塗装テスト(シルバー系)

ミニカーリペイントでシルバー系希望のお客様が続いたので、各社から発売されているシルバー系塗料をテストしました。特にタミヤはバイクやF1モデルを意識しているのか、シルバー系の塗料が非常に豊富です。

1.タミヤ ラッカー塗料

  価格:220円(税込) 容量:10ml

LP-38 フラットアルミ

その名の通りつや消しのアルミ色ですが・・・なんというかシルバーではなくコンクリートのようなグレーに見えます。エナメル塗料のフラットアルミはちゃんと金属感があるのですが・・・(−_−;)

LP-48 スパークリングシルバー

一般的なシルバーに比べて発色がよくキラキラしています。カーモデルのシルバーボディに似合いそうです。

LP-63 チタンシルバー

やや金色がかったシルバーです。その名の通りチタンを多用したバイクやカーモデルに重宝します。

LP-70 アルミシルバー

LP-38 フラットアルミはつや消しがキツすぎるので、アルミシルバーを混ぜることで調整ができます。

LP-72 マイカシルバー

2.クレオス Mr.カラー

  価格:220円(税込) 容量:10ml

159 スーパーシルバー

特にクセのないシルバーですが、クレオスの通常のシルバーに比べるとやや高級感があります。

SM208 スーパージュラルミン

メッキ塗料ではありませんが、金属感のあるシルバーになります。Mr.カラーのスーパーメタリック2シリーズは発色に高級感があってなかなかいい感じです。

3.フィニッシャーズ カラー

  価格:420円(税込) 容量:20ml

ライトガンメタル

明るめのメタリックグレイでハコスカなどにピッタリです。タミヤのメタリックグレーがつや消しなので、光沢塗装にはこれを使います。

塗装テスト(レッド系)

カーモデルのボディ色はやっぱり赤!(個人の感想)。しかし、一口に赤と言ってもさまざまな色合いがあります。ポルシェ911の赤とフェラーリの赤はやはり差別化したい!・・・ということで各社から発売されている赤塗料の比較テストを行いました。ソリッドカラーのレッドは全てガイアノーツのピンクサフで下地塗装をしています。

1.フィニッシャーズ カラー

  価格:420円(税込) 容量:20ml

カーモデル専門のメーカーとあって、車やバイクのボディ色に対応した各種カラーが発売されています。容量はクレオスやタミヤの2倍で価格は2倍弱、さらに濃いめに調整されているので、かなりお買い得かもしれません。欠点は容器で、フタとラベルの色が全て同じで見分けにくいことと、中ブタが別体になっていて扱いが面倒なことでしょうか。

ブライトレッド

フィニッシャーズカラーでは一番明るい赤で、クレオスのシャインレッドに近い色です。

ピュアレッド

ブライトレッドよりやや濃い赤です。

リッチレッド

ピュアレッドよりやや明るめで、スタンダードな赤です。クレオスのレッドに近い色です。

シルクレッド

リッチレッドよりやや濃い赤です。

ディープレッド

フィニッシャーズの塗料では一番濃い赤。アルファロメオなどに使えそうです。

  

2.クレオス Mr.カラー

  価格:220円(税込) 容量:10ml

この中では一番歴史の長い塗料で、かえる工房はアメリカのレベル社と提携した「レベルカラー」の時代から愛用しています。一番の長所は最もポピュラーでタミヤ以外の国産キットはたいていMr.カラーで指定されており、どこの模型店でも手に入ることです。

3 レッド

大昔から愛用しているレッド。かえる工房にとってレッドといえばこの色が基準になります。

79 シャインレッド

上のレッドに比べてかなり明るい赤。フィニッシャーズほど細分化されていないので選択に迷うことはありません。

171 蛍光レッド

レッドといってもオレンジに近い色です。F1などのマルボロレッドに使えそうなので、いつか試してみます。

171 クリアーレッド

シルバーの下地にクリアーレッドを重ね吹き。通常のメタリックカラーより深みがあるので気に入っています。CB750Fの外装やフィギュアのコスチュームなどで使用しています。

171 クリアーレッド+クリアーブラック

暗い赤を表現するため、シルバーの下地にクリアーレッド+クリアーブラックを重ね吹きしました。ブラックの割合が少なかったのか上とそれほど変わりませんでした。

171 クリアーレッド

下地を黒鉄色に変えてクリアーレッドを重ね吹き。かなり感じが変わりました。セーラーサターンのリボンはこの方法で塗装しました。

3.タミヤ ラッカー塗料

  価格:220円(税込) 容量:10ml

タミヤの塗料はアメリカのパクトラ社と提携したエナメル塗料の「パクトラタミヤカラー」を販売し続け、一昔前はラッカー系なら「レベルカラー」、エナメル系なら「パクトラタミヤカラー」の二択でした。そのためかタミヤのラッカー系塗料は缶スプレーのみで、ビン塗料は2017年になってやっとが発売されました。

TS-85 ブライトマイカレッド

1/20フェラーリF1用に開発された塗料です。クレオスのレッドよりやや濃い赤で、フィニッシャーズのシルクレッドに近い感じです。タミヤのHPには「メタリックレッド」と説明されていますが、メタリック感はほとんどありません。

TS-31 ブライトオレンジ

4.ガイアノーツ

  価格:275円(製込) 容量:15ml

カーモデルのクリアーコート

レーシングカーなど大きいデカールをはったモデルのクリアーコートにずっと悩んでいました。時間をかけてデカールをしっかり乾燥させたり、砂吹き塗装を試したり、いろいろやってみましたが、デカールが浮いてきたり、ブツブツができたりすることを完全に防ぐことはできませんでした。結局デカールの傷んだ部分をタッチアップしたり、ヒドイ時は完全に塗装をやり直ししなければなりませんでした。

Mr.カラー スーパークリアーⅢ

クレオスのGXシリーズは通常のMr.カラーよりツヤがキレイで長年愛用してきましたが、デカールが溶けやすいので、今ではデカールを使わないフィギュアやロボットなどで使用しています。

フィニッシャーズ オートクリアー

「デカールに優しい」というウワサを聞いて、カーモデル専門メーカー、フィニッシャーズのオートクリアーを試してみました。写真はオートクリアーと専用のピュアシンナーがセットになったお試しセットです。

説明書

通常はクリアー1:シンナー2.7で、厚塗りの場合はクリアー1:シンナー0.5〜1で希釈し、重ね塗装は3〜5回程度。簡単なコピー説明書ですが、ずいぶん親切に説明してくれます。

ウィリアムズFW16

FW16にオートクリアーを使用。今まで散々苦労したのがウソのように一発でキレイな光沢がでました。気のせいかもしれませんが、ホコリもつきにくくなったようです。

デカールに優しいだけでなくツヤもきれいだし、気のせいかもしれませんがホコリもつきにくいように感じました。欠点としては①近所の店には置いてない、②値段が少し高い、③少し匂いがきつい、④乾燥に時間がかかる、などです。④の乾燥時間がかかるのはおそらくリターダーが大量に入っているからでしょうが、これは同時にきれいなツヤを出すためなので欠点とは言えないかもしれません。

フィニッシャーズ ウレタンクリアーGP1