1/24 トヨタ GR ヤリス

メーカー:PZY MODEL

2023年6月製作開始

次の依頼品は「GRヤリス」のガレージキット。現代車にはとんと疎いので、「GRヤリス」と聞いて「GR?どこの国の車だ?」と思ってしまいましたが、トヨタのスポーツカーブランドの一つなのですね。(⌒-⌒; ) 3ドアコンパクトカーの「ヤリス(国内名ヴィッツ)」をWRC出場のために作られたホモロゲーションモデルです。

「PZY MODEL」というメーカーのキットですが、こちらも知りませんでした。ネットで調べてもフィニッシャーズで販売をしていたことくらいしか分かりませんでしたが、ボディの成形がキレイでなかなか質のいい製品のようです。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は30点程度。エンジレスでシャーシ裏など見えない部分は再現しないという割り切った構成です。ほとんどがレジン製パーツで、その他にクリアーパーツ、エッチングパーツ、デカールなどが付属。

組み立て説明書

組み立て説明書はパーツ一覧とデカールやエッチングパーツの貼り付け位置の写真だけ。おかげで仮組みにずいぶん時間がかかってしまいました。

組み立て

離型剤落とし

中性洗剤を混ぜた熱湯で煮沸して離型剤落とし。ついでにパーツの変形を修正しておきます。

塗装

最終組み立て

EBBRO 1/43 ホンダS660

2023年3月完成

1/43ホンダS660のミニカーをオリジナルのブラックからブリティッシュグリーンバールにリペイントするという依頼が入りました。今回のポイントはパーツをできるだけ細かく分解することとエンブレムやナンバープレートのデカールを自作することです。

かえる工房は少年時代にはホンダS600を、大人になってからはビートをいつかは手に入れたいと思っていましたが、2輪にばかりかまけているうちにビートは1996年に販売終了。S660はそのビートの生産終了後19年目に登場したミッドシップ2座席オープンスポーツカーです。

ギャラリー

ホロは脱着可能

製作記録

ベースとなるのはエブロ製の1/43ミニカー。エブロらしく手堅い作りですが、ブラック塗装はイマイチ地味でパッとしません。模型映えしないだけで実車はカッチョいいのかもしれませんが・・・。

ボディの分解

パーツ一覧

シャーシ裏の2本のビスを外して、ボディ、内装、シャーシ、タイヤに分解。ここまでは実に簡単ですが・・・。

内装の分解

内装は全てプラスチック(ABS?)製。接着部をエナメル溶剤で少しずつ溶かしながらシート、ドア内張を分解しました。

ボディの分解①

フロントウィンドウとリアバルクヘッドはカシメでそれぞれ二カ所が固定されています。この部分が外れれば分解できるはずですが・・・。

ボディの分解②

2mmのドリルでカシメを削って、フロントガラスとリアバルクヘッドを分解。残るはナンバープレートとヘッドライトです。

塗装の剥離①

ナンバープレートは分解できませんでしたが、これ以上イジると壊してしまいそうなので諦めて塗装の剥離作業を開始。剥離が必要ない部分をマスキングして、アサヒペンの「強力塗料はがし液」を塗布。

塗装の剥離②

1時間ほど放置して柔らかくなった塗装膜が浮いてきたら、スクレーパー代わりのマイナスドライバーでコリコリ削って塗装をはがします。

塗装の剥離③

塗装剥離完了。フロントグリルやピラーなどは元の塗装を生かすのでそのまま残しました。

ボディのリペイント

塗装テスト

ボディ色は「ブリティッシュグリーンバール」ですが、そんな塗料は発売されていないので、いろいろ考えた結果、下地にゴールドを塗って、その上からクリアグリーン+クリアレッドを重ね塗り。明るさの違うテストピースをいくつか試作して、依頼人様のイメージに合うものを選んでもらいました。

塗装準備

塗装しない部分をマスキングして、マルチプライマーで下地塗装。前後グリルは細かい凸凹や曲面だらけなので、マスキングゾルを使用しました。

下地塗装

今回はクリアー塗料を重ね塗りするキャンディ塗装にしましたので、まず下地にゴールドで塗装します。

本塗装

ゴールドの上からクリアグリーン+クリアレッド(少量)を吹き付け。重ね塗りの回数によって濃さが変わるのでテスト時と同じように12回に分けて吹きつけました。

デカール製作

オリジネルのインレットシールは塗装剥離に伴って消えてしまったので、「自分で作る!デカールシール」で「H」と「S660」のエンブレムを製作。

組み立て

クリアーコートが乾燥したので、エポキシ接着剤で透明パーツやリヤバルクヘッドを接着。接着剤が硬化するまでマスキングテープで固定。

内装のリペイント

オリジナルでは黒一色だった内装をダークグレーとベージュで塗り分け。幌はレッドブラウンで塗装。

塗装済みのパーツを再接着してセミグロスクリアーを吹いてツヤを調整。オリジナルの黒一色と違ってツートンカラーは模型映えします。

最終組み立て

ボディ、内装の塗装完了。それぞれのパーツを組み立てればいよいよ完成です!😁😁😁

タミヤ 1/24 ホンダ・シティターボ(+モトコンポ)

