2025年製作(予定)
ヴィルヌーブシリーズ第2弾はフェラーリ312T3。

製作記録
キットレビュー

パーツ一覧
ドライバーフィギュア付きでパーツ数は約120点。最近のキットと比べると実にシンプルです。デカール欠品のジャンク品ですが、デカールはサードパーティーのものを使用するので、特に問題ありません。

フィギュア・プラモデル・ガレージキットの製作代行
2025年7月完成
F1シリーズ第6弾は伝説のF1ドライバー、ジル・ヴィルヌーブとフェラーリ126CK!😆😆😆
フェラーリF1の名車312Tシリーズは1975年にデビューし、4度のコンストラクターズタイトル、3度のドライバーズタイトルを獲得しました。しかし、1980年にはDFVエンジン+ウィングカー勢に太刀打ちできなくなり、1981年には完全新設計の126CKがデビューしました。126CKにはフェラーリ初のターボエンジンTipo021が搭載され、パワーはあったもののスペースフレームにアルミパネルを貼り付けたセミモノコックシャーシは全くの時代遅れで剛性が不足していました。それでも、ヴィルヌーヴのドライブによってモナコGPとスペインGPで2度の優勝をかざりました。今回製作したのは母国カナダGPでフロントウィングを破損し、最後はウィングを失いながらもレースを諦めず3位に入賞したマシンです。

懲りもせずにまたもやフジミのキットです。体調がいい時に取り組もうと積んでいたものを押入れから引っ張り出しました。かえる工房はヴィルニューブのファンですが、フジミの126C2はエンジンがデカすぎる、ボディの形状がヘン、などよくないウワサばかり聞くので、126CKを製作することにしました。こちらはエンジンもリニューアルされかなり改善されているということですが・・・やはり問題山盛りでした・・・😅😅😅

ヴィルヌーヴのフィギュアは今は無きモデラーズのレジンキット。造形はいいのですが、デカールが死にかけていたので、少し苦労しました。


写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。










さすがにフジミのキットはなかなか手強く、今回はフィギュアの製作もあり完成までに半年以上かかってしまいました。もう少しディティールアップをするつもりでしたが、後半は力尽きて考証的にはテキトーになってしまいました。






カウルの分割ラインを実車と同じ方式に改造。さらにカウルの四隅にネオジム磁石を埋め込んでキチンと固定できるようにしました。








モデラーズ製のレジンキットを使用。スーツのクリーム色をエアブラシで吹いてから、細部は筆塗りで塗装。デカールは一部をのぞいてミュージアムコレクションのものを使用しました。











①カウルとシャーシがキチンと合わない。
②組み立て説明書が分かりにくくいいかげんなところが多い。
③ホイールが接着式で脱着ができない。
④カウルの分割方法が実車と違う。
⑤ブレーキダクトが透明パーツで成形されている。

組み立て説明書①
一般的なF1キットではリアのロアアームはエンジン側に接着するのですが、このキットではなぜかシャーシに接着するよう指示されています。しかし、図のような取り付けダボがないためキチンとした位置に接着することができません。

組み立て説明書③
ミラー鏡面はメッキパーツではない(なぜ?)のに塗装指示を忘れているし、ノーズ下面の塗装はシルバーが正解です。カナダGPでノーズがめくれあがった状態で走り続けた126CKは超有名だと思っていたのですが・・・。どうしてこんなミスをするのでしょうか?

ブレーキダクト
透明パーツで再現されていて、さすが!・・・と言いたいところですが、ブレーキダクトが半透明なのは312Tシリーズで、126CKは一般的な黒パーツ・・・。形状はいいのですが、こういう無意味な努力をするところがいかにもフジミらしいです・・・😅😅😅

アップライト
ブレーキディスクは2枚重ねでクーリングホールが再現され、さらにキャリパーが別パーツになっていてブレークディスクが回転するという凝った作りです。しかし、ホイールをディスクに接着するようになっていて、完成後は脱着できないという不思議な構造です。

カウルとシャーシのスキマ
大問題が発生。シャーシとカウルに2mmほどのスキマができてしまいます。最初はこれで正しいのかと組み立て説明書や資料を見返しましたが、やはりそんなデザインではありませんでした。

カウルとシャーシの修正①
どこかが干渉しているのかと、あーでもないこーでもないと調べましたが、けっきょく成形不良でカウルとシャーシが微妙に反り返っているようです。写真の矢印の部分に浅く切れ込みを入れて反り返りを修正してから瞬間接着剤を流し込んで強引に固定しました。

リアウィング組み立て
かえる工房は塗装後の接着があまり好きではないので、この時点でウィングと翼端板を組み立ててしまいます。接着ダボが浅くて安定しないので、垂直がきちんと出るように真鍮ブロックで固定します。

デカール貼り①
サイドパネル下の細長いデカールは左右がはみ出します。そこはお客様が自分でカットしてくださいということなのでしょうが、説明書にちゃんと書いておいてほしかったです・・・。ちなみにリアウィングの「MICHELIN」やコクピットサイドのイタリア国旗のストライプも同じ仕様です。

エアファンネルカバー
エアファンネル部がただの板になっているので、真鍮メッシュでカバーを新造。プラ板を切り出した雄型と雌型で真鍮メッシュを絞り出しました。この辺りがはっきり分かる資料がなかったので、形状はわりとテキトーです。

パーツ調整
F1やバイクなど細かいパーツが組み合わさったキットでは、いざ接着という段階で微妙な歪みが出ることがあります。このキットもターボ関連のパーツが干渉してカウルが閉まらなくなったので、パーツがきちんと収まるようにすり合わせをしました。

フロント足回り完成
フロントサスは完成後には見えなくなるのでキットのパーツをそのまま使用。スムーズにステアリングできるようにシャーシ側のブレーキホースは差し込んであるだけです。実車では黒なのですが、模型的な見栄えを考えて無塗装で行こうと思います。
2025年2月完成
次のご依頼品はマクラーレンM23。といってもチャンピオンのジェームス・ハントではなく、ゼッケン40のジル・ヴィルヌーヴ車とマニアックな選択です。ヴィルヌーヴは1977年のイギリスGPでマクラーレンのサードドライバーとしてF1デビューしました。結果は11位と振るいませんでしたが、この時の走りがエンツォ・フェラーリの目に留まり、同年カナダGPからからフェラーリ312T2のシートに座ることになりました。

M23は2度もチャンピオンを獲得し、映画の『ラッシュ/プライドと友情』ではフェラーリ312T2と並んで主役となった名車ですが、ウェッジシェイブボディ、サイドラジエーター、コスワースDFVエンジンと70年代キットカーの典型で、これといった特徴がないせいか、ネットで検索してもプラモデルやミニカーの情報しかないのに驚いてしまいました。😵😵😵














中古品ながら比較的程度はいいのですが、ドライバーフュギュアを外してボディをクリアーコートして欲しいというご依頼です。かえる工房はレーシングマシンはドライバーとワンセットで捉えていて、ヴィルヌーヴがなくなってしまうのは寂しいのですが、ドライバーを乗せないのが最近の流行のようです・・・😢😢😢