ロボット製作

※プラモデル以外にレジンキットやソフビキット等の製作も可能です。その他、何かご希望があればご相談ください。

基本メニュー

①おまかせコース
明らかなミスやごく簡単な修正は無料で承りますが、微妙な形状や色合いについてはこちらにお任せいただきますので、事前にできるだけ正確な指示をお願いします。
作業開始後の依頼内容変更は追加料金が発生します。

②こだわりコース
作業内容はおまかせコースと同じですが、工程ごとにチェックしていただき、微妙な形状や色合いなどをお客様が納得いくまで修正します。費用も手間もかなりかかりますが、理想通りの完成品を手に入れたいお客様にオススメします。

①仮組み

ナイフやヤスリでゲート跡やパーティングラインを処理します。

②後ハメ加工

最近のガンプラでは挟み込み構造の部分が多いので、必要に応じて後ハメ加工をして塗装をします。

③表面処理

240番⇒400番⇒600番のヤスリで磨いてから、サーフェイサーを吹いて表面を整えます。

④本塗装

主要パーツはラッカー系塗料をエアブラシで、細部はエナメル塗料を筆塗りします。

⑥仕上げ

クリアーコートをしてからウエザリングマスターでスミ入れをします。

オプションメニュー

シャドー入れ

黒立ち上げ塗装

プロポーションの変更

手足の延長、ボリュームアップなど

社外パーツに交換

モノアイ、バーニアなどを社外品パーツに交換します。

関節部の改造

 

1/144 ドダイYS

2020年11月完成

大昔にグフを作った時にセットで作ろうとして途中で飽きて放置されていたものを改めて作製。キャノピーを作ろうか迷いましたが、結局塗装で処理しました。

ミサイル発射口にはハイキューパーツのマスキングシールを使用。お金はかかりますが(笑)、塗装の幅が広がりました。

今回、一番お金と手間暇をかけた部分。小さいノズルはアフターパーツに交換。シルバー⇒焼鉄色⇒クリアオレンジを塗り重ねて質感を出しました。

グフはすでに手放してしまっていたので、マゼラアタック、ドムと記念撮影。

HGUCグフ(リバイブ版)を手に入れたので、いつかセットで作り直したいと思います。

HGUC 70 1/144 シャア専用ゲルググ

2021年1月完成

10年以上前に購入したこのキット、仮組みをした状態で放置されていましたが積みプラ整理のため製作開始。

製作記録

頭が若干小さいかな?と思いましたが、なかなかカッコいい!ところが、製作を進めるにつれて次々と問題が・・・(´;ω;`)

胸と腹を接続するABS製ボールジョイントがすごく硬くてパーツを外そうとしたら、ポッキリと折れてしまいました。(´;ω;`)またか!仕方ないので手持ちのボールジョイントに交換しました。

幸いサイズがぴったり合うボールジョイントが見つかりました。

わきが閉まらないので肩関節部を加工。定番工作のようですが、関節部のスリットを広げ、ジョイントを短く切り詰めました。

肩と胴体のスキマが広すぎるので、肩関節のフシを一段切り飛ばして2㎜ほど短縮。1㎜真鍮線で補強して再接着しました。

肩関節はポリキャップを差し込むだけになっているのでふたをつけました。

左が加工後、右がノーマル。ノーマル状態のままワキを閉めると肩アーマーがいっしょに下がってしまいます。

肩関節の取り付け部の変な仕切り板をくりぬきました。あきれたことにここまで加工しても肩関節は後ハメできない設計になっています。さらにはさみ込み構造であるにもかかわらずポリキャップの受けは胴体前方にしかありません。

キットのままでは首関節が胴体側にしかなく動きが不自然で可動範囲も制限されるため、ダブルジョイント化。

好みの問題ですが私には頭部が小さすぎるように感じました。左がノーマル、右が加工後。

ヒジ関節は妙に複雑な構造になっていますが、可動範囲も狭いうえ後ハメもできないので、ポリランナーで関節を新造。

ヒザ関節のモモ側は簡単に後ハメ加工できました。取り付けダボの片方を切り取って・・・。

ヒザ関節が差し込めるようモモ側の受けの部分を広げました。

背中のジョイントはいかにもオモチャっぽくパーツの合いもよくないので、モールドをつぶして磁石接続に変更。

上腕が妙に細く、関節部がスカスカなので1㎜プラ板で囲んでボリュームアップ。

可動時に干渉するため関節部がスカスカになっているのかと思いましたが、全然関係ありませんでした。

太ももも若干ボリューム不足だったので、上下左右に1㎜ボリュームアップ。

肩関節の受けパーツが片持ちで強度的に不安でしたが、案の定、ヒビが入っていました!胴体接着前だったので瞬着で補修できましたが・・・(T_T)。

サフ吹き状態。ここまで来るのに2週間近くかかり、何度もくじけそうになりました。

旧ザクと記念撮影。こうしてみるとザク=4号戦車、ゲルググ=キングタイガーというのがよく分かります。

スネは後ハメ加工せずにマスキングで対処。

一旦塗装したパーツを接着し、接着線を消してからタッチアップ。

例によって基本塗装後にシャドー入れ。

ビームライフル、シールドを塗装。

バーニア部は下地にシルバーを塗ってからクリアオレンジを重ね塗り。

モノアイはHアイズの裏にメッキフィルムを貼って使用。ポンチを使うときれいに切り抜けます。

モノアイはHアイズの裏にメッキフィルムを貼って使用。ポンチを使うときれいに切り抜けます。

そろそろ完成!という時に股関節パーツが破損!( ノД`)シクシク…一番力のかかるパーツなのに妙に小さくて心配していたのですが・・・。パーツ請求しましたが品切れ中とのこと・・・。こんなに壊れやすいキットを販売しておいてアフターフォローもできないのか?仕方ないので手持ちの量産型ゲルググからパーツ取り。念のため塗装はしないでそのまま使用しました。

色々ありましたが、何とか完成!

