アニメ本編のミンメイに比べるとかなりスレンダーな気がします。プロポーション変更まですると大変なことになるので、今回はこれでいいことにします。

髪や水着のモールドをシャープに削り込こんで、150〜240番のヤスリでパーティングライン消し。その後、捨てサフを吹いて400〜600番で表面を滑らかに磨き込みました。

リペイント

肌の塗装

ガイアノーツフレッシュホワイトを基本色にして、フレッシュピンク+フレッシュオレンジでシャドー入れ。

髪の塗装

下地にパープルをベタ塗りして、パープル+コバルトブルー+ブラックでシャドー入れ。

水着の塗装

シルバーで下地塗りをしてゴールドでシャドーを入れ。仕上げにクリアグリーンをかけてキャンディ塗装にしました。

アイペイント①

弱い塗料を使っているのか、熱湯でゆでた時に塗装がはがれたので部分的にタッチアップ。首の傾け方が変わって角度が合わなくなるので、イヤリングをカットして小さなピアスをしているようにしました。

アイペイント

髪を接着してフラットクリアでコーティング。瞳はいつものようにUVジェルクリアで光沢を出しました。

ベースの作製

クリアーブルーのプラで成形されたベースはなかなかいい雰囲気なのですが、綾波のネーム入りなのでこのままというわけにはいきません。

ベースホワイトで塗装して、地球統合軍のマークをはってみましたが・・・なんかちょっとダサい・・・(´・ω・`)

結局宇宙をイメージしたラップ塗装にしました。

リン・ミンメイ(愛・おぼえていますかver.)

2020年4月完成

PVCフィギュア改造リペイント

「超時空要塞マクロス」のヒロイン、リン・ミンメイ。今でもそこそこ人気があると思うのですが、フィギュア化にはあまり恵まれていません。本放送当時のものはデキが悪いし、マックスファクトリーのものは1/20と小さすぎるし、今は無きCM’sのグッコレはプレミア価格がついていて手が出ない・・・。というわけで「30thアニバーサリーSQフィギュアシリーズ」のミンメイを改造することにしました。

製作記録

レビュー

値段も手頃でデキもまあまあですが、ミンメイがシェリル・ノームの衣装を着ています。マクロスキャラが衣装を取り替えるというシリーズですが、何がいいのか私にはいまいちピンと来ません。

同シリーズのランカ・リー。こちらは「愛・おぼえていますか」のミンメイの衣装を着ています。全高は約20㎝で、スケールにすると1/7〜1/8程度。サイズ的にはピッタリなのでうまく行きそうです。

PVCフィギュアの分解

いつものように熱湯でゆでて分解し、必要なパーツだけを集めました。リペイントは最小限にしてできるだけオリジナルの塗装を生かすつもりなので、ボディ部分は分解しません。

ボディ側の首を生かすため、あご下のラインで頭部をカット。ランカファンのみなさん、ゴメンナサイ・・・(*´ω`*)

切り出したパーツをブルタックで仮組み。ロングの髪が衣装の背中側と干渉するため、角度が限定されますが、まあまあうまく収まりました。

組み立て

帽子を固定していたダボを切り取り、パテで穴埋め。ヤスリで磨いて表面を整えます。

首がやや短いのでエポキシパテをもりつけて延長。首から下がよごれないように作業中にはマスキングをしておきます。

頭部のインナーパーツと首に穴を開けて2mm真鍮線で接続。

ミンメイ用のベース(左)は足の取り付けダボの位置が違うので、元の穴をふさいで、ランカ用(右)と同じ位置に新たに穴を開け直し。

リペイント

髪の塗装①

コバルトブルー+パープル+ブラックで基本色を作り、基本色にホワイトを加えたハイライト色で全体を塗装。

髪の塗装②

基本色にブラックとパープルを加えた色でシャドー入れ。

瞳をUVジェルクリアでコーティング。製品版ではスッピンだったので、軽くお化粧してチークとルージュを入れました。

頭部と前後の髪を接着。PVCフィギュアは素材に弾力があって自然に外れてしまうことがあるので、接着剤が固まるまでテープで固定します。

今回はリペイントを最小限にとどめたため、あっという間に完成。同じシリーズの合体なので非常にスムーズにいきました。

城ヶ崎◯嘉(キャストオフver.)

