2024年5月製作開始(予定)
次のミニカーリペイントの依頼品はBMW Z4 。「Cararama」というのは香港のミニカーメーカー「HONGWELL」のブランドのようです。
製作記録
ドアやボンネットは全て開閉可能。可動部の隙間が目立つなど、細部は国産ミニカーと比べて大味な作りですが、全体のフォルムはなかなかカッチョいいです。
ボディの分解と塗装剥離
分解
フィギュア・プラモデル・ガレージキットの製作代行
2024年5月製作開始(予定)
次のミニカーリペイントの依頼品はBMW Z4 。「Cararama」というのは香港のミニカーメーカー「HONGWELL」のブランドのようです。
ドアやボンネットは全て開閉可能。可動部の隙間が目立つなど、細部は国産ミニカーと比べて大味な作りですが、全体のフォルムはなかなかカッチョいいです。
分解
2024年5月製作開始(予定)
次のミニカーリペイントの依頼品は初代GT-R(KPGC10)、いわゆる「ハコスカ」というやつです。オートアートのレーシングタイプをベースにして走り屋仕様に改造されています。色は違いますが、漫画『シャコタン☆ブギ』のジュンちゃんのハコスカを思い出します。
1/18の大スケールとあって、ドアやボンネットは全て開閉可能。フロントには精密に再現されたS20型エンジンが鎮座していますが、KGC10型のL型エンジンが乗っていれば完璧に一昔前の走り屋仕様になるなのですが・・・。
分解
2024年2月製作開始
ここ最近、なぜかミニカーリペイントのご依頼が続いています。今回はメルセデスベンツEクラスワゴンのボディをホワイトに再塗装します。
「T-Modell」というブランドは初めてですが、ケースの形からするともしかしたらエブロのOEM品なのかもしれません。
分解①
シャーシ裏のネジを外せばシャーシとコクピットが分解可能。ボディはダイキャスト製ですが、前後フェンダーのみプラスチック製になっています。
分解②
主なパーツは接着部を溶かして分解できましたが、ルーフキャリアとアンテナがどうしても外れないので熱湯につけて分解。
分解③
ボディパーツ分解完了。少し破損したパーツもありますが、目立たない部分なので、きちんと修復すれば問題なさそうです。
破損部の補修
二つにちぎれた天井内張りを丁寧に繋ぎ合わせ、キズをパテで埋めました。
塗装剥離
いつものように剥離剤を塗ってオリジナルの塗装を剥がします。
ナンバープレート
国内用のオリジナルナンバープレートに変更するため、0.5mmプラ板を切り出したプレートを接着。なぜかフロントフェンダーとリアハッチはプラスチック製の別パーツになっています。
下地塗装
プライマーサーフェイサーを吹いて表面処理をしてから、ファンデーショングレーで下地塗装をしました。
本塗装
前後のプラスチックパーツを接着して、フィニッシャーズの「ファンデーションホワイト」で本塗装。
内装の分解
リペイントをするために内装を分解。細部塗装は不要のためシートはつけたままにします。
内装の塗装
内装をつや消しブラックでリペイント。
2024年3月完成
アウディA4に続いて1/18ミニカーの改造&リペイントのご依頼品です。京商の「ザ・ビートル」を「2019年デザインマイスター」のプラチナムグレーメタリックにリペイントするというご依頼です。
1/43のような極小パーツがないので破損や紛失の心配は少ないですが、パーツ数や可動部が多いので、分解にかなり手間ががかかりそうです。
分解①
1/43ミニカーであればシャーシ裏に固定用ビスが剥き出しになっていて簡単に分解できるのですが、これはネジ穴が隠されています。とりあえずエキゾーストパイプを分解しましたが、ネジ穴は見当たりません。
分解②
リアフェンダーの部分だけがプラスチック製だったので、とりあえず取り外しましたが、やっぱり分解用のビスは見つからない・・・(´・_・`)
分解③
ようやく発見!d(^_^o)。各タイヤハウスの中にシャーシ固定用の小さなビスが一本ずつ隠されていました。しかし、このままではドライバーが入らないのでホイールを外す必要があります。
分解④
ホイールの外し方が分かりませんでしたが、タイヤを外すとなんとかドライバーが入りました。ビスを外すとシャーシとボディが分解できました。
分解⑤
リアウィンドウは両面テープで貼り付けられていただけなので、かんたんに外せました。今回リアスポイラーは使用しないのでこちらも分解します。
分解⑥
ここまで目立った破損なく分解できましたが。右のドアの内張はガチガチに接着剤がつけられていて、ヒビと小さな穴が空いてしまいました。目立たない部分ですし、このくらいならなんとかリペアできるでしょう。
分解⑦
一番手こずったのがダッシュボード。左右のネジを外してカシメの部分も削ったのですが、さらに強力な接着剤でガッチリと固定されていました。
分解⑧
結局、中央の接着部をカットしてボンネットのヒンジ部分を取り外し。力がかかる部分なのでしっかり補修する必要があります。
分解完了
なんとかボディに接着された樹脂パーツを全部分解できました。
