ハセガワ 1/24 ランボルギーニミウラ P400SV

2021年5月完成

ランボルギーニミウラはP400からP400Sと改良されP400SVで完成形となりました。SVでリアタイヤが太くなってカッチョいいのですが、本当はまつ毛付きの「P400S」のほうが好きだったりします。いつかニューキットが発売されたらぜひ作ってみたいものです。ナンバープレートは某有名漫画からいただいたものです。あれは「SV」ではなく「S」ですが。

製作記録

キットレビュー

ハセガワのランボルギーニミウラP400SVを格安でゲット!久々の1/24キットです。ミウラは大昔にモータライズのオモチャっぽいキットを作ったきりで、ちゃんとしたスケールキットを作るのは初めてです。パーツ数は多からず少なからず。必要最低限の再現度を目指すならストレスなく組み立てられそうです。

ハセガワのカーキットはトヨタ200GTコスモスポーツを作ったことがありますが、ボディのモールドがいまいちダルい印象を受けました。さて、このキットはどうでしょうか?

・・・これは、・・・国産のキットでは初めて見ます。ランナーがついたままで、サイドウォールには若干ゆがみもあります。モノグラムやamt等、昔の海外製キットのものよりはましですが、天下のハセガワがどうしたことなのでしょうか?

ホイルはギラギラとした銀メッキで、フロントグリルなど必要のないパーツまでメッキされています。・・・というわけで、メッキ落とし。水で薄めたキッチンハイターに10分ほどつけ置きしてきれいにメッキを落としました。

シャーシとコクピットの仮組み状態。TP400みたいでこのままでも充分カッチョいい!

エンジンは4ピースのパーツを箱組みしただけのシンプルなパーツ構成になっています。

フェンダーや窓枠あたりの肉厚が薄く、強度的に不安なのでシアノンで裏打ちをしました。

捨てサフを吹いて400番のヤスリで表面処理をした状態。サイドのエアスクープが細かくてシャープに仕上げるのが大変(@_@)。エッチングパーツ付きのキットも発売されるようなので、チャンスがあれば作ってみたいです。

シャーシ、エンジン、コクピットがほぼ完成!ボディを乗せるとほとんど見えなくなるので今のうちに記念撮影。

シンプルな箱組み構造ながら、横置きV12気筒エンジンの雰囲気をよく出しています。

このキットにはデカール以外に「メタルインレット」というメッキシールが付属していてシフトゲートやエアスクープにはると高級感がグッとアップします。

タコメーター、スピードメーター以外に油圧計などメーターがいっぱい!メーターにガラスがはまって見えるようにデカールの上からエナメルクリアを流し込みました。

ボディ色はオレンジに決めたので、透け防止のためピンクで下地作り。今回初めてガイアノーツの「ピンクサフ」を使ってみましたが、隠蔽力が強くてなかなか具合がいいです。

オレンジ塗装後に、クリア吹き→研ぎ出しを2回繰り返し。だいぶツヤが出てきました(^∇^)ヘッドライトの黒部分はデカールと塗装を併用。

ホイルとボディ下部はゴールドで塗装。クレオスのゴールド、ガイアカラーのスターブライトゴールド、同じくガイアカラーのEXゴールドを比べてみましたが、今回はくすんだ渋い感じのEXゴールドを使用しました。

塗装が十分乾燥したら、コンパウンドで磨きます。粗目→細目→仕上げ目と徐々に細かいものに。今回初めてタミヤの「コンパウンド用スポンジ」というのを使ってみましたが、これがなかなか具合がいい!スポンジの平らな部分を使えば広い部分を平滑に仕上げられえるし、角の部分を使えば奥まった部分も残さず磨けます。

窓枠にはいつものようにハセガワの「ミラーフィニッシュ」を貼り込み。今回は1/24なので楽でした。ヘッドライト、ルーバー等を接着し、いよいよ完成に近づいてきました。

「あの人」の愛車を再現するためWAVEの「Nデカール」でナンバープレートを作成。大昔に買ったもので多少劣化していましたがなんとか使えそうです。

本当は「あの人」のミウラは「SV」ではなく「S」なのですが、そこは気がつかなかったフリをします(^_^;)

完成!