2022年10月完成

次の依頼品は80年代の名車、懐かしのホンダ・シティターボです。

かえる工房の好みはほとんどが60〜70年代車ですが、初代シティも結構好きで、背の高い独特のボディデザイン当時のシビックと比べてすごくオシャレでアカ抜けたデザインでした。、折りたたみ式の小型バイクが搭載でき、1.2Lターボエンジンは100馬力を叩き出すと夢がある車でした。(^∇^)

タミヤのカーモデルやバイクモデルは一般にメジャー志向で、リアルタイムで人気のあるモデルをキット化する傾向があります。このキットも1981年に初代シティが発売されヒットしたことを受けてすぐにモデル化されたものです。

タミヤの1/24スポーツカーシリーズ初期の製品はプラモデルと玩具の中間的なコンセプトで、パーツ数はできるだけおさえ、ヘッドライト点灯、モーターで走行可となっています。個人的にハコ車はボディのフォルムが全てだと思っているので、こういうキットは結構好きだったりします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約45点。インテリアや足回りも最低限のパーツ構成になっていて、フロントグリルやウィンカーも一体成形されています。逆に最近では全く見かけなくなったドライバーフィギュアが付属しています。

タイヤ、デカールなど

年代物のキットなので、デカールの劣化が心配なので、黄ばみ取りをしてからクリアーコートをした方がよさそうです。今回はモーターライズ用のパーツは使用しません。

モトコンポ

シティのウリの一つ、モトコンポが付属。ハンドルを折りたたむとシティのトランクにすっぽり収まる超小型バイクです。パーツ数7点のシンプルなキットですがけっこう精密にできています。

仮組み

中性洗剤でパーツ洗浄をおこなってからとりあえず仮組み。う〜む、なかなかカワイイ❤️❤️❤️。目的地に着いたらトランクから下ろした折り畳みバイクで周囲を散策・・・なかなかグッとくるコンセプトです。

ボディの製作

パテ盛り①

全体のプロポーションはいいのですが、パーティングラインの段差が目立つのでパテ盛りをしました。

パテ盛り②

シートのヘッドレストやフェンダーミラーなど、厚みのあるパーツには派手なヒケがあるので、ここもパテ盛りをします。

表面処理

パテ盛りをした部分を中心に240番→400番→600番とヤスリがけ。ヤスリがけでモールドが消えないようにウィンカーとフォグランプにマスキングをしておきます。

下地塗装

モールドがツブレるのを避けるため、サーフェイサーのかわりにフィニッシャーズのファンデーショングレイを吹き付け。800番のヤスリで細かいキズを消したら、次はいよいよ塗装です!😁😁😁😁

本塗装

クレオスのブラックで塗装。砂吹き→セミウェット→ウェットと塗料を徐々に薄くしていってツヤを出します。

デカール

さほど変色は見られませんが、年代ものですので、念のためワレ防止のクリアコーティングをしました。経年のせいかデカールが浮いてくるのに半日ほどかかりましたが、なんとか使えました。

デカールはりとエンブレム塗装

エンブレムのモールドは筆の腹をこすりつけるという伝統的な方法で塗装。デカールが古いせいか「turbo」の文字は発色がイマイチ。

赤モールの塗装

前後左右のモール部分にエナメル塗料を流し込むようにして塗装。下地にホワイトを塗ったので発色もバッチリです。

マスキング

ボディに光沢クリアーをかけて十分乾燥させてからマスキング。

コクピット・シャーシの製作

インテリアの塗装

まず下地にホワイトを吹いてからシャンレッドで塗装。赤部分をマスキングして黒部分を塗装。カラフルでなかなかオシャレです。

シートの塗装修正

塗装後に中央のクッションは上から2段目だけ黒だったことに気がついて修正。デカールをはる前に気がついてよかったです。

コクピット完成

シートとフロアにつや消しクリアをかけてコクピット完成。

シャーシ完成

セミグロスブラックとシルバーで塗り分けてシャーシーが完成。パーツ数が少ないので、この辺はあっという間に完成しました。

ウィンドウのフチ塗装

リアウィンドウは黒いふちどりが入っていますが、ここは説明書の通りにエナメル塗料を裏から筆塗りをしました。

小物の塗装

ルームミラーはフラットホワイトでその他はセミグロスブラックで塗装。ミラーの鏡面にはミラーフィニッシュをはりこみ。

モトコンポの製作

ボディの接着

ボディ左右を接着してパテ盛り。Fタイヤが後ハメできるように、フォークのピンを短くカットしました。

ボディの塗装

ホワイトで下地塗りをしてから本塗装。発色を良くするために通常のイエローに蛍光イエローを混ぜています。

デカールはり

「HONDA」と「MOTOCOMPO」のデカールをはってクリアーコート。

黒部分の塗装

セミグロスブラックで黒部分を塗装。だいぶ精密感が出てきました。

ホイールの塗装

ホイールを塗装して接着。ようやく地上に立ちました。

最終仕上げ

基本塗装完了

ボディ、シャーシの基本塗装完了!主要パーツを組み立てて灯火類や小物を取り付ければ完成です。

アオシマ1/24トヨタ2000GT(後期型)

