2022年10月完成
次の依頼品は80年代の名車、懐かしのホンダ・シティターボです。
かえる工房の好みはほとんどが60〜70年代車ですが、初代シティも結構好きで、背の高い独特のボディデザイン当時のシビックと比べてすごくオシャレでアカ抜けたデザインでした。、折りたたみ式の小型バイクが搭載でき、1.2Lターボエンジンは100馬力を叩き出すと夢がある車でした。(^∇^)
タミヤのカーモデルやバイクモデルは一般にメジャー志向で、リアルタイムで人気のあるモデルをキット化する傾向があります。このキットも1981年に初代シティが発売されヒットしたことを受けてすぐにモデル化されたものです。
タミヤの1/24スポーツカーシリーズ初期の製品はプラモデルと玩具の中間的なコンセプトで、パーツ数はできるだけおさえ、ヘッドライト点灯、モーターで走行可となっています。個人的にハコ車はボディのフォルムが全てだと思っているので、こういうキットは結構好きだったりします。
製作記録
キットレビュー
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/00a-1024x1024.jpeg)
パーツ一覧
パーツ数は約45点。インテリアや足回りも最低限のパーツ構成になっていて、フロントグリルやウィンカーも一体成形されています。逆に最近では全く見かけなくなったドライバーフィギュアが付属しています。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/01b-e1663114044771-996x1024.jpeg)
タイヤ、デカールなど
年代物のキットなので、デカールの劣化が心配なので、黄ばみ取りをしてからクリアーコートをした方がよさそうです。今回はモーターライズ用のパーツは使用しません。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/02-e1663113988639-1024x950.jpeg)
モトコンポ
シティのウリの一つ、モトコンポが付属。ハンドルを折りたたむとシティのトランクにすっぽり収まる超小型バイクです。パーツ数7点のシンプルなキットですがけっこう精密にできています。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/004-1024x1024.jpeg)
仮組み
中性洗剤でパーツ洗浄をおこなってからとりあえず仮組み。う〜む、なかなかカワイイ❤️❤️❤️。目的地に着いたらトランクから下ろした折り畳みバイクで周囲を散策・・・なかなかグッとくるコンセプトです。
ボディの製作
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/006c-1024x1024.jpeg)
パテ盛り①
全体のプロポーションはいいのですが、パーティングラインの段差が目立つのでパテ盛りをしました。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/007-1-1024x1024.jpg)
パテ盛り②
シートのヘッドレストやフェンダーミラーなど、厚みのあるパーツには派手なヒケがあるので、ここもパテ盛りをします。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/008b-1024x1024.jpeg)
表面処理
パテ盛りをした部分を中心に240番→400番→600番とヤスリがけ。ヤスリがけでモールドが消えないようにウィンカーとフォグランプにマスキングをしておきます。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/009-1024x1024.jpeg)
下地塗装
モールドがツブレるのを避けるため、サーフェイサーのかわりにフィニッシャーズのファンデーショングレイを吹き付け。800番のヤスリで細かいキズを消したら、次はいよいよ塗装です!😁😁😁😁
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_5771-1024x1024.jpeg)
本塗装
クレオスのブラックで塗装。砂吹き→セミウェット→ウェットと塗料を徐々に薄くしていってツヤを出します。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/011.jpeg)
デカール
さほど変色は見られませんが、年代ものですので、念のためワレ防止のクリアコーティングをしました。経年のせいかデカールが浮いてくるのに半日ほどかかりましたが、なんとか使えました。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/012b-1024x1024.jpeg)
デカールはりとエンブレム塗装
エンブレムのモールドは筆の腹をこすりつけるという伝統的な方法で塗装。デカールが古いせいか「turbo」の文字は発色がイマイチ。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/10/013a-1024x1024.jpeg)
赤モールの塗装
前後左右のモール部分にエナメル塗料を流し込むようにして塗装。下地にホワイトを塗ったので発色もバッチリです。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_6087-1024x1024.jpeg)
マスキング
ボディに光沢クリアーをかけて十分乾燥させてからマスキング。
コクピット・シャーシの製作
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/103-1-1024x1024.jpeg)
インテリアの塗装
まず下地にホワイトを吹いてからシャンレッドで塗装。赤部分をマスキングして黒部分を塗装。カラフルでなかなかオシャレです。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/105-1024x1024.jpeg)
シートの塗装修正
塗装後に中央のクッションは上から2段目だけ黒だったことに気がついて修正。デカールをはる前に気がついてよかったです。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/106a-1024x1024.jpeg)
コクピット完成
シートとフロアにつや消しクリアをかけてコクピット完成。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/10/107-1024x1024.jpeg)
シャーシ完成
セミグロスブラックとシルバーで塗り分けてシャーシーが完成。パーツ数が少ないので、この辺はあっという間に完成しました。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/10/201-1024x1024.jpeg)
ウィンドウのフチ塗装
リアウィンドウは黒いふちどりが入っていますが、ここは説明書の通りにエナメル塗料を裏から筆塗りをしました。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/10/202-1024x1024.jpeg)
小物の塗装
ルームミラーはフラットホワイトでその他はセミグロスブラックで塗装。ミラーの鏡面にはミラーフィニッシュをはりこみ。
モトコンポの製作
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/102-1024x1024.jpeg)
ボディの接着
ボディ左右を接着してパテ盛り。Fタイヤが後ハメできるように、フォークのピンを短くカットしました。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/09/203-1024x1024.jpg)
ボディの塗装
ホワイトで下地塗りをしてから本塗装。発色を良くするために通常のイエローに蛍光イエローを混ぜています。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/10/204-2.jpeg)
デカールはり
「HONDA」と「MOTOCOMPO」のデカールをはってクリアーコート。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/10/124854AB-AE75-42D8-AF84-3DB3F0A8CF2E-1024x1024.jpg)
黒部分の塗装
セミグロスブラックで黒部分を塗装。だいぶ精密感が出てきました。
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/10/306-1024x1024.jpg)
ホイールの塗装
ホイールを塗装して接着。ようやく地上に立ちました。
最終仕上げ
![](https://kaerukobo999.com/wp-content/uploads/2022/10/203-1-1024x1024.jpeg)
基本塗装完了
ボディ、シャーシの基本塗装完了!主要パーツを組み立てて灯火類や小物を取り付ければ完成です。