No.105 ブラーゴ 1/18 フェラーリ 296GTB アセットフィオラノ

2025年11月製作開始

次のご依頼品はフェラーリ296GTB!車名の「296」はフェラーリ伝統の命名法で「2992㏄V6エンジン」を表します。フェラーリでは珍しいV6エンジンではディーノ246が有名ですが、この296GTBはターボチャージャー+電気モーターで最高出力830PSとスペックが全く違います。「アセットフィオラノ」とは空力パーツや足回りがアップグレードされてサーキット走行に特化されたスペシャルバージョンで、雑にいうとスカイラインの「GT-R」のようなものでしょうか?

ブラーゴの製品は大人向けのミニカーと子供向けのオモチャの中間的な感じなのが特徴で価格もリーズナブルです。ミニチャンプスやオートアートなどの高級ミニカーに比べると精密さには欠けますが、全体的なスタイルはなかなかカッコよく、構造がシンプルなので、改造やリペイントの素材にはうってつけです。

依頼内容(こだわりコース)

①ボディ:ムーンストーンパール&シルバーでリペイント
②クリアーフィニッシュ2(研ぎ出し塗装)
②内装:シャインレッド&ブラックでリペイント
③ホイール・ブレーキ:ブラック&シルバーでリペイント
④エンブレム復元
④ナンバープレート製作
その他:シャーシのリペイントは不要

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

パーツ分解

パーツ分解①

Fフェンダー、ボディ以外のパーツは樹脂製。ドアとボンネットを分解するのは不可能なようです。

ボンネットヒンジ

フロントボンネットのヒンジは金属パーツでハメ殺しになっています。壊れにくいのはいいのですが、このままでリペイントするのはかなり面倒です。分解することを前提に作られた製品ではないのでやむを得ませんが・・・。

ドアヒンジ

ドアのヒンジは金属パーツでカシメられています。ここを削ればドアの分解もできそうですが、かなり強い板バネ使われていて、塗装後に接着しても強度が足りないだろうと判断して分解は諦めました。

パーツ分解②

コクピットパーツ分解完了。シルバー部分は塗装されていますが、ほとんどがブラックの成形色のままです。シートベルトもついていますが、内装と同色なので注意してみないとよく分かりませんでした。

パーツ分解③

今回はホイールやブレーキの塗装も行うため、足回りも分解。すべてハメコミ式ですが、フロントのブレーキディスクだけはどうしても外れなかったのでダボを削って分解しました。

塗装剥離

塗装剥離①

いつものようにナトコ スケルトンM-201を使用。ドアとボンネットが分解できなかったためヒンジ部分の剥離に少し手間がかかりました。

塗装剥離②

金属パーツの塗装剥離完了。赤部分は樹脂パーツで剥離剤が使えないので、このまま塗装します。、

ハメコミ調整

接着剤を(あまり)使わないで強度を確保するためかはめ込みがキツい部分調整。特にヘッドライトとサイドミラーははめ込みが難しいので、思い切ってパーツをカットしました。

仮組み

模型用塗料はミニカー用塗料ほどの強度がないので、最終組み立てでスムーズにパーツがハマるようにダボを調整しました。

ボディ

塗装テスト

ホワイトの下地にクレオスのXC08ムーンストーンパールを重ね塗り。ストライプ部分はガイアカラーのEXシルバーを使用します。

下地塗装

マルチプライマーを吹いて足つけをしてから、ファンデーショングレーで下地塗装をしました。

ホワイト塗装

ガイアカラーのEXホワイトで基本塗装。サイズが大きいのとドアやボンネットが分解できないため、けっこう手間がかかりました。

塗装チェック

塗料がじゅうぶん乾燥したら、塗装面をチェック。ムラのある部分やホコリを噛んだ部分をヤスリで削り落としてタッチアップをします。

パールコート

下地のホワイト塗装が整ったので、クレオスのXC08ムーンストーンパールを重ね吹き。

マスキング

塗装の荒れた部分やゴミをかんだ部分を修正してマスキング。上面は単純なストライプですが、前後グリルは曲面が多くて少し面倒でした。

基本塗装完了

シルバーのストライプの塗装完了。マスキングもまあまあ上手くいきました。塗装の荒れた部分を修正してクリアーコートで仕上げます。

内装・足回り

シートの塗装

シートをブラックとシャインレッドで塗装。今回1番の難所は黒のストライプ。色々考えた結果、デカールを自作して一本ずつ貼りこんでいきました。

ダッシュボードの塗装

ダッシュボードはメーターやエンブレムなど細かいマーキングがたくさんあるので、オリジナルのシールを生かすために赤部分のみ塗装して、セミグロスクリアーでツヤを整えました。

内装完成

パーツを組みてて内装は完成。ダッシュボードとシートの塗り分けが面倒でしたがなんとかうまくいきました。

ホイールリペイント

ホイールのシルバーを塗り直して、黒部分はエナメル塗料を筆塗り。ブレーキキャリパーはメタルブラックで塗装。中央の跳ね馬とキャリパーの「Ferrari」エンブレムはMSMクリエイションのシールを貼り付けました。