2022年1月完成

「ユーたち日本人なのにどうしてそう外車に乗りたがるのかね?・・・日本にもすばらしい車がたくさんあるじゃないか」

( ̄∇ ̄)

「その中でもミーの愛車、あれが日本のほこる最高の車ね!」

( ̄∇ ̄)

バーン‼︎

「・・・・・・!」「まぼろしの名車といわれるトヨタ2000GT」

(◎_◎;)

「ミーのマシンがついに完成したぜ〜!フッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホ!〜!」

( ̄∇ ̄)

製作記録

トヨタ2000GTというと、長年ハセガワのキットが決定版でしたが、突然、アオシマからニューキット発売の発表!しかも珍しい後期型!!(◎_◎;) 以前は前期型のナンバープレートだけを隼人ピーターソン仕様にして製作したことがありますが、今度こそ本物が作れるのです(^O^)。アオシマらしいゆるさも見られるものの、モデラーの気持ちを理解した新しい試みがされているなかなかの良キットです。

ここまで来たら007のオープンカー仕様も欲しいものですが、ハセガワさんかアオシマさんから発売してくれないものでしょうか(≧∇≦)

製作上の注意点

①パーツのはめ込みがスナップキット並にきつく、仮組みをする場合は要注意。

②ゲートが太いせいかランナーから切り出す時に細かいパーツが破損しやすい。

③フロントサスのアッパーアームが別パーツになっていて位置決めが難しい。

④インテリアのデカールが馴染みにくく割れやすい。

⑤好みの問題ですが、車高が高くて少しカッチョ悪い。(´・ω・`)

キットレビュー

外箱の完成写真。

このキットを手に入れて最初に引っかかったのがコレ。同社のMG-Bもそうでしたが、車高が妙に高い( ´△`)。数値的には正確なのかもしれませんが、ミニチュアカーとしての見栄えを考えるともう少し車高を下げてもよかったのでは?

ボディラインの比較。

上がアオシマの後期型。下がハセガワの前期型。ハセガワのほうがディティールがシャープですが、アオシマのほうがデフォルメが効いたボディラインで、私は個人的にはこちらのほうが好みです。

エンジンレスで最低限のパーツ構成なので、人によっては物足りないと感じるかもしれませんが、ハセガワのストラトスのように完成すると見えなくなるような部分が妙に凝っているキットよりこういうシンプルなキットの方が好きです。

https://kaerukobo999.com/2021/09/04/hasegawa-1-24-lancia-stratos/

メッキのウィンドーフレーム

ウィンドーフレームは別パーツ化されています。私が知る限りこのようなパーツ構成のキットは初めてです。

追記:後で知りましたが、これより先に発売されたタミヤのフェアレディ240Z -Gがすでにこの方式を採用していました。

タイヤとホイール

タイヤは海外製キットのようなナイロン製?で、ゴム製のものと比べるといささか質感に欠けます(´・ω・`)。ホイールはメッキを落として塗装する予定です。

ウィンカー、テールランプ

着色済みのプラで成形されていて塗装の手間が省けます。今までどうしてこういうキットがなかったのか改めて考えると少し不思議です。

ナンバープレート

プラ製(左)の他にアルミ製(右)のものが付属。プラ製に比べると非常に薄くフチにはリブが再現されています。ナンバープレートにこだわる人には嬉しいオマケです。

デカールとメタリックシール

メタリックシールは使用方法が書かれておらず何のために付属しているのかは謎(´・ω・`)。それよりエンブレムやメーターリング用のインレットシールを付けてもらいたかったです。

謎の不要パーツ

エアコンのように見えますが、説明書にはただ「不用パーツ」としか記されていません。こういうユルいところがいかにもアオシマらしいですね。(^O^)

シャーシの製作

フロントサスの組み立て

アッパーアームが別パーツになっていて取り付け位置も曖昧なので、アライメントが正確に出ているか注意して接着します。

足回りの仮組み

はめ込みがスナップキット並みにキツく分解時に何ヵ所かダボを折ってしまいました(´・ω・`)。ダボの受けを一回り広げてから仮組みをしたほうが安全です。

ボディの仮組み

ボディをのせてみましたが、やはり車高が高くモッサリした感じ。60年代車なのでこんなものかもしれませんが・・・。

アオシマ、ハセガワ、実車との比較

車高調整をしているのかもしれませんが、実車が一番j低く見えます。ハセガワは少しノーズが下がっています。アオシマはやはり腰高でタイヤハウスのスキマが広すぎるように見えます。

