No.120 ODEON 1/43 ルノー クリオ

2026年製作予定

次のご依頼品はルノークリオ。

ODEONはフランスのミニカーメーカーのようですが、情報がなくてどういう製品か全くわかりません。少し軽いのでもしかしたらレジン製かもしれません。

依頼内容(おまかせコース)

①ボディ:メタリックブラックにリペイント
②クリアーフィニッシュ2(研ぎ出し塗装)
③マーキング復元
④ナンバープレート:横長の「Clio」
⑤内装・シャーシなど:リペイントは不要

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

パーツ分解

パーツ分解

塗装剥離

塗装

最終組み立て

No.115 ミニチャンプス 1/18 ポルシェ911GT3(992型)

2026年4月製作開始

偶然でしょうが、ミニチャンプスのポルシェ911GT3リペイント依頼が続きました。ただし、こちらは1/18スケールの8代目992型です。911シリーズは車名と型式名が似ていて紛らわしいのですが、5代目が996型、6代目が997型なのに7代目が991型となぜか数が減っていてこれも混乱の原因となっています。ドイツ人は優秀だと思っていましたが、実はけっこうバカなのでしょうか?

ミニカーといえばミニチャンプスというくらいの有名メーカーですが、大スケールの高級ミニカーはパーツ数が多く構造が複雑なので少し手間がかかりそうです。

依頼内容(おまかせコース)

①ボディ:ホワイトにリペイント
②クリアーコートなし
③エンブレム復元:フロントのエンブレム&リアの「PORSCHE GT3」
④内装・ホイールなどのリペイントは不要

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

パーツ分解

パーツ分解①

シャーシ、コクピット、ドアなどを分解。ここまではビスを外すだけなのでわりとサクサク進みました。

パーツ分解②

主要パーツはほとんどネジ止めですが、ボディの小物パーツはガチガチに接着されていて完全分解するのに2週間以上かかってしまいました。

塗装剥離

塗装剥離①

ナトコスケルトンを塗布すると樹脂パーツは溶けてヘロヘロになるので、分解忘れがないかよく確認してから塗装剥離をします。

塗装剥離②

ナトコスケルトンを洗い流し、真鍮ブラシで磨いて塗装剥離完了。ウィング、ドアノブ、サイドミラーは樹脂製なので、塗装剥離をしないでこのまま塗装をします。

破損部の補修

ドアミラー

分解時に右ミラーのダボが千切れてしまったので、0.8mm真鍮線を埋め込んでダボを再生しました。

ウィンドウ

分解時に左後のウィンドウのフチが欠けてしまったので補修。ガラス部をマスキングしてポリパテで成形しました。

エアスクープ①

最後まで分解に手こずったのがフロント左右のエアスクープ。なぜかガチガチに接着されていて、裏からボディを削ってやっと外せましたが、穴が空いてしまいました。

エアスクープ②

メッシュ部分をカットして穴の空いた部分を補修。真鍮メッシュを貼って再塗装。左側のエアスクープは無傷でしたが、バランスを取るために同じように加工をしました。

リアウィンカー

分解のためIPAに漬けているうちに塗装が剥がれてしまったので再塗装。裏からシルバーを塗装し、表からクリアーレッドを吹き付けました。

塗装

下地塗装

足つけをするためにプライマーサーフェイサーで下地塗装をします。

ブラック塗装

サーフェイサーが乾燥したら、ボディ内部やインテーク部分をセミグロスブラックで塗装します。

ボディ塗装

ブラック部分をマスキングして、ガイアカラーのEXホワイトで塗装。なんとなくガイアカラーは他のメーカーと比べて塗膜が強い感じがします。

デカール作成

ネットで拾った画像から「PORSCHE 」「GT3」を版下を作成して、ハイキューパーツのクリアーデカールに印刷しました。

最終組み立て

No.114 サニーサイド 1/24 シボレーアストロ

2026年6月完成

次の依頼品はシボレーアストロ。アストロは一代目と二代目があるますが、ご依頼品は1995年にモデルチェンジした二代目のようです。

 

「サニーサイド」というブランドは全く聞いたことがなかったのでネットで検索しましたが、ほとんど情報が出てきませんでした。どうも中国のミニカーメーカーのようで香港の「HONGWELL」同様、廉価なミニカーを発売しているメーカーのようです。

依頼内容(おまかせコース)

