イタレリ 1/24 トヨタ BJ44 ランドクルーザー

2025年製作予定

かえる工房はもともとこの手の車にあまり興味がなかったのですが、ランドクルーザーの製作依頼を何件もいただいて、いろいろ研究するうちにだんだん好きになってきました。現代の車と違ってシンプルで荒々しいところが魅力的ですが、パワステもエアコンもなく実際に乗ってみたらすぐに逃げ出すことになりそうです・・・😆😆😆ランドクルーザーはバリエーションがたくさんあって区別がややこしいのですが、形式番号「BJ44」というのは2B型 3,168cc 直列4気筒ディーゼルエンジンを積んだミドルホイールベースの40系ということになるのでしょうか?

何年か前にプラッツから再販されましたが、これはさらに古いイタレリの中古品をネットで格安で購入。デカールが死にかかっていましたが、メーター以外は使う予定はないので特に問題ないでしょう。イタレリのカーモデルは初めてですが、シンプルで無難な作りをするメーカーなので、割と信頼しています。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

ボディ&シャーシ

組み立て

塗装

最終組み立て

No.109 1/43 レンジローバーイヴォーク

2025年製作予定

次の依頼品はランドローバーのレンジローバーイヴォーク2代目(L551)。ブルーグレーのボディをメタリックダークブルーにリペイントします。

ランドローバーのディーラーが顧客サービスに配っているもののようで、外箱もないためメーカー不明ですが、おそらくイクソ製ではないかと思います。

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製作記録

パーツ分解

パーツ分解

塗装剥離

塗装

最終組み立て

ハセガワ 1/24 トヨタセリカ1600GT “カスタムバージョン”

2025年製作予定

次の作品は「トヨタセリカ1600GT」。

正直言ってハセガワのカー&オートバイキットはあまり好きではないのですが、1970年代男にとって刺さるラインナップが揃っていてつい手を出してしまいました。😅😅😅ノーマルのセリカはピンとこないので「カスタムバージョン」を選びました。

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製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

組み立て

塗装

No.107 アオシマ 1/24 トヨタ LN107 ハイラックス

2025年製作予定

次のご依頼品はトヨタハイラックス。元々「働く車」として開発されたピックアップトラックも80年代に入ると趣味的な車として受け入れられるようになりました。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティが欲しがっていた車はは4代目のハイラックスでしたが、ご依頼品はその次の5代目100系のハイラックスです。

昔のアオシマは「合体シリーズ」や「スーパーカーシリーズ」など子供向けのオモチャキットを作るメーカーのイメージでしたが、90年代のころからカーモデルに力を入れはじめました。かえる工房的には最新作の「トヨタ2000GT」や「ホンダ ドリームCB750FOUR」を見ると、タミヤに次ぐ業界2位のクオリティであると感じています。少し古めのキットは問題の多いものもありますが、さてこれはどうでしょうか?

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製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は160点程度ですが、いつものアオシマらしく不要パーツや選択パーツが大量に入っています。新しめのキットのようで、ランナー状態で見る限りキレイな成形で問題はなさそうに見えます。

