エブロ 1/24 シトロエンDS19

2026年1月製作開始

フランスを代表するシトロエンの変態車(褒め言葉)DS19です。当時としては極めて先進的な「ハイドロニューマチック・システム」を搭載し、サスペンションだけでなく、パワーステアリング、ブレーキ倍力機構などすべてを油圧で制御します。しかし、かえる工房が最もシビレるのは宇宙船のようなアバンギャルドなデザインで、現代のガンダムみたいな顔の車なんかよりはるかに未来的で夢を感じます。

エブロといえばミニカーメーカーとして有名ですが、2000年代になってF1や市販車のプラモデルを次々と発売しました。しかし、あまりにも趣味性が強すぎたためか倒産してしまいました。日東→フジミ、LS→マイクロエースのようにいずれどこかのメーカーから再販してもらいたいものです。

OHV水冷直列4気筒 1,911 cc 最高出力75 HP 最高速度145 km/h            全長4.81 m 全幅1.8 m 全高1.47 m 1955年発売

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

製作を始めてから気がつきましたが、タイヤが入ってない😵😵😵・・・ヤフオクで未開封品を購入したのですが、どうもジャンク品をつかまされたようです。メーカーは倒産してHPも無くなっているし・・・😰😰😰

タイヤパーツ入手

タミヤのジャガーやメルセデスからタイヤが流用できないかと四苦八苦していましたが、ジャンク品のゲットに成功!👍👍👍2年近く中断していましたがようやく製作に取り掛かることができます。

残念ポイント①

「部品図中の網掛けは、このキットでは使用しません」とありますが、部品図にその網掛けを入れるのを忘れています。😅😅😅

残念ポイント②

フロントサスの取り付け説明。左右パーツが「L・R」で図示されていますが、右サスが「L」、左サスが「R」となっています。えらく紛らわしいですがこの図の通りで正しいようです。

仮組み

リアタイヤ

実車同様リアサスが上下に可動します。ただしロック機構がないので、接着しないで飾るとサスが沈んだ状態になります。

フロントタイヤ

仮組みをしてみましたがフロントタイヤのトーインが極端にきつい・・・。色々調べましたが、シトロエンDSが特殊なセッティングをしているという情報はありませんでした。どこかで組み立て方を間違えたのでしょうか?

タイロッド加工

タイロッドを中央でカットして、0.3mm真鍮線を埋め込んで1mmほど延長しました。

加工後

タイロッドを延長したのでフロントタイヤがだいたい平行になりました。

仮組み

主要パーツ仮組み完了。シトロエンDSは普通の車とはかなり構造が違うのでやむを得ませんが、すこし手こずりました。

ボディ不要パーツ

成形上の都合がボディについた不要パーツは「シャーシと組み合わせた後に切り取ります」とありますが、わざわざそこまで残す意味が無いので、仮組み時にカットしました。

シャーシ・エンジン製作

シャーシ完成

全体をセミグロスブラックで、エキゾーストをスーパージュラルミンで塗装。足回りがシンプルで塗り分けもあまりないのであっという間に完成しました。マフラーが一番前に付いているのが個性的です。

エンジン塗装①

ある程度組み立ててから、ブラック→EXシルバーで基本塗装。

エンジン塗装②

細部はエナメル塗料を筆塗り。プラグコードを追加してラジエーターを接着して完成です。

コクピット製作

基本塗装

ボディ色、セミグロスブラック、タン、シャインレッド、アイボリーなどで塗り分け。シートは布張りの雰囲気を出すたラスキウスのCL09スムースパールコートを軽くかけました。

