地下人形の系譜 美奈〜みな〜

2025年10月完成

メーカー:岡山フィギュアエンジニアリング 原型製作:Bond

「製作予定」の中で圧倒的に人気があったので、HPの宣伝を兼ねて製作することにしました。けっこう古いキットのようですが、最近、この手のフィギュアは完成品ばかりなので、組み立てキットとしては貴重なもののようです。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

主要パーツは10点程度ですが、パーツ成形はイマイチだし、拘束ベルトやら鎖やらがたくさんあってけっこう手間がかかりそうです。

付属パーツ

本体以外に、エサ皿、拘束用の杭や鎖などが付属。説明書に記載がないので少し悩みましたが、左上のパーツはどうやらシッポとして使うようです。レジン製の金具パーツが付属しますが、金属パーツに置き換えた方が良さそうです。

組み立て

仮組み

とりあえず仮組みをして手持ちのディスプレイベースに合わせてみましたが、ベースが少し大きいのでもう少し小さいものの方がいいか悩み中です。

パテ埋め

足や胸の接続部にはけっこう大きなスキマができるので、瞬着パテを流し込んでスキマ埋めをしました。

磁石接続①

軸打ちをすると脱着がしづらくなるので、ネオジム磁石の4mmと3mm×2のみで接続。

磁石接続②

両足の接続部分は1.5mmと1mm真鍮線で軸打ちをして、3mmネオジム磁石を埋め込みました。

磁石接続③

頭部は肩上と一体パーツになっていますが、工作や塗装のしやすさを考慮して首の部分でカット。1.5mm真鍮線で軸打ちをして3mmネオジム磁石を埋め込みました。

磁石接続④

前髪には2mmのネオジム磁石を埋め込んで脱着可能に。後ろ髪は一体成形なのでマスキングをしなければなりません。

お団子カバー

髪にはお団子カバーをつけていますが、このままでは少し寂しいので0.3mmプラ板でリボンを作ってみました。

首輪製作

カットした首の部分を隠すために0.5mm鉛板から首輪を作製。アクセサリーパーツを利用して鎖をつけました。

鎖の取り付け①

首輪、手枷、足枷、背中、太ももに鎖を追加。鎖はアクセサリー用のカニカンで接続しているので、自由に脱着できます。

鎖の取り付け②

反対側の状態。鎖の長さや配置はベースが完成してから調整する予定です。

鎖の取り付け③

20mm径のプラスチック球を加工して鎖と鉄球を再現。写真では足枷に繋いでいますが、カニカンを使っているので首輪や手枷に繋ぐことも可能です。

塗装

肌塗装①

プライマーサフを吹いてから、肌塗装。いろいろ試しましたが、最近はガイアカラーのノーツフレッシュホワイトでキチンと下地塗装をしてからクリアー系塗料でシャドーを入れるようにしています。

肌塗装②

下地の上から、ガイアカラーのサフレスオレンジ+サフレスピンクでシャドー入れ。シャドーがキレイに入ったら全体に薄くなじみ吹きをして色合いを整えます。

細部塗装

肌塗装が完成したらクリアーコートをして塗装面を保護。髪、拘束具を筆塗りで塗装します。

アイペイント①

肌塗装が完成したので、次はアイペイント。いつものようにまず瞳のホワイト部分を塗装。

アイペイント②

レッドブラウンで眉を、マゼンタ+ホワイトで口を塗装。目の輪郭はいつもは濃紺で入れるのですが、今回はブラウン+ブラックを使用しました。

アイペイント③

黒目の輪郭を描き込み。ここで目線や表情が決まるので、時間をかけてじっくりやります。

アイペイント④

蛍光レッド+レッド+ホワイトで虹彩を塗装し、レッドブラウン+ブラックで瞳孔を描き込みました。

アイペイント⑤

細かいはみ出しや汚れを修正、ホワイトでハイライトを入れました。

アイペイント⑥

UVジェルクリアで瞳に光沢入れ。今回は新しい試みとして涙を浮かべているのを表現しました。

髪・お団子カバー

エナメル塗料筆塗りで髪やお団子カバーの細部塗装を調整。お団子カバーのリボンはセミグロスブラックで塗装しました。

やり直し!!!!

