2023年10月製作開始予定
次の依頼品はハセガワの「メカトロウィーゴ」。模型屋に行くとよく見かけるので以前から存在は知っていましたが、個人的にはビームやミサイルがついていないロボットには興味がなかったのですが、一部では根強い人気があるようです。

今回の依頼品はアニメ「日常」とコラボした東雲研究所ver.で、かわいいイラスト入りのパッケージに「はかせ」「なの」「阪本さん」のフィギュアが付属しています。
製作記録
キットレビュー
メカトロウィーゴ
フィギュア
フィギュア・プラモデル・ガレージキットの製作代行
2023年4月完成
旅客機シリーズ第2弾。今回の依頼品は機体番号を「JA808A」に変更するだけで、新品キットを普通に製作しました。
パーツ数が少なく、軽い気持ちで始めましたが、大きな機体の取り回しが面倒で、デカールのはりつけにかなり手こずりました。
胴体の組み立て
駐機状態でバランスをとるため機首にオモリを入れる必要がありますが、このキットにはオモリ用のネジが付属していました。昔は自分で粘土や鉛を詰め込んだのですが、ずいぶん親切になったものです。
デカールはり
通常なら塗装を済ませてからデカールをはるのですが、デカールのラインと下面色をピッタリと合わせる必要があるので、先にブルーのラインのみ貼りつけ。デカールが乾燥したら保護のためクリアーコート。
エンジン前縁部
エンジン前縁部はシルバーに塗装しましたが、組み立て説明書をよく見ると、機体色と塗り分けがあることが判明・・・(´・_・`)。改めて塗り直しましたが、もう少し分かりやすく塗装指示をしてもらいたいものです。
2023年3月完成
1/72のF15-Jに1/20のレジン製フィギュアが付属したキットですが、今回はフィギュアのみの製作依頼です。模型雑誌がガンプラ専門誌になって久しく、ハセガワさんもマクロスなどのキャラものに手を出し、飛行機やカーモデルにも美少女フィギュアを組み合わせたキットが発売されるようになりました。一昔前は「飛行機のハセガワ」と言われたものですが、時代の変化を感じさせます。「FSS」の作者の永野護氏がタミヤMMシリーズのファンであるが故に、自身がデザインしたモーターヘッドを「タミヤだけには商品化して欲しくない」と言っておられた気持ちがなんとなくわかります。
・・・とかなんとか言いながら、かえる工房もいつかハセガワの1/24MAT女性隊員付きマットビハイクルを手に入れようと思ってたりします・・・(^_^*)
金属製完成品リペイント
金属製飛行機模型のJAL MD-11 JA8580をJA8582のサンアーク塗装にリペイントするという依頼が入りました。
旅客機の金属製モデルというのは初めてですが、金属製カーモデルやモデルガンを作ったことがあるのでその応用でなんとかなるでしょう。
JC wingsというのは中国のメーカーらしいですが、なかなかカッチョイイ!デスクトップモデルというのでしょうか?窓やハッチなどのモールドがなくほとんどデカールで表現されています。塗装もピカピカの光沢仕上げです。
ランディングギアは磁石接続で脱着可能。ダウン状態とアップ状態を選択できるようになっています・・・が、設計ミスなのか、単なる不良品なのか、機首のランディングギアのハッチがきちんと収まりません・・・。こういうところがやはり中国クオリティなのでしょうか?