PVCフィギュア改造

中古ショップで「城ヶ崎◯嘉」のジャンクフィギュアを購入。腕試しに全裸改造にチャレンジしてみました。この手のフィギュアはオークションに出品しません。興味のある方は「見積もり依頼・問い合わせ」からご連絡ください。

コスチュームが短い上着にホットパンツだけなので比較的簡単にできましたが、ソックスや靴も脱がすとかなり手間がかかりそうです。

製作記録

レビュー

背中のパーツが欠品しているものをジャンク品として入手。コスチュームのディテールや塗装が細かく値段の割になかなかデキがいいです。

パーツ分解

いつものように熱湯で煮沸して分解。ガッチリと接着されていて分解するのがけっこう大変でした。あまり長時間煮沸すると塗装や素材が劣化するので煮沸以外の分解方法も検討する必要がありそうです。

改造・組み立て

上着やアクセサリーを外した状態。ここで初めて気がつきましたが、上着がなくなったため、バランスが悪くてすぐに倒れてしまうようになりました。

衣装の不要部分を削り落として、エポキシパテで穴埋めをしてボディを成型。背中は上着との接続をする大穴が空いているのでパテを詰め込んで背中の造形を作り直さなければなりません。

捨てサフを吹いてプロポーションをチェック。肩甲骨が強調されすぎているし、右のお尻が少し垂れているので、もう少しライン修正をしていきます。

ボディラインを修正しつつ、溶きパテを塗りつけて400番のヤスリで表面の段差をなめらかにしていきます。だいぶラインが滑らかになってきました。

盛って削って・・・盛って削って・・・を繰り返し、ボディラインがだいたい完成したので乳首を造形。

まだ表面処理やディティールの甘いところもありますが、いい加減飽きてきたので、このあたりで仕上げに入ります。

リペイント

ガイアカラーのノーツフレッシュで基本塗装。

リペイントはボディのみなので、仮組みをして顔や腕と色が合うかどうかチェック。もう少し明るくしたほうがよさそうです。

肌の色を調整して、シャドー入れ。細部を筆塗り塗装してフラットクリアーでコーティング。

1/6 エミルマ エマ&2Bヘッド

メーカー:アカギ屋 原型製作:BANGLE

●クリックすると画像が拡大できます。

アカギ屋の1/6レジン製フィギュアでなかなかデキがいい!しかし、キャラがオリジナルなのでモチベーションがイマイチ上がらない。いや、これはこれで可愛いのですが・・・(*´ω`*)。頭部がパーツ分割されていて、簡単にすげ替えができそうなので、手持ちのフィギュアで合いそうなものを探しました。

最近のフィギュアは1/6より若干小さいものが多く、サイズの合うものがなかなか見つかりませんでしたが、2Bの頭がピッタリでした(^O^☆♪

クレイズの1/6ホシノルリもピッタリなのですが、そう安くはないキットをつぶして流用するのはちょっともったいないし、ちょっと胸が大きすぎるかな?・・・(´・ω・`)

ゴシックナイトのアスカもいけそうですが、長い髪で背中が隠れてしまう・・・(´・ω・`)

とりあえず、仮組み完了!かなり胸が豊満なので、やっぱり成人女性のほうが似合うかな?

2Bの頭をのせてみました。顔はマスクありとなしを交換できます。胸のサイズはちょうどいいのですが、お尻と太もものボリュームが足りなくて少し頭でっかちに見えます。

いつものように太ももの接続部にネオジム磁石を埋め込み。

太もものパーツの合いがイマイチだったので、シアノンで太ももの隙間を埋めました。接合面の片方にメンタムを薄く塗っておくときれいにはがせます。

お尻と太ももにポリパテを盛りつけてボリュームアップ。左右のバランスが揃うように腰の左右に1.2mmプラ板を貼り付けてガイドにしています。

左が素組み状態。どっしりとした安産型体型になりました。

2Bの首が少し太くて首輪がうまく嵌まらなかったので、薄く削ってすり合わせ。太もものベルト部分に隙間が目立ち不自然に食い込んでいるので、ラインがなめらかになるよう修正。