シャーシの塗装完了

サスを削れば車高を下げることができそうでしたが、今回はキットのままストレートに組み立てました。ハセガワのキットでは黒一色でしたが、アオシマのはフレーム部分を明灰白色で塗装と指示がありました。

ダッシュボード完成

インパネの木目はデカールで再現しますが、デカールが硬めでマークソフターを使っても馴染ませるのが難しく割れやすいので注意が必要です。

コクピット完成

シート後ろの木目の部分もデカールで再現しますが、シルバーのフチがうまく馴染みませんでした。この辺はインレットシールにしてもらいたかったところです。

ホイールのメッキ落とし

サンポールに漬けてホイールのメッキ落とし。メッキの下地にはクリアーが塗装されていたので、さらに薄め液に漬けて歯ブラシでゴシゴシ。

ホイールの塗装

クレオスのメッキシルバーNEXTで塗装。この塗料はメッキには見えませんが金属感を表現するにはピッタリです。ホイールのスポーク部分はエナメルのガンメタルで筆塗りします。

マフラーのメッキ落とし

マフラーもメッキを落としました。エキパイは真鍮パイプに置き換えようかと思ったのですが、1.8mm径のものがなかったので穴を深めに掘り直すだけにしました。

マフラーの塗装

CB750FではSHOW UPのリアルクロームライトを使いましたが、1/24では派手すぎる気がしたので、ガイアノーツのプレミアムミラークロームを使用しました。

ボディの製作

ウィンドーの仮組み

パーツの精度は高く、ゲート処理をきちんとすればピタリと収まります。

切り取り時の注意!

リアウィンドーは窓枠にはめこむためにゲートを少し残して切り取ります。私はうっかりして短く切ってしまいました。(*´∀`*)

ボディのパーティングライン消し

ボディのパーティングラインをサインペンでマーキング。金型が新しいせいか技術が進んだのか、パーティングラインは非常に薄く、クオリティを気にしないならこのまま塗装してもいいくらいです。

ボディの表面処理

240番のスポンヤスリでパーティングライン消し→捨てサフ→400番〜600番で表面処理。フロントノーズにヒケが出ていたので、この辺りを特に念入りに磨きました。

バックミラー

バックミラーはただ接着するだけの指定になっていますが、ランナーのゲートがダボがわりになりそうなので、フェンダーに1mm穴を開けて差し込み式に加工しました。しっかり固定したいなら真鍮線を埋め込んだ方がいいのですが今回はお手軽加工にしました。

ボディ塗装①

ボディ内側をセミグロスブラックで塗装。

ボディ塗装②

マスキングをして下地塗装。今回はサーフェイサーの代わりにフィニッシャーズのファンデーショングレーを使用。

ボディ塗装

1500番のスポンジヤスリで下地塗装を軽く研いでから、ファンデーションホワイトで塗装。

ボディ塗装

デカールを貼って光沢クリアでコーティング。2000番〜4000番のスポンジヤスリで塗装面を軽く研いでから、コンパウンドで磨き込み。最後にスミ入れをしました。

ウィンドーフレームの接着

完成したボディに「ハイグレード模型用セメダイン」でウィンドーフレームを接着。この接着剤は曇らないし多少はみ出しても軽くこすればかんたんに落ちるので、クリアーパーツやメッキパーツの接着に向いていますが、接着力が弱く乾燥に時間がかかるので、マスキングテープで固定して1日ほど放置します。

ウィンドーの接着

一晩おいて接着剤が乾いたのを確認したら、今度はウィンドーを接着。やはりマスキングテープで固定して1日ほど放置します。

ナンバープレートの作成

ナンバープレートメーカー

アオシマのHPを見ていたら「ナンバープレートメーカー」なるものを発見!WEB上で作成してプリントアウトすれば好きなナンバープレートが自由に作れるというものです。

ハイキューパーツのホワイトデカールにインクジェットでプリントしましたが・・・う〜〜む、文字がかすれているしデカールが薄くて透けています。ハイキューパーツのデカールはすぐに丸まってクシャクシャになるし、それほど質が良くないようです(´・_・`)

結局、今までどおりに、WAVEのNデカールで作成。

今回の失敗はおそらくプリンタとデカールの質によるものなので、デカールを変えてレーザープリンタでいつか改めてチャレンジします!