①ボディ色:ホワイトでリペイント
②クリアーフィニッシュ1(研ぎ出しなし)
③内装:明るいグレーでベタ塗り
④マーキング復元
⑤バグガード新造
⑥ルーフキャリア新造
⑦アンテナ新造
⑧ナンバープレート製作

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

パーツ分解

シャーシ分解

シャーシ裏のビス2本を外してシャーシとコクピットを分解。1/24スケールですが前輪もシャフトを通しただけで左右にステアリングできないというシンプルな作りです。

内装分解

今回は内装のリペイントをするので、ドアの内張などの内装も全て分解します。

ボディ分解

パーツ数が少なく接着剤がほとんど使われていないため割と簡単に分解できました。

塗装剥離

塗装剥離①

ナトコスケルトンを塗って塗装剥離。塗料が安物なのかいつものようにモコモコ浮くのではなく、コケが生えたようなに感じになりました。

塗装剥離②

水で洗い流し、スミに残った塗料を真鍮ブラシで掻き落として塗装剥離完了。左のドアはヒンジパーツのカシメ方が雑で少しガタつきます。

リアハッチ

リアの上ハッチのヒンジはハメ殺しになっているので、このまま塗装します。

ボンネット&ドア

ボンネットのヒンジもハメ殺しです。ドアは分解可能ですが、組み立て時に塗装面を傷つけるおそれがあるので、このまま塗装することにしました。

追加パーツ

バグガード①

虫除けのバグガードを新造。まず、ミニカーのフロント部にメンソレタームを塗り、エポキシパテを押し付けて原型を作ります。

バグガード②

ナイフでカットして大まかに削り出してからヤスリをかけて形状や厚みを調整。逆Rをつける必要があるので、作業がしやすいように専用の治具を作りました。

バグガード③

雰囲気を確認するため、塗装をして本体に仮止め。まあまあよさそうです。

ルーフキャリア①

キチンとした数値が分からないので実車写真を参考に試作品をいくつか作って現物合わせでサイズや形状を決めて簡単な図面を引きました。

ルーフキャリア②

左右のバーを横棒に接着。平行がキチンとでるように真鍮ブロックで固定します。

ルーフキャリア③

完成したキャリアをボディにのせて雰囲気を確認。サイズ的に難しいので細部は適当に省略しています。

アンテナ①

0.5mm真鍮線と0.8mm真鍮パイプと2.0mm真鍮ビーズを組み合わせてアンテナを新造。

アンテナ②

フロントウィンドウに穴をあけて差し込み。珍しい形状ですがこんなアンテナもあるのですね。

ドアカバー?

依頼者様の愛車には左右ドアの上に樹脂製のカバーのようなものがあるので、細切りのプラ板を貼って再現しました。

塗装

内装の塗装

今回は自作パーツの製作に時間がかかるので、その間に内装の塗装を完了。メーターを残してガルグレーで塗装。ハンドルはフラットブラックで筆塗りしました。

ボディの塗装

プライマーサーフェイサーで下地を整えてから本塗装。今回はクレオスのGX1クールホワイト を使用しました。

マーキング①

フジミから発売されていたシボレーアストロは長らく絶版になっていますが、運良くデカールが入手できたので、今回はこれを使用します。

マーキング②

リアハッチに「ASTRO AWD」と「CHEVOLET」のデカールを貼り付け。

クリアーコート

デカールをしっかり乾燥させたら、フィニッシャーズのオートクリアーを吹いてツヤ出しをします。

ルーフの塗装

クリアーがしっかり乾いたら、マスキングをしてルーフの樹脂パーツの部分をセミグロスブラックで塗装します。

リアステップの塗装

さらに、リアステップの部分をマスキングしてブラックグレーで塗装します。

最終組み立て

エクステリアの組み立て

塗装の荒れた部分をチェック、修正してからウィンドウ、灯火類などを接着し直します。

シャーシ組み立て

コクピット、シャーシを組み立てて、バグガード、ルーフキャリアなどを接着。

No.112 ミニチャンプス 1/43 ポルシェ911GT3(997型)

2026年3月完成

次の依頼品はポルシェ911GT3。レッドのボディをメタリックブラックににリペイントしました。ポルシェといえば何といっても911ですが、初代の901型、ターボ化された930型、4WDのカレラ4の964型、最後の空冷エンジン車の993型、完全フルモデルチェンジされた996型、ボディデザインが変更された997型、7代目 991型、8代目 992型と進化してきましたが、車名は常に「911」ですが、形式番号が同じ9で始まる三桁で新しいモデルの番号が若くなったりして混乱します😅😅😅