首輪や拘束ベルトには6mmの丸カンをはめます。全部で13ヶ所もありました。

首輪に鈴をつけてみました。ネームプレートはとりあえず首からかけてみました。

手枷、足枷に鎖をつないで床に固定します。

0.3mm洋白線を芯にしてアホ毛やほつれ毛を表現。

大人のおもちゃを自作。プラ板、バーニアパーツを組み合わせたリモコンに赤のビニールコードを接続。アナルプラグは黒のビニールコードにビーズを差し込みました。

パールローターをお股に挿入。

リモコンと太ももにネオジム磁石を仕込んで脱着可能としました。

アナルプラグをお尻に挿入。

下地にガイアカラーの「ノーツフレッシュホワイト」をベタ塗りしてから、サフレスフレッシュピンク+サフレスフレッシュオレンジ(1:1)でシャドーを入れました。

「ノーツフレッシュ」を薄めたものを全体に吹き付け、色を慣らして仕上げです。

2B頭部に差し替え。髪の色は失敗したので、後で塗り直します。

腕や足の拘束ベルトを赤で塗装。三十箇所以上あるリベットのモールドは一度削り取って虫ピンの頭を埋め込みました。

完成見本では黒髪ですが、茶髪にしてみました。

アイペイントはエナメル塗料を使用。ハルレッドで輪郭をとり、瞳のエメラルドグリーンのみアクリルガッシュを使用。

塗装はほほ完了!タッチアップの後、クリアーをかけてツヤの調整をします。

マニキュアとペディキュアもしました。

木製プラークにスプレーニスで着色。牢獄の床をイメージしてタミヤの「情景シート(石畳C)」を貼り付け。

名札を作成。ナンバーは手持ちのデカールから適当なものをチョイス。「EMMA」のデカールはブリックワークスの「キリルアルファベットスタイルA」を使用。

百均で見つけたキーホルダーにチェーンをつないで足枷の鉄球を作製。

(^∇^)完成!

2021年6月完成

👇写真をクリックすると拡大します。

オリジナルヘッド

2Bヘッドに交換

フィギュア製作

※レジンキットフィギュア以外に破損したフィギュアの修理やリペイント、小改造も承ります。その他に何かご希望があればご相談ください。

基本メニュー

①おまかせコース
明らかなミスやごく簡単な修正は無料で承りますが、微妙な形状や色合いについてはこちらにお任せいただきますので、事前にできるだけ正確な指示をお願いします。
作業開始後の依頼内容変更は追加料金が発生します。

②こだわりコース
作業内容はおまかせコースと同じですが、工程ごとにチェックしていただき、微妙な形状や色合いなどをお客様が納得いくまで修正します。費用も手間もかなりかかりますが、理想通りの完成品を手に入れたいお客様にオススメします。

①ガレージキットにはウレタン型から外すための離型剤が塗布されており、そのままでは塗料がしっかり定着しません。かえる工房では中性洗剤を混ぜたお湯で20分ほど煮沸して離型剤落としをします。同時にパーツのゆがみも修正します。

②ガレージキットは製法上、どうしても成形不良が避けられません。細かい気泡やパーツの欠けをチェックしてポリパテや瞬着パテで修正します。

③レジンパーツは瞬間接着剤で接着可能ですが、負荷のかかるパーツはかんたんに折れてしまうので、補強のため1mm〜2mmの真鍮線で軸打ちをします。

③発送時の破損を防ぐため、主要パーツや細いパーツは接着剤を使用せずに磁石で接続して分解可能にします。

④240番⇒400番⇒600番のヤスリでパーティングラインや成形不良部をきれいに磨きます。サフレス塗装の場合はパーツ表面の傷が目立つので、さらに800番⇒1000番まで磨き込みます。

⑤プラモデルと違ってレジンキットやソフビキットは塗料がはがれやすいので、プライマーサーフェイサーやメタルプライマーで下地処理をします。

⑥瞳デカールが付属しない場合は筆塗りでアイペイントをして、仕上げにUVジェルクリアで光沢を出します。

⑦ディスプレイベースが付属しないキットの場合は無料で木製コースターのベースをおつけします。(サイズやポーズによっては不可能な場合もあります)

オプションメニュー

①グラデーション塗装

基本色の上から極細のエアブラシを使って、シャドーやハイライトを入れて質感の高い塗装をします。

②サフレス塗装

ホワイトレジンを使ったキットの場合、サーフェイサーを使わずにレジンの色を生かしてクリアー塗料のみで塗装します。シャープで透明感のある仕上りになります。

③キャンディ塗装

シルバーやゴールドの下地にクリアーレッドを重ね吹きします。光の角度によってキラキラと色合いが変化します。

④ディスプレイベースの作製

透明アクリル板に真鍮線で接続。

木製デコバージュにニス塗りをして、芝生マットを貼り付け。

木製デコバージュをつや消し黒で塗装。魔法陣のデザインをプリントした紙を透明プラ板にはさんで貼り付け。

木製デコバージュをニスで塗装。タミヤの情景シートのレンガを貼り付け。

木製デコバージュをつや消し黒で塗装し、ミラーシートを張り付け。本体とディスプレイベースに磁石を埋め込めば、立てた状態で飾ることもできます。