左がナンバープレートメーカーで、右がNデカールで作ったもの。クオリティの違いが一目瞭然です。

最終組み立て

ボディとシャーシをドッキング。シャーシを入りやすくするためにアンダーパネルが後ハメになっています。

マフラーもボディをはめてから接着します。

初見では車高が高すぎるように感じたのですが、見慣れてしまえばこんなものかなと思えるようになりました。別パーツ化された窓枠は精度が高くてなかなかよかったのですが、タイヤはやはりゴム製にしてもらいたかったです。

 

ハセガワ 1/24 ランチアストラトスHF ”ストラダーレ”

2021年10月完成

製作記録

製作上の注意点

①ボディとシャーシの組み合わせが非常にタイトでヘタにはめ込むと破損の恐れがある。

②ラジエーターグリル、カウルのキャッチピンなどがショボいので、できれば別売のエッチングパーツを手に入れた方がよい。

③非常に薄くて破損しやすい部分が多い。

キットレビュー

ストラトスは私が「死ぬまでに一度は乗ってみたい車」ベスト10に入りますが、大好きな車であるが故になかなか手が出せませんでした。タミヤと比べると明らかにワンランク落ちますが、フジミのやつよりはマシだろうと今回はハセガワのキットを選びました。

箱を開けるとエンジンレスのわりにやけにパーツが多いなあと思いましたが、実はラリーバージョンのランナーを流用しているために使用しないパーツが大量に入っていたのです。パーツ一覧の網掛けの部分が不用パーツです。

ラリーバージョンのホイールも付属しますが、タイヤサイズが違うため、そのまま使用することはできません。ランボルギーニミウラと同様タイヤはランナーつきですが、サイドウォールのモールドが再現されており、この点はミウラより改善されています。

シートやダッシュボードなどの内装もラリーバージョンのものが付属。選択の余地があるという意味ではサービスと言っていいのでしょうか?

なんと!クリアーパーツのランナーがグンニャリと曲がっています!パーツそのものは影響ないようですが、どういうわけでしょうか?こんなに酷いのは大昔の海外キット以来です・・・( ´△`)

ボディ下部の回り込みが非常にきついというデザイン上やむを得ないのでしょうが、説明書をよく読むと恐ろしいことが書かれています・・・(´・_・`)

シャーシ・コクピットの作製

エンジン周りやフレーム類はやたら細かくパーツ分割されているので、同色のパーツをあらかじめ組み立てておきます。

シャーシの塗装完了!・・・と思ったらやってしまいました(@_@)。マスキングテープをはがすときに指が引っかかって「パキッ」。このキットはやたらと肉厚が薄くて破損しやすい部分が多いので注意が必要です。

シャーシにエンジンパーツとフレームを接着。破損したシャーシパーツは瞬間接着剤で固めてなんとかリペアしました。

リアサス周りのパーツも細かく分割されているので、ある程度組み立ててから塗装をします。取り付け位置が曖昧なので、左右の角度がそろうようにバランスを見ながら注意して組み立てます。

ホイールはガイアカラーEX-ゴールドで塗装。メッキではない金塗装を再現するならこの色が一番です。発色をよくするために下地には黒を塗りました。

足回りの組み立て完了。フロントはいいのですが、リアの足回りは取り付け位置がはっきりないので、注意して組み上げます。さて。車軸がきれいに通っているかどうか・・・。(´・ω・`)

4輪がピタリと接地!この前のミウラでは失敗してホイールが浮いてしまいましたが、今回はうまくいきました(^O^)

コクピット完成!このキットではドアの内張りやダッシュボードはボディ側につくのでシャーシ側はこれだけです。シートは黒の下地を少し塗り残す感じでブルーを塗装して立体感を出してみました。説明書の指示にはありませんでしたが、せっかくなのでシートベルトのデカールもはってみました。

スペアタイヤはラリーバージョンのまま( ´△`)。完成すればどうせ見えなくなるので、塗装はけっこうテキトー。ボンネットが外せればがんばって作り込むのですが、このキットは完成後は見えなくなるパーツが多くてちょっとストレス。私は見えないところはどーでもいい派なので、いっそ板シャーシに軸を通しただけのキットでもいいのですが・・・。

メーターパネルの塗装はいつも悩まされますが、今回マスキングゾルを使った塗装を試しました。まず、メーターパネルの白銀を塗装。メーターのフチやボタンの部分を残すようにマスキングゾルを塗布して黒を吹きました。タッチアップなしでこの状態です。思ったよりうまくいきましたがいかがでしょうか?

ボディの表面処理

とりあえずボディの表面処理。パーティングラインの部分をサインペンでなぞってガイドにします。ボディもラリーバージョンの流用で、キャッチピンやジャッキポイントなど不必要なモールドがあちこちにあります。

フロントのルーバーは抜けが悪いところやバリがでているところがあるので、デザインナイフと細切りした400番の紙ヤスリ整理してシャッキリさせます。

ボディサイドの下部にジャッキポイントのでっかいモールドがありますが、ストリートモデルには不用なのできれいに削り落とします。

ボディのプレスラインにそってリアフェンダーに水平にモールドが入っていましたが、考証ミスのようなのでパテで埋めてツライチにしました。

スポイラーにはけっこう大きなヒケがあるので、waveの黒い接着剤でパテ埋め。リアスポイラーはモールドがぼんやりしているので、表面に0.3mmプラ板をはって段差表現をしました。

ラジエーターグリル下のバーは非常に細くボディの表面処理をしている時に折ってしまったので、0.3mmプラ板で補強。写真ではわかりにくいですが、サインペンで黒く塗った部分が元々のパーツで、その裏にプラ板をはりました。

インジェクションキットにしては表面がベタついている気がしたので、念のため中性洗剤で8時間ほど漬け洗い。

フロントとリアのオーバーハングの内張を接着してボディ内部を黒で塗装。リアの内張の断熱部分?はシルバーで塗り分け。やはりこのキット、見えないところが妙に凝っています。こんなところに凝るよりも、キャッチピンなどの小物をエッチングパーツにしてくれた方がありがたいのですが・・・

マスキングをしていよいよボディ塗装!

