1/7 セイバー オルタ

メーカー:VISPO 原型製作:片桐克洋

2021年11月完成

このキットにはずっと興味があったのですが、プレミア価格がついていてなかなか手が出せませんでした。運良くオークションで安価に手に入ったのでさっそく製作を開始しました。

製作記録

私が今までに作った中では新しめのキットで、瞳デカールが付属しており、バリもゲート跡もほとんど目立ちません。ガレージキットも進歩したものだと感動しました(^O^☆♪。ホワイトレジンで成形されていて表面の状態も良好なので、今回はサフレス塗装にする予定です。

本体13パーツ+剣2パーツで構成。チョーカーやリボンは別パーツになっていますが、足首は一体成形でマスキングが大変そうです。

ベビードールは透明レジン3パーツ+リボン3パーツで構成。イマイチ合いがよくないのですり合わせが必要です。表面がすりガラスのように梨地になっているので、スポンジヤスリとコンパウンドで磨いたほうが良さそうです。

椅子は8パーツで構成。細かいモールドで髑髏のレリーフが再現されており塗装が楽しみです。

組み立て

離型剤落としをしたパーツに2mm真鍮で軸打ち。ネオジム磁石を埋め込んで左右の足、腰、首を脱着可能にしました。

主要パーツの仮組み完了。まだベビードールをつけていないため、このままではイマイチ安定しません。

塗装

スポンジヤスリで肌表面を1000番まで磨いて、メタルプライマーで下地作り。サフレスオレンジ+サフレスピンクを薄く吹いてシャドー入れ。今回はできるだけ色白にしたいので、シャドーも控えめにしました。

瞳デカールは2セット付属。まゆと瞳が一体になっていて筆塗りより遥かに簡単!と思っていましたが・・・。クリアーでコーティングするときに吹きすぎてデカールを溶かしてしまいました。( ´△`)

なんとか完成!デカールが2セットついていて助かりました・・・(^∇^)

髪は銀に近い金髪のイメージ。基本色はGXシルバー+白+クリアイエローで塗装して、クリアーイエローでシャドーを入れました。

肌の部分をマスキングして靴、下着、チョーカーなど黒部分の塗装をします。

靴本体は黒にCCパール(パープル)を混ぜたもので塗装。その後さらにマスキングをしてカカトを金で塗装。若干はみ出しがありましたが、タッチアップで十分修正できるでしょう。

本体の塗装がほぼ完了。血の気がない吸血鬼のようなイメージで塗装しました。

手首、足首の塗装のはみ出しをタッチアップ。金具の金の部分をエナメル塗料で筆塗り。

ベビードールの塗装。フチやフリルの部分は濃いめに塗り、それ以外はシースルーになるようにしました。

透明エポキシ接着剤でベビードールを本体に接着。透明エポキシ接着剤を使うとはみ出しが目立たず、万一大きくはみ出してもエナメル系溶剤でぬぐい取ることができるので重宝しています。

剣の作成

エクスカリバー・モルガンの本体は黒で塗装。赤部分はエナメル塗料を流し込み塗装。この後、クリアをかけてコンパウンドで磨いて光沢を出します。

椅子の作成

座面は赤で塗装。少し鮮やかになりすぎたので、仕上げ時にシャドーを入れてもう少し暗くするつもりです。

本体を金で塗装して、エナメルブラックでモールドにスミ入れをしました。

完成!(^∇^)

繊細なモールドがあちこちに入っており製作前はやや腰がひけたのですが、瞳デカールが付属していて、段差や気泡処理もほとんどしなくて良かったため意外なほど早く完成しました。(^O^)