最終組み立て

No.95 TRAJECTOIRE 1/43 フェラーリ512F

2025年7月製作開始

次のご依頼品は1/43のレジンキット、フェラーリ製プロトタイプレーシングカーの512Fです。1970年にフェラーリ512 Sは70年のル・マンやデイトナに出場しましたが、ライバルのポルシェ917にはかなわず、翌年には改良型の512Mを発表しました。この512Mがスイスのプライベートチーム、スクーデリア・フィリピネッティの手で独自にモディファイされたのがこの512Fだということです。512Sは知っていましたが、512Fの存在は今回のご依頼を受けるまで全く知りませんでした。

TRAJECTOIREはフランスのガレージキットメーカーのようです。フランス製キットはマニアックな車種を発売していて魅力的なのですが、クセが強くてタメオのキットなどと比べると10倍くらい大変なものが多くて悪い予感がします・・・😅😅😅

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ構成は1/43ガレージキットとしては一般的なものですが、嫌な予感がするのは着色済みのボディとデカール。ライトユーザーに向けた仕様ですが、以前ランドクルーザーで酷い目にあった記憶が・・・。

デカール

無塗装でデカールを貼ればボディが完成するという仕様ですが、完成写真を見る限りスケスケの低品質のデカールのようです。

バックミラー

説明書ではルーフ上のミラーのみなのに、サイドミラーも付属しています。実車写真を見るとサイドミラーが付いていますが、ステーの長さがだいぶ短いです。まあ海外製ガレージキットではよくあることですが。

仮組み

塗装剥離①

IPAにボディを1週間ほどつけ置きして塗料が浮いてきたので、歯ブラシで磨いて塗装剥離。

塗装剥離②

IPAでほとんどの塗料は剥がせましたが、モールドや奥まった部分に残った塗料は精密ヤスリやニードルで掘り直す必要がありそうです。

下地処理

おおむね表面処理ができたので、捨てサフを吹いて、表面の荒れた部分をチェック。ボディ下面に気泡があったので黒い接着剤で埋めました。

ディスプレイベース

エンジン下部にナットを埋め込み、3mmビスでベースに固定できるように加工。回転防止のためコクピット前に2mm真鍮線を差し込むようになっています。

リア周り

シャーシ、コクピット、エンジンは一体成形されていますが、エキゾースト、リアサス、アップライトなどは別パーツ化されています。説明書がいい加減でどう組むかかなり悩みました。

ボディ表面処理

モールドの甘い部分を掘り直し。リアのエアインテーク?は取り付け位置がはっきりしないのでプラ板を貼ってダボを作りました。

塗装

下地塗装

下地塗装にガイアカラーのサーフェイサーエヴォ パステルピンクを使用。

本塗装

古いフェラーリは明るい赤のイメージなので、クレオスのスーパーイタリアンレッドで塗装しました。

デカール

完成写真を見てイヤな予感がしましたが、やはり質が悪くて、ホワイトが透けて薄いピンクになります。( ´△`)

マスキング

結局ホワイトのラインは塗装で再現することにしました。デカールをコピーしたものをガイドにしてマスキング。スキマから塗料が入り込まないようにマスキングゾルで固めます。

基本塗装完了

ホワイト部分を塗装しましたが、概ねうまく行きました。はみ出し部分を修正して、次はデカール貼りです。

デカール貼り①

細かい文字まで塗装というわけにはいかないのでとりあえずデカールを貼ってみましたが、やはり見事に透けてしまいます。

デカール貼り②

というわけでデカールをハイキューパーツのホワイトデカールにコピーして2枚重ねにすることにしました。

デカール貼り③

ゼッケン部はデカールを3枚重ねにしましたが、それでも若干透けてみえるので、ここからは塗装で修正します。今までいろいろなキットを組みましたが、ここまで質の低いデカールは初めてです。

デカール貼り④

主なデカールの修正が完了したので、細かいスポンサーデカールをはって完成。

クリアーコート

フィニッシャーズのオートクリアーでコーティング。クリアーが十分乾燥したら、やすりでスポンジヤスリで研ぎ出しをします。

ヘッドライト

概ね研ぎ出しができたところで、ヘッドライトの製作。ライトパーツを接着してから、バキュームパーツを切り抜いた透明カバーを接着。

シャーシ①

コクピットはフラットブラック、シャーシ全体はスーパージュラルミンで塗装。

シャーシ②

エンジン周りをエナメルレッドブラウンでウォッシング。シートベルト、アップライト、エキパイなどを塗装。シートベルトにはデカールを貼りました。

最終組み立て

タミヤ 1/20 フェラーリ312T3(1978年カナダGP)

2025年製作(予定)

ヴィルヌーブシリーズ第2弾はフェラーリ312T3。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

ドライバーフィギュア付きでパーツ数は約120点。最近のキットと比べると実にシンプルです。デカール欠品のジャンク品ですが、デカールはサードパーティーのものを使用するので、特に問題ありません。

デカール

デカールはミュージアムコレクションのカナダGP用を使用します。

ボディ・カウル製作

エンジン製作

シャーシ・足回り製作

コクピット製作

フィギュア製作