No.72 Cararama 1/24 BMW Z4 クーペ(リペイント)

2024年5月製作開始

次の依頼品はBMW Z4のリペイント 。BMWといえば箱型セダンのイメージがありますが、Z4はジャガーEタイプのようなロングノーズ、ショートデッキは一目でスポーツカーと分かるスタイリングです。

製作記録

「Cararama」というのは香港のミニカーメーカー「HONGWELL」のブランドのようです。ドアやボンネットは全て開閉可能。細部の作り込みが甘く塗装が波打っているなど、エブロや京商などのミニカーと比べると明らかにクオリティが低く大味な作りですが、全体のフォルムはなかなかカッチョいいです。

ボディの分解と塗装剥離

ボディ分解

ドアとボンネットのヒンジはネジ止め。それ以外のパーツははめ込みかカシメ固定で接着剤はほとんど使われていないのでキレイに分解できました。

リヤハッチ

ヒンジがハメ殺しになっていて分解不可能。ヒンジをカットして固定式にした方がキレイに塗装できるのですが、依頼者様のご希望で可動を活かすことにしました。

シャーシ分解

背もたれは外せましたが、シートはフロアと一体成形。成形色の黒一色で塗装箇所はほとんどありません。

コクピット

お客様のご希望は左ハンドル仕様のミニカーを右ハンドルに改造するというものですが、パーツ数が少なくシンプルな構成なのでなんとかなりそうです。

コクピット改造

ボディのリペイント

塗装剥離

ボディを金属パーツだけに分解して「ナトコ スケルトンM-201」をハケで塗り付け。数分で塗料がモコモコと浮いてきます。

内装のリペイント

組み立て