かえる工房は4代目以降のポルシェについてはほとんど知らないので、いろいろ調べましたが、ご依頼品は6代目 997型のGT3ヴァージョンのようです。

依頼内容(おまかせコース)

①ボディ色:メタリックブラックでリペイント
②クリアーフィニッシュ2(研ぎ出し)
③ホイール:メタリックブラック&シルバーでリペイント
④ポルシェエンブレムと「GT3」のロゴを復元
その他:シャーシ・内装のリペイントは不要

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

パーツ分解・塗装剥離

パーツ分解①

シャーシ裏のビス2を外してボディとコクピットを分解。リアのビスはエンジンパーツの中に隠されていました。

パーツ分解②

ボディ内部のカシメ部分を削って小物パーツを分解。接着剤がほとんど使われていないので、比較的簡単に分解できました。

塗装剥離①

ナトコスケルトンを塗って塗装剥離。ナトコスケルトンは取り扱い注意ですが、剥離スピードが非常に早くて重宝しています。

塗装剥離②

真鍮ブラシで磨いてスミに残った塗料をかき落として剥離完了。リアのウィングとハッチはプラスチック製なのでIPAにつけ置きして塗装を落としました。

塗装

下地処理

タイヤハウスなど荒れた部分を整えてから、足つけのためプライマーサーフェイサーで下地処理をしました。

本塗装①

ボディ塗装にはクレオス GX201メタルブラックを使用。メタリックブラックと言っても各メーカからさまざまなものが発売されているので、複数の塗装見本を作って依頼者様に選んでもらいました。

本塗装②

ボディ、リアウィング、サイドミラー、ホイールをメタルブラックで塗装。

エンブレム①

フロントのポルシェエンブレムはMSMのステッカーを使用。

エンブレム②

リアの「GT3」エンブレムは ZoomOn のメタルステッカーを使用。ホワイト→レッドで塗装してからデカールのりで貼り付けました。

クリアーコート

フィニッシャーズのオートクリアーでクリアーコート。十分乾燥させてから研ぎ出しを行います。

スポイラー塗装

1000番〜4000番のヤスリでボディを研ぎ出しコンパウンドをかけてから、フロント部分をマスキングしてチンスポイラーをフラットブラックで塗装します。

小物組み立て

完成したボディにウィング、ミラー、ウィンドウ、灯火類を接着して仕上げにモデリングワックスを塗布しました。

ホイール塗装

リム部分をメタルブラックで塗装してからマスキング。リム部分はシルバーで塗装しました。

再塗装

一旦完成したのですが、色合いがイメージに合わないとのことで、再塗装のご注文をいただきました。

塗装剥離①

まずボディの細かいパーツを分解してIPAにドボンします。

塗装剥離②

1週間ほどIPAにつけ置きして、歯ブラシで磨いて塗装剥離完了。

表面処理

足つけにプライマーサーフェイサーを吹いて、表面の荒れた部分を軽くサンディングしました。

下地塗装

キャンディ塗装をするので、下地はシルバーで塗装しました。

本塗装

シルバーの下地にクリアブラックを重ね吹き。メタルブラックですが、ブラック近い色合いをご希望でしたので、濃いめに吹きつけました。

エンブレム

ポルシェエンブレムはMSMA03のステッカーを使用。「GT3」は ZoomOnのステッカーをレッドで塗装しました。

研ぎ出し

クリアーをかけて1週間ほど乾燥させてから研ぎ出しを開始。

最終組み立て

No.105 ブラーゴ 1/18 フェラーリ 296GTB アセットフィオラノ

2026年2月完成

次のご依頼品はフェラーリ296GTB!車名の「296」はフェラーリ伝統の命名法で「2.9リッターV6エンジン」を意味します。フェラーリのV6というとかえる工房はディーノ246を思い浮かべますが、この296GTBはターボチャージャー+電気モーターで最高出力830PSとスペックが全く違います。「アセットフィオラノ」とは空力パーツや足回りがアップグレードされてサーキット走行に特化されたスペシャルバージョンで、雑にいうとスカイラインの「GT-R」のようなものでしょうか?

