PROFIX AIR-SYSTEMS エアブラシ用エアータンク T-25

2025年7月購入

エアテックスのコンプレッサーAPC-001R2を3年にわたって使い続けてきて、概ね満足していましたが、最近、エアブラシから出る空気量の微妙な変化が気になってきました。これは故障というわけではなく、コンプレッサーのもともとの性質のようです。そこで、いろいろ調べた結果、外付けのエアータンクを組み合わせてみることにしました。タンクを介したエアを使用するためコンプレッサーの脈動の影響を受けずに安定した塗装ができるというわけです。

安定したエアーの供給

コンプレッサーの脈動がなくなり、明らかにエアーが安定しました。気にならない人には不要ですが、かえる工房的にはかなりアタリでした。特に細かく繊細な塗装をする時に効果を発揮します。

②コンプレッサーの保護

タンク内にエアを溜めて作業をするのでコンプレッサーの自動ON・OFFスイッチの切り替え回数が少なくなり負担が減るというわけです。この自動スイッチが故障しやすいという声もよく聞きますが、幸いかえる工房はまだ経験がありません。

水抜き効果

かえる工房では半屋外で塗装作業をするので、湿気対策が大問題です。コンプレッサー本体の他にエアブラシのグリップにも水抜きをつけて、必ず作業前に水抜きをしているのですが、その時に溜まっている水の量が明らかに少なくなりました。逆にタンク内に水が溜まってサビる可能性があるので要注意です。

④その他

特殊な使用法として電源のない場所で作業したい場合、コンプレッサーを外してエアータンクのみで作業ができる、ということもあります。

コンプレッサーAPC-001R2より一回り大きいサイズですが、中身は空気だけなのでかなり軽量です。

サイズ:255✕140✕197mm 重量:約1545g           タンク容量:2.5L 最高使用圧力:1.0MPa 動作設定圧力:0.7MPa   価格:¥8,250

下のノズルからコンプレッサーの空気を取り込み、上のノズルからエアブラシに空気を送り込みます。空状態から満タンに充填するまでは1分30秒ほどとコンプレッサー直付けに比べると少し時間がかかります。

コンプレッサーとエアブラシは全開状態にしておき、タンクのレギュレーターで圧力を調整します。下の圧力計は過剰供給になっていないかを確認するためのものですが、最高使用圧力が1.0MPaもあるので一般的な模型用コンプレッサーを使用する分にはあまり気にする必要はないでしょう。

タンクの下にドレンボルトがあります。作業が終了するたびにここからエアを抜かないと水がたまってサビの原因になります。出荷状態では非常に硬くてプライヤーを使いましたが、その後は指で普通に開け閉めができます。

コンプレッサーと接続するとこんな感じになります。欠点としては置き場所を取ることです。最初から2段重ねでセットになっているものもあるので、次に買い替える時にはそっちのタイプを選んだ方がよさそうです。

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