No.88 1/7 ミツネシリーズ 女性ガンナー

2025年6月完成

メーカー:フリュー 原型製作:きむ+まつを(モワノー) 彩色製作:La Plastique

次の依頼品はフィギュアの顔のリペイント。誤って汚してしまった顔をリペイントします。「MONSTER HUNTER XX」というゲームのキャラクターらしいですが、かえる工房はほとんどゲームをしないので全く知りませんでした。😅😅😅デザイン的にはキツネの精霊で弓矢を武器にするキャラクターのようです。

製作記録

分解

現在の状態

除光液をこぼしてにじんだ塗装を依頼車様が自分で修復されたそうですが、瞳を中心にほおの刺青や口まで崩れています。ここまで汚れていると分解して全塗装をするしかありません。

分解①

頭部パーツを分解。いつものように熱湯に浸けましたが。後ろ髪を支えるために巨大なダボがあってがっちりと接着されていたので、キレイにはがすのにかなり時間がかかりました。

分解②

修復には水性塗料を使っていたようで、熱湯で簡単に流れてしまいました。

顔のリペイント

塗装剥離①

リペイント前にできるだけ汚れを落とすために、30分ほどシンナー風呂につけます。

塗装剥離②

オリジナルの塗装も含めて塗料がスッキリ落ちました。

表面処理①

分解時に首の表面がガタガタになったのでポリパテを盛って修正。額に成形不良の溝があったので、こちらもついでにパテ盛り(前髪に隠れてほとんど見えませんが・・・)

表面処理②

表面の荒れた部分をヤスリで磨いてからプライマーサーフェイサーで下地塗装。

本塗装

サフ表面を軽く磨いてから本塗装。ガイアカラーのノーツフレッシュホワイトでベタ塗りをしました。

シャドー入れ

フレッシュホワイトがしっかり乾燥したら、サフレスオレンジ+ピンクでシャドーを入れました。

色合いのチェック

部分塗装でいちばん難しいのはオリジナル塗装と色合いに合わせること。段階的に塗装してはチェックを何度か繰り返してボディ側の色に合わせます。

アイペイント①

髪と同じ色でまゆ毛とアイラインを書き込み。正面からの見本写真がないので、前髪をつけて完成写真と同じ角度で形状を確認します。

アイペイント②

二重のラインを追加してマゼンタ+シアン+ホワイトで虹彩を塗りつぶし。だいぶ表情が出てきました。

アイペイント③

ピンクのアイシャドウとほおの刺青を描き込み。

アイペイント④

まつ毛とハイライトを入れてアイペイント完了。あとは細かい汚れやはみ出しを修正すれば完成です。

髪のリペイント

下地塗装

依頼者様が汚した部分の他に分解時に色がはげた部分があるので、髪も部分的に再塗装をします。まず、塗料がしっかり食いつくように全体にマルチプライマーを吹きました。

タッチアップ

エナメル塗料のシアン+マゼンタ+レッドブラウン+ブラック(少量)で調色。色のはげた部分を筆塗りでタッチアップしました。

最終組み立て

各パーツ組み立て

髪、首、アクセサリーなどを接着して完成です!

製作記録 アスカ ハイグレードクリスマス(リペイント)

①リペイント前

赤で塗装するつもりですが、下地は白のほうが塗装が楽だろうと考えてホワイトバージョンを購入。実はあまり意味がなかったことが後に判明・・・。

原型製作は宮川武氏で造形は素晴らしいのですが、塗装はベタ塗りで立体感に乏しく、肌の部分は成型色のままのようです。一番の問題は右肩、両ひざには分割線がクッキリとでていること(´・ω・`)。最初はブーツのラインかと思ったのですが、ハイヒールの形からするとどうやら違うようです。金型の都合なのでしょうが、「アスカbunny」ではちゃんと一体成型されていたのに・・・。

②分解・塗装落とし

とりあえず鍋で30分ほどゆでてパーツを分解。PVCフィギュアは熱を加えるとゴムのように柔らかくなり、接着剤が劣化して分解できるようになります。作業をするときは厚手のゴム手袋をしてやけどを防止します。

分解したパーツを薄め液にドボンして塗装をはがした状態。けっきょく成型色はクリーム色でわざわざホワイトバージョンを購入した意味はありませんでした(´・ω・`)。

③表面処理

右肩、両ひざを再接着し、分割線をシアノンで埋めました。PVCはプラモデルやレジンキットと違った軟質素材ですが、ある程度の加工は可能です。加工しにくい場合は表面にシアノンやサフを吹けばやや硬くなり加工が容易になります。

若干バランスが悪くて安定しないので、ヒザに3㎜の、台座に15㎜のネオジム磁石を埋め込みました。3㎜磁石ではやや磁力不足でしたが、ちょっと動かしただけでひっくり返るようなことはなくなりました。

塗装を落としてみるとあちこちにパーティングラインやバリが残っていたので、全体にプライマーサーフェイサーを吹いて表面処理。アイペイントはオリジナルを活かしたいので、顔だけは透明のプライマーを吹きました。

④塗装

コスチュームとハイヒールはブラックで下地塗り。テカテカでこのままでもじゅうぶんきれいです。今回は赤のキャンディ塗装ですが、いつか黒のバニーガールを作ってみたいです。

ブラックの上からゴールドを塗装。この上にクリアレッドを吹いてキャンディ塗装にします。下地はシルバーでもいいのですがゴールドのほうが微妙なニュアンスがでて雰囲気があります。

最後にクリアレッドを吹いて完成!シャドー部だけ濃い目に、その他は下地の金が透ける程度に薄めに吹いてグラデーションを入れました。

肌の下地塗装。前回のさくらちゃんではタミヤのレーシングホワイトを使いましたが、少し色白すぎたので、今回はクレオスのキャラクターフレッシュ(1)を使用しました。

クリアオレンジとクリアレッドを混ぜた塗料でシャドー入れ。

がんばって細吹きをしても指の間のような狭い部分では限界があるので、はみ出した部分をメラニンスポンジで磨いて塗料を落とします。

アスカの髪はいつもはオレンジ、ブラウン系で塗装するのですが、本来は金髪であるとアニメでは設定されているようなので、今回はゴールドを使ってみました。

ブラック+クリアでシャドー入れ。せっかく塗った金色が濁ってなんだかウ〇コみたいな色に(´・ω・`)。

ハイライト部分にクリアオレンジを吹いた状態。まあ、こんなもんでしょう。

瞳のマスキングをはがし、消えてしまった眉、まつ毛、くちびる等を塗り直し。

色合いをチェックするために仮組み。太ももの色が少し薄いので、もう少しクリアオレンジを吹きました。

凝ったデザインの飾り台がついていますが、無塗装の白一色で素っ気ないものなので、クリスマスケーキのイメージで塗装をしてみました。

⑤組み立て・完成

非常に残念なことに完成すると左手でお尻が隠れてしまいます(´・ω・`)・・・というわけで組み立て前に記念撮影。

完成!パーツの接着にはエポキシ接着剤を使用。瞬着と違って時間がかかりますが、接着力が強く多少はみ出してもエナメル系溶剤でふき取ることができるので重宝しています。