依頼内容(こだわりコース)

①ボディ:ムーンストーンパール&シルバーでリペイント
②クリアーフィニッシュ2(研ぎ出し塗装)
③内装:シャインレッド&ブラックでリペイント
④ホイール・ブレーキ:ブラック&シルバーでリペイント
⑤エンブレム復元
⑥ナンバープレート製作

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

ブラーゴの製品は大人向けのミニカーと子供向けのオモチャの中間的な感じなのが特徴で価格もリーズナブルです。ミニチャンプスやオートアートなどの高級ミニカーに比べると精密さには欠けますが、全体的なスタイルはなかなかカッコよく、構造がシンプルなので、改造やリペイントの素材にはうってつけです。

パーツ分解

パーツ分解①

Fフェンダー、ボディ以外のパーツは樹脂製。ドアとボンネットを分解するのは不可能なようです。

ボンネット

フロントボンネットのヒンジは金属パーツでハメ殺しになっています。壊れにくいのはいいのですが、このままでリペイントするのはかなり面倒です。分解することを前提に作られた製品ではないのでやむを得ませんが・・・。

ドア

ドアのヒンジは金属パーツでカシメられています。ここを削れば分解できそうですが、かなり強い板バネ使われていて、塗装後に接着しても強度が足りないだろうと判断して分解は諦めました。

リアグリル

リアグリルにはエア抜きのような穴がありますが、モールドではなくシールで再現されています。

パーツ分解②

コクピットパーツ分解完了。わずかなシルバー部分以外のほとんどがブラックの成形色のままです。シートベルトもついていますが、内装と同色なので注意してみないとよく分かりません。

パーツ分解③

今回はホイールやブレーキの塗装も行うため、足回りも分解。すべてハメコミ式ですが、フロントのブレーキディスクだけはどうしても外れなかったのでダボを削って分解しました。

塗装剥離

塗装剥離①

いつものようにナトコ スケルトンM-201を使用。ドアとボンネットが分解できなかったためヒンジ部分の剥離に少し手間がかかりました。

塗装剥離②

金属パーツの塗装剥離完了。赤部分は樹脂パーツで剥離剤が使えないので、このまま塗装します。

ハメコミ調整

接着剤を(あまり)使わないで強度を確保するためか、はめ込みがキツい部分があるので調整します。特にヘッドライトとサイドミラーははめ込みが硬いので、思い切ってパーツをカットしました。

仮組み

模型用塗料はミニカー用塗料ほどの強度がないので、最終組み立てでスムーズにパーツがハマるようにダボを調整しました。

ボディ

塗装テスト

ホワイトの下地にクレオスのXC08ムーンストーンパールを重ね塗り。ストライプ部分はガイアカラーのEXシルバーを使用します。

下地塗装

マルチプライマーを吹いて足つけをしてから、ファンデーショングレーで下地塗装をしました。

ホワイト塗装

ガイアカラーのEXホワイトで基本塗装。大きくて重いうえドアやボンネットが分解できないため、けっこう手間がかかりました。

塗装チェック

塗料がじゅうぶん乾燥したら、塗装面をチェック。ムラのある部分やホコリを噛んだ部分をヤスリで削り落としてタッチアップをします。

パールコート

下地塗装が整ったので、クレオスのXC08ムーンストーンパールを重ね吹き。

マスキング

塗装の荒れた部分やゴミをかんだ部分を修正してマスキング。上面は単純なストライプですが、前後グリルは曲面が多くて少し面倒でした。

基本塗装完了

シルバーのストライプの塗装完了。マスキングもまあまあ上手くいきました。少し塗装の荒れた部分があるので修正してから仕上げに入ります。

デカール追加

リアのグリルにはパンチ穴のようなものがありますが、モールドがないのでデカールを自作して再現しました。

エンジンフード

リアのエンジンフードの中央部分をレッドからブラックに塗り替えました。

研ぎ出し

Aピラーをブラックで塗装してクリアーコート。塗料をしっかり乾燥させてから1000番〜10000番のヤスリで研ぎ出しをします。

ボディ組み立て

研ぎ出しとコンパウンドでツヤ出しが完了したのでウィンドウ、グリル、灯火類などを接着。

エンブレム

ボディの 「跳ね馬」や「Ferrari」エンブレムはMSMクリエイションのステッカーを使用しました。

内装・足回り

シートの塗装

シートをブラックとシャインレッドで塗装。今回1番の難所は黒のストライプ。色々考えた結果、デカールを自作して一本ずつ貼りこんでいきました。

ダッシュボードの塗装

ダッシュボードはメーターやエンブレムなど細かいマーキングがたくさんあるので、オリジナルのシールを生かすために赤部分のみ塗装して、セミグロスクリアーでツヤを整えました。

