1/6 セーラーサターン

2022年12月製作開始

メーカー:アミエ・グラン 原型製作:湊川あまは kip

セーラー戦士4作目にしてセーラーサターン2作目。

セーラー戦士の中で1番のお気に入り、セーラーサターンこと土萠ほたるちゃんです。竜人氏のミュージカルver.が個人的にはNo.1だと思っていますが、湊川あまは氏原型のこのキットは身体をひねってサイレンスグレイブを構えたダイナミックなポーズがなかなかカッチョいいです。

最近はヤフオクでもほとんど見かけることがなくなったレアキットです。押し入れから出しては仕舞い込んでを繰り返していましたが思い切って製作することにしました。ところで商品名が「セーラーサターンA」となっているのですが、この「A」って何でしょうか?

リューノスのミュージカルver,はノーブルな雰囲気が素晴らしいキットでしたが、アミエ・グランのキットはグラマーなプロポーションと派手なアクションポーズが魅力的です。いつか、りゅんりゅん亭のキットも作ってみたいと思っています。

ギャラリー

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は全部で34点。アクセサリーなど細かいパーツが多いですが、パーツの抜きがきれいなので、スムーズに製作できそうです。

頭部パーツ

髪は5パーツ構成でティアラも別パーツと、凝った構成になっています。髪のモールドに崩れが目立つので、ヤスリで細かく整える必要があります。

サイレンスグレイブ

柄の部分はレジンパーツの代わりにアルミパイプが付属。レジンキットではこのような細長いパーツはたいていゆがんでしまうので、これはナイスな判断です。

接合部

接合部の成形がきれいでピッタリ合います。

組み立て

仮組み

主要パーツを仮組み。アニメフィギュアではよくあることですが、すごくデフォルメされたムチムチのプロポーションはとても小学6年生には見えません・・・(^◇^;)

太ももの接続

2mm真鍮線で軸打ちをして、周りの3か所に3mmネオジム磁石を埋め込み。

腰の接続

腰も2mm真鍮線と3mmネオジム磁石を埋め込み。ここまではいつも通り。

4mmネオジム磁石

今回、新兵器として用意した4mm×4mmのネオジム磁石。ハイキューパーツのものは1〜3mmしかないので、サイズの大きいものをAmazonで探して購入。

右肩の接続

右肩は軸打ちをせずに4mmネオジム磁石のみで接続。胴体側の磁石を2mmほど奥に、肩側の磁石は2mmほど飛び出すように埋め込みました。

左肩と左ヒジの接続

左肩と左ヒジも同じように4mmネオジム磁石のみで接続。3mm磁石より磁力が強いのでこれだけでガッチリと固定できます。

エリとリボンの接続

エリとリボンはパーツが薄いので、3mm×2mm厚のネオジム磁石を埋め込みました。

頭部の接続

前と横の髪は1mm真鍮線で軸打ちをして接着。後ろ髪と頭部はネオジム磁石で接続。

チョーカーの星

チョーカーの星は別パーツになっていますが、ゴミと間違えてうっかり捨ててしまったので、プラ板を六芒星に切り出して作り直し。

イヤリング①

土星を模したイヤリング(上)はバリの処理が面倒だし、折れやすすそうなので、0.5mm真鍮線、2.0mmビーズ、プラ板、プラ棒を組み合わせて新造しました(下)。

イヤリング②

顔につけるとこのようになります。紙をつけると右耳はほとんど見えなくなるのでちょっとムナシイ・・・

表面処理

捨てサフを吹いて240〜600番のヤスリで表面処理。改めてサーフェイサーで下地塗装をしたら、次はいよいよ塗装作業に入ります。

塗装

髪の塗装①

髪の脱着が可能なので、肌塗装と並行して髪の塗装も行います。まず、ハイライトのパープルを塗装。

肌の塗装①

下地にプライマーサーフェイサーを吹いて、基本塗装としてガイアカラーのノーツフレッシュホワイトで塗装。

肌の塗装②

ガイアカラー サフレスフレッシュピンクとオレンジを1:1で調色してシャドー入れ。色慣らしのためシャドー色を薄めて全体に吹き付け。色白に仕上げたいのでほどほどに。

瞳デカール①

キットには瞳デカールが付属。4セットもあるので、とりあえずはってみて雰囲気を確認します。

瞳デカール②

なかなかいい感じです。今回はアイペンとではなくデカールで仕上げることにします。

白部分の塗装

レオタード、グローブなど白部分を塗装。ファンデーションホワイトの下地にクレオスのXC08ムーンストーンパールを重ね吹き。

サイレンスグレイブ

下地処理

尻の細い部分は折れそうなので、カットして1.5mm真鍮線に置き換え。柄のモールドはキットのパーツは潰れた感じなので、WAVEのHアイズ(1.5mm)を使用。

ディスプレイベース

材料の準備

今回は八角形の木製デコバージュを使用。オイルステインで本体に色付けをして、表面プレートとして1mmプラ板を八角形に切り抜き。ネットで拾った画像を拡大して「土星マーク」のマスキングをするための版下を作成。

マスキング

ベースをダイヤモンドシルバーで塗装し、「土星マーク」をマスキングテープに転写したものでマスキング。

下地塗装

ラップ塗装の下地として光沢ブラックで塗装。

ラップ塗装

クシャクシャに丸めたサランラップにシルバーを吹いて、ハンコのように軽くぽんぽんと押してランダムに模様をつけます。

クリアー吹き

クリアーパープルを吹いて宇宙のイメージに塗装。

マスキングはがし

マスキングをはがすとこのようになります。土星マークが少し浮いて見えるので、クリアーパープルを薄く吹いて全体に色慣らしをしたほうがよさそうです。