アオシマ 1/12 ホンダ ドリームCB750FOUR

2024年1月製作開始 定価:4,400円

オートバイシリーズ第7弾はホンダドリームCB750FOURです!(^∇^)

「大型バイク=ナナハン」の名称を浸透させ、市販車初の最高速200km/hオーバーを達成してホンダの名前を世界に知らしめた名車です。長らく1/12スケールのプラモデルがありませんでしたが、アオシマから発売されると聞いて速攻でポチってしまいました。

空冷4ストローク2バルブSOHC4気筒  最高出力 67ps/8,000rpm
乾燥重量 235 kg  1969年発売  販売価格38万5,000円

アオシマのバイクキットは昔、ZⅡを作りましたが、これはかなり古いキットでいろいろビミョーな点がありました。今回のCB750は新金型の最新キットなのでかなり期待しています。アオシマといえば昔はスーパーカーブームやガンプラブームに便乗してオモチャっぽいキットを乱発するメーカーという印象でしたが、90年代以降はしっかりしたキットを発売するようになり、かえる工房のランキングではハセガワやフジミを抜いて国内模型メーカーNo.2になっています。(^∇^)

かえる工房にとっては「CB-Fシリーズ」がドンズバ世代なのですが、「ドリームナナハン」も子供時代に漫画やプラモデルで見た、まさしく夢のバイクでした。K0は『ワイルド7』の飛葉ちゃんの愛車としても有名です。将来、K2が発売されたら、赤に塗装して『750ライダー』の早川光くんのマシンも作ってみたいです。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約240点とタミヤのキットの倍以上(値段も・・・)。意味なくパーツ数が多くて作っていてストレスのたまるだけのキットもありますが、さて、これはどうでしょうか?

外装パーツ

かえる工房はスケールキットでは塗装をするのが当たり前だと考えているので、外装パーツにカラフルな成形色を使うのに否定的ですが、このキットではボディ色が必要なパーツのみブルーに色分けされていて製作の便宜を図っているようです。

シリンダー①

シリンダーは冷却用フィンを一枚づつ重ね合わせる方式。フィンを薄く再現するためでしょうが、ちょっとメンドくさそうです(´・_・`)。上部は6枚、下部は9枚の計15枚。順番を間違えないように切り出してからきちんと並べます。

シリンダー

シリンダーフィンの取り付けダボは組み立てミスを防ぐために、一枚一枚形状が変えてあります。ここ以外にもホイールやキャブなど位置を間違えやすいパーツには同じような処理がされています。こういうユーザー視点に立った設計がされているとすごく感動します。(^∇^)

シリンダー③

これまた頭のおかしい設計(ほめ言葉)。ピストンこそ入っていませんが、ピストンの穴が再現されカムカバーの裏にはバルブのモールドが入っています。

クランクケース

ミッションやオイルパンにも内部構造がモールドされています。完成すれば100%見えなくなるのに・・・。これは「整備中のジオラマをつくってね♡」というメーカーからのメッセージなのでしょうか?

ホイール

ワイヤーホイールの場合、左右2パーツはり合わせが一般的ですが、このキットでは4パーツ構成。今回もスポークを張り替える予定ですが、前回のマッハとはやり方を変える必要がありそうです。

チェーン

チェーンは前後スプロケットと一体成形。ちゃんとチェーンのたるみが再現されているのがウレシいですが、モールドが少しダルい・・・。

ウィンカーとブレーキランプ

ウィンカーとブレーキランプはクリアーオレンジとクリアーレッドで成形されていて塗装不要。他の色に塗装する可能性はほとんどないのに塗装の必要なクリアーパーツを採用するメーカーが多いのはコスト的な問題なのでしょうか?

組み立て説明書

タミヤのビッグスケールのような冊子形式で見やすい作りになっています。実車についての解説がついていればカンペキだったのですが・・・。

仮組み完了

主要パーツを組み上げてようやくバイクらしい形になりました。ハンドルが無いのでノーマルとはかなり印象が違います。クリップオンハンドルとシングルシートをつけてカフェレーサー仕様に改造するのもおもしろそうです。

外装パーツの製作

塗装テスト(キャンディゴールド)

取説にはカッパー+クリアオレンジ(1:5)と指示されていますが、キャンディ塗装をすることにしました。写真はカッパーの下地にクリアイエロー+クリアオレンジ(少量)を吹いたもの。

下地塗装

サフ代わりにファンデショングレーを吹いて表面状態をチェック。さらにカッパーで下地塗装をしました。

本塗装

カッパーの下地にクリアイエロー+クリアオレンジ(少量)を重ね塗りをしてキャンディ塗装にしました。実車でも写真によって色合いが異なるので、調色にだんぶ悩みました。

デカール&クリアコート

タンクにデカールを貼ってからクリアコート。昔のマシンなのでメッキパーツが多くてめんどうですが、グラフィック至ってシンプルです。

外装パーツ完成

1500〜3000番のヤスリでクリアー層を研ぎ出してから、タミヤコンパウンド粗目→細目→仕上げ目で磨いて、エンブレムやモールを接着して完成!

スポーク張り替え

メッキ落とし①

ホイールをキッチンハイターにつけてメッキ落とし。メッキを生かした制作もしたいのですが、キズをつけずにスポーク張り替えをする自信がないので、今回もメッキ塗料で再塗装をします。

メッキ落とし②

キッチンハイターにつけて30分ほどでキレイにメッキが落ちました。今回はフロントフォークは通常のシルバー塗装をすることにしたので、ついでにこちらもメッキを落としました。

スポーク張り替え①

リムの部分のみを接着。後で穴を開けるので、接着面がはがれないようにしっかりと固めます。スポークの刺さる角度をマーキングしておきます。

スポーク張り替え②

片面だけスポークを切ってハブを分離させます。

スポーク張り替え③

スポークの取り付け部をキレイに切り取って、ハブ側には0.4mm、リム側には0.6mmの穴を開けます。張り替え時にハブの位置がズレないようにビスで固定します。

スポーク張り替え④

マッハⅢの時は0.35mmの虫ピンを使いましたが、それでも少し太い感じだったので、今回は0.3mmを使用。汚れを避けるため瞬着ではなく流し込みセメントを使用しました。

スポーク張り替え⑤

裏面も同じように張り替えて完成!

エンジン・フレーム・足回りの製作

エンジン完成

説明書ではシルバー1色の指定でしたが、それではあまりにも単調なので、シルバー、スーパージュラルミン、メタリックグレー、クロームシルバーなどで部分的に色調を変えました。

フレーム完成

キャブ周りのパイピングはかなり複雑なので、フレームに載せる前にやっておきます。

ホイール塗装

下地にプライマーサフを吹いてから、ブラック→ SHOW UPのリアルクロームライトでメッキ塗装。

リア足回り完成

足回りの組み立てはずいぶん変わった方式で少し戸惑いました。スイングアームはネジ止めでなくフレーム裏側のダボにはさみ込む方式になっています。

フロント足回り完成

フォークは上下分割されているので歪まないように注意して接着。メッキパーツのフェンダーは接着がけっこう面倒でした。

フレーム・足回り完成

エンジンと前後足回りを組んで、車体は概ね完成!

その他小物の製作

バッテリー

中身こそないもののバッテリーケースは透明パーツで再現。「YUASA」のデカールも付属します。問題は完成後にはほとんど見えなくなること・・・(´・ω・)

メーター

デカールの印刷がキレイでガラスカバーのパーツも付いていて、なかなかいい雰囲気です。

ナンバープレート

ナンバープレートのデカールは「HONDA」と「•7 50」の2種が付属。地域は「静岡」「浜松」「品川」「埼」「三」、ひらがなは「ま」「み」「か」「せ」が選択可能。

マフラー①

ヒートガードはマフラーと一体成形になっているので、マスキングをしてシルバーで塗装。完成後に見えなくなるような部分に凝るよりこういう部分を細かく再現してもらいたかったです。

マフラー②

マフラー完成。ヒートガードの黒部分はデカールで再現。リアサスペンションはスプリングを組み込む形式でリアリティマシマシです。

シート

セミグロスブラック+グレー(極少量)で塗装。レザーの質感を出すためにあえて砂吹きで塗装しました。メッキモールの部分はキット付属の詩ルーを貼り付け。

ハセガワ 1/12 カワサキ 500-SS MACH III (H1)

2024年1月完成

オートバイモデル第6弾は元祖最速マシンのカワサキマッハⅢです。

マッハⅢは北米市場をメインターゲットにして当時としては珍しい並列3気筒エンジンは強烈なパワーを出しましたが、それにフレームやタイヤがついていかなかったようです。かえる工房にとっては「パワーはあるがとんでもないジャジャ馬だった」とウワサに聞くだけで、まさに「伝説のマシン」です。この頃からバイクのデザインがスタイリッシュになり始め、CBやZもカッチョいいのですが、迷車好きのかえる工房としてはどこかバランスが狂ったようなマッハⅢの歪なスタイルがけっこう好みだったりします。

空冷2ストローク並列3気筒 最高出力 60hp / 7,500rpm
乾燥重量 174 kg
  1969年発売

今まで作ったバイクモデルはほとんどがタミヤ製でハセガワのバイクキットは初めてです。今回のテーマは「スポークの張り替え」。プラ製の太いスポークでは萎え萎えですが、張り替えとなるとハードルが高くて「CB400four」「SR400」などになかなか手が出せなかったのですが、アオシマの「ドリームCB750 FOUR」も予約したので、思い切ってチャレンジしてみました。

yahooオークションに出品中!

上から見ると旧時代のスリムな車体に幅広の並列3気筒エンジンを無理やり積んだのがよく分かります。このいかにもアンバランスなところがマッハの魅力です。

今回の1番のポイントはスポークの張り替え。キットの太いスポークをカットして虫ピンに変更。初めてにしてはうまくいきました。d(^_^o)

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約140点。タンクやシートの裏など完成後にはほとんど見えない部分まで細かく再現しているためパーツ数はかなり多めです。古いバイクなのでメッキパーツが大量にありますが、今回はメッキをできるだけ生かして製作する予定です。

デカール

白マッハ用の紺ラインも入っていますが、説明書にはなぜか黒マッハ用の指示しかありません。メーターも輸出用と国内用の2種が付属します。

仮組み

主要パーツの仮組み完了。いかにも前輪荷重が少なそうなデザインです。「3速までウイリー」という伝説はマッハⅢがパワフルであったという文脈で語られますが、実はただ単に車体バランスが悪かっただけではないでしょうか?

スポークの張り替え

スポーク部

やはりキットのままでは太くてモッサリしています。スポーク径は実車のサイズを1/12にすると0.3mm程度ですが、測ってみると0.7mmもありました。プラスチック製でこれ以上細くすると強度的に問題があるらしいです。

メッキはがし

というわけで、スポーク張り替えにチャレンジ。とりあえずホイールをキッチンハイターに漬けてメッキ落とし。原液に漬けて2〜3分でキレイにメッキが落ちました。

接着

メッキ剥がしをしたホイールのリム部分だけを接着。クリップではさんでガッチリ接着します。

スポーク位置のチェック

いよいよスポークを切り取りますが、その前にハブの位置とスポークを差し込む角度をマーカーでアタリをつけておきます。

スポークの切り取り

スポークとハブの位置をマジックでチェックしてスポークを切り取り。もう後戻りはできません・・・(−_−;)

スポークとニップル

スポークは0.35mm径の虫ピンを19mmほどの長さにカットして端を2mmほど折り曲げ。ニップルは真鍮パイプ(0.6mm径)を長さ2mmにカットしてスポークに通します。

スポークはり完成

ハブは0.4mm、リムは0.6mmの穴を開けて一本ずつスポークを接着。接着部が少し汚れてしまいましたが、初めてにしては思ったよりうまく行きました。d(^_^o)

外装パーツの製作

タンク

初期型マッハの特徴、通称「エグリタンク」。おそらくコストダウンのためでしょうが、H1Aからこのリブがなくなります。実用的には大差ありませんが、デザイン的にはこちらの方が好きです。パーツの成形がイマイチ良くないので接着線にパテ埋めをしました。

下地塗装

サフ代わりにフィニッシャーズの「ファンデーショングレー」で下地塗装。

本塗装

フィニッシャーズの「ファンデーションホワイト」で本塗装。黒マッハはあまり馴染みがないので、やはり白マッハ仕様で製作することにしました。細かい仕様が違うかもしれませんがそこは気にしないことにしました。

デカールはり

白マッハ用の紺色のデカールを使用。タンク前部の曲面部にシワができやすいですが、ハセガワのデカールは繊細なので、少しずつマークセッターを塗って慎重に馴染ませます。

エンジン・フレームの製作

シートの磁石接続①

シートを脱着可能にしたいのですが、取り付けダボが小さくてすぐにポロポロ落ちてしまいます。そこでシートとシートレールに虫ピンと1mmネオジム磁石を埋め込みました。

シートの磁石接続②

このように逆さまにしてもシートが落ちることはありません。これで完成後もシートを外して細部まで鑑賞できるようになりました。

エンジン組み立て

今では見られることのなくなった空冷3気筒エンジン。エンジンカバーは仮組みですが、ここまで組み立ててからでもフレームに搭載可能です。

エンジン・フレーム完成

エンジン、キャブ、エアクリーナーなどを塗装してフレームに組み込み。なかなかこだわりのキットで、プラグコードだけでなくフューエルパイプやアクセルケーブルなども再現されていてパイピングがなかなか大変でした。

シートの塗装

シート裏は光沢ブラックで、シート表面はセミグラスブラックで塗装。シートのレザーの質感を出すためにあえて砂吹きをして梨地に仕上げました。

足まわりの製作

スイングアーム

左右パーツの接着部にはなぜが取り付けダボがありません。ピポット部にネジを通すので強度的な問題はないと思いますが、なんとなく気持ち悪いのでプラ板でガイドを作りました。

フロント足回り完成

足回りを塗装して組み立て。ホイールはガイアノーツのプレミアムミラークロームで塗装。Fフォークのインナーチューブにはハセガワのミラーフィニッシュを張りこみました。

リア足回り完成

同じように完成したリアホイールを組み付けてリア足回り完成。リアフェンダー、チェーンカバー等はキットのメッキパーツをそのまま生かしました。

最終組み立て

マフラー組み立て

マフラーはメッキパーツを生かしてそのまま接着。パーツの精度が高くアンダーゲートになっているおかげで接着線はそれほど目立ちません。左右非対称の三本マフラーがカッチョいいです。

リアサスペンション

リアサスはメッキの一体パーツ。ここはスプリングを組み込む形式にして欲しかったところです。完成後に見えないような部分はやたら細かく再現しているのに・・・(´・_・`)

ハンドル周り組み立て

ハンドルは4種類が選択可能。今回はアップハンドルでミラーが左右につけられるものを選びました。メーターのデカールも複数付属しますが、国内用のレッドゾーンのやたら広いものを使用。

ステアリングダンパー

フロント右にステアリングダンパーがつきます。フレームとトリプルツリーを繋ぐものですが、このサイズで可動を再現するのは難しいので、フレームのみに接着します。

外装パーツ取り付け

タンク、サイドカバーにクリアーコートをして研ぎ出し、コンパウンドで磨いてツヤを出してから本体に取り付け。接着方式なのでせっかく作ったフレーム部分がほとんど見えなくなってしまいました。(´・_・`)