ボディ塗装

ストラトスのストリートモデルは赤が多いようですが、赤は少しあきたので今回はイエローにしました。この前使ったファンデーションホワイトの発色がよかったので、今回もフィニッシャーズのピュアイエローを使用。

イエローは隠蔽力が低く塗装が難しい色ですが、下地にサンディブラウンを使うと良いという情報を得たのでさっそくテスト。確かに透け防止になりムラも出にくいですが、いくら重ね塗りしても少し濁ったカラシ色になる(左)ので、やっぱり下地はホワイト(右)でいきます。

というわけで、いつものように下地にはクレオスのベースホワイトを吹き付け。この時点で細かいキズをチェックしながら600番のヤスリで表面を慣らしました。この作業中にラジエーターグリル下のバーがまたしてもポッキリ!( ´△`)。完成したらどうせほとんど見ない場所なので放置することにしました。

塗装の乾燥待ちの間にダッシュボードや外装の準備。ナンバープレートは「品川33 そ・750」。「あの人」のナンバーです。今回はフジミのナンバープレートデカールを使用。プレートを白で塗装して直接ナンバーをはっていきました。かなり前に購入したものですが特に問題なく使用できました。

フューエルキャップの塗装にはガンダムマーカーのEXメッキシルバーを使用。形状もラリーバージョンのままですが、メンドくさいので気がつかなかったフリをします(^^;)。

やはりイエローは難しい(´・ω・`)・・・。角のあたりが何となく薄く見えるので、集中的に色をのせ、なんとか均一に塗れました。

パネルラインに沿ってクレオスのウェザリングカラーマルチブラックでスミ入れをして、デカールをはってからクリア吹き。

充分乾燥させてからボディ表面をコンパウンドで磨き、ウィンドウ、ダッシュボード、ドアの内張などを接着。

いよいよ恐怖の瞬間!シャーシとボディの合体。説明書にもある通り組み合わせが非常にタイトなので実際にボディをのせるのは初めてです。

ボディ下部の回り込んだ部分を開いて前からシャーシを差し込み。メリメリとイヤな音がしましたが、なんとか成功!この作業でボディにヒビが入ったなどという話も聞きましたのでヒヤヒヤものでした。(^_^;)ただ、はめこみがキツくてシャーシがゆがんだのか、ホイールがきちんと接地しなくなりました。リヤカウルをカットして後付けしている人もいましたが、今度作る機会があればその方法を試してみます。

リアスポイラー、ルーバーなどを接着。黒が入るとグッとしまって見えます。透過類やミラーをつければいよいよ完成!

製作記録 モデラーズ 1/24 アクセサリーフィギュア

カーモデルのアクセサリーに女性フィギュアを製作。やはりこういう小物があると模型がグッと引き立ちます。タミヤからもインジェクションキットが発売されていますが、モデラーズのレジンキットが手に入ったので、今回はこれを製作します。

「アクセサリーフィギュア②」

コンパニオンガールと革ジャンのおねーさんの2体セット。今回は革ジャンのおねーさんを作ります。

こちらも2体セットのはずですが、中古を単品で購入。金髪モデル風のおねーさん。

作業中の持ち手兼、ベースに固定するための1mm真鍮線を軸打ち。金髪おねーさんは足が細くてギリギリでしたがなんとかおさまりました。

捨てサフを吹いてパーティングラインやバリの修正。磨きすぎるとせっかくの繊細なモールドが消えてしまうのでほどほどに。

表面処理が完了して塗装準備として下地にベースホワイトを吹き付け。

基本塗装完了。肌とストッキングはエアブラシで塗装。髪と服はエナメル塗料で筆塗り。ここからシャドー入れとドライブラシで質感と立体感を出していきます。

ドライブラシで髪やジャケットの質感を出してみました。サングラスをかけているので顔の処理は簡単です。スカートとビスチェは光沢仕上げにしようかな?