内装完成

パーツを組みてて内装は完成。ダッシュボードとシートの塗り分けが面倒でしたがなんとかうまくいきました。

ホイールリペイント

ホイールのシルバーを塗り直して、黒部分はエナメル塗料を筆塗り。ブレーキキャリパーはメタルブラックで塗装。中央の跳ね馬とキャリパーの「Ferrari」エンブレムはMSMクリエイションのシールを貼り付けました。

最終組み立て

組み立て

完成したボディ、コクピット、シャーシを組み立て。これで依頼者様のOKが出たら完成です。

No.104 Cararama 1/24 BMW Z4 クーペ(リペイント)

2025年11月完成

以前製作した「No.72 BMW Z4 クーペ(改造リペイント)」を見たお客様から同じミニカーのご依頼が入りました。今回はハンドルの改造なしで内装とボディのリペイントのみを行いました。

依頼内容(おまかせコース)

①ボディ:クレオスGX1クールホワイトでリペイント
②内装:クレオス40ジャーマングレー・タミヤTS85ブライトマイカレッドなどでリペイント
③BMWエンブレムなど復元
④クリアーコートなし
その他:シャーシ・ホイールなどはリペイントなし

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

今回はクリアーコートなしでのご注文だったため、ボディのツヤがイマイチです。

 

 

製作記録

パーツ分解・塗装剥離

パーツ分解

ほとんどのパーツがネジ止めと樹脂パーツのダボの焼き潰しで、接着剤が使われていないため、比較的簡単に分解できました。フロントウィンドウのみ金属パーツのカシメで固定されていて少し手間がかかりました。

塗装剥離①

いつものようにナトコスケルトンで塗装剥離。溶剤をつけると見る見るうちにに塗料がムクムクと浮いてきます。

塗装剥離②

溶剤を水で流して塗装剥離完了。スッキリキレイに地肌がでました。

表面処理

塗料の厚塗りで誤魔化していますが、塗装剥離をするとバリや段差の残っている部分がはっきりします。目立つ部分に黒い接着剤でパテ盛りして段差を消します。

下地塗装

プライマーサーフェイサーで下地塗装。400番〜600番のヤスリで荒れた部分を中心に表面を整えます。

ボディ塗装

ボディ塗装①

一口に「ホワイト」といってもメーカーや種類によって色合いが微妙に違います。依頼者様からいただいた参考写真にいちばんイメージが近いので、今回はクレオスのクールホワイトを使用します。

ボディ塗装②

クリアーコートなしのご依頼なので、この段階でしっかりツヤが出るように薄めに希釈した塗料で重ね塗り→乾燥を何回も繰り返します。

エンジンルーム

ボディをマスキングしてエンジンルームの前部分をセミグロスブラックで塗装。

ボディ塗装完了

塗料が完全に乾いたので、内装、ウィンドウ、エクステリアを組み立てていきます。

エンブレム貼り付け

BMWマークはMSNのメタルロゴエンブレムステッカーを使用。「Z4」「30si」のロゴはZoomonのメタルステッカーから適当なものを選んで組み合わせました。

内装塗装

基本塗装

マルチプライマーで下地処理をして黒部分と赤部分を塗装。全体をクレオスのジャーマングレーで塗装してマスキング。赤部分はタミヤのTS85ブライトマイカレッドで塗装しました。

細部塗装

さらにマスキングをして銀部分をチタンシルバーで塗装。普通のシルバーよりもグッと高級感が出ます。細部はエナメル塗料のセミグロスブラックを筆塗りしました。

ダッシュボード

こちらもジャーマングレー、ブライトマイカレッド、チタンシルバーで塗り分け。メーターとハンドル中央のエンブレムは社外品のデカールを使用しました。

最終組み立て

完成!