旧ザク、ゲルググと続けて製作してこの時期のHGUCシリーズはポリキャップからABS関節移行のため試行錯誤をしていたのだろうと感じました。さらに発売スケジュールがきつく詰めの時間がなかったのかビックリするほど設計の甘い点が目立ちます。もちろん、ユーザー側はそんな社内事情を忖度する必要はないので、出来の悪いものは「悪い」と言うべきだと思います。

設計思想は完全にパチ組みだけのライトユーザー向けで塗装派にとってはつらい仕様になっています。その選択のおかげで今もガンプラ人気が続いていることを考えるとB社の選択は正しかったのでしょうが、塗装のできないABSはやめてもらいたかったです。現在ABSパーツがやわらかプラに移行しているところをみるとやはりABS関節には問題が多かったのだろうと思います。

プロポーションについては実物のないアニメキャラだし好みの問題もあるので、一概に「悪い」とは言いませんが、ガンプラがアニメ作品から離れて独自進化しているのを実感しました。このキットも一見するとカッコいいと思いましたが、あらためて設定画や劇中の作画と比べるとプロポーションがまったく違います。今回力尽きて手が回りませんでしたが、もし次に作るチャンスがあれば、肩アーマーの小型化、スネのライン変更、足首の甲部分の可動にチャレンジしたいと思います。

HGUC 64 1/144 旧ザク

2020年11月完成

ドムと同じく発売直後にすぐ購入して仮組みのまま放置されていたものを作製。HGUCシリーズが開始され、特にザクの出来の良さに感動していただけにこのキットには失望させられ、それがきっかけでしばらくガンプラから離れることになりました。ガデムのザクを作る人はたくさんいるので、劇場版Ⅲ「めぐり合い宇宙」にチラッと登場するア・バオア・クー守備隊のザク仕様にしました。

製作に当たってビデオを見直してビックリ!なんとこのザク、120㎜マシンガンを左手に構えています。左利きMSはジムだけではなかったんですね。HGUCのRザクに120㎜マシンガンと左の持ち手があったのでこれを流用。左手に武器をもつMSというのもなかなか新鮮です。

通常のマシンガンと右手の持ち手も作製。こちらのほうが旧ザクらしいかな?

製作記録

HGUCシリーズ初期にザクⅡが発売されたときはそのの出来が良さに感動してマインレイヤー仕様、Rザク仕様、ボルジャーノン、ギャバン専用ボルジャーノンと一気に4体も作りました。そんな時、旧ザクが発売されると聞いてさらに進化したザクが作れると狂喜乱舞したものですが、設計のひどさにがっかりして、しばらくガンプラから離れるきっかけになってしまいました。

足首の関節はザクⅡより複雑になっていますが、特にメリットはなし。ほとんど同じデザインなのになんでわざわざ設計を変えたのか?そのせいで足首の甲の切り離しに手間がかかりました。

甲の部分をスプリング接続して、足首の動きに追従して可動するように加工。

右がノーマル、左が加工後。

足を曲げた状態が自然になるようにヒザアーマーを関節部に接続しました。左が加工後、右がノーマル。

腕の展開状態。ヒジ関節のリング部分を切り欠いて後ハメできるように加工。ヒジのABS関節は180度近く曲がり唯一進化したといえる部分。板を重ねたようなデザインは私の好みではありませんが・・・。目を疑うのは上腕のロール部分!80年代のガンプラまで一気に退行しています!

下腕部を削り込んで丸みをつけ、手首カバーを新造。この辺はザクⅡと同じ構造です。

頭部の分割線は好きではないので接着し、内部パーツを下から差し込む方式に変更。

腰が角ばっていてザクらしくない。ザクのデザインで腰を可動させるにはデザインを変える必要があるとは思いますが、この辺はもう少し気を使ってもらいたかったです。そして、目を疑うのが腰アーマーがきちんと合わないこと!

プラ板でフンドシ部にリブをつけてFアーマーが中に入り込みすぎないよう調整。こんな簡単なことすらできていないところを見ると、開発期間がよほど短くバタバタで設計したとしか思えません。

120㎜マシンガンを左手に持たせるためHGMSVのRザクからパーツを流用。

ストックエンドの幅が広すぎてきちんと構えられないので左右に削り込みました。

後ハメ加工はできるだけしたくないので、上腕部と太もも部の塗装はマスキングで対処しました。

基本色から一段明度を落とした塗料でシャドー入れ。ドムの時はやりすぎたと反省してわざとらしくならないよう注意。

色々文句を言いましたが、完成してみるとなかなかカッコいい!しかし、このキットを買うことは二度とないと思います。旧ザクが欲しいなら通常のザクから改造したほうが楽しくてカッコいいものができると思います。

HGUC 59 1/144 ドム

2020年11月完成

発売直後に購入したものの、スネ後ろの接着線をどう処理するか悩んで仮組みのまま何年も放置されていたものを改めて作製。非常に出来のいいキットで、基本的にストレート組み。スネ後ろの接着線は結局モールドとして処理しました。