小パーツの保管
灯火類やビスなどの小パーツは紛失したり、組み立て方を間違えたりしないようにピルケースに入れて保管しておきます。
ドア内張りの補修
ウィンドウとドア内張りは一体成形になっていて分解できないので、キズや汚れがつかないようにマスキング。裏側から瞬着パテで割れた部分を補修して、表から溶きパテを流し込んでキズを消します。
ルーフ内張の補修
やはり分解時に欠けてしまったルーフ内張の角の部分を瞬着パテとポリパテで補修。
ボンネットヒンジの補修①
分解時に失われたヒンジの中央部分をプラ板で自作。力のかかる部分なので接着部に瞬着パテをたっぷりと盛りつけて補強します。
ボンネットヒンジの補修②
ボンネットがスムーズに開閉するかチェック。特に問題はないようです。
リアフェンダーのダボ補修
リアフェンダーを外す時に折れた右側のダボを補修。力のかかる部分ではないのであまり問題ありませんが、瞬着パテでアルミ線を固定しました。
サンルーフの処理
元のミニカーについているサンルーフのモールドは不要なので、黒い接着剤で埋めてしまいます。
塗装剥離①
前回からはがし剤を「ナトコ スケルトンM-201」に変更。取り扱いは要注意ですが、あっという間に塗装が浮いてきました。
塗装剥離②
はがし剤を2〜3回塗ると、古い塗装がスッキリキレイにはがれました。ホームセンターで買った水性剥離剤はもう使う気になりません。
下地処理
ボディパーツにプライマーサフを吹いて表面のキズをチェック。
タミヤTS40メタリックブラック
実車写真を参考に塗装テストを行った結果タミヤのメタリックブラックを選択。ビン入りのものが売り切れでスプレーしかありませんでした。(´・_・`)
ボディ塗装
スプレー塗料をビンに移してエアブラシで塗装。なかなかいい感じになりました。
ドア内張り
ドア内張りの周囲もボディ色で塗装しました。
部分塗装
ボディ色が黒っぽいので分かりにくいですが、エンジンルーム部分をセミグロスブラックで、ライト部をシルバーで塗装。
ウレタンクリアーGP1
普段、クリアコートはフィニッシャーズのオートクリアーを使っていますが、今回は可動部のハゲが気になるので硬度の高いフィニッシャーズのウレタンクリアーGP1を使用します。
クリアコート
ボディパーツにクリアーコート完了。ウレタンクリアーが硬化したら表面のホコリをチェックします。
組み立て
1/43と比べるとパーツ数が多く可動部もありますが、せっかく再塗装したボディにキズをつけないように注意して組み立てます・・・。
パーツや可動部が多いので思ったより組み立てに時間がかかってしまいましたが、ようやく完成!
2024年3月完成
久々にミニカーリペイントの依頼製作。今回はボディ色をオリジナルのホワイトからレッドに再塗装しました。
ケースにはブランド名がありませんが、車体裏に「スパークモデル」の刻印がありました。スパークモデルといえば完成品ミニカーでは珍しくボディにレジンキャストを使用していますが、この製品はダイキャスト製のようです。
パーツ一覧
シャーシ、前後ウィンドウ、サイドミラーはわりとかんたんに分解できました。あとはフロントグリルや前後ランプが外せればいいのですが、接着剤でガッチリ固められていてキレイに外すのは難しそうです。
アサヒペン 強力塗料はがし液②
特殊な塗料を使っているのか、はがし液を何度塗ってもなかなか塗料が浮いてきません。塗料が柔らかくなった部分をスクレーバーで削りましたが、キレイにははがれてくれません。(´・ω・`)
ナトコ スケルトンM-201④
注意書きのアップ。何やら恐ろしいことがいっぱい書いてあります。塩基性(アルカリ性)で毒性が強いので、参考にされる方は自己責任でお願いします。作業にはゴーグル、マスク、手袋などが必須です。
ボディ、内装、シャーシを組み立てて完成!ボディ色はやっぱり赤のほうがグッとスポーティーに見えます。
2023年3月完成
1/43ホンダS660のミニカーをオリジナルのブラックからブリティッシュグリーンバールにリペイントするという依頼が入りました。今回のポイントはパーツをできるだけ細かく分解することとエンブレムやナンバープレートのデカールを自作することです。
かえる工房は少年時代にはホンダS600を、大人になってからはビートをいつかは手に入れたいと思っていましたが、2輪にばかりかまけているうちにビートは1996年に販売終了。S660はそのビートの生産終了後19年目に登場したミッドシップ2座席オープンスポーツカーです。
ベースとなるのはエブロ製の1/43ミニカー。エブロらしく手堅い作りですが、ブラック塗装はイマイチ地味でパッとしません。模型映えしないだけで実車はカッチョいいのかもしれませんが・・・。
塗装テスト
ボディ色は「ブリティッシュグリーンバール」ですが、そんな塗料は発売されていないので、いろいろ考えた結果、下地にゴールドを塗って、その上からクリアグリーン+クリアレッドを重ね塗り。明るさの違うテストピースをいくつか試作して、依頼人様のイメージに合うものを選んでもらいました。