ボディと内装、シャーシを合体させて完成です。

No.101 POP RACE 1/64 アストンマーチンDBX707

2025年10月完成

次のご依頼品は1/64アストンマーチンDBX707。オリジナルのブルー塗装を剥離して、ボディをシルバーにリペイントしました。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

 

製作記録

POP RACEは香港のミニカーブランドのようですが、HPの見本写真と実際の製品とではえらくクオリティの差があるような😅😅😅・・・。ミニカーは1/43か1/18スケールが主流ですが、今回のご依頼品は1/64で、トミカなどに近い小スケールで細部の処理に一工夫が必要です。

分解・塗装剥離

パーツ分解

いつものように温熱法で接着剤を溶かして分解しましたが、リアウィンドウとフロントグリルがなかなか外れないのでIPAにドボンしました。

塗装剥離①

一般にミニカーの塗料は強力なもの(おそらくウレタン系?)を使っていて剥離に苦労するのですが、これはIPAでかなり溶けました。しかし、IPAだけでは時間がかかるので、やはりいつものナトコスケルトンを使います。

塗装剥離②

やはりナトコスケルトンは超強力で、すっきり塗装剥離できました。細部パーツも大きな破損は出さずに済みました。

補修

リアウィンドウ

IPAに浸けて接着剤を溶かした時にリアウィンドウの塗装も落ちてしまったので、フチをブラックで塗り直しました。

ドアミラー

ドアミラーは軟質素材ですが、分解時に取り付けダボの部分がちぎれてしまったので、ステーをカットして0.8mm真鍮線で新造しました。

塗装

下地塗装

マルチプライマーを吹いてから、ガイアカラーのEXブラックで下地塗装。

マスキング

ルーフやボディ下部は下地塗装のブラックをそのまま生かすので、マスキングします。

本塗装

ガイアカラーのEXシルバーでボディ塗装。マスキングもキレイにできました。

サイドのライン

フェンダー後ろのラインは細すぎて塗装が難しいので、黒デカールの細切りを貼って再現しました。

研ぎ出し

クリアーコートをしてじゅうぶん乾燥させてから、1000番〜3000番のヤスリで研ぎ出し。コンパウンドで磨いてツヤ出しをします。

エンブレム

塗装剥離時に溶けたエンブレムはZoomOnのメタルインレットマークで復元。1/24・1/43・1/64スケールに対応とのことで、一番小さいものを使います。

ホイール

ホイールは黒一色だったので、実車通りにシルバーのラインを追加。

最終組み立て

最終組み立て

ルーフレールにミラーフィニッシュを張り込み。ホイールを組み込み、シャーシの裏からネジ止め。最後にドアミラーを接着して完成!

No.95 TRAJECTOIRE 1/43 フェラーリ512F

2026年2月完成

次のご依頼品は1/43のレジンキット、フェラーリ製プロトタイプレーシングカーの512Fです。1970年にフェラーリ512 Sは70年のル・マンやデイトナに出場しましたが、ライバルのポルシェ917にはかなわず、翌年には改良型の512Mを発表しました。この512Mがスイスのプライベートチーム、スクーデリア・フィリピネッティの手で独自にモディファイされたのがこの512Fだということです。512Sは知っていましたが、512Fの存在は今回のご依頼を受けるまで全く知りませんでした。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

TRAJECTOIREはフランスのガレージキットメーカーのようです。フランス製キットはマニアックな車種を発売していて魅力的なのですが、クセが強くてタメオのキットなどと比べると10倍くらい大変なものが多くて悪い予感がします・・・😅😅😅

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ構成は1/43ガレージキットとしては一般的なものですが、嫌な予感がするのは着色済みのボディとデカール。ライトユーザーに向けた仕様ですが、以前ランドクルーザーで酷い目にあった記憶が・・・。

デカール

無塗装でデカールを貼ればボディが完成するという仕様ですが、完成写真を見る限りスケスケの低品質のデカールのようです。

バックミラー

説明書ではルーフ上のミラーのみなのに、サイドミラーも付属しています。実車写真を見るとサイドミラーが付いていますが、ステーの長さがだいぶ短いです。まあ海外製ガレージキットではよくあることですが。

仮組み

塗装剥離①

IPAにボディを1週間ほどつけ置きして塗料が浮いてきたので、歯ブラシで磨いて塗装剥離。

塗装剥離②

IPAでほとんどの塗料は剥がせましたが、モールドや奥まった部分に残った塗料は精密ヤスリやニードルで掘り直す必要がありそうです。

下地処理

おおむね表面処理ができたので、捨てサフを吹いて、表面の荒れた部分をチェック。ボディ下面に気泡があったので黒い接着剤で埋めました。

ディスプレイベース

エンジン下部にナットを埋め込み、3mmビスでベースに固定できるように加工。回転防止のためコクピット前に2mm真鍮線を差し込むようになっています。

リア周り

シャーシ、コクピット、エンジンは一体成形されていますが、エキゾースト、リアサス、アップライトなどは別パーツ化されています。説明書がいい加減でどう組むかかなり悩みました。

