アイルトン・セナのロータス99Tを取り囲む観客のカメラマンの製作依頼が入りました。
キットはマックスファクトリーから発売されている「PLAMAX 1/20 MF-49谷口信輝」ですが、今回はオマケのカメラマンのみ製作。同社の1/20フィギュアには前から興味がありましたが、実際に製作するのは今回が初めてです。
キットレビュー
一昔前のインジェクションキットのフィギュアはモールドがダルダルで棒立ちのマネキンみたいなものばかりでしたが、いつの間にかずいぶん技術が進歩したようです。
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メーカーページでもアピールされていますが、今までのキットでは考えられない異次元のパーツ割り。胴体は接合線が目立たないラインで4分割されているのですが、この状態で見ると何のパーツか想像もつきません。
製作
仮組みをしてみましたが、カメラバッグが重すぎるようで、すぐに尻もちをついてしまいます。というわけで右足の付け根をくり抜いて鉛玉を仕込みました。
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重心が右によって簡単に傾くことは無くなりました。完成写真ではシュッとしたカッコいいカメラマンに見えますが、実際には小太りで天パーのおじさんです。
パーツの合いがいいし、モールをツブしてしまわないようにパーティングライン消しはほどほどに。サーフェイサー、ベースホワイトで下地塗り。肌とズボンはガイアカラーのノーツフレッシュオレンジで塗装。
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シャツ、ズボン、カメラバッグなどをエナメル塗料で筆塗り。
顔の細部塗装を行い、クリアオレンジで肌にスミ入れ。グッと立体感が出てきました。残念ながら完成するとカメラに隠れてほとんど見えなくなりますが・・・(´・ω・`)
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カメラや腕時計などの細部塗装をして仕上げにツヤ消しクリアをかけて完成!本当は服にもシャドーやハイライトを入れたほうがいいのですが、今回はお手軽コースとしてのご依頼ですのでここまでとします。
完成!(^O^)