組み立て

塗装

No.106 ノレブ 1/43 アウディA5 アバント

2025年11月製作開始

次の依頼品はアウディA5。この製品は3代目のB10系になります。A5はA4の派生型なのでデザインもよく似ています。

メーカーはノレブのようですが、ディーラーのノベルティグッズのようで、この製品についての情報がほとんどありませんでした。

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製作記録

パーツ分解

パーツ分解①

シャーシ前方はビスが剥き出しで簡単に外せましたが、リアはビスがハウス内に隠されていて、見つけるのにかなり時間がかかりました。

パーツ分解②

ボディの小物パーツを分解。接着剤が多用されているので、IPAで接着剤を少しずつ溶かして分解しました。

塗装剥離

塗装剥離①

分解時に30分ほどIPAにつけたので、塗料が柔らかくなっていますが、改めてナトコ スケルトンM-201を塗り付け。

塗装剥離②

オリジナル塗料がスッキリ落ちて金属の地肌が出ました。

サイドミラー補修

分解時にミラーのステーがちぎれて短くなったので、0.3mm真鍮線を埋め込んで補修。

塗装

塗装テスト

暗めのメタリックレッドをご希望なので、ブラックの下地にガイアカラーのプライマリーメタリックレッドを重ね塗りしました。

下地塗装

足つけにマルチプライマーを吹いてから、ブラックで下地塗装をします。

最終組み立て

No.105 ブラーゴ 1/18 フェラーリ 296GTB アセットフィオラノ

2025年11月製作開始

次のご依頼品はフェラーリ296GTB!車名の「296」はフェラーリ伝統の命名法で「2992㏄V6エンジン」を表します。フェラーリでは珍しいV6エンジンではディーノ246が有名ですが、この296GTBはターボチャージャー+電気モーターで最高出力830PSとスペックが全く違います。「アセットフィオラノ」とは空力パーツや足回りがアップグレードされてサーキット走行に特化されたスペシャルバージョンで、雑にいうとスカイラインの「GT-R」のようなものでしょうか?

ブラーゴの製品は大人向けのミニカーと子供向けのオモチャの中間的な感じなのが特徴で価格もリーズナブルです。ミニチャンプスやオートアートなどの高級ミニカーに比べると精密さには欠けますが、全体的なスタイルはなかなかカッコよく、構造がシンプルなので、改造やリペイントの素材にはうってつけです。

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製作記録

パーツ分解

パーツ分解①

Fフェンダー、ボディ以外のパーツは樹脂製。ドアとフロントボンネットを分解するのはあきらめました。

ボンネットヒンジ

フロントボンネットのヒンジは金属パーツでハメ殺しになっています。壊れにくいのはいいのですが、このままでリペイントするのはかなり面倒です。分解することを前提に作られた製品ではないのでやむを得ませんが・・・。

ドアヒンジ

ドアのヒンジは金属パーツでカシメられています。ここを削ればドアの分解もできそうですが、かなり強い板バネ使われていて、塗装後に接着しても強度が足りないだろうと判断して分解は諦めました。

パーツ分解②

コクピットパーツ分解完了。シルバー部分は塗装されていますが、ほとんどがブラックの成形色のままです。シートベルトもついていますが、内装と同色なので注意してみないとよく分かりませんでした。

パーツ分解③

今回はホイールやブレーキの塗装も行うため、足回りも分解。すべてハメコミ式ですが、フロントのブレーキディスクだけはどうしても外れなかったのでダボを削って分解しました。

塗装剥離

塗装剥離①

いつものようにナトコ スケルトンM-201を使用。ドアとボンネットが分解できなかったためヒンジ部分の剥離に少し手間がかかりました。

塗装剥離②

金属パーツの塗装剥離完了。赤部分は樹脂パーツで剥離剤が使えないので、このまま塗装します。、

ハメコミ調整

接着剤を(あまり)使わないで強度を確保するためかはめ込みがキツい部分調整。特にヘッドライトとサイドミラーははめ込みが難しいので、思い切ってパーツをカットしました。

仮組み

模型用塗料はミニカー用塗料ほどの強度がないので、最終組み立てでスムーズにパーツがハマるようにダボを調整しました。

塗装

最終組み立て

No.104 Cararama 1/24 BMW Z4 クーペ(リペイント)

2025年10月製作開始

以前製作した「No.72 BMW Z4 クーペ(改造リペイント)」を見たお客様から同じミニカーのご依頼が入りました。今回は改造なしで、内装とボディのリペイントのみ行います。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

パーツ分解・塗装剥離

パーツ分解

ほとんどのパーツがネジ止めと樹脂パーツのダボの焼き潰しで、接着剤が使われていないため、比較的簡単に分解できました、フロントウィンドウのみ金属パーツのカシメで固定されていて少し手間がかかりました。

塗装剥離①

いつものようにナトコスケルトンで塗装剥離。溶剤をつけると見る見るうちにに塗料がムクムクと浮いてきます、

塗装剥離②

溶剤を水で流して塗装剥離完了。スッキリキレイに地肌がでました。

表面処理

塗料の厚塗りで誤魔化していますが、塗装剥離をするとバリや段差の残っている部分がはっきりします。目立つ部分に黒い接着剤でパテ盛りして段差を消します。

下地塗装

プライマーサーフェイサーで下地塗装。400番〜600番のヤスリで荒れた部分を中心に表面を整えます。

ボディ塗装

ボディ塗装①

一口に「ホワイト」といってもメーカーや種類によって色合いが微妙に違います。依頼者様からいただいた参考写真にいちばんイメージが近いので、今回はクレオスのクールホワイトを使用します。

ボディ塗装②

クリアーコートなしのご依頼なので、この段階でしっかりツヤが出るように薄めに希釈した塗料で重ね塗り→乾燥を何回も繰り返します。

エンジンルーム

ボディをマスキングしてエンジンルームの前部分をセミグロスブラックで塗装。

内装塗装

基本塗装

マルチプライマーで下地処理をして黒部分と赤部分を塗装。全体をクレオスのジャーマングレーで塗装してマスキング。赤部分はタミヤのTS85ブライトマイカレッドで塗装しました。

細部塗装

さらにマスキングをして銀部分をチタンシルバーで塗装。普通のシルバーよりもグッと高級感が出ます。細部はエナメル塗料のセミグロスブラックを筆塗りしました。

ダッシュボード

こちらもジャーマングレー、ブライトマイカレッド、チタンシルバーで塗り分け。メーターとハンドル中央のエンブレムは社外品のデカールを使用しました。

最終組み立て

No.103 DAK43 1/43 FJ45 proto 6X6 1985

2025年10月完成

久々に1/43レジンキット、ランドクルーザーの製作依頼です。今回は六輪駆動車で、「FJ45」という形式番号からするとF型の6気筒ガソリンエンジンを積んだ40系のロングボディーということでいいのでしょうか?今回は本当に資料が少ないので、かなり想像で補うことになりました。

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

「DAK43」というのがメーカー名のようですが、ネットで検索しても全くヒットしませんでした。キットの感じとしてはやはりフランス製のようですが、以前製作した40系と比べても明らかにクオリティが低くアマチュア製品ではないかと思います。タイヤもホイールと一体成形のレジン製で、カーモデルというよりAFVに近い感じです。

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ数は約40点。まるで粘土細工のようなガタガタの部分があり、成形がいいとか悪いとかというレベルではありません。きちんと仕上げればそれなりに見られるようになるでしょうか?

組み立て説明書

組み立て説明書、・・・というか実車写真のコピーです。・・・まあ、何もないよりずっとマシですが・・・😅😅😅

用途不明パーツ

テールランプのようなものが付いているので車体後部パーツのようですが、組み立て説明がないためよく分かりません。資料を探しても後部の構造が分かる写真がありませんでした。

ウィンドウ

ウィンドウはバキュームフォームパーツが付属。ガレージキットでは一般的な構成ですが、素人が作ったのか不良チェックがいい加減なのか、左右のウィンドウにはくっきりとシワが入っています。

組み立て

シャーシ

六輪駆動車なのでミッションが三つあります。これまた説明も資料もないので「こんな感じかな?」と想像で組み立てました。

後部パーツ

依頼者様と相談の上で後部パーツはこのように接着しました。上に三角の穴が開くのは変な感じがしますが、スペアタイヤをつけるので目立たなくなります。

スペアタイヤ

車体後部にはスペアタイヤをつけますが、取り付けダボも何もないので、プラパイプを接着して取り付け部を新造し、タイヤ側に真鍮線で軸打ちをしました。

表面処理

気泡だけでなくとにかく表面がガタガタなので、捨てサフと黒い接着剤を使って表面処理。キャビン部は車の顔のようなものなので、特に念入りに修正します。

ヘッドライト

ヘッドライトはモールドがぐちゃぐちゃでレンズパーツも付いていないので、4mmドリルでキレイにくりぬいてWAVEのHアイズを埋め込みます。

補助灯

補助灯はクシを刺したおはぎみたいな造形なのでジャンクパーツから新造。キットのパーツをキレイに整えるよりこちらの方がずっと楽です。

ウィンドウ新造

ウィンドウパーツはゴミ箱にポイして透明プラ板から新造しました。直面ガラスなので、サイズを測って0.3mm透明プラ板を切り抜きました。

エキゾーストパイプ

キットにはなぜかエキパイが付属していないので、2mmアルミ線を曲げて新造。形状は以前作った40系のものを参考に、マフラーカッターはタミヤ1/24フェアレディZGのものを流用。

塗装

ボディ塗装①

通常のホワイトではハデすぎるので、ホワイトFS17875を使用します。クリーム色に近いホワイトで、トラックや古い車のホワイトにぴったりです。

ボディ塗装②

内装やシャーシをセミグロスブラックで塗装してからマスキング塗装。狙い通りおちついたシブい感じになりました。

デカール貼り

デカールのニスが全部繋がっているので、マークに沿ってキチンと切り取る必要があります。実写写真を参考に貼り付けましたが、車体上面ははっきり見える写真がないので、けっこう想像が入っています。

ホイール組み立て

かなり精度が低いキットなので、そのままではタイヤがキチンと接地しません。そこで取り付けダボを大きめに空けて、硬化に時間がかかるエポキシ接着剤を使用。接着剤が硬化する間に車体の歪みを調整します。

エキパイ組み立て

以前作った40系を参考にエキパイを新造。エンジン部から左タイヤハウスを通してリアから出しました、

最終組み立て

ボディ組み立て

完成したシャーシにボディと荷台を載せて傾きをチェック。テキトーに接着すると歪んでしまうので、位置をしっかり確認します。

No.101 POP RACE 1/64 アストンマーチンDBX707

2025年10月完成

次のご依頼品は1/64アストンマーチンDBX707。オリジナルのブルー塗装を剥離して、ボディをシルバーにリペイントしました。

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製作記録

POP RACEは香港のミニカーブランドのようですが、HPの見本写真と実際の製品とではえらくクオリティの差があるような😅😅😅・・・。ミニカーは1/43か1/18スケールが主流ですが、今回のご依頼品は1/64で、トミカなどに近い小スケールで細部の処理に一工夫が必要です。

分解・塗装剥離

パーツ分解

いつものように温熱法で接着剤を溶かして分解しましたが、リアウィンドウとフロントグリルがなかなか外れないのでIPAにドボンしました。

塗装剥離①

一般にミニカーの塗料は強力なもの(おそらくウレタン系?)を使っていて剥離に苦労するのですが、これはIPAでかなり溶けました。しかし、IPAだけでは時間がかかるので、やはりいつものナトコスケルトンを使います。

塗装剥離②

やはりナトコスケルトンは超強力で、すっきり塗装剥離できました。細部パーツも大きな破損は出さずに済みました。

補修

リアウィンドウ

IPAに浸けて接着剤を溶かした時にリアウィンドウの塗装も落ちてしまったので、フチをブラックで塗り直しました。

ドアミラー

ドアミラーは軟質素材ですが、分解時に取り付けダボの部分がちぎれてしまったので、ステーをカットして0.8mm真鍮線で新造しました。

塗装

下地塗装

マルチプライマーを吹いてから、ガイアカラーのEXブラックで下地塗装。

マスキング

ルーフやボディ下部は下地塗装のブラックをそのまま生かすので、マスキングします。

本塗装

ガイアカラーのEXシルバーでボディ塗装。マスキングもキレイにできました。

サイドのライン

フェンダー後ろのラインは細すぎて塗装が難しいので、黒デカールの細切りを貼って再現しました。

研ぎ出し

クリアーコートをしてじゅうぶん乾燥させてから、1000番〜3000番のヤスリで研ぎ出し。コンパウンドで磨いてツヤ出しをします。

エンブレム

塗装剥離時に溶けたエンブレムはZoomOnのメタルインレットマークで復元。1/24・1/43・1/64スケールに対応とのことで、一番小さいものを使います。

ホイール

ホイールは黒一色だったので、実車通りにシルバーのラインを追加。

最終組み立て

最終組み立て

ルーフレールにミラーフィニッシュを張り込み。ホイールを組み込み、シャーシの裏からネジ止め。最後にドアミラーを接着して完成!

No.95 TRAJECTOIRE 1/43 フェラーリ512F

2025年7月製作開始

次のご依頼品は1/43のレジンキット、フェラーリ製プロトタイプレーシングカーの512Fです。1970年にフェラーリ512 Sは70年のル・マンやデイトナに出場しましたが、ライバルのポルシェ917にはかなわず、翌年には改良型の512Mを発表しました。この512Mがスイスのプライベートチーム、スクーデリア・フィリピネッティの手で独自にモディファイされたのがこの512Fだということです。512Sは知っていましたが、512Fの存在は今回のご依頼を受けるまで全く知りませんでした。

TRAJECTOIREはフランスのガレージキットメーカーのようです。フランス製キットはマニアックな車種を発売していて魅力的なのですが、クセが強くてタメオのキットなどと比べると10倍くらい大変なものが多くて悪い予感がします・・・😅😅😅

写真は自由にDLしていただいて結構ですが、二次使用目的の場合は必ず事前に連絡をお願いします。

製作記録

キットレビュー

パーツ一覧

パーツ構成は1/43ガレージキットとしては一般的なものですが、嫌な予感がするのは着色済みのボディとデカール。ライトユーザーに向けた仕様ですが、以前ランドクルーザーで酷い目にあった記憶が・・・。

デカール

無塗装でデカールを貼ればボディが完成するという仕様ですが、完成写真を見る限りスケスケの低品質のデカールのようです。

バックミラー

説明書ではルーフ上のミラーのみなのに、サイドミラーも付属しています。実車写真を見るとサイドミラーが付いていますが、ステーの長さがだいぶ短いです。まあ海外製ガレージキットではよくあることですが。

仮組み

塗装剥離①

IPAにボディを1週間ほどつけ置きして塗料が浮いてきたので、歯ブラシで磨いて塗装剥離。

塗装剥離②

IPAでほとんどの塗料は剥がせましたが、モールドや奥まった部分に残った塗料は精密ヤスリやニードルで掘り直す必要がありそうです。

下地処理

おおむね表面処理ができたので、捨てサフを吹いて、表面の荒れた部分をチェック。ボディ下面に気泡があったので黒い接着剤で埋めました。

ディスプレイベース

エンジン下部にナットを埋め込み、3mmビスでベースに固定できるように加工。回転防止のためコクピット前に2mm真鍮線を差し込むようになっています。

リア周り

シャーシ、コクピット、エンジンは一体成形されていますが、エキゾースト、リアサス、アップライトなどは別パーツ化されています。説明書がいい加減でどう組むかかなり悩みました。

ボディ表面処理

モールドの甘い部分を掘り直し。リアのエアインテーク?は取り付け位置がはっきりしないのでプラ板を貼ってダボを作りました。

塗装

下地塗装

下地塗装にガイアカラーのサーフェイサーエヴォ パステルピンクを使用。

本塗装

古いフェラーリは明るい赤のイメージなので、クレオスのスーパーイタリアンレッドで塗装しました。

デカール

完成写真を見てイヤな予感がしましたが、やはり質が悪くて、ホワイトが透けて薄いピンクになります。( ´△`)

マスキング

結局ホワイトのラインは塗装で再現することにしました。デカールをコピーしたものをガイドにしてマスキング。スキマから塗料が入り込まないようにマスキングゾルで固めます。

基本塗装完了

ホワイト部分を塗装しましたが、概ねうまく行きました。はみ出し部分を修正して、次はデカール貼りです。

デカール貼り①

細かい文字まで塗装というわけにはいかないのでとりあえずデカールを貼ってみましたが、やはり見事に透けてしまいます。

デカール貼り②

というわけでデカールをハイキューパーツのホワイトデカールにコピーして2枚重ねにすることにしました。

デカール貼り③

ゼッケン部はデカールを3枚重ねにしましたが、それでも若干透けてみえるので、ここからは塗装で修正します。今までいろいろなキットを組みましたが、ここまで質の低いデカールは初めてです。

デカール貼り④

主なデカールの修正が完了したので、細かいスポンサーデカールをはって完成。

クリアーコート

フィニッシャーズのオートクリアーでコーティング。クリアーが十分乾燥したら、やすりでスポンジヤスリで研ぎ出しをします。

ヘッドライト

概ね研ぎ出しができたところで、ヘッドライトの製作。ライトパーツを接着してから、バキュームパーツを切り抜いた透明カバーを接着。

シャーシ①

コクピットはフラットブラック、シャーシ全体はスーパージュラルミンで塗装。

シャーシ②

エンジン周りをエナメルレッドブラウンでウォッシング。シートベルト、アップライト、エキパイなどを塗装。シートベルトにはデカールを貼りました。

最終組み立て