こちらもドライブラシで革ジャンとジーパンの質感を出しました。顔のペイントがイマイチですがキリがなくなってきたのでこのへんで諦めます。もっともっと精進せねば・・・(´・_・`)

一応完成しましたが、どうもイマイチ・・・(´・ω・`)

それなりに仕上がりましたがイマイチ気に入らないので、思い切ってドボンしてやり直し。下地にガイアカラーのノーツフレッシュを吹いて、ストッキング部にスモークグレーを吹きました。

続く・・・(^O^)

製作記録 ハセガワ 1/24 トヨタ2000GTスーパーディテール

●クリックすると画像を拡大できます。

キットレビュー

依頼品としてハセガワの1/24トヨタ2000GTスーパーディティールの作製を開始。

エンジンレスの通常キットにエンジンパーツ等が追加されたスペシャルキット。発売直後に通常キットを作製したことがあるので、今回は2台目の作製になります。

エンジン本体はメタル製、エンジルームはレジン製、ワイパーなどはエッチングパーツで再現されます。昔、グンゼが発売していたハイテックモデルに近い構成です。

専用の組み立て説明書はなく、ベーシックキットのものに説明書を追加する形式。あっちを見たりこっちを見たりとしなければならず、いささか不親切。(T_T)

組み立て

説明書ではシャーシを組み込んでからフロントアンダーパネルを接着すると指示されていますが、接着線の処理をするために先に組み立てます。取り付けダボも何もなく強度的に心配なので0.3mmプラ板を裏打ちして瞬着で固めました。

とりあえず仮組み。そのデザインからジャガーEタイプやフェラーリデイトナと同程度のサイズだと思い込んでいましたが、模型を作ってみて非常にコンパクトであることを知ってびっくりしました。

ロータスヨーロッパとの比較。ロータスの全幅が1635mmに対して2000GTは1600mm。それなのに重量はロータスの730kgに対して1,120kgもあります。いや、そもそもロータスが異常に軽いのですが・・・。

「ユーたち日本人なのにどうしてそう外車に乗りたがるのかね?・・・日本にもすばらしい車がたくさんあるじゃないか」

リアのオーバーハングが出ているため全長こそ長いものの、ホイールベースはロータスの方が若干長いです。

「フッホッホッホ!見せてやるぜ!ユーとミーのテクニックの差をな!」

エンジンルームはレジンキットで再現。若干歪みがあったので、離型剤落としをかねて、中性洗剤で10分ほど煮沸して修正。仮組みをしてシャーシやボディに干渉する部分を少しずつ削ってすり合わせ。

ボンネットのヒンジはエッチング+メタル+洋白線で再現。開閉はスムーズですが、ボンネットを閉めるとボディの中に沈み込んでしまうのでストッパーを作ってやる必要がありそうです。

主要パーツの仮組み完了!パーツの干渉や歪みがないかチェックしましたが、特に問題ないようです。

エンジンはメタルパーツで再現。製法上、パーツの取り付け穴の浅いところがあるので、ピンバイスで彫り直し、真鍮ブラシで表面を磨きます。

カムカバー上のエンブレムはエッチングで再現。磨いたメタルパーツに接着してプライマーを吹きました。

モデラーズのプラグコードをディストリビューターに接続。最初は穴を空けて差し込もうと思いましたが、基部が細すぎて無理だったので、一回り太いビニールチューブを間にはさんで接続。非常に細かい作業で目が疲れました。(´-ω-`)

タイヤはこの前のミウラと違ってちゃんとサイドウォールにモールドがある標準的なもの。ホイールとブレーキディスクはメッキされていますが、イマイチ実感がなくておもちゃっぽい。・・・(´・ω・`)というわけで、サンポールに浸けてメッキ落としをします。

塗装

ボディに捨てサフを吹いて600番のヤスリで表面処理。透け防止に内側からメカサフを塗り、下地としてベースホワイトを塗装。

フィニッシャーズのファンデーションホワイトを塗装。なかなか良い塗料できれいなツヤが出ましたが、写真で見るとほとんど変化がわからない・・・。( ´△`)

ウェザリングカラーのマルチブラックでスミ入れ。以前は最終仕上げでスミ入れをしていましたが、クリアーをかけるうちにだんだんモールドが埋まってしまうので、最近はこの段階でスミ入れをしています。はみ出した塗料はメラニンスポンジで拭き取ります。

エンブレムはエッチングパーツに塗装する方式とインレットシールにデカールをはる方式が選べますが、今回はデカールを使用しました。

ボディのクリア塗装が乾くのを待つ間にシャーシやエンジンの塗装を始めます。

エアブラシでガイアのexシルバーを全体に吹いてから、黒部分をエナメルのガンメタルで筆塗り。タイヤは結構バリが残っていたの、で400番のヤスリで軽くサンディングしてモデリングワックスで磨きました。

シャーシの塗装完了。パーツ数も塗り分けも少なく、あっという間に完成しました。

ダッシュボード完成!

メーターと木目部分はデカールで再現。ダッシュボードには細かいモールドが入っているので、マークソフターを使って強引に馴染ませました。

コクピット完成!

