2022年12月完成
フィギュア改造リペイント
フィギュア改造リペイントシリーズ第5弾。今回はプラモデルとPVCフィギュアの合体にチャレンジです。
製作記録
レビュー
ホシノ・フミナ(バンダイ)
パーツ数は35点でパチ組みだけなら30分ほどで完成。ガンプラが作れる人なら誰でもかんたんに組み立てられます。低年齢層やビギナー層を重視するバンダイらしいキットです。
パーカーを着た状態と脱いだ状態が選択可能。パーツごとに色分けがされており、肩ヒモとネコマークのみシールで再現。首とポニーテールはボールジョイントで可動させることができます。
塗装不要の瞳パーツがすばらしく、パチ組みしただけででも十分鑑賞に耐えますが、ボディがないのはちょっとサビしい・・・。
長門有希バニーver.(アトリエ彩)
ジャンク品を格安で入手。造形は素晴らしいのですが、塗装面にキズやベタつきがありディスプレイベースが欠品しているなど、どうしようもない状態なので今回のドナーに選びました。
ジャンクパーツから適当なベースをチョイス。製品では5mmプラ棒を両足に差し込む仕様になっていますが、安定性がイマイチなので真鍮線で補強します。
分解
いつものように熱湯でゆでて分解・・・ですが、少し熱しただけで簡単にバラすことができました。メーカーによって接着剤の強度がかなり違うようです。
頭部、手首はもともと脱着可能。ハイヒールとカフスは一体成形ですがここまでバラせればリペイント作業には問題ないでしょう。
とりあえずホシノ・フミナの頭をのせてみましたが、バランスは悪くないようです。頭頂高は約25センチ、スケールにすると1/6程度です。
組み立て・表面処理
頭部の組み立て
作業の手順を考えて、前髪の3パーツを先に接着し、取り付けダボを削って後ハメができるように加工にしました。
ヘアバンドの造形
後ろ髪に適当なパーティングラインがあったのでそれにそってヘアバンドのモールドを入れました。
ミミの接続
1mm真鍮線でバニーの耳をヘアバンドに接続。なかなか似合います。
大失敗!
塗装面が荒れていたので、シンナー風呂につけましたが、特殊な塗料を使っていたのか、塗料が溶けずに塗装面がそのまま本体からベロンとハガれて表面がボロボロにΣ(‘◉⌓◉’)。
気を取り直してパテ埋めとヤスリがけで荒れた肌表面を修正。なんとか見られるようになりました。
リペイント
肌部分の塗装①
ガイアカラーのノーツフレッシュをベタ塗りして、ノーツフレッシュピンクでシャドー入れして色合いをチェック。少し赤みがきつすぎるのでノーツフレッシュオレンジを薄く吹いて調整します。
肌部分の塗装②
肌の色を調整したものに瞳パーツをつけて色合いをチェック。塗装不要の瞳パーツがすばらしいです。
髪の塗装
タン+ブラウン+オレンジを基本色にして軽くシャドーを入れました。
白部分の塗装
衣装やウサミミなどの白部分を塗装。下地にホワイトをベタ塗りしクリアーブルーでシャドー入れ。仕上げにXC08ムーンストーンパールでコーティングしました。
組み立て
塗装のできたパーツをエポキシ接着剤で接着。PVCフィギュアは弾力で押し返されてスキマができることがるので念のためテープで固定。