残念ポイント③

説明書にはルームミラーの取り付け指示がありませんが、ミラーのパーツも取り付けダボもあるので、これも記載漏れのようです。

レバー類

ダッシュボード周りのレバーの成形がイマイチなので、真鍮線と瞬着パテでパーツを自作しました。

ダッシュボード完成

一本スポークのステアリング、ダッシュボード上のルームミラーと、車の常識と異なるデザインです。

ボディ製作

表面処理

サフ代わりにファンデーショングレーを吹いてボディ表面をチェック。パーティングラインの入っている部分を中心に400番〜600番のヤスリで磨いて表面処理をしました。

本塗装①

いろいろ検討した結果、塗料はタミヤの TS-37 ラベンダーを使用することにしました。

本塗装②

ルーフはホワイトで、ボディはTS-37 ラベンダーで塗装。実車にはない色ですが、昔模型雑誌で見かけた作例に惚れ込んでこの色に決めました。

EBBRO 1/43 ホンダS660

2023年3月完成

1/43ホンダS660のミニカーをオリジナルのブラックからブリティッシュグリーンバールにリペイントするという依頼が入りました。今回のポイントはパーツをできるだけ細かく分解することとエンブレムやナンバープレートのデカールを自作することです。

かえる工房は少年時代にはホンダS600を、大人になってからはビートをいつかは手に入れたいと思っていましたが、2輪にばかりかまけているうちにビートは1996年に販売終了。S660はそのビートの生産終了後19年目に登場したミッドシップ2座席オープンスポーツカーです。

ギャラリー

ホロは脱着可能

製作記録

ベースとなるのはエブロ製の1/43ミニカー。エブロらしく手堅い作りですが、ブラック塗装はイマイチ地味でパッとしません。模型映えしないだけで実車はカッチョいいのかもしれませんが・・・。

ボディの分解

パーツ一覧

シャーシ裏の2本のビスを外して、ボディ、内装、シャーシ、タイヤに分解。ここまでは実に簡単ですが・・・。

内装の分解

内装は全てプラスチック(ABS?)製。接着部をエナメル溶剤で少しずつ溶かしながらシート、ドア内張を分解しました。

ボディの分解①

フロントウィンドウとリアバルクヘッドはカシメでそれぞれ二カ所が固定されています。この部分が外れれば分解できるはずですが・・・。

ボディの分解②

2mmのドリルでカシメを削って、フロントガラスとリアバルクヘッドを分解。残るはナンバープレートとヘッドライトです。

塗装の剥離①

ナンバープレートは分解できませんでしたが、これ以上イジると壊してしまいそうなので諦めて塗装の剥離作業を開始。剥離が必要ない部分をマスキングして、アサヒペンの「強力塗料はがし液」を塗布。

塗装の剥離②

1時間ほど放置して柔らかくなった塗装膜が浮いてきたら、スクレーパー代わりのマイナスドライバーでコリコリ削って塗装をはがします。

塗装の剥離③

塗装剥離完了。フロントグリルやピラーなどは元の塗装を生かすのでそのまま残しました。

ボディのリペイント

塗装テスト

ボディ色は「ブリティッシュグリーンバール」ですが、そんな塗料は発売されていないので、いろいろ考えた結果、下地にゴールドを塗って、その上からクリアグリーン+クリアレッドを重ね塗り。明るさの違うテストピースをいくつか試作して、依頼人様のイメージに合うものを選んでもらいました。

塗装準備

塗装しない部分をマスキングして、マルチプライマーで下地塗装。前後グリルは細かい凸凹や曲面だらけなので、マスキングゾルを使用しました。

下地塗装

今回はクリアー塗料を重ね塗りするキャンディ塗装にしましたので、まず下地にゴールドで塗装します。

本塗装

ゴールドの上からクリアグリーン+クリアレッド(少量)を吹き付け。重ね塗りの回数によって濃さが変わるのでテスト時と同じように12回に分けて吹きつけました。

デカール製作

オリジネルのインレットシールは塗装剥離に伴って消えてしまったので、「自分で作る!デカールシール」で「H」と「S660」のエンブレムを製作。

組み立て

クリアーコートが乾燥したので、エポキシ接着剤で透明パーツやリヤバルクヘッドを接着。接着剤が硬化するまでマスキングテープで固定。

内装のリペイント

オリジナルでは黒一色だった内装をダークグレーとベージュで塗り分け。幌はレッドブラウンで塗装。

塗装済みのパーツを再接着してセミグロスクリアーを吹いてツヤを調整。オリジナルの黒一色と違ってツートンカラーは模型映えします。

最終組み立て

ボディ、内装の塗装完了。それぞれのパーツを組み立てればいよいよ完成です!😁😁😁