プラが硬めで車軸が微妙に細くて折れやすいので、プラ棒に置き換え、砲塔基部にポリパーツを埋め込み、ミサイルポッドを脱着可能としました。
タカラ 1/72 テキーラガンナー
タカラの多脚CAはどれも傑作キットですが、関節が一軸でポーズが固いことが難点。というわけで、関節をボールジョイントに変更して有機的な動きができるようにしたかったのですが、完成してみるとあまり効果がありませんでした(T_T)。理由が知りたい人は製作記録をご覧ください。
製作記録
非常に出来のいいキットですが、もう少し微妙なポーズが取れるように関節の可動部を増やしました。
脚の付け根をボールジョイントに交換。
モモのジャバラ部をカットして関節を追加。
ヒザ関節はキットのものをそのまま使用。足首はボールジョイントに交換。
脚の完成!
本体側にポリキャップの受けを作製。今回のテーマは可動範囲を広げることなので、ここまでで八割がた完成なのですが・・・・。
テキーラガンナーにはでっかいバルコニーがついていて完成後に足の脱着ができないことに気がつきました!Σ(゚Д゚)。しかも、せっかくボールジョイント化したのに太ももをハの字に開くこともできない・・・( ノД`)シクシク…
・・・というわけで、バルコニーを脱着できるよう加工。
おかげで、メンテナンスの心配もなくなり、箱にしまう時もコンパクトになりました。
この時代のキットとしては普通のことなのですが、足裏は何もモールドがなくツルツルテンなので、足裏のパターンをプラ板で作りポリパテで複製して張り付けました。
完成!本当はガルシア大佐やオッペのフィギュア、ジープ、サイドカーもあったのですが、本体が完成したところで力尽きてしまいました・・・(´・_・`)
タカラ 1/72 ブリザードガンナー
タカラ 1/72 デザートガンナー
HGUC 197 1/144 ギャン
HGUC 91 1/144 ギラドーガ
2020年10月完成
しばらくダグラムシリーズばかり作っていましたが、久しぶりにガンプラ復帰作。エアブラシも久しぶりで「黒立ち上げ塗装」というのをやってみましたが、エアブラシの調子が悪くイマイチの出来になってしまいました。
製作記録
積みプラ整理のため、仮組みのまま放置されていたギラドーガの製作開始。
設定画とはあまり似ていませんが、これはこれでカッコいいので、ディティールアップと塗装に集中することにしました。
関節部にはABSが使用されていて、首はポリキャップを使っていないためだんだん緩くなってきました。そこで、瞬着を塗って少し太らせたのですが・・・。
今度はきつくなりすぎて可動させるとポッキリと折れてしまいました(´;ω;`)。
ジャンクパーツにちょうどいいサイズのボールジョイントがあったのでなんとか補修できました。この時期のガンプラはABS関節が多用されていますが、現在はなくなってきたところを見るとこの手のトラブルが多発したのでしょう(´・ω・`)。
捨てサフを吹いて改めてみるとどうも肩幅が広すぎる・・・(´・ω・`)。
肩アーマーの取り付け位置を変更していかり肩になるように変更。
実は可動が犠牲になって腕を開く範囲が狭くなったのですが、今回はこれでヨシとします。
虫ピン、真鍮線などを使って、アンテナ、センサーっぽいディティールを追加。この状態が一番カッコいいかな?
下地の黒を塗装。
今回、初めて黒立ち上げ塗装というのをやってみました。初めてにしてはまあまあかな?
完成!こうしてみるともう少しツヤを消したほうがよかったかも?
ロボット製作
※プラモデル以外にレジンキットやソフビキット等の製作も可能です。その他、何かご希望があればご相談ください。
基本メニュー
①おまかせコース
明らかなミスやごく簡単な修正は無料で承りますが、微妙な形状や色合いについてはこちらにお任せいただきますので、事前にできるだけ正確な指示をお願いします。
作業開始後の依頼内容変更は追加料金が発生します。
②こだわりコース
作業内容はおまかせコースと同じですが、工程ごとにチェックしていただき、微妙な形状や色合いなどをお客様が納得いくまで修正します。費用も手間もかなりかかりますが、理想通りの完成品を手に入れたいお客様にオススメします。
オプションメニュー
1/144 マゼラアタック
1/144 ドダイYS
2020年11月完成
大昔にグフを作った時にセットで作ろうとして途中で飽きて放置されていたものを改めて作製。キャノピーを作ろうか迷いましたが、結局塗装で処理しました。
ミサイル発射口にはハイキューパーツのマスキングシールを使用。お金はかかりますが(笑)、塗装の幅が広がりました。
今回、一番お金と手間暇をかけた部分。小さいノズルはアフターパーツに交換。シルバー⇒焼鉄色⇒クリアオレンジを塗り重ねて質感を出しました。
グフはすでに手放してしまっていたので、マゼラアタック、ドムと記念撮影。
HGUCグフ(リバイブ版)を手に入れたので、いつかセットで作り直したいと思います。
HGUC 70 1/144 シャア専用ゲルググ
2021年1月完成
10年以上前に購入したこのキット、仮組みをした状態で放置されていましたが積みプラ整理のため製作開始。
製作記録
肩関節の取り付け部の変な仕切り板をくりぬきました。あきれたことにここまで加工しても肩関節は後ハメできない設計になっています。さらにはさみ込み構造であるにもかかわらずポリキャップの受けは胴体前方にしかありません。
そろそろ完成!という時に股関節パーツが破損!( ノД`)シクシク…一番力のかかるパーツなのに妙に小さくて心配していたのですが・・・。パーツ請求しましたが品切れ中とのこと・・・。こんなに壊れやすいキットを販売しておいてアフターフォローもできないのか?仕方ないので手持ちの量産型ゲルググからパーツ取り。念のため塗装はしないでそのまま使用しました。
旧ザク、ゲルググと続けて製作してこの時期のHGUCシリーズはポリキャップからABS関節移行のため試行錯誤をしていたのだろうと感じました。さらに発売スケジュールがきつく詰めの時間がなかったのかビックリするほど設計の甘い点が目立ちます。もちろん、ユーザー側はそんな社内事情を忖度する必要はないので、出来の悪いものは「悪い」と言うべきだと思います。
設計思想は完全にパチ組みだけのライトユーザー向けで塗装派にとってはつらい仕様になっています。その選択のおかげで今もガンプラ人気が続いていることを考えるとB社の選択は正しかったのでしょうが、塗装のできないABSはやめてもらいたかったです。現在ABSパーツがやわらかプラに移行しているところをみるとやはりABS関節には問題が多かったのだろうと思います。
プロポーションについては実物のないアニメキャラだし好みの問題もあるので、一概に「悪い」とは言いませんが、ガンプラがアニメ作品から離れて独自進化しているのを実感しました。このキットも一見するとカッコいいと思いましたが、あらためて設定画や劇中の作画と比べるとプロポーションがまったく違います。今回力尽きて手が回りませんでしたが、もし次に作るチャンスがあれば、肩アーマーの小型化、スネのライン変更、足首の甲部分の可動にチャレンジしたいと思います。