ボディ表面処理

モールドの甘い部分を掘り直し。リアのエアインテーク?は取り付け位置がはっきりしないのでプラ板を貼ってダボを作りました。

塗装

下地塗装

下地塗装にガイアカラーのサーフェイサーエヴォ パステルピンクを使用。

本塗装

古いフェラーリは明るい赤のイメージなので、クレオスのスーパーイタリアンレッドで塗装しました。

デカール

完成写真を見てイヤな予感がしましたが、やはり質が悪くて、ホワイトが透けて薄いピンクになります。( ´△`)

マスキング

結局ホワイトのラインは塗装で再現することにしました。デカールをコピーしたものをガイドにしてマスキング。スキマから塗料が入り込まないようにマスキングゾルで固めます。

基本塗装完了

ホワイト部分を塗装しましたが、概ねうまく行きました。はみ出し部分を修正して、次はデカール貼りです。

デカール貼り①

細かい文字まで塗装というわけにはいかないのでとりあえずデカールを貼ってみましたが、やはり見事に透けてしまいます。

デカール貼り②

というわけでデカールをハイキューパーツのホワイトデカールにコピーして2枚重ねにすることにしました。

デカール貼り③

ゼッケン部はデカールを3枚重ねにしましたが、それでも若干透けてみえるので、ここからは塗装で修正します。今までいろいろなキットを組みましたが、ここまで質の低いデカールは初めてです。

デカール貼り④

主なデカールの修正が完了したので、細かいスポンサーデカールをはって完成。

クリアーコート

フィニッシャーズのオートクリアーでコーティング。クリアーが十分乾燥したら、やすりでスポンジヤスリで研ぎ出しをします。

ヘッドライト

概ね研ぎ出しができたところで、ヘッドライトの製作。ライトパーツを接着してから、バキュームパーツを切り抜いた透明カバーを接着。

塗装修正

完成直前に塗装のミスが見つかったので部分的に修正してデカールを貼り直しました。

シャーシ①

コクピットはフラットブラック、シャーシ全体はスーパージュラルミンで塗装。

シャーシ②

エンジン周りをエナメルレッドブラウンでウォッシング。シートベルト、アップライト、エキパイなどを塗装。シートベルトにはデカールを貼りました。

最終組み立て

No.82 アシェット 1/43 マツダ ルーチェ GS2

2024年12月完成

次のミニカーリペイントは二代目ルーチェの2ドアハードトップGS2。今回はリペイントだけでなく前後スポイラーの追加など、依頼者様のかつての愛車仕様にしたいとのご依頼です。アシェットの1/43ミニカーですが、依頼者様の手でチンスポイラーとハの字シャコタンに改造されています。

 

 

製作記録

「ルーチェ」は大型車というイメージがあったのですが、どうも記憶違いのようです。下の写真はベネトンB186との比較。最初はメーカーのミスかと思ってホイールベースを測ってみましたが、やはり1/43で間違いないようです。トヨタ2000GTなんかもそうですが、昔の日本車はけっこうコンパクトだったようです。

ボディの分解と塗装剥離

分解①

シャーシ裏のビスを外してボディとシャーシを分解。フロントのチンスポイラーは接着されていましたが、どうせ使わないのでナイフでカットしました。

分解②

ボディを熱湯につけて接着剤を柔らかくして分解しますが、樹脂パーツが変形しないようにこまめに引き上げて状態を確認する必要があります。

分解③

ボディパーツの分解完了。ダメージはほとんど出ませんでした。以前はエナメル溶剤などで接着剤を溶かしていましたが、温熱法のほうがスムーズでパーツを傷つけずに分解できます。

塗装剥離①

いつものようにナトコスケルトンで塗装剥離。溶剤を塗るとみるみるうちに塗料が浮いてきました。

スポイラー追加

プラ板などを芯にしてパテで前後のスポイラーを製作。このままでは田舎の暴走族みたいなので、少しずつ削って形状を修正していきます。

スポイラーの形状修正

「暴走族ではなく走り屋風に」とのご依頼でしたので、全体的に形状をひかえ目に修正。ルーチェの資料があまりないのでRX-3のカスタム車などを参考にしました。

バックミラー改造

アオシマの1/43スカイラインのミラーを流用してドアミラーを取り付け。ステーが太くてボッテリとしているので、0.5mm真鍮線に交換しました。フェンダーミラーを外した穴はパテ埋めをします。

