ホシノ・ルリ(ビキニver.)

2022年8月完成

PVCフィギュア改造リペイント

フィギュアすげ替えシリーズ第4弾。ミンメイ水着ver.のアイペイントに手こずっている間に、並行してホシノ・ルリビキニver.を作製することにしました。

製作記録

レビュー

ホシノ・ルリ The prince of darkness プレミアムフィギュア

全高約22センチで、スケールにすると1/7程度になります。造形はなかなかいいのですが、プライズフィギュアの宿命として塗装や細部仕上げに雑なところが見られます。

綾波レイ エクストラサマービーチフィギュア

このシリーズは安価で入手できるので、リペイントの素材にするためにストックしておいたものです。写真は日焼けバージョンですが、製作には通常バージョンを使用しました。

PVCフィギュアの分解

使用パーツ一覧

「プレミアムビーチフィギュア」同様、両足のみプラスチック製。水着部分の分解はできないのでマスキングで塗装するしかありません。

仮組み

ルリちゃんの首をくりぬき、とりあえず仮組み。なかなかバランスよくおさまりました。

組み立て・表面処理

頭部に2mm真鍮線を固定し、首に空けた穴に差し込んで接続します。

ビキニのストライプはけっこう凸凹があるので、シンナー風呂にドボンして塗装を全て剥離。強力な塗料を使っていたのか通常のうすめ液ではなかなか落ちないのでツールクリーナーを使いました。

ボディ部のバリやパーティングラインを処理して、プライマーサーフェイサーで下地塗装。今回ヘッドはオリジナルのままでいこうと思います。

リペイント

肌の塗装

基本色としてノーツフレッシュホワイトをベタ塗りしてノーツフレッシュホワイト+ノーツフレッシュピンクでシャドー入れ。今回頭部はオリジナルのまま使用するのでできるだけ近い色になるよう注意しました。

ビキニの塗装

いろいろ迷いましたが、ビキニは結局オレンジに。基本色としてホワイト+蛍光オレンジをベタ塗りして蛍光オレンジでシャドー入れ。ボディが分解できなかったためマスキングがなかなかめんどうでした。

ボディの組み立て

マスキングをはがして両足を接着。PVCフィギュアは弾力性があって接着部が押し返されることがあるので、マスキングテープで固定しておきます。

蛍光色はパッと明るい感じがしてカワイイのですが、いささが強すぎたようです。通常のオレンジを少し混ぜた方がよかったかもしれません。

リン・ミンメイ(水着ver)

2020年8月完成

PVCフィギュア改造リペイント

前回作ったリン・ミンメイ(愛・おぼえていますかver.)がなかなか好評だったので、第2弾を製作。「プレミアム サマービーチ フィギュア 綾波レイ」のボディを流用して水着verを作ってみました。

製作記録

レビュー

「30thアニバーサリーSQフィギュアシリーズ リン・ミンメイ」。ステッキ欠品のものを中古ショップで入手。

「プレミアム サマービーチ フィギュア 綾波レイ」。全高約21㎝でミンメイとほぼ同じサイズ。スケールにすると1/7〜1/8程度です。

造形はいいのですが、近くで見るとパーティングラインやバリがけっこう残っているので、今回は表面処理をしてリペイントをすることにしました。

分解

塗装しやすいように、可能な限り細かく分解。ボディと顔は一体成形ですが、髪、両腕、両足は分解できました。ヘタリ対策でしょうか?両足だけはプラ製でした。

ミンメイの頭部も分解。前回と同様に帽子の取り付けダボを切りとって髪を整形しなおします。

組み立て

綾波の顔を切り飛ばしてミンメイの顔がはまるように首の形状を修正。2mm径の穴を開けて真鍮線で接続できるようにしました。

後ろ髪の中に大きなダボがあるので、ここに2mm真鍮線を固定。顔は首の入る部分をくりぬいて綾波のボディに合うように調整。

プルタックで各パーツを仮組み。サイズ的にはピッタリですが、アニメ本編のミンメイに比べるとかなりスレンダーな気がします。プロポーション変更まですると大変なことになるので、今回はこれでいいことにします。

髪や水着のモールドをシャープに削り込こんで、150〜240番のヤスリでパーティングライン消し。その後、捨てサフを吹いて400〜600番で表面を滑らかに磨き込みました。

リペイント

肌の塗装

ガイアノーツフレッシュホワイトを基本色にして、フレッシュピンク+フレッシュオレンジでシャドー入れ。

髪の塗装

下地にパープルをベタ塗りして、パープル+コバルトブルー+ブラックでシャドー入れ。

水着の塗装

シルバーで下地塗りをしてゴールドでシャドーを入れ。仕上げにクリアグリーンをかけてキャンディ塗装にしました。

アイペイント①

弱い塗料を使っているのか、熱湯でゆでた時に塗装がはがれたので部分的にタッチアップ。首の傾け方が変わって角度が合わなくなるので、イヤリングをカットして小さなピアスをしているようにしました。

アイペイント

髪を接着してフラットクリアでコーティング。瞳はいつものようにUVジェルクリアで光沢を出しました。

ベースの作製

クリアーブルーのプラで成形されたベースはなかなかいい雰囲気なのですが、綾波のネーム入りなのでこのままというわけにはいきません。

ベースホワイトで塗装して、地球統合軍のマークをはってみましたが・・・なんかちょっとダサい・・・(´・ω・`)

結局宇宙をイメージしたラップ塗装にしました。

リン・ミンメイ(愛・おぼえていますかver.)

2020年4月完成

PVCフィギュア改造リペイント

「超時空要塞マクロス」のヒロイン、リン・ミンメイ。今でもそこそこ人気があると思うのですが、フィギュア化にはあまり恵まれていません。本放送当時のものはデキが悪いし、マックスファクトリーのものは1/20と小さすぎるし、今は無きCM’sのグッコレはプレミア価格がついていて手が出ない・・・。というわけで「30thアニバーサリーSQフィギュアシリーズ」のミンメイを改造することにしました。

製作記録

レビュー

値段も手頃でデキもまあまあですが、ミンメイがシェリル・ノームの衣装を着ています。マクロスキャラが衣装を取り替えるというシリーズですが、何がいいのか私にはいまいちピンと来ません。

同シリーズのランカ・リー。こちらは「愛・おぼえていますか」のミンメイの衣装を着ています。全高は約20㎝で、スケールにすると1/7〜1/8程度。サイズ的にはピッタリなのでうまく行きそうです。

PVCフィギュアの分解

いつものように熱湯でゆでて分解し、必要なパーツだけを集めました。リペイントは最小限にしてできるだけオリジナルの塗装を生かすつもりなので、ボディ部分は分解しません。

ボディ側の首を生かすため、あご下のラインで頭部をカット。ランカファンのみなさん、すみません・・・(*´ω`*)

切り出したパーツをブルタックで仮組み。ロングの髪が衣装の背中側と干渉するため、角度が限定されますが、まあまあうまく収まりました。

組み立て

帽子を固定していたダボを切り取り、パテで穴埋め。ヤスリで磨いて表面を整えます。

首がやや短いのでエポキシパテをもりつけて延長。首から下がよごれないように作業中にはマスキングをしておきます。

頭部のインナーパーツと首に穴を開けて2mm真鍮線で接続。

ミンメイ用のベース(左)は足の取り付けダボの位置が違うので、元の穴をふさいで、ランカ用(右)と同じ位置に新たに穴を開け直し。

リペイント

髪の塗装①

コバルトブルー+パープル+ブラックで基本色を作り、基本色にホワイトを加えたハイライト色で全体を塗装。

髪の塗装②

基本色にブラックとパープルを加えた色でシャドー入れ。

瞳をUVジェルクリアでコーティング。製品版ではスッピンだったので、軽くお化粧してチークとルージュを入れました。

頭部と前後の髪を接着。PVCフィギュアは素材に弾力があって自然に外れてしまうことがあるので、接着剤が固まるまでテープで固定します。

今回はリペイントを最小限にとどめたため、あっという間に完成。同じシリーズの合体なので非常にスムーズにいきました。

城ヶ崎◯嘉(キャストオフver.)

PVCフィギュア改造

中古ショップで「城ヶ崎◯嘉」のジャンクフィギュアを購入。腕試しに全裸改造にチャレンジしてみました。この手の改造フィギュアはオークションに出品しません。興味のある方は「見積もり依頼・問い合わせ」からご連絡ください。

コスチュームが短い上着にホットパンツだけなので比較的簡単にできましたが、ソックスや靴も脱がすとかなり手間がかかりそうです。

製作記録

レビュー

背中のパーツが欠品しているものをジャンク品として入手。コスチュームのディテールや塗装が細かく値段の割になかなかデキがいいです。

パーツ分解

いつものように熱湯で煮沸して分解。ガッチリと接着されていて分解するのがけっこう大変でした。あまり長時間煮沸すると塗装や素材が劣化するので煮沸以外の分解方法も検討する必要がありそうです。

改造・組み立て

上着やアクセサリーを外した状態。ここで初めて気がつきましたが、上着がなくなったため、バランスが悪くてすぐに倒れてしまうようになりました。

衣装の不要部分を削り落として、エポキシパテで穴埋めをしてボディを成型。背中は上着との接続をする大穴が空いているのでパテを詰め込んで背中の造形を作り直さなければなりません。

捨てサフを吹いてプロポーションをチェック。肩甲骨が強調されすぎているし、右のお尻が少し垂れているので、もう少しライン修正をしていきます。

ボディラインを修正しつつ、溶きパテを塗りつけて400番のヤスリで表面の段差をなめらかにしていきます。だいぶラインが滑らかになってきました。

盛って削って・・・盛って削って・・・を繰り返し、ボディラインがだいたい完成したので乳首を造形。

まだ表面処理やディティールの甘いところもありますが、いい加減飽きてきたので、このあたりで仕上げに入ります。

リペイント

ガイアカラーのノーツフレッシュで基本塗装。

リペイントはボディのみなので、仮組みをして顔や腕と色が合うかどうかチェック。もう少し明るくしたほうがよさそうです。

肌の色を調整して、シャドー入れ。細部を筆塗り塗装してフラットクリアーでコーティング。