99%完成しましたが、肌の色が濁って見えるし、アイペイントもイマイチに感じたので、思い切ってやり直し。シンナー風呂にドボンしました。😢😢😢

下地塗装

あらためてプライマーサフを吹いてから下地にホワイトを塗装。前回はこのホワイト塗装をサボったため色が濁ったのかもしれません。

基本塗装

長年ガイアカラーのフレッシュシリーズを愛用していましたが、今回はクレオスのラスキウスシリーズを使用。まず、基本塗装としてCL01ホワイトピーチをベタ塗りします。

シャドー入れ

CL03クリアーペールレッドでシャドー入れ。ガイアカラーの場合、ピンクとオレンジを調色して好みの色を作る必要がありますが、一般的な肌色ならこれ一色でOKです。

仕上げ

CL06クリアーホワイトでハイライトを入れて、仕上げにCL09スムースパールコートを吹きつけ。このスムースパールコートがなかなかの発明で、パールカラーのキラキラが肌の微妙な光沢を出してくれます。

ヒザサポーター

ブラック+グレー(少量)でヒザサポーターを塗装。マスキングが面倒で一回目はエナメル塗料を筆塗りしましたが、結局こちら方が早くキレイにできました。

拘束具

手足の拘束具もマスキングをして、あずき色をエアブラシ塗装。完全にマスキングするのは難しかったので塗り残した部分は筆塗りでタッチアップします。

髪の塗装

髪もラスキウスCL102栗毛を使用。クリアブラウン+クリアブラックでシャドーを入れました。

アイペイント①

レッドブラウン+ブラウンで眉と鬢を描き込み、口と白目を塗装。

アイペイント②

マゼンタ+シアンでアイラインと黒目の輪郭を描き込み。眉の塗装はけっこう自信があったのですが、前髪をつけるとほとんど見えなくなりました。😢😢😢

アイペイント③

瞳孔を描き込み、虹彩を蛍光レッド+マゼンタで塗装。

お団子カバー

アイペイントが完成したので、髪をマスキングして、お団子カバーを塗装。ホワイトで基本塗装をして、シャドー入れ、ホワイトパールをふわっとかけて仕上げました。

アイペイント④

ホワイトで瞳にハイライトを入れてUVジェルクリアでコーティング。

アイペイント完成

UVジェルクリアを利用して涙を浮かべている様子を再現。赤面しているという設定でタミヤのウェザリングマスターのピンクで強めにチークを入れました。

リボン作成①

1回目はプラ板でリボンを作りましたが、柔らかい曲線が出しにくかったので、鉛板を使用することにしました。0.25mm厚の鉛板を幅3mmにカットします。

リボン作成②

カットした鉛板を丸めて0.4mm真鍮線に接着。前回作ったリボンは長すぎたので少し短めにしました。

リボン作成③

ブラックでは地味すぎるので、シルバー→クリアブラック+クリアパープルでキャンディ塗装。布の質感を出すためにラスキウスCL09スムースパールコートで仕上げ。

ディスプレイベース&j付属品

カワイプラークP-11(200×200八角形)

砥の粉で目止めをしてからニスを筆塗り。ここまではいつも通りですが・・・。

下地塗り

石造りの床を表面するためにセメントで下地塗りをします。フチをマスキングしてから木工用ボンドを薄く塗りつけて茶こしでセメントをふりかけます。

本塗装

グレー系の色を何色か重ね吹きしてあえてムラをつけて塗装。フラットクリアーで仕上げてマスキングを剥がしましたが、なかなかうまくいきました。

犬用皿

エサの部分をブラウン系で塗装。マスキングをしてから、器の部分をSHOW UP リアルクロームライトで塗装。エーワンのラベルシールで名札を自作して貼り付けました。

完成

四方に鎖をつなぐための金具と鉄柱を埋め込み。エサ皿を置いて完成です。

鎖と鉄球

プラスチック球に薄くセメントを塗りつけて鋳造の鉄球の感じを表現しました。塗装はブラックの下地にライトガンメタルを軽く吹き重ねました。

1/6 希(のぞむ)

2024年5月製作開始 

メーカー:半眼工房 原型製作:不明

懲りずにまたまたやばいフィギュアを製作開始。普通に販売されているキットなので問題ないと思いますが、小柄で貧乳ですが今年18歳のAV女優という設定にしました。

以前作ったDF研のものとそっくりですので今回も同じような仕様で製作しようと思います。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は16点。右腕は2種類、ネコミミ、シッポ、手袋ありなしが選択可能。カラーレジンで整形され、無塗装でも髪や肌の色が再現されます。瞳デカールがついていないので、アイペイントは必要ですが・・・。

仮組み

とりあえず主要パーツを仮組み。右手を上げた状態ではバランスが悪いので真鍮線か磁石でベースに固定した方が良さそうです。

肩の接着部

肌部分の接着線はどうしてもキレイに消えずにうっすら線が残ることがあるのですが、このキットでは肩の接着線をうまく髪で隠してくれます。d(^_^o)

組み立て

接続部①

首、両肩、髪などの接続部には四角いダボがありますが、凹側が浅くてこのままでははめることができません。

接続部②

凹部分を平の彫刻刀で掘り直し。柔らかいレジンを使っているので、サクサクと掘ることができました。

磁石接続

ネオジム磁石を埋め込んで右腕を交換できるように加工。

塗装