マフラー改造

「50πくらいのシングルマフラー」とのご希望だったので、オリジナルのマフラーをカットして真鍮パイプに交換しました。

ボディのリペイント

塗装色

シルバーの下地にクレオスのGX101クリアブラック+GX108クリアバイオレット(少量)で塗装。よく見るとブルーが入ったメタリックブラックとのご注文で何度かお客様と相談した結果この色に決めました。

内部塗装

フィニッシャーズのマルチプライマーを吹いて、フロントグリルと内装部をフラットブラックで塗装。

下地塗装①

フラットブラックで塗装した部分をマスキングして、あらためてボディ全体をマルチプライマーで下地塗装。

下地塗装②

メタリックカラーで塗装するためます下地をブラックで塗装。

下地塗装③

さらに下地をシルバーで下地塗装。

本塗装

シルバーの下地の上からクレオスのGX101クリアブラック+GX108クリアバイオレット(少量)で塗装。下地塗装②と変わりないように見えますが、明るい場所で反射させると微妙にメタリックブルーが入っているのが分かります。

デカール作成

塗装剥離の際に溶けてしまったエンブレムやサイドマーカーのデカールを自作。

クリアーコート

フィニッシャーズのウレタンクリアーGP1でクリアーコート。約24時間で完全硬化したら、次はいよいよ研ぎ出しを始めます。

研ぎ出し

クリアー表面を2000番〜6000番のヤスリで研ぎ出して、コンパウンドで磨き込み。フェンダーミラーを外した穴の跡がうまく消えなくて苦労しました。

ボディパーツ接着

ウインドウ、前後グリルなどを接着。塗料の厚みで合わなくなった部分を削って調整しました。

最終組み立て

完成

ボディをシャーシに取り付け、ワイパー、ミラーなどを接着して完成です。

No.80 アオシマ 1/150 粉粒体運搬トレーラー(太平洋セメント)

2024年10月完成

この仕事を始めてから、それまであまり興味のなかったアイテムの製作をすることが増えました。今回のご依頼は粉粒体運搬車(ふんりゅうたいうんぱんしゃ)!(@_@)!!要するにセメントなどを運搬するトラックのことです。これを「太平洋セメント」専用車にリペイントしました。

製作記録

ご依頼品はアオシマ製の1/150 リアルディティール トレーラートラックシリーズのもので、ミニカーといってもほとんどのパーツはプラスチックと軟質樹脂製です。

ボディの分解と塗装剥離

パーツ一覧

食玩のような簡素な箱に本体と軟質樹脂製のバックミラー+サイドガードのパーツが付属します。

トラクター部分解

ネジ止めはなしですが、接着部はごく部分的だったので、割と簡単に分解できました。

トレーラー部分解

ネジを外せばシャーシは簡単に分解できましたが、細かいパイプ類は無理にイジると折れそうなので、分解は最小限にとどめました。

タンクパーツ接着

タンク部分は上下2パーツ構成ですがかなり段差やスキマがあるので、きちんと接着して接着線を消しました。

リペイント

デカール作成

ネットで拾った画像を加工して版下にします。とりあえず普通紙に印刷してバランスをチェックしてからデカールを作成します。

塗装剥離

プラスチック製なので、クレオスの薄め液とIPAを使って塗装剥離。時間は少しかかりましたが、なんとか剥がれてくれました。

キャブ塗装

キャブは少しクリーム色がかった白なので、クレオスの316ホワイトFS17875で塗装しました。

タンク塗装

タンク部分は明るいグレーなので、クレオス315グレーFS16440で塗装。

デカールはり

A-oneの「自分で作るデカールシール」で作成したデカールを貼り付け。通常の水転写デカールに比べて位置調整が難しいのですが、なんとかうまく行きました。

最終組み立て

トラクター部完成

フロントグリル、灯火類など細部を塗装してから組み立て。

トレーラー部完成

全体にセミグロスクリアーを吹いてデカールを馴染ませてから、パーツを組み立て。

完成!

トラクター部とトレーラー部を連結させて完成。連結部は差し込むだけなので、角を曲がる状態も再現できます。