エンジンの塗装完了!ほとんど金属のカタマリなので、非常に重量感があります。

完成したシャーシにエンジンを積んでみましたが、オールメタルなので、ものすごいフロントヘビーになりました。

窓枠などメッキにはハセガワのミラーフィニッシュをはりこみ。細かくチマチマした作業で半日近くかかってしまいました。( ´△`)

キットに付属しているナンバープレートは「TOYOTA2000GT」ですが、依頼者様の希望で特注のものをWaveのNデカールで作製。

ワイパーはエッチングパーツを曲げて作製。非常に精密で、慎重に扱わないと簡単に歪んでしまいます。

ウィンドウ、ヘッドライト等の接着完了!ボディとシャーシを合体させればいよいよ完成です!(`・∀・´)

完成!(^O^)

オマケ

今回の製作でネットで資料を探していたら、1/24の後期型キットを発見!いつかハセガワから発売されるだろうとずっと待っていましたが、なんと、アオシマから発売!迷わずポチってしまいました!(≧∇≦)

「やっと、ミーのマシンを製作することができるぜ〜!フッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホ!〜!」( ̄∇ ̄)

製作記録 タミヤ 1/24 ロータスヨーロッパスペシャル

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タミヤの1/24ロータスヨーロッパ。オプションホイールやエッチングパーツ等が追加されたリニューアルバージョン。大昔にクラウンのキットを作ったきりで、きちんとしたスケールモデルを作るのは初めてです。

ボディが低いと言われていますが、なるほどぺったんこです。

エッチング製のメッシュやブレーキディスク、金属製のエアファンネルがついています。

ホイールはノーマルとRSワタナベの2セットが付属。今回はRSワタナベのホイールを使用する予定。

パーツ数はそれほど多くないにもかかわらず、エンジンや特徴的なY字バックボーンフレームまで再現。さすがタミヤ!\( ˆoˆ )/

完成後もこの状態でディスプレイできるようフレームを脱着式に改修しました。

ハイキューパーツのネオジム磁石をプラパイプに埋め込んでフレームとシャーシに接着。エンジン周りの補器類が干渉しそうなので、どうやってクリアするか検討しながら作業を進めます。

成型が難しいためか、フロントとサイドのアンダーカウル、リアウィンドウ下が別パーツになっています。リアウィンドウ付近には給油口がありますが、接着線を消す邪魔になるので、一旦くりぬいて塗装後に自作パーツを組み込みます。

主要パーツの仮組み完了。ボディはペッタンコなのに、案外、車高が高いところが60年代の車らしいです。

穴あきのネオジム磁石とゼムクリップから切り出した鉄線を組み合わせて接続ジョイントを作り、フレームを脱着するときにキャブレターを外せるようにしました。

フレームとエンジン周りが完成!マフラーの焼けや汚れをウェザリングカラーで表現しました。金属製のエアファンネルが実にいい感じです。モデラーズのプラグコードを追加しましたが、キャブの脱着時に干渉するのでディストリビューターにはつながず、キャブの間から下にたらしてあるだけです。

シートベルトは付属のシールとエッチングパーツで再現。エンチングパーツの金具が非常に小さくて目が疲れました。(~_~;)

ボディの表面処理終了!塗膜の厚みのクリアランスを確保するためにエンジンフードの周囲を一皮剥いておきました。

ボディ塗装開始!白に赤ストライプも捨てがたかったのですが、そうなるとウィンカーやらミラーやら改造箇所が増えるので、今回は一般的なブラックにしました。

Y字バックボーンフレームのおかげでエンジンが低く積まれ、ボディの下からミッションが飛び出しているのがわかります。この低重心が安定したコーナリンング性能に貢献しています。

フロントスタビライザーは地上高わずか12センチの位置ににあり、ちょっとしたことで地面に接触して破損することが多いそうです。

「ガッ!」「しまった!スタビライザーを打ったか?」Σ(‘◉⌓◉’)

完成したシャーシにボディを乗せて雰囲気をチェック。ボディ下部とホイールはタミヤのLP-38フラットアルミで塗装。グレーに近いシルバーでなかなか渋い色です。

インレットシールとデカールを貼り付け。「LOTUS」のロゴが実にカッチョいい!\( ˆoˆ )/。窓枠は例によってハセガワのミラーフィニッシュを貼り込み。

光沢クリアと研ぎ出しを何度か繰り返してだいぶツヤが出てきました。

キットにはイギリス仕様のナンバープレートしかないので、プラ板を切り出してNデカールで「あの人」のナンバープレートを作製。

クリアをかけるときに表面にホコリがついてしまったので修正せねば・・・(´・ω・`)

コンパウントの粗目→細目→仕上げ目と磨き込み、ヘッドライト、バンパーなどの小物パーツを接着。

ラジエータグリル、エンジンフードのメッシュ部分はエッチングで再現。実にいい雰囲気です!

試行錯誤の結果、小物パーツの接着にはエポキシ接着剤を使用しています。接着力が強く、エナメルうすめ液で溶かすことができるからです。この写真もミラーの接着時にドアに接着剤が付いてしましましたが、うすめ液につけた綿棒で気長にこすれば、塗装面を傷つけずに接着剤を落とすことができます。(^∇^)

完成!

ビートル同様、洋白線を曲げて作ったステーでエンジンフードを支えています。