プラモデルに比べると非常に重く翼の分解もできないので、専用の作業台が必要です。近所のホームセンターで見つけた発泡スチロールブロックがピッタリでしたが、軽すぎて不安定だし割れたりゆがんだりする可能性があるので、しっかりした木製のものを自作することにしました。
ホームセンターを何軒か回って適当な材料を入手。内径31mmの木管を中央で真っ二つにして、木ネジで丸棒と飾り台に接続。あくまで作業台なので精度はテキトーでスキマができたところには木工用ボンドを流し込んで強引に固めました。
最初に取り外したアンテナとピトー菅。本体は亜鉛合金ですが、こちらは磁石につくので鉄製のようです。作業中の破損を避けるためいったん取り外しましたが、思ったより頑丈なので再接着してから塗装をしたほうがよさそうです。
グレーFS16440の塗装
本体下面・主翼・水平尾翼・エンジンステーなどをグレーFS16440で塗装し、マスキングをします。塗り分けの複雑な部分はハセガワの塗装図を1/200に拡大したものを型紙にしてマスキングシートを作製。
デカールはり①
問題発生!ハセガワのデカールを使用しましたが、水につけるとバラバラに。見た目には結構キレイだったのですが、かなり劣化していたようです・・・(´・ω・`)やむを得ず、V1DDECALSのものに変更しましたが、赤がスケスケで使い物になりません。サードパーティ品にしてはずいぶん質が悪いです。
デカールはり②
依頼者様からハセガワの純正デカールのスペアを送ってもらえたので、再チャレンジ!今回は念のためクリアーコートで補強してから、慎重にはりつけ。国産デカールはタミヤ以外は信用できないと聞いたことがありますが、今回のことで改めて実感しました・・・(´・ω・`)
1000番〜3000番のスポンジヤスリで塗装面を研ぎ出し、コンパウンドで磨いて完成です。
2022年1月完成
「ユーたち日本人なのにどうしてそう外車に乗りたがるのかね?・・・日本にもすばらしい車がたくさんあるじゃないか」
( ̄∇ ̄)
「その中でもミーの愛車、あれが日本のほこる最高の車ね!」
( ̄∇ ̄)
バーン‼︎
「・・・・・・!」「まぼろしの名車といわれるトヨタ2000GT」
(◎_◎;)
「ミーのマシンがついに完成したぜ〜!フッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホ!〜!」
( ̄∇ ̄)
トヨタ2000GTというと、長年ハセガワのキットが決定版でしたが、突然、アオシマからニューキット発売の発表!しかも珍しい後期型!!(◎_◎;) 以前は前期型のナンバープレートだけを隼人ピーターソン仕様にして製作したことがありますが、今度こそ本物が作れるのです(^O^)。アオシマらしいゆるさも見られるものの、モデラーの気持ちを理解した新しい試みがされているなかなかの良キットです。
ここまで来たら007のオープンカー仕様も欲しいものですが、ハセガワさんかアオシマさんから発売してくれないものでしょうか(≧∇≦)
①パーツのはめ込みがスナップキット並にきつく、仮組みをする場合は要注意。
②ゲートが太いせいかランナーから切り出す時に細かいパーツが破損しやすい。
③フロントサスのアッパーアームが別パーツになっていて位置決めが難しい。
④インテリアのデカールが馴染みにくく割れやすい。
⑤好みの問題ですが、車高が高くて少しカッチョ悪い。(´・ω・`)
外箱の完成写真。
このキットを手に入れて最初に引っかかったのがコレ。同社のMG-Bもそうでしたが、車高が妙に高い( ´△`)。数値的には正確なのかもしれませんが、ミニチュアカーとしての見栄えを考えるともう少し車高を下げてもよかったのでは?
ボディラインの比較。
上がアオシマの後期型。下がハセガワの前期型。ハセガワのほうがディティールがシャープですが、アオシマのほうがデフォルメが効いたボディラインで、私は個人的にはこちらのほうが好みです。
エンジンレスで最低限のパーツ構成なので、人によっては物足りないと感じるかもしれませんが、ハセガワのストラトスのように完成すると見えなくなるような部分が妙に凝っているキットよりこういうシンプルなキットの方が好きです。
メッキのウィンドーフレーム
ウィンドーフレームは別パーツ化されています。私が知る限りこのようなパーツ構成のキットは初めてです。
追記:後で知りましたが、これより先に発売されたタミヤのフェアレディ240Z -Gがすでにこの方式を採用していました。
アオシマ、ハセガワ、実車との比較
車高調整をしているのかもしれませんが、実車が一番j低く見えます。ハセガワは少しノーズが下がっています。アオシマはやはり腰高でタイヤハウスのスキマが広すぎるように見えます。
シャーシの塗装完了
サスを削れば車高を下げることができそうでしたが、今回はキットのままストレートに組み立てました。ハセガワのキットでは黒一色でしたが、アオシマのはフレーム部分を明灰白色で塗装と指示がありました。
ボディのパーティングライン消し
ボディのパーティングラインをサインペンでマーキング。金型が新しいせいか技術が進んだのか、パーティングラインは非常に薄く、クオリティを気にしないならこのまま塗装してもいいくらいです。
バックミラー
バックミラーはただ接着するだけの指定になっていますが、ランナーのゲートがダボがわりになりそうなので、フェンダーに1mm穴を開けて差し込み式に加工しました。しっかり固定したいなら真鍮線を埋め込んだ方がいいのですが今回はお手軽加工にしました。
ウィンドーフレームの接着
完成したボディに「ハイグレード模型用セメダイン」でウィンドーフレームを接着。この接着剤は曇らないし多少はみ出しても軽くこすればかんたんに落ちるので、クリアーパーツやメッキパーツの接着に向いていますが、接着力が弱く乾燥に時間がかかるので、マスキングテープで固定して1日ほど放置します。
ハイキューパーツのホワイトデカールにインクジェットでプリントしましたが・・・う〜〜む、文字がかすれているしデカールが薄くて透けています。ハイキューパーツのデカールはすぐに丸まってクシャクシャになるし、それほど質が良くないようです(´・_・`)
初見では車高が高すぎるように感じたのですが、見慣れてしまえばこんなものかなと思えるようになりました。別パーツ化された窓枠は精度が高くてなかなかよかったのですが、タイヤはやはりゴム製にしてもらいたかったです。
2021年10月完成
①ボディとシャーシの組み合わせが非常にタイトでヘタにはめ込むと破損の恐れがある。
②ラジエーターグリル、カウルのキャッチピンなどがショボいので、できれば別売のエッチングパーツを手に入れた方がよい。
③非常に薄くて破損しやすい部分が多い。
ストラトスは私が「死ぬまでに一度は乗ってみたい車」ベスト10に入りますが、大好きな車であるが故になかなか手が出せませんでした。タミヤと比べると明らかにワンランク落ちますが、フジミのやつよりはマシだろうと今回はハセガワのキットを選びました。
箱を開けるとエンジンレスのわりにやけにパーツが多いなあと思いましたが、実はラリーバージョンのランナーを流用しているために使用しないパーツが大量に入っていたのです。パーツ一覧の網掛けの部分が不用パーツです。
ラリーバージョンのホイールも付属しますが、タイヤサイズが違うため、そのまま使用することはできません。ランボルギーニミウラと同様タイヤはランナーつきですが、サイドウォールのモールドが再現されており、この点はミウラより改善されています。
ホイールはガイアカラーEX-ゴールドで塗装。メッキではない金塗装を再現するならこの色が一番です。発色をよくするために下地には黒を塗りました。
コクピット完成!このキットではドアの内張りやダッシュボードはボディ側につくのでシャーシ側はこれだけです。シートは黒の下地を少し塗り残す感じでブルーを塗装して立体感を出してみました。説明書の指示にはありませんでしたが、せっかくなのでシートベルトのデカールもはってみました。
スペアタイヤはラリーバージョンのまま( ´△`)。完成すればどうせ見えなくなるので、塗装はけっこうテキトー。ボンネットが外せればがんばって作り込むのですが、このキットは完成後は見えなくなるパーツが多くてちょっとストレス。私は見えないところはどーでもいい派なので、いっそ板シャーシに軸を通しただけのキットでもいいのですが・・・。
メーターパネルの塗装はいつも悩まされますが、今回マスキングゾルを使った塗装を試しました。まず、メーターパネルの白銀を塗装。メーターのフチやボタンの部分を残すようにマスキングゾルを塗布して黒を吹きました。タッチアップなしでこの状態です。思ったよりうまくいきましたがいかがでしょうか?
スポイラーにはけっこう大きなヒケがあるので、waveの黒い接着剤でパテ埋め。リアスポイラーはモールドがぼんやりしているので、表面に0.3mmプラ板をはって段差表現をしました。
ラジエーターグリル下のバーは非常に細くボディの表面処理をしている時に折ってしまったので、0.3mmプラ板で補強。写真ではわかりにくいですが、サインペンで黒く塗った部分が元々のパーツで、その裏にプラ板をはりました。
フロントとリアのオーバーハングの内張を接着してボディ内部を黒で塗装。リアの内張の断熱部分?はシルバーで塗り分け。やはりこのキット、見えないところが妙に凝っています。こんなところに凝るよりも、キャッチピンなどの小物をエッチングパーツにしてくれた方がありがたいのですが・・・
ストラトスのストリートモデルは赤が多いようですが、赤は少しあきたので今回はイエローにしました。この前使ったファンデーションホワイトの発色がよかったので、今回もフィニッシャーズのピュアイエローを使用。
イエローは隠蔽力が低く塗装が難しい色ですが、下地にサンディブラウンを使うと良いという情報を得たのでさっそくテスト。確かに透け防止になりムラも出にくいですが、いくら重ね塗りしても少し濁ったカラシ色になる(左)ので、やっぱり下地はホワイト(右)でいきます。
というわけで、いつものように下地にはクレオスのベースホワイトを吹き付け。この時点で細かいキズをチェックしながら600番のヤスリで表面を慣らしました。この作業中にラジエーターグリル下のバーがまたしてもポッキリ!( ´△`)。完成したらどうせほとんど見ない場所なので放置することにしました。
塗装の乾燥待ちの間にダッシュボードや外装の準備。ナンバープレートは「品川33 そ・750」。「あの人」のナンバーです。今回はフジミのナンバープレートデカールを使用。プレートを白で塗装して直接ナンバーをはっていきました。かなり前に購入したものですが特に問題なく使用できました。
フューエルキャップの塗装にはガンダムマーカーのEXメッキシルバーを使用。形状もラリーバージョンのままですが、メンドくさいので気がつかなかったフリをします(^^;)。
パネルラインに沿ってクレオスのウェザリングカラーマルチブラックでスミ入れをして、デカールをはってからクリア吹き。
依頼品としてハセガワの1/24トヨタ2000GTスーパーディティールの作製を開始。
エンジンレスの通常キットにエンジンパーツ等が追加されたスペシャルキット。発売直後に通常キットを作製したことがあるので、今回は2台目の作製になります。
説明書ではシャーシを組み込んでからフロントアンダーパネルを接着すると指示されていますが、接着線の処理をするために先に組み立てます。取り付けダボも何もなく強度的に心配なので0.3mmプラ板を裏打ちして瞬着で固めました。
ロータスヨーロッパとの比較。ロータスの全幅が1635mmに対して2000GTは1600mm。それなのに重量はロータスの730kgに対して1,120kgもあります。いや、そもそもロータスが異常に軽いのですが・・・。
「ユーたち日本人なのにどうしてそう外車に乗りたがるのかね?・・・日本にもすばらしい車がたくさんあるじゃないか」
モデラーズのプラグコードをディストリビューターに接続。最初は穴を空けて差し込もうと思いましたが、基部が細すぎて無理だったので、一回り太いビニールチューブを間にはさんで接続。非常に細かい作業で目が疲れました。(´-ω-`)
タイヤはこの前のミウラと違ってちゃんとサイドウォールにモールドがある標準的なもの。ホイールとブレーキディスクはメッキされていますが、イマイチ実感がなくておもちゃっぽい。・・・(´・ω・`)というわけで、サンポールに浸けてメッキ落としをします。
ボディに捨てサフを吹いて600番のヤスリで表面処理。透け防止に内側からメカサフを塗り、下地としてベースホワイトを塗装。
フィニッシャーズのファンデーションホワイトを塗装。なかなか良い塗料できれいなツヤが出ましたが、写真で見るとほとんど変化がわからない・・・。( ´△`)
ウェザリングカラーのマルチブラックでスミ入れ。以前は最終仕上げでスミ入れをしていましたが、クリアーをかけるうちにだんだんモールドが埋まってしまうので、最近はこの段階でスミ入れをしています。はみ出した塗料はメラニンスポンジで拭き取ります。
エアブラシでガイアのexシルバーを全体に吹いてから、黒部分をエナメルのガンメタルで筆塗り。タイヤは結構バリが残っていたの、で400番のヤスリで軽くサンディングしてモデリングワックスで磨きました。
今回の製作でネットで資料を探していたら、1/24の後期型キットを発見!いつかハセガワから発売されるだろうとずっと待っていましたが、なんと、アオシマから発売!迷わずポチってしまいました!(≧∇≦)
「やっと、ミーのマシンを製作することができるぜ〜!フッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホ!〜!」( ̄∇ ̄)