2025年製作(予定)
F1シリーズ次のキットはフェラーリ126CK😆😆😆!1975年〜1980年まで5年にわたって活躍した312Tシリーズも流石に古さが目立ち、完全新設計の126CKにはフェラーリ初のターボエンジンTipo 021が搭載されました。しかし、スペースフレームにアルミパネルを貼り付けたシャーシは全くの時代遅れで剛性が不足していましたが、それでも、ヴィルヌーヴのドライブによってモナコGPとスペインGPで2度の優勝をかざり、母国カナダGPではフロントウィングを破損しましたが、それでも走行を続け3位に入賞しました。

懲りもせずにまたもやフジミのキットです。体調がいい時に取り組もうと積んでいたものを押入れから引っ張り出しました。かえる工房はヴィルニューブのファンですが、フジミの126C2はエンジンがデカすぎる、ボディの形状がヘン、などよくないウワサばかり聞くので、126CKを製作することにしました。こちらはエンジンもリニューアルされかなり改善されているということでしたが・・・😅😅😅
製作記録
このキットの問題点
①カウルとシャーシがピッタリと合わない。
②取り付け方向が分かりにくいパーツの指示が全くない。
③塗装指示が抜けていたり、間違っていたりする。
④ホイールが接着式になっていて脱着ができない。
⑤カウルの分割方法が実車とは全く違う。
⑥ブレーキダクトが透明パーツで成形されている。
キットレビュー

組み立て説明書①
一般的なF1キットではリアのロアアームはエンジン側に接着するのですが、このキットではまずシャーシに接着するよう指示されています。しかし、図のような取り付けダボがないためキチンとした位置に接着することができません。

組み立て説明書③
ミラー鏡面はメッキパーツではないのに塗装指示を忘れているし、ノーズ下面のI2パーツはレッドで塗装する指示になっていますが、シルバーが正解です。カナGPでノーズがめくれあがった状態で走り続けた126CKは超有名だと思っていたのですが・・・。どうしてこんなミスをするのでしょうか?

ブレーキダクト
透明パーツで再現されていて、さすが!・・・と言いたいところですが、ブレーキダクトが半透明なのは312Tシリーズで、126CKは一般的な黒パーツ・・・。形状は非常にいいのですが、こういう無意味な努力をするところがいかにもフジミらしいです・・・😅😅😅

アップライト
ブレーキディスクは2枚重ねでクーリングホールが再現され、さらにキャリパーが別パーツになっていてブレークディスクが回転するという凝った作りですが、ホイールはディスクに接着するようになっていて、完成後は脱着できないという不思議な構造です。

カウルとシャーシのスキマ
大問題が発生。シャーシとカウルに2mmほどのスキマができてしまいます。最初はこれで正しいのかと組み立て説明書や資料を見返しましたが、やはりそんなデザインではありませんでした。
ボディ・カウル製作

カウルとシャーシの修正①
どこかが干渉しているのかと、あーでもないこーでもないと調べましたが、けっきょく成形不良でカウルとシャーシが微妙に反り返っているようです。写真の矢印の部分に細く切れ込みを入れて反り返りを修正して瞬間接着